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hamlife.jp (2024/11/24 6:35:20)
現在データベースには 6117 件のデータが登録されています。
「アマチュア無線家の皆様がいま知りたい話題などを、いろいろな方にお電話をつなぎ、詳しい情報をお聞きしたいと思います」という、茨城県水戸市のコミュニティFM局「FMぱるるん」の独自制作によるアマチュア無線番組「ビームアンテナ」が2023年7月2日にスタートした。番組は毎週日曜日の21時~21時30分に放送、MCは徳間ジャパン所属の演歌歌手で第2級アマチュア無線技士のJI1BTL 水田かおりが担当している。
新たな音声ファイルが公開されたのは2024年8月25日(日)21時からの第60回放送。番組前半はJARL福岡県支部の渡邉支部長(JA6DJZ)が出演、9月1日(日)に京都郡苅田町で開催する「 令和6年度 JARL福岡県支部ハムの集い 」(大人1名1,000円、子供1名600円の会費制、8月30日までの申し込みが必要)を案内した。
番組後半ではアマチュア無線ニュースサイト hamlife.jpのスタッフが、最新のアマチュア無線界の話題と番組収録前(今回は8/16~8/22)に同サイトに掲載された記事の中で、特に注目されたものをピックアップして紹介、水田かおりとあれこれ語りあった。
●関連リンク:
・ビームアンテナ 放送済み音源公開ページ
・FMぱるるん
・palulun.net
The post <JARL福岡県支部長が9月1日(日)開催「令和6年度ハムの集い」を案内>ラジオ番組「ビームアンテナ」、第60回放送分の音声ファイルをWebサイトで公開 first appeared on hamlife.jp .
「アマチュア無線初心者の2人がお送りする一般の方・無線初心者向けの番組です。もちろんベテランの方も聞いてください。そして2人の珍質問に笑ってください」という、女性だけのアマチュア無線番組、CQ ham for girls。2014年8月3日から毎週日曜日の15時~15時30分に茨城県水戸市のコミュニティFM局「FMぱるるん」で放送が行われている。また千葉県木更津市のコミュニティ局「かずさFM」でも毎週日曜日の15時30分~16時に同内容を放送。さらに2023年4月からは栃木県の県域局「CRT栃木放送」でも毎週日曜日の10時から同内容の放送がスタートした。
新たに音声ファイルが公開されたのは2024年8月25日(日)15時からの第527回放送。今回もアマチュア無線の月刊誌「CQ ham radio」編集長の吉澤氏が出演。8月19日に発売される同誌2024年9月号の特集「無線設備アイデア集」を紹介し、パソコンデスクに無線機をセットするアイデアや、ポータブル電源とソーラーパネルの有用性、ケーブルの引き込み方法などを紹介した。
番組は下記関連リンクの「CQ ham for girls」の音源公開ページから。聞きたい放送日のものを選ぶと、mp3形式の音声ファイルで聴取できる。 なお放送後1か月が経過したファイルから削除されているので早めのワッチをオススメする。
●関連リンク:
・CQ ham for girls 放送済み音源公開ページ
・CQ ham for girls Facebookページ
・palulun.net
The post <無線設備のアイデアいろいろ>CQ ham for girls、第527回放送分の音声ファイルをWebサイトで公開 first appeared on hamlife.jp .
強い台風「台風10号(サンサン)」は、2024年8月27日(火)6時 現在で鹿児島県奄美市の東南東約150kmの海上を時速10kmで西北西に進んでいる。この台風は迷走を続けているが8月29日から30日頃には九州地方に接近または上陸、その後は進路を東寄りに変えながら西日本方面を縦断する可能性がある。そこでhamlife.jpでは台風接近時の恒例となった、リアルタイムの雨量がマップ形式でわかるサイトや、停電情報、台風情報サイトといった“台風のときに役立つ情報”の最新版リンクを掲載する。各局の被害防止に役立てて欲しい。早めにアンテナや周囲の安全確認、ハンディ機や受信機のバッテリー充電と動作確認、予備電源の準備、ラジオや非常持ち出し品の準備などを進めておこう。
8月27日06時50分、気象庁発表の台風第10号進路予想より
<台風の進路予想をマップで提供>
●Yahoo!マップ 台風情報
http://map.yahoo.co.jp/maps?layer=typhoon
※雨雲レーダーを地図上に重ねることも可能
<各地の緊急・災害情報>
●Yahoo!天気・災害 災害マップ
https://weather-report.yahoo.co.jp/map/
※ユーザーから投稿された災害の周辺状況をリアルタイムに確認できる。投稿情報は「Yahoo!防災速報アプリ」で収集したもの
●NHK 台風情報最新ニュース/台風への備え
https://www3.nhk.or.jp/news/special/disaster/typhoon/
https://www3.nhk.or.jp/news/special/saigai/summary/typhoon/
※台風が接近すると、関連のニュース、避難情報、進路図、データマップなどを集大成した特設ページが開設される
<台風情報>
●気象庁 台風情報
※台風と熱帯低気圧の実況と24時間先までの予報は3時間毎、120時間先までの予報は6時間毎に発表。台風が日本に接近し、災害が発生するおそれが出てきた場合には、実況と1時間後の推定位置を1時間毎に発表している
●デジタル台風
http://agora.ex.nii.ac.jp/digital-typhoon/
※国立情報学研究所 北本研究室運営。台風に関するコンテンツやリンクが豊富
●Joint Typhoon Warning Center
https://www.metoc.navy.mil/jtwc/jtwc.html
※米国の空海軍合同台風警戒センター(英語)。「Tropical Storm 12W (Yun-yeung) Warning」の上から2つめ「TC Warning Graphic」が見やすい。時刻はUTC表示であることに注意。サイトの利用方法は上記「デジタル台風」の下記サイトが詳しい。
http://agora.ex.nii.ac.jp/digital-typhoon/help/tyinfo.html.ja
<マップ形式でリアルタイムの雨量、河川水位情報がわかるサイト>
●気象庁 ナウキャスト雨雲の動き
https://www.jma.go.jp/bosai/nowc/
※降水強度の観測範囲が250m四方と細かく、降水域の分布予測も5分間隔で表示。1枚の画像で現在と今後の状況がわかる
●国土交通省 防災情報提供センター リアルタイムレーダー
https://www.jma.go.jp/bosai/realtimerad/index.html
※全国マップ形式で拡大や更新も容易
●国土交通省 川の防災情報
https://www.river.go.jp/
https://www.river.go.jp/portal/
https://www.river.go.jp/kawabou/mb/rd
※国土交通省が開設した「川の防災情報」のサイト。各地の河川情報が確認できるほか、近年の豪雨対策として、従来の広域レーダに加え、より早く、より詳細に観測できるとして設置したXバンドレーダーによる雨量が主要地区で確認できる。情報マルチモニタのコーナーが便利。
●川の水位情報 危機管理型水位計
※2018年から設置が進んでいる新しい危機管理型水位計の情報を収集・提供。危機管理型水位計のほとんどは、通常の水位の場合は1日1回程度の観測だが、水位が上昇してきた場合は2~10分間隔で観測値を表示。
●河川水位情報 Yahoo!天気・災害
https://typhoon.yahoo.co.jp/weather/river/
※全国の主要河川の水位情報をマップから閲覧可能。氾濫注意情報発生中の河川情報もわかる。
<今日の降水量・気温・風速のランキング>
●気象庁 今日の全国観測地ランキング
https://www.data.jma.go.jp/stats/data/mdrr/rank_daily/
※各地のアメダスの観測値をもとに、今日の気温・降水量・風速のランキング(速報)を20分更新で発表
<アンテナの大敵!! 風向がわかるサイト>
●Yahoo! 天気・災害 風予測
https://weather.yahoo.co.jp/weather/wind/
※全国各都道府県の風向を予測しビジュアルで表示
●Windy
※風の動きを視覚的に見ることができるサイト。天気予報や波の状態も表示可能。チェコの企業が運営。スマホでも使用可能
<天気情報総合リンク>
●フライトお天気
※実況画像、気象解析図、悪天予想図、各種リンクなど情報が豊富。航空関係者の利用も多い。ブックマークして損のないサイト。
<停電情報>
●東京電力パワーグリッド停電情報
http://teideninfo.tepco.co.jp/index-j.html
●中部電力パワーグリッド停電情報
https://teiden.powergrid.chuden.co.jp/p/index.html
●関西電力送配電停電情報
http://www.kepco.co.jp/energy_supply/supply/teiden-info/
●中国電力ネットワーク停電情報
http://www.teideninfo.energia.co.jp/
●四国電力緊急情報
http://www.yonden.co.jp/kinkyu/
●九州電力送配電停電情報
https://www.kyuden.co.jp/td_emergency_disaster_index.html
●沖縄電力停電情報
https://www.okidenmail.jp/bosai/info/
●東北電力ネットワーク停電情報
https://nw.tohoku-epco.co.jp/teideninfo/
●ほくでんネットワーク停電情報(北海道)
http://teiden-info.hepco.co.jp/
●北陸電力送配電停電情報
http://www.rikuden.co.jp/teiden/otj010.html
<雷情報>
●Yahoo! 天気・災害 全国の落雷情報
https://weather.yahoo.co.jp/weather/lightning/
※全国の落雷情報をビジュアルに表示
<鉄道情報>
●Yahoo! 路線情報
https://transit.yahoo.co.jp/diainfo/
※各地の路線(JR、私鉄、地下鉄、新幹線)で、遅延や事故、運転見合わせなどが発生した場合に、運行情報を提供。地域指定も可能。
●JR東日本 関東エリアの運行情報・運休情報
https://traininfo.jreast.co.jp/train_info/kanto.aspx
●JR東海 東海道・山陽新幹線運行状況
https://traininfo.jr-central.co.jp/shinkansen/pc/ja/index.html
<アマチュア局の非常通信周波数一覧表>
https://www.hamlife.jp/2018/09/06/exz-freq/2/
<公衆無線LANの無料開放「00000JAPAN」>
●災害用統一SSID 00000JAPAN(ファイブゼロジャパン)
https://www.wlan-business.org/customer/introduction/feature
※一般社団法人
無線LANビジネス推進連絡会(207企業、団体が加盟)。大規模災害時に提供される無料Wi-Fiサービスで、安否確認や防災情報収集の有力な手段となる。緊急時の利便性を最優先にしているため、パスワードによる認証や無線区間の暗号化を行っていない。
最近の00000JAPAN発動状況は https://www.00000japan.jp/status.php で確認できる。
The post <安全確認と電源への備えを!! “台風10号” が九州から西日本方面を縦断か?>「各地の災害情報」や「リアルタイム雨量」「停電情報」のわかるサイト first appeared on hamlife.jp .
2024年8月25日(日)、東京都江東区で行われた「ハムフェア2024」の2日目、イベントコーナーで、アマチュア無線が大好きなことで知られるジャーナリスト(元NHK解説委員)柳澤秀夫氏(JA7JJN)の特別講演「アマチュア無線 de 新たな体験--無線好きジャーナリストの素顔は?」が行われた。満席の来場者を前に「私は “仕事の合間にハンダごて” ではなく、“ハンダごての合間に仕事をしています” 」「外出のとき、スマートフォンは時々忘れますが、無線機だけは忘れません」と語る、無線愛溢れる講演の模様が、YouTubeのハムフェアチャンネル(ハムフェア実行委員会公式)でライブ配信のアーカイブが公開されている。
柳澤秀夫氏の特別講演の模様
柳澤秀夫氏(JA7JJN)の特別講演「アマチュア無線 de 新たな体験--無線好きジャーナリストの素顔は?」は、森田JARL会長(JA5SUD)と歌手のMasaco(JH1CBX)の2名が聞き手となって進行した。
柳澤秀夫氏(JA7JJN)の特別講演「アマチュア無線 de 新たな体験--無線好きジャーナリストの素顔は?」は、森田JARL会長(JA5SUD)と歌手のMasaco(JH1CBX)の2名が聞き手となって進行した。
この日、ハムフェア会場で入手した“戦利品”の披露、会津で育った少年時代にアマチュア無線に興味を持ったきっかけ、マイクロ波による交信距離記録樹立の苦労、無線の知識を活かすことができたNHK記者・海外支局時代の思い出、ヨルダンのフセイン一世国王(JY1)との交流など、50分間にわたり楽しい話を聞くことができた。
YouTubeの公式ハムフェアチャンネル(ハムフェア実行委員会)でその模様が公開されているので、ぜひご覧になることをおすすめしたい。
YouTube/ハムフェアチャンネル
特別講演 「アマチュア無線 de新たな 体験-無線好きジャーナリストの素顔は?」
※表示されない場合は「YouTubeで見る」をクリック! 講演開始は5分30秒~
●関連リンク:
・ハムフェア2024 2日目 12:00~ 特別講演 「アマチュア無線 de新たな
体験-無線好きジャーナリストの素顔は?」(YouTube/ハムフェアチャンネル)
・ハムフェアチャンネル(YouTube)
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日本国内の各アマチュア局について、許可されている電波の型式、周波数、空中線電力といった免許情報について、コールサインなどから検索できる総務省のデータベース「無線局等情報検索」によると、2024年8月26日時点で、アマチュア局は「353,145局」の免許情報が登録されている。前回紹介した2024年8月19日の登録数「353,411局」から、1週間で266局ほど減少した。なお、いわゆる「アマチュア無線の制度改革」により、電波法施行規則等の一部を改正する省令や関係告示などで2023年9月25日から施行されたルールに則り、免許状に記載される周波数等(電波の型式、周波数及び空中線電力)は、アマチュア無線技士の資格別に対応した「一括表示記号」が導入された( 2023年3月22日記事 )。
総務省が提供する「無線局等情報検索」では、アマチュア局以外に、パーソナル無線、簡易無線、放送局など、さまざまな無線局の免許データが検索できる。2019年1月7日から同サービスのWebデザインを含めて仕様変更が行われ、ほぼリアルタイムで無線局データが確認できるようになった。
その後、2020年3月16日夜の更新を最後に4月15日まで、1か月間にわたるメンテナンス作業が行われた。電波法施行規則の一部改正に合わせて“免許状記載事項等が不公表となっている公共業務用無線局等(警察、消防ほか)”の一部データを反映するための改修だったようだ( 2020年4月15日記事 )。
今回、2024年8月26日時点で、同じコールサインでも「移動しない局」「移動する局」など、それぞれ無線局免許が分かれている場合を含め、アマチュア局として「353,145局」の免許状情報が登録されていた。前回、2024年8月19日時点のアマチュア局の登録数は「353,411局」だったので、1週間で登録数が266局ほど減少した。
2023年9月25日から施行されたルールに則り、免許状に記載される周波数等(電波の型式、周波数及び空中線電力)は、アマチュア無線技士の資格別に対応した「一括表示記号」が導入され、例えば一般社団法人 日本アマチュア無線の中央局「JA1RL」で検索すると、「移動しない局」の「電波の型式、周波数及び空中線電力」は一括表示記号の「1AF」に(左)、移動する局の「電波の型式、周波数及び空中線電力」は「1AM」となった(赤枠はhamlife.jpが記入)
↓この記事もチェック!
< “即日施行” と “9月25日施行” に分かれる>総務省「アマチュア無線の制度改革」、3月22日の官報号外で公布される
<官報号外で公布、4月15日から施行>電波法施行規則を一部改正、公共業務用無線局等(警察や消防などの一部)の“公表制度の見直し”を反映
<hamlife.jpスタッフの雑記>「令和」の無線局免許状を総合通信局で受け取ってきた
●関連リンク:
・総務省電波利用ホームページ 無線局等情報検索
・総務省 周波数等の一括表示記号
・全局の、周波数等の一括表示記号(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
・総務省
許認可等の有効期間の延長等が認められる場合があります
・総務省 特定非常災害特別措置法の概要(PDF形式)
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「毎週、アマチュア無線を肴に、おかしく楽しく、そして深く、時には涙を、 時には役立つ話題をお送りしたいと思います。多彩なゲストをお迎えし、楽しく語って行きたいと思います。乞うご期待!」というハムのラジオ。2013年1月6日からインターネットでコンテンツの公開を行い、同年10月から2018年12月末までは茨城県水戸市の「FMぱるるん」で放送。2019年1月からは再びインターネット配信に戻っていたが、同年6月から毎週日曜日21時に千葉県成田市の「ラジオ成田」で地上波放送が再開、2020年4月からは再放送も始まった(現在は毎週水曜日の24時から再放送中)。また2023年10月からは兵庫県丹波市の「805たんば」で毎週日曜日の20時から1週前の番組が放送されるようになった。
2024年8月25日(第608回)放送の特集は「飛行機、耳と目でワッチ」。毎月末の同番組は、番組レギュラー陣のハム以外の趣味や関心事を紹介する企画(アナザーアスペクト)を行っている。今回は飛行機が大好きというJA1WTO 吉原氏が担当し、飛行機の運用の様子を見る楽しみを紹介した。
公開されたポッドキャスト音声は約46分。聴取は下記関連リンクから。Web上のほかiTunesかSticherのリンクからも聴くことができる。
●関連リンク: ハムのラジオ第608回の配信です
The post <特集は「飛行機、耳と目でワッチ」>ハムのラジオ、第608回放送をポッドキャストで公開 first appeared on hamlife.jp .
アイコム株式会社は2024年8月24日、東京都江東区で開催された「ハムフェア2024」会場で、HF/50MHz帯の200W機「IC-7760」を世界初公開したが( 速報記事参照 )、このほど同社ホームページでも正式発表を行い、製品の特徴を明らかにした。また製品情報ページも開設され、PDF版カタログのダウンロードも可能になっている。IC-7760のメーカー希望小売価格(税込み)は877,800円で発売開始は8月末を予定。
アイコムのIC-7760製品情報ページより
IC-7760の特徴について、製品情報ページから冒頭部分と特徴の項目タイトルを紹介する。
コンテストやDXハンティングでも威力を発揮する、200Wの高出力&クリーンな送受信。
新たな運用スタイルで、スマートなオペレーションを実現。
コンテストやDXハンティングでも威力を発揮する、200Wの高出力&クリーンな送受信。新たな運用スタイルで、スマートなオペレーションを実現。
IC-7760は、RFダイレクト・サンプリング方式を採用した送信出力200WのHF+50MHzオールモードトランシーバーです。RFデッキとコントローラーのツーピース構成、付属のコントローラケーブルは3m、市販のLANケーブルを使用すれば、さらに離れた場所にRFデッキを設置することが可能。設置の自由度が大幅に高まりました。また、7インチのメインディスプレイに加え、2.4インチのサブディスプレイを搭載した他、外部ディスプレイ端子も装備。
さらに、DIGI-SEL(オートマチックプリセレクター)とプリアンプの併用を可能とすることで、受信感度の低下を抑えつつ、A/DコンバーターのOVF(オーバーフロー)を効果的に回避することができるようになりました。もちろん、IC-7610、IC-PW2で好評を得ているDPD(Digital Pre-Distortion)技術も採用。高出力でありながら、極めてクリーンな送信波を実現。異なるバンド/モードの2波同時受信、最高水準の性能を有するスペクトラムスコープも装備しています。IC-7760が、世界のトップDXer、コンテスターを、さらなる高みに導きます。
ハムフェア2024会場で展示されたIC-7760
<おもな特徴> (※項目タイトルのみ抜粋)
・コントローラーとRFデッキのツーピース構成。設置の自由度が向上、省スペースでの運用を実現
・宅内LAN接続によるリモート運用に対応
・タッチ操作に対応した7インチワイド&2.4インチ、2つのディスプレイを搭載
・DIGI-SELとプリアンプの併用が可能。感度の向上と目的外信号の排除を両立、OVFの回避にも威力を発揮
・デバイスを厳選、プログラムを最適化で、快適な運用環境をサポート
・200W出力でのフルパワー&フルデューディを実現
・DPD(Digital Pre-Distortion)技術の採用により、優れた相互変調歪み特性、クリーンな送信波を実現
・15分割のBPFを採用。アマチュアHF帯は11分割でカバー
・高度な運用を可能にするデュアルスペクトラムスコープ&ウォーターフォール
・オーディオスコープ機能を搭載
・CW/RTTYモードでのコンテストナンバー(001形式)自動カウントアップ機能を搭載
・FT8の運用に必要な項目の簡単設定を実現
・新設計のオートアンテナチューナーを内蔵。外部アンテナチューナー用端子も装備
・SUBバンドチューニングを手元で操作できる、別売のRC-28に対応
・各種機能へ素早くアクセスし、各種設定が簡単にできるマルチダイヤルを装備
・I/Q OUT端子を搭載
・外部ディスプレイ端子を装備
・音声録音・設定変更に便利なSDカードスロットを装備
・運用の自由度を高めるRS-BA1によるリモート運用
<IC-7760カタログ>
IC-7760製品情報ページから、PDF版カタログもダウンロードできる。このカタログは「ハムフェア2024」会場で配布されたものと同一内容だ。ハムフェア会場では、2日分として用意していた部数が、初日の午後には全部なくなってしまったという人気ぶりだった。
●関連リンク:
・コントローラーとRFデッキのツーピース構成を採用した、HF+50MHz対応の200WトランシーバーIC-7760を新発売(アイコム
ニュースリリース)
・IC-7760製品情報
・IC-7760 PDFカタログダウンロード
・アイコム60周年記念「IC-7760(X60)プロモーションビデオ
The post <製品情報ページ開設、カタログのダウンロードも可能>アイコムがHF/50MHz帯の200W機「IC-7760」を正式発表、8月末から発売 first appeared on hamlife.jp .
先週のアクセスランキング1位は、アイコム株式会社60周年を記念したアマチュア無線機のコンセプトモデル「X60(仮称)」の話題。すでに昨日(8/24)から東京・有明の有明GYM-EXで始まった「ハムフェア2024」会場の同社ブースで、その全貌が世界初公開されたが、記事では、メーカーがハムフェア直前に公表したシルエットだけの予告動画と、その映像がらhamlife.jpスタッフがX60の正体を大胆推理した内容だ。その“答え合わせ”の結果は…、HF/50MHz帯トランシーバー「IC-7760」だった。公開された「IC-7760」の詳細情報は、6位にランクインしたので確認してほしい( 2024年8月24日記事 )。
「X60(仮称)」の正体は、本体と操作部が分離するセパレートタイプのHF/50MHz帯トランシーバー「IC-7760」だった。メーカー希望小売価格(税込み)は877,800円、発売開始時期は2024年8月中の予定で、初回出荷から60台までの特典として、アイコム60周年ロゴ入りプレートが同梱される
続く2位も「ハムフェア2024」の関連記事。「【ハムフェア2024】<開幕直前の総合案内>いよいよ8月24日(土)~25日(日)、新会場の有明GYM-EXで『ハムフェア2024』開催」。オフィシャルの案内より“詳しく&わかりやすく”をコンセプトに、主催者である一般社団法人 アマチュア無線連盟(JARL)が公表したイベント内容と、hamlife.jpが集めた情報の数々を、「総合案内」としてまとめている。来場方法や主催者によるイベントスケジュールのほか、メーカーやクラブ出展ブースの事前情報がわかる「ハムフェア2024まとめコーナー」も開設。来場を楽しみにしたアマチュア無線家から好評を得て、ハムフェア開幕に向けてアクセス数も上昇した。
3位は、総務省が2024年9月2日まで意見募集を受け付けている「新たな周波数割当計画案に係る意見募集-国際電気通信連合(ITU)2023年世界無線通信会議(WRC-23)の審議結果等を受けた改定-」の中で、一次業務として50MHzのアマチュアバンドが割り当てられている周波数で「40~50MHz帯において地球上にある氷や水分の分布の観測を行う衛星搭載レーダーサウンダーのため、地球探査衛星業務(能動)を新規に分配(二次分配)」「46~68MHz帯において、無線標定業務(ウィンドプロファイラレーダー用途に限定)を新規に分配(二次分配)します」という変更案が示されていることから、その影響を心配する声が挙がっているという話題だ。
総務省が2024年9月2日まで意見募集を行っている「新たな周波数割当計画案に係る意見募集-国際電気通信連合(ITU)2023年世界無線通信会議(WRC-23)の審議結果等を受けた改定-」と、気象観測の「ウィンドプロファイラレーダー(無線標定業務)」のイメージイラスト
※タイトルをクリックすると該当記事にジャンプします。
1)【ハムフェア2024】<8月24日(土)10:30に世界初公開>アイコムが60周年記念コンセプトモデル「X60」の予告動画を更新、その正体を大胆推理してみた
2)【ハムフェア2024】<開幕直前の総合案内>いよいよ8月24日(土)~25日(日)、新会場の有明GYM-EXで「ハムフェア2024」開催
3)<「50MHz帯のアマチュア業務に影響が及ぶのでは?」との声も…>総務省が「新たな周波数割当計画案に係る意見募集(9月2日まで)」を実施中
4)<静岡県浜松市・国道257号線で取り締まり>東海総合通信局、ダンプカーにアマチュア無線機を取り付けて不法に無線局を開設した運転手(61歳)を摘発
5)【ハムフェア2024】<6W出力で長時間運用、2波同時受信も可能>八重洲無線、HF~430MHz帯ポータブル機「FTX-1F」を発表
6)【ハムフェア2024】<これが「X60」の正体だ!>アイコム、創業60周年記念のHF/50MHz帯トランシーバー「IC-7760」を公開
7)<周波数46.5MHzで475本のクロス八木アンテナ使用、出力は驚異の1,000kW>10月5日(土)、京都大学が「信楽MUレーダー見学ツアー2024」を実施、申し込みは8月31日まで
8)【ハムフェア2024】<ハムフェア会場で部数限定の先行販売>電波新聞社、9月5日に「令和版 ライセンスフリー・簡易無線マニュアル」を刊行
9)<免許を受けずに無線局を開設、435.08MHz(衛星通信区分)でオンエアー>北海道総合通信局、第四級アマチュア無線技士(61歳)に対して17日間の行政処分
10)【ハムフェア2024】<いよいよ8月24日(土)から!>設営準備が進む「ハムフェア2024」会場の前日ミニリポート
The post ハムフェア会場で世界初公開! ベールに包まれていたアイコム60周年記念モデル「IC-7760」に注目集まる--8月17日(日)~8月24日(土)まで先週の記事アクセスランキングTop10 first appeared on hamlife.jp .
2024年8月24日(土)と25日(日)の2日間、東京都江東区の「有明GYM-EX」で、「ハムフェア2024(第46回アマチュア無線フェスティバル)」が開催されている。新会場やさまざまな新製品の展示予告などもあってか、初日(24日)は昨年よりも2,000人多い、33,000名が来場したという。その会場内の模様を写真で紹介する。なお各社の新製品・参考出品の記事は機種別に詳報している。クラブブースの紹介記事は今後随時掲載予定だ。それぞれ「 ハムフェア2024まとめページ 」をチェックしていただきたい。
有明GYM-EX前で、建物への入館開始を待つ人の列
ハムフェア2024の開場は午前10時。出展者の入場は午前8時からだったが、有明GYM-EXの前には早朝から入場待ちの長い行列ができた。9時45分から開会セレモニーが行われ、その後一般入場が始まったが、ホール内はあっという間に混雑状態となった。
では初日の会場風景を写真で紹介しよう。
開幕セレモニーのテープカット風景
森田JARL会長による、特別記念局 8J1HAMからの第一声。今年はHF帯をリモートで運用
森田JARL会長と来賓の記念撮影
特別記念局の50MHz帯以上のアンテナは建物内に設置されていた
8J1HAMをリモート運用する小学6年生(2アマ)
8J1HAMのQSLカード
防災展示で陸上自衛隊の車両や通信機材も展示
賑わいを見せるJAIAコーナー
アイコムの参考出品、液晶ディスプレイのカラーを変更した144/430MHz帯FMモービル機「IC-2730B」。発売時期は未定
創業60周年を迎えたアイコムと時計メーカーのSEIKOのコラボレーションによるリストウォッチを展示。2024年12月下旬発売にMUSENモールで発売予定(税込49,500円)
八重洲無線ブースはFTX-1Fに注目が集まった
JARL特設ブースの体験運用コーナー。1日で40名以上が交信体験を行ったという
初めてアマチュア無線を体験するという女性もマイクを握る
イベントコーナーで行われた森田JARL会長の講演
ITジャーナリストとして活躍する三上 洋さん(せたがやV15)らによるライセンスフリー無線の講演。終了後は著書「深掘り! IT時事ニュース──読み方・基本が面白いほどよくわかる本」へのサイン会も行われた
初めて設置されたサテライトステージでの講演風景
自作品コンテスト入賞者の皆さんの記念撮影
初日終了後、東京ビッグサイトのレストランで行われた「アイボールパーティ」の参加者による記念撮影
●関連リンク:
・JARLハムフェア2024インフォメーション(JARL Web)
・ハムフェア2024インフォメーションサイト「ハムフェア.jp」
・ライブ配信 ハムフェアチャンネル(YouTube)
・ハムフェア 会場案内図 PDF(JARL Web)
・有明GYM-EX 交通アクセス(東京国際展示場)
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株式会社JVCケンウッドは2024年8月24日(土)から始まった「ハムフェア2024」の会場で、144/430MHz帯の新型カートランシーバー(APRS/D-STAR対応)を参考出品した。機種名の表記はないが、2025年の発売を目指して開発を進めているという。
JVCケンウッドが展示した、開発中のカートランシーバー。大型の操作部(コントローラー)と無線機本体で構成されている
参考出品された新型カートランシーバーは、アクリルケースの中に入ったモックアップで、機種名の表記はなかった。カタログや説明パネルなどもなかったが、上部のモニターでイメージとコンセプトを伝える画像を流していた。なお、操作部などのデザインは今後の開発が進むと変更される可能性があるという。
hamlife.jpが取材した、この新型カートランシーバーの特徴は次のとおり。
・D-STARとAPRSに対応。2波同時受信が可能
・操作性、視認性に優れた大型の操作部(コントロールパネル)と本体で構成する完全セパレートモデル
・操作部の取り付け金具は、TM-D710など従来の同社カートランシーバーと互換性があるので、買い替えユーザーも安心
・GPSレシーバー内蔵
・操作部にはフロントスピーカーを搭載。騒音が多いモービル環境でも、明瞭度の高い音声で通信が行える
操作部(コントローラー)にフロントスピーカーを搭載
・新製品のハンディ機「TH-D75」でできるD-STAR操作は、この製品にもすべて搭載。さらにリフレクターの操作はより簡単になっている
・豊富な端子類。USB端子は操作部、無線機本体の両方に装備
操作部側面の端子類
・本体にはマイクロホン端子とMicro SDスロットを装備
・外部スピーカー端子は2つあり、メインバンド用とサブバンド用で分けて使うこともできる
・価格はTH-D75よりも高くなる見込み
●関連リンク: JVCケンウッド(8月24日現在、この製品の情報は掲載されていない)
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