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hamlife.jp (2024/11/24 4:05:27)
現在データベースには 6117 件のデータが登録されています。
日本における、2024年9月2日時点の「アマチュア無線局のコールサイン発給状況」をまとめた。9月に入って、3エリア(近畿管内)の近畿総合通信局、4エリア(中国管内)の中国総合通信局、5エリア(四国管内)の四国総合通信局、7エリア(東北管内)の東北総合通信局のそれぞれから更新発表があった。
各総合通信局および沖縄総合通信事務所が公表している、コールサインの発給状況は下表の通り。
ところでアマチュア局のプリフィックスの割当ての順番に触れておこう。まず1エリア(関東管内)を例に取ってみると、最初はJA1 → JH1 → JR1 → JE1 → JF1 → JG1 → JI1 → JJ1 → JK1 → JL1 → JM1 → JN1 → JO1 → JP1 → JQ1 → JS1と一度目の発給が行われた。
その後JE1からプリフィックスのアルファベット順での空きコールサインの再割り当てが行われ、JE1 → JF1 → JG1 → JH1 → JI1 → JJ1 → JK1 → JL1 → JM1 → JN1 → JO1 → JP1 → JQ1 → JR1 → JS1と進んだ。
さらにその後、数字の7で始まる7K1 → 7L1 → 7M1 → 7N1 → 7K2 → 7L2 → 7M2 → 7N2 → 7K3 → 7L3 → 7M3 → 7N3 → 7K4 → 7L4 → 7M4 → 7N4の発給が行われ、その後にJA1 → JE1 → JF1 → JG1 → JH1 →JI1 → JJ1 → JK1と2度目の再割り当てが進行している。
また2エリア(東海管内)と3エリア(近畿管内)も、関東の1回目の再割り当てと同様に「JS2(JS3)終了後に、JE2(JE3)からプリフィックスのアルファベット順」で再割り当てが進行している。
しかし6エリア(九州管内)は、JQ6までの発給が終了後(JS6は沖縄に割り当て)、JA6から、プリフィックスのアルファベット順での再割り当てが行われている。
このあたりの経緯と詳細は、日本におけるコールサイン研究の第一人者、JJ1WTL・本林氏のWebサイトが詳しい。
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【追記:三巡目の「JL1AAA」発給】<「令和6(2024)年3月21日付」の発給から>1エリア(関東管内)、「JK」のプリフィックスが終了し「JL1AAY(三巡目)」からの割り当て開始が判明
<総務省のデータベース「無線局等情報検索」で判明>7エリア(東北管内)、令和3(2021)年1月28日付で「JQ7AAA」を発給
<令和3(2021)年1月20日発給分から>6エリア(九州管内)、「JE6」のプリフィックスが終了し「JF6AAA(二巡目)」からの割り当て開始
●関連リンク:
・総務省電波利用ホームページ 無線局等情報検索
・JL1の再々割り当てに突入(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
The post 近畿、中国、四国、東北の各エリアで更新---2024年9月2日時点における国内アマチュア無線局のコールサイン発給状況 first appeared on hamlife.jp .
日本国内の各アマチュア局について、許可されている電波の型式、周波数、空中線電力といった免許情報について、コールサインなどから検索できる総務省のデータベース「無線局等情報検索」によると、2024年9月2日時点で、アマチュア局は「352,838局」の免許情報が登録されている。前回紹介した2024年8月26日の登録数「353,145局」から、1週間で307局ほど減少した。なお、いわゆる「アマチュア無線の制度改革」により、電波法施行規則等の一部を改正する省令や関係告示などで2023年9月25日から施行されたルールに則り、免許状に記載される周波数等(電波の型式、周波数及び空中線電力)は、アマチュア無線技士の資格別に対応した「一括表示記号」が導入された( 2023年3月22日記事 )。
総務省が提供する「無線局等情報検索」では、アマチュア局以外に、パーソナル無線、簡易無線、放送局など、さまざまな無線局の免許データが検索できる。2019年1月7日から同サービスのWebデザインを含めて仕様変更が行われ、ほぼリアルタイムで無線局データが確認できるようになった。
その後、2020年3月16日夜の更新を最後に4月15日まで、1か月間にわたるメンテナンス作業が行われた。電波法施行規則の一部改正に合わせて“免許状記載事項等が不公表となっている公共業務用無線局等(警察、消防ほか)”の一部データを反映するための改修だったようだ( 2020年4月15日記事 )。
今回、2024年9月2日時点で、同じコールサインでも「移動しない局」「移動する局」など、それぞれ無線局免許が分かれている場合を含め、アマチュア局として「352,838局」の免許状情報が登録されていた。前回、2024年8月26日時点のアマチュア局の登録数は「353,145局」だったので、1週間で登録数が307局ほど減少した。
2023年9月25日から施行されたルールに則り、免許状に記載される周波数等(電波の型式、周波数及び空中線電力)は、アマチュア無線技士の資格別に対応した「一括表示記号」が導入され、例えば一般社団法人 日本アマチュア無線の中央局「JA1RL」で検索すると、「移動しない局」の「電波の型式、周波数及び空中線電力」は一括表示記号の「1AF」に(左)、移動する局の「電波の型式、周波数及び空中線電力」は「1AM」となった(赤枠はhamlife.jpが記入)
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< “即日施行” と “9月25日施行” に分かれる>総務省「アマチュア無線の制度改革」、3月22日の官報号外で公布される
<官報号外で公布、4月15日から施行>電波法施行規則を一部改正、公共業務用無線局等(警察や消防などの一部)の“公表制度の見直し”を反映
<hamlife.jpスタッフの雑記>「令和」の無線局免許状を総合通信局で受け取ってきた
●関連リンク:
・総務省電波利用ホームページ 無線局等情報検索
・総務省 周波数等の一括表示記号
・全局の、周波数等の一括表示記号(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
・総務省
許認可等の有効期間の延長等が認められる場合があります
・総務省 特定非常災害特別措置法の概要(PDF形式)
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「アマチュア無線に関する最新情報を提供し、アマチュア無線のおもしろさを伝える電子マガジンで、スポンサーメーカーだけではなく、JAIA会員各メーカーの製品情報も掲載しています」という電子Webマガジン「月刊FBニュース」。通常は “毎月1日” と “毎月15日” に記事の更新を行っているが、きょう2024年9月2日にはニュース1本のほか、お馴染みの「MasacoのFBチャレンジ!」「日本全国・移動運用記」「おきらくゴク楽自己くんれん」「今更聞けない無線と回路設計の話 」「アマチュア無線の今と昔」など連載が6本更新された。また英語によるWorldwideコーナーにも1本の新規記事が掲載されている。
9月1日号で掲載されたニュースは「2024年9月からのアマチュア無線スケジュール」の1本。その他記事ではお馴染みの「日本全国・移動運用記」「おきらくゴク楽自己くんれん」「今更聞けない無線と回路設計の話 」「アマチュア無線の今と昔」などが更新された。このうち「日本全国・移動運用記」は4年ぶりに鹿児島県の種子島を訪れ、同島の1市2町で1.9~50MHz帯のCWとサテライトで運用した模様を報告している。
月刊FBニュース2024年9月1日号へは下記関連リンクより。次回は9月17日(火)の記事更新を予定している。
●関連リンク: 月刊FBニュース2024年9月1日号
The post <4年ぶりの種子島(鹿児島県)移動運用>「月刊FBニュース」2024年9月1日号きょう公開 first appeared on hamlife.jp .
「毎週、アマチュア無線を肴に、おかしく楽しく、そして深く、時には涙を、 時には役立つ話題をお送りしたいと思います。多彩なゲストをお迎えし、楽しく語って行きたいと思います。乞うご期待!」というハムのラジオ。2013年1月6日からインターネットでコンテンツの公開を行い、同年10月から2018年12月末までは茨城県水戸市の「FMぱるるん」で放送。2019年1月からは再びインターネット配信に戻っていたが、同年6月から毎週日曜日21時に千葉県成田市の「ラジオ成田」で地上波放送が再開、2020年4月からは再放送も始まった(現在は毎週水曜日の24時から再放送中)。また2023年10月からは兵庫県丹波市の「805たんば」で毎週日曜日の20時から1週前の番組が放送されるようになった。
2024年9月1日(第609回)の特集は「ハムフェア2024 その1」。8月24日~25日に開催された「ハムフェア2024」の会場で、番組メンバーが気になったブースを訪問しインタビューを行うという企画の1回目で、KARL、MARTS、WRTC2026、JVCケンウッドを紹介している。
公開されたポッドキャスト音声は約48分。聴取は下記関連リンクから。Web上のほかiTunesかSticherのリンクからも聴くことができる。
●関連リンク: ハムのラジオ第609回の配信です
The post <特集は「ハムフェア2024 その1」>ハムのラジオ、第609回放送をポッドキャストで公開 first appeared on hamlife.jp .
先週のアクセスランキングのほとんどが、2024年8月24日(土)と8月25日(日)の2日間行われた「第46回アマチュア無線フェスティバル(ハムフェア2024)」の関連記事だった( ハムフェア2024まとめページ )。ハムフェアに合わせて各メーカーが発表を行った新製品や開発中モデルへの関心が高く、なかでもダントツの1位だったのは、八重洲無線株式会社が参考出品した、HF~430MHz帯をC4FMデジタルを含むオールモードでカバーし、2波同時受信にも対応する「FTX-1F」のニュースだった。ヤエスファンにとって待望の新型ポータブル機、しかも事前情報がまったくない中での発表だったため、速報記事は国内はもとより、海外からも大きな注目を集めた。さらに3位には、株式会社JVCケンウッドが参考出品したAPRS/D-STAR対応の144/430MHz帯の新型カートランシーバーが、4位にはアイコム株式会社が同社創業60周年記念として開発したHF/50MHz帯トランシーバー「IC-7760」の世界初お披露目(ワールドプレミア)記事がそれぞれランクインしている。
八重洲無線の「FTX-1F」。HF~430MHz帯のオールモード(C4FMデジタルを含む)に対応し2波同時受信が可能。大容量バッテリーパックの装着で長時間運用(最大6W出力、外部DC電源使用時は最大10W)ができる。そのほか、背面にオートアンテナチューナーやクーリングファンなど装着できるなどオプション類の充実で拡張性を備えている。発売は2025年初か?
創業60周年を迎えたアイコムが記念コンセプトモデル「X60(仮称)」として、ハムフェアの会場で満を持して世界初公開したHF/50MHz帯200Wトランシーバー「IC-7760」。前面の操作パネル(コントローラー)と本体(RFデッキ)が分離しているセパレート仕様で、宅内LAN(有線)で接続してリモート運用することも可能となる。早くも8月末に出荷が始まる予定だ
続く2位は、読売新聞オンラインが報道した、災害時に官民連携で通信網の復旧にあたる「通信復旧支援士(仮称)」の仕組み作りに総務省が乗り出すというニュース。報道によると、今年1月の能登地震では停電や回線の断絶で通信障害が起き、総務省や通信会社などが衛星インターネット用の機器や衛星携帯電話などを被災地で貸し出したものの、設定に手間取るケースや使い方が分からず活用されない事例もあったとしている。そこで、一定の知識を持つ「通信復旧支援士(仮称)」がいれば、避難所などで機器の設置や運用のサポートにあたる役割が期待できるとして、総務省が電機メーカーや通信関連企業の従業員のほかアマチュア無線家らを対象に、防災無線や衛星通信などの機器の基本的な使い方の講習を行い、修了者をリストに登録する構想を打ち出したと伝えている。SNS上ではこの構想に「1アマのスキルが生きるのなら登録したい」「役所には無線設備があっても知識や経験のある人がほとんどいないのが現状」「アマチュア無線家をこき使う制度だ」「やるなら特別職給与法に準じた報酬を」「自分の興味だけでアマチュア無線をやっているのであって、社会に役立てるためにやっているのではない」など、さまざまな意見が見られた。
5位は「<静岡県浜松市・国道257号線で取り締まり>東海総合通信局、ダンプカーにアマチュア無線機を取り付けて不法に無線局を開設した運転手(61歳)を摘発」。静岡県浜松市の国道257号線において、東海総合通信局が静岡県細江警察署とともに車両に開設した不法無線局の取り締まりを実施して、自己の運転するダンプカーに免許を受けずアマチュア無線機を設置して不法な無線局を開設していた愛知県豊橋市在住の運転手(61歳)を電波法違反容疑で摘発したという話題。東海総合通信局は「不法無線局は、消防・救急無線、鉄道無線、携帯電話などの重要な通信をはじめ、他の合法無線局の通信への妨害、テレビ・ラジオの受信への障害など、社会的に大きな影響を与える可能性があるほか、電波利用秩序を乱すものです」と説明している。
●【電波法80条報告書ひな形付き】総合通信局へ“違法運用”を通報するための「報告書」の書き方から提出先まで
※タイトルをクリックすると該当記事にジャンプします。
1)【ハムフェア2024】<6W出力で長時間運用、2波同時受信も可能>八重洲無線、HF~430MHz帯ポータブル機「FTX-1F」を発表
2)<読売新聞オンラインが報道>総務省、メーカー従業員やアマチュア無線家らを想定した「通信復旧支援士(仮称)」登録制度を創設へ
3)【ハムフェア2024】<APRS/D-STAR対応>JVCケンウッド、開発中の144/430MHz帯の新型カートランシーバーを参考出品
4)【ハムフェア2024】<これが「X60」の正体だ!>アイコム、創業60周年記念のHF/50MHz帯トランシーバー「IC-7760」を公開
5)<静岡県浜松市・国道257号線で取り締まり>東海総合通信局、ダンプカーにアマチュア無線機を取り付けて不法に無線局を開設した運転手(61歳)を摘発
6)【ハムフェア2024】<初日を迎えた新会場に33,000名が来場!>「ハムフェア2024」8月24日(土)の会場風景
7)【ハムフェア2024】<JA7JJN 柳澤秀夫氏>特別講演「アマチュア無線 de 新たな体験--無線好きジャーナリストの素顔は?」公式動画が公開中
8)【ハムフェア2024】<LDMOSとスイッチング電源採用で軽量小型化を実現>アツデン、新スプリアス対応の50・144・430MHz帯モノバンド リニアアンプ3機種を参考出品
9)【ハムフェア2024】<hamlife.jpスタッフが会場で見つけたリポート1>無線系YouTuberから日本初のデジタルモード「M17」無線機(申請中)まで
10)【ハムフェア2024】2日間で過去最高の45,000人が来場、新会場の盛況ぶりを「ミニ動画」で紹介
The post 「ハムフェア2024」の話題やアマチュア無線家などを想定した「通信復旧支援士(仮称)」の報道に関心集まる--8月25日(日)~8月31日(土)まで先週の記事アクセスランキングTop10 first appeared on hamlife.jp .
アイコム株式会社は2024年8月24日から25日に行われた「ハムフェア2024」の同社ブースで、144/430MHz帯のFMモービル機「IC-2730B(20Wタイプ)」を参考出品した。同機種は2014年11月に発売が開始された「IC-2730/D」(メーカー希望小売価格は20WタイプのIC-2730が65,780円、50WタイプのIC-2730Dが71,280円)のマイナーチェンジ版で、基本性能や機能はそのままに操作部の液晶ディスプレイのカラーを一新、コントラストの向上で視認性をアップしたもので、50Wタイプの「IC-2730BD」もラインアップされるという。発売時期や価格は未定。
ハムフェア2024で参考出品された144/430MHz帯FMモービル機「IC-2730B」
アイコムの144/430MHz帯FMモービル機はロングセラーモデルが続いている。2002年に発売が開始された「IC-2720」は12年間にわたって生産が続き、後継機種として2014年11月に登場した「IC-2730」も、まもなく発売から12年を迎えようとしている。今回ハムフェア2024で参考出品されたIC-2730Bは操作部のフロントパネルの液晶ディスプレイのカラーを一新したことで、視認性が向上しシックな印象を与えるモデルになったが、会場での説明を見る限り、その他の機能・性能に変化はないようだ。それだけIC-2730の完成度が高いということだろうか。
まもなく発売開始から12年を迎える現行機種「IC-2730」
操作部の液晶ディスプレイの違い(hamlife.jp作成)。上がIC-2730、下がIC-2730B。会場で配布されたIC-2730Bのリーフレットは430MHz帯側の周波数が「439.528MHz」になっていたが、これは画像加工の誤りだろうか?
同社が発表したIC-2730Bの特徴は次のとおり。なおLCDカラーの変更以外の特徴はIC-2730と共通のようだ。
・LCDカラーの変更により、周波数や設定の視認性が向上
・BluetoothヘッドセットVS-3(オプション)に対応
・車内の設置を容易にする吸盤タイプのマウントベースMBF-1(オプション)に対応
・メモリーネームの表示を実現
・V/Uとも50W出力(IC-2730BD)を実現
・同一バンド2波受信機能、2バンド独立ダイヤル方式を採用
・多機能マイクロホンHM-207が付属
吸盤タイプのマウントベース「MBF-1」(オプション)に取り付けた操作部。フロントパネルに角度が付いてもディスプレイの表示は見やすかった
<動画リポート>アイコムが144/430MHz帯のFMモービル機「IC-2730B」を参考出品(YouTube/hamlife.jpチャンネル)
(画面をクリックすると動画がスタート)
IC-2730Bのリーフレット
↓「ハムフェア2024」に関するまとめページはこちらをクリック!
●関連リンク:
・【ハムフェア2024】<動画リポート>アイコムが144/430MHz帯のFMモービル機「IC-2730B」を参考出品(YouTube/hamlife.jpチャンネル)
・アイコム株式会社(8月29日現在、IC-2730Bの情報は掲載していない)
・現行機種 IC-2730製品情報(アイコム)
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日本アマチュア無線機器工業会(JAIA)技術委員会は、2024年8月24日に「ハムフェア2024」会場で行った技術講演「良い音で気持ちまで届けよう!マイクロホン大研究!」のPDF資料を公開した。この講演の模様はYouTubeのJARLハムフェアチャンネルで公開されている。
日本のアマチュア無線機器メーカー8社(八重洲無線株式会社、コメット株式会社は現在非加盟)で構成される業界団体「日本アマチュア無線機器工業会(JAIA)」の技術委員会は、毎年ハムフェア会場のイベントコーナーで技術講演を実施している。
今年「ハムフェア2024」初日のイベントコーナーで行われた講演のテーマは「良い音で気持ちまで届けよう!マイクロホン大研究!」。アツデン株式会社 技術部の小笠原豪穂氏が担当し、マイクロホンの基本となる原理・特徴の説明からさまざまな種類のマイクの音質の聞き比べを実演。マイクの違い・適切な使い方とアマチュア無線に適したマイクについてなど交信相手へより良い音を届けられるような内容を講演した。
JAIA技術委員会の講演風景
8月29日、JAIAホームページで同講演のPDF資料(全60ページ、約4MB)が公開された。また講演の動画はYouTubeのJARLハムフェアチャンネルで公開されている。
ハムフェア2024 技術講演「良い音で気持ちまで届けよう!マイクロホン大研究!」(YouTube JARLハムフェアチャンネル) (画面をクリックすると動画ページにジャンプ)
この資料のダウンロードは下記関連リンク参照のこと。JAIA情報コーナーでは過去にハムフェア会場で行われた技術講演会のPDF資料もダウンロードできる。
↓「ハムフェア2024」に関するまとめページはこちらをクリック!
●関連リンク:
・ハムフェア2024技術講演会資料 PDF(全60ページ、約4MB)(JAIA)
・ハムフェア2024技術講演会について(JAIA)
・ハムフェア2024
JAIA技術委員会「良い音で気持ちまで届けよう!マイクロホン大研究!」 (YouTube/JARLハムフェアチャンネル)
・JAIA情報コーナー(JAIA)
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アイコム株式会社は2024年8月30日、「ハムフェア2024」で世界初公開し、8月末から 発売が始まるHF/50MHz帯200Wトランシーバー「IC-7760」のファームウェアを新規公開した。さらにUSBドライバー、HDSDR用USB I/Qパッケージ、取扱説明書、補足説明書、カタログなども公開されている。
アイコムのIC-7760製品情報ページより
「ハムフェア2024」会場で世界初お披露目をしてから、わずか6日でIC-7760のファームウェア、USBドライバー、HDSDR用USB I/Qパッケージ、取扱説明書などの公開が始まった。同社によると「8月24日のハムフェアでお披露目、間髪を入れず8月末には発売開始」が至上命題のプロジェクトとして準備を重ねてきたという。
そこで関連ソフトウェアや各種マニュアル類(PDF版)も含めて、現時点で公開されているものをまとめた。なおファームウェア類はIC-7760の出荷時にデフォルトで導入されているものと同じと考えられるので、ユーザーは導入前にバージョンを確認いただきたい。
<公開されている主なソフトウェア、マニュアル・説明資料>
・ファームウェア(Version1.01)
・USBドライバー(IC-705/IC-905/ID-52/ID-52PLUS/ID-50などと共用、Version1.60)
・HDSDR用USB I/Qパッケージ(Version 1.00)
・コントロールソフトウェア RS-BA1 Version2(Version2.70)
・取扱説明書(PDF)
・補足説明書(PDF)
・IC-7760をHDSDRに使用するには(インストールガイド) IC-7760のHDSDRによる基本操作
・IC-7760カタログ(PDF)
詳細は下記関連リンク参照のこと。
●関連リンク:
・IC-7760製品情報(アイコム)
・USBドライバー(Version1.60)
・HDSDR用USB I/Qパッケージ(Version 1.00)
・コントロールソフトウェア RS-BA1 Version2(Version2.70)
・取扱説明書(PDF)
・補足説明書(PDF)
・IC-7760をHDSDRに使用するには(インストールガイド)
IC-7760のHDSDRによる基本操作
・IC-7760カタログ(PDF)
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日本における、2024年8月31日時点の「アマチュア無線局のコールサイン発給状況」をまとめた。1エリア(関東管内)の関東総合通信局から、8月に入って5度目の更新発表があった。
各総合通信局および沖縄総合通信事務所が公表している、コールサインの発給状況は下表の通り。
ところでアマチュア局のプリフィックスの割当ての順番に触れておこう。まず1エリア(関東管内)を例に取ってみると、最初はJA1 → JH1 → JR1 → JE1 → JF1 → JG1 → JI1 → JJ1 → JK1 → JL1 → JM1 → JN1 → JO1 → JP1 → JQ1 → JS1と一度目の発給が行われた。
その後JE1からプリフィックスのアルファベット順での空きコールサインの再割り当てが行われ、JE1 → JF1 → JG1 → JH1 → JI1 → JJ1 → JK1 → JL1 → JM1 → JN1 → JO1 → JP1 → JQ1 → JR1 → JS1と進んだ。
さらにその後、数字の7で始まる7K1 → 7L1 → 7M1 → 7N1 → 7K2 → 7L2 → 7M2 → 7N2 → 7K3 → 7L3 → 7M3 → 7N3 → 7K4 → 7L4 → 7M4 → 7N4の発給が行われ、その後にJA1 → JE1 → JF1 → JG1 → JH1 →JI1 → JJ1 → JK1と2度目の再割り当てが進行している。
また2エリア(東海管内)と3エリア(近畿管内)も、関東の1回目の再割り当てと同様に「JS2(JS3)終了後に、JE2(JE3)からプリフィックスのアルファベット順」で再割り当てが進行している。
しかし6エリア(九州管内)は、JQ6までの発給が終了後(JS6は沖縄に割り当て)、JA6から、プリフィックスのアルファベット順での再割り当てが行われている。
このあたりの経緯と詳細は、日本におけるコールサイン研究の第一人者、JJ1WTL・本林氏のWebサイトが詳しい。
↓この記事もチェック!
【追記:三巡目の「JL1AAA」発給】<「令和6(2024)年3月21日付」の発給から>1エリア(関東管内)、「JK」のプリフィックスが終了し「JL1AAY(三巡目)」からの割り当て開始が判明
<総務省のデータベース「無線局等情報検索」で判明>7エリア(東北管内)、令和3(2021)年1月28日付で「JQ7AAA」を発給
<令和3(2021)年1月20日発給分から>6エリア(九州管内)、「JE6」のプリフィックスが終了し「JF6AAA(二巡目)」からの割り当て開始
●関連リンク:
・総務省電波利用ホームページ 無線局等情報検索
・JL1の再々割り当てに突入(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
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アイコム株式会社は2024年8月30日、LANやインターネット経由で同社のアマチュア無線機を遠隔操作できるIPリモートコントロール ソフトウェア「RS-BA1 Version2」のアップデート(Ver.2.70)を発表した。今回は新製品のIC-7760に対応したほか、「CWメモリーキーヤーでカウントアップトリガーとナンバーカウンター「*」を複数のメモリーに設定できるように改善」が図られている。既存のRS-BA1 Version2ユーザーはWebサイトから無償でアップデートできる。
アイコムのRS-BA1 Version2は、同社のオールモード機をLANやインターネット経由で遠隔操作できるWindows対応の有償ソフトウェアで、IC-7851、IC-7850、IC-7760、IC-7610、IC-7800、IC-7700、IC-7600、IC-7410、IC-9100、IC-7300、IC-7200、IC-7100、IC-9700、IC-705の各機種で使用できる(使用できる内容や動作保証の有無は機種によって異なる)。
2024年8月30日に公開されたRS-BA1 Version2の新ソフトウェア(Ver.2.70)の変更点は下記のとおり。
★「RS-BA1 Version2」Ver2.60からVer2.70へのおもな変更点
・IC-7760に対応
・CWメモリーキーヤーでカウントアップトリガーとナンバーカウンター「*」を複数のメモリーに設定できるように改善
既存のRS-BA1 Version2ユーザーは無償でアップデートが可能だ。詳細とダウンロードは下記関連リンクより。ファームアップ作業前に必ず説明書等で内容を確認して欲しい。
●関連リンク:
・コントロールソフトウェアダウンロード RS-BA1
Version2(アイコム)
・製品情報 RS-BA1 Version2(アイコム)
The post <新製品IC-7760に対応とCWメモリーキーヤーの改善>アイコム、コントロールソフトウェア「RS-BA1 Version2」を更新 first appeared on hamlife.jp .