無線ブログ集
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一般財団法人 日本アマチュア無線振興協会(JARD)が各地で開催している「第三級アマチュア無線技士」養成課程講習会(短縮コース)の、2022年2月期の開催日程を紹介する。
●2022年2月の第三級短縮コース開催日程
東京都豊島区/JARDハム教室(2月13日開催)○
東京都豊島区/JARDハム教室(2月23日開催)○
大阪府富田林市/富田林市市民会館(2月27日開催)○
兵庫県尼崎市/尼崎市総合文化センター(2月20日開催)〇
長崎県諫早市/つくば倶楽部(2月27日開催)○
福岡県春日市/春日市ふれあい文化センター(2月6日開催)○
岩手県釜石市/岩手県立釜石商工高等学校(2月20日開催)○
※受講申込締切日:開講日1週間前の日(その前に定員に達したときは定員に達した日)
〇印は下記リンク先にてWeb申し込みが可能
第三級短縮コースは、第四級アマチュア無線技士の無線従事者資格を取得している者が対象。法規4時間、無線工学2時間の講習を受け、当日行われる修了試験に合格すると3アマの無線従事者免許証を手に入れることができる。JARDによると平成23年度の実績は受講者数:4,651名で、合格率は99.0%。受講費用や申し込み方法などの詳細は下記関連リンクで。
なおJARDでは2017年4月から、4アマ資格のない者でも自宅等からインターネットに接続したパソコンを使って学習ができる「eラーニング方式」の養成課程(3アマ標準コース)を随時開講している。最短なら申し込みの翌日から受講を始められる。修了試験受験者の合格率は100%。詳細はJARDのWebサイトで。
●関連リンク: 一般財団法人 日本アマチュア無線振興協会

NPO法人ラジオ少年が北海道エリアで開催している「第三級アマチュア無線技士」の養成課程講習会(短縮コース)の、2022年2月期開催日程を紹介する。
●2022年2月の「第三級アマチュア無線技士 短縮コース」開催日程
<北海道エリア> 札幌市/札幌ラジオ会館(2月6日開催)
第三級短縮コースは、第四級アマチュア無線技士の無線従事者資格を取得している者が対象。法規4時間、無線工学2時間の講習を受け、当日行われる修了試験に合格すると3アマの無線従事者免許証を手に入れることができる。受講費用や申し込み方法などの詳細は下記リンクで。
●関連リンク: アマチュア無線技士養成課程講習会受講者募集中(NPO法人ラジオ少年)

株式会社キューシーキュー企画が東北、関東、信越、北陸、東海、近畿、中国、九州の各エリアで開催している「第三級アマチュア無線技士」養成課程講習会(短縮コース)の2022年2月期は、いずれの地域でも開講が予定されていない。
●2022年2月の「第三級アマチュア無線技士 短縮コース」開催日程
<東北エリア> 2月の開催はなし(現在募集中のコースはありません)
<関東エリア> 2月の開催はなし(次回は2022年3月6日 さいたま市大宮区)
<信越エリア> 2月の開催はなし(次回は2022年5月15日 長野県松本市)
<北陸エリア> 2月の開催はなし(次回は2022年5月29日 石川県金沢市)
<東海エリア> 2月の開催はなし(次回は2022年5月29日 名古屋市中村区)
<近畿エリア> 2月の開催はなし(次回は2022年3月27日 京都市左京区)
<中国エリア> 2月の開催はなし(次回は2022年5月22日 広島市中区)
<九州エリア> 2月の開催はなし(次回は2022年6月5日 北九州市小倉北区)
第三級短縮コースは、第四級アマチュア無線技士の無線従事者資格を取得している者が対象。法規4時間、無線工学2時間の講習を受け、当日行われる修了試験に合格すると3アマの無線従事者免許証を手に入れることができる。受講費用や申し込み方法などの詳細は下記リンクで。
こちらの記事も参考に(2020年11月10日掲載)↓
<約10%値上がりし13,450円に>キューシーキュー企画、2021年4月から3アマ養成課程講習会の受講料を改定
●関連リンク: 養成課程講習会のご案内(株式会社キューシーキュー企画)

「毎週、アマチュア無線を肴に、おかしく楽しく、そして深く、時には涙を、 時には役立つ話題をお送りしたいと思います。多彩なゲストをお迎えし、楽しく語って行きたいと思います。乞うご期待!」というハムのラジオ。2013年1月6日からインターネットでコンテンツの公開を行い、同年10月から2018年12月末までは茨城県水戸市の「FMぱるるん」で放送。2019年1月からは再びインターネット配信に戻っていたが、同年6月から毎週日曜日21時に千葉県成田市の「ラジオ成田」で地上波放送が再開した。さらに2020年4月からは毎週月曜日の13時から再放送も行われるようになった。
2022年1月9日の第471回放送は新春特別企画「アマチュア無線若者対談、体験局を体験しました」後編。前回に引き続き、昨秋開催された文化祭の会場にアマチュア無線の臨時体験局を開設した、5つの大学無線部の代表者が運用体験談を語るという内容だ。ゲストは次のとおり。
・早稲田大学無線通信研究会(JH1YDT・8J1YAJ) JI1TMD 波部氏
・東北大学学友会アマチュア無線部(JA7YAA・8J7YAB) JP7VSW 窪美氏
・金沢工業大学アマチュア無線部(JA9YAA・8N9YAA) JJ1MJK・JF9RWU 山崎氏
・富山大学アマチュア無線部(JA9YAV・8J9YAV)JF9PKH 小熊氏
・金沢大学ラジオオーディオクラブ(金沢大学アマチュア無線クラブ)(JA9YBA・8N9YAB) JS2IGY 江本氏
公開されたポッドキャスト音声は約57分。聴取は下記関連リンクから。Web上のほかiTunesかSticherのリンクからも聴くことができる。
●関連リンク: ハムのラジオ第471回の配信です

先週のアクセスランキングで1位となったのは、一般財団法人 日本アマチュア無線振興協会(JARD)が行う交信イベント「HAMtte交信パーティー2022 冬」開催のニュース。2022年1月8日(土)から23日(日)まで、3.5/7/21/50/144/430MHz帯のアマチュアバンドの全モードで開催され、期間中にHAMtteメンバーの1局以上と交信し書類を提出した局はに、抽選で10名に大人気の「特製コールサインプレート」が当たるほか、HAMtteメンバー2局以上を含む、異なる20局と交信し書類を提出すると「HAMtteロゴ入りノベルティグッズ」がもれなく贈られる。

HAMtteメンバーの1局以上と交信し書類を提出した局を対象に、抽選で10名に当たる「特製コールサインプレート」の見本
続く2位と3位は、FT8に代表されるデジタル文字通信で利用者の多い通信用ソフトウェア「JTDX」と「WSJT-X」のバージョンアップ情報に関する記事だった。2位は、「JTDX」の最新版、「JTDX 2.2.158」が2022年1月1日(UTC)に公開された。公式サイトによると、「マウントアトスの「/A」DXCCを認識できるようにした」など合計27か所の変更・改善を実現したとしている。一方の「WSJT-X」は、バグ修正版となるバージョン2.5.4の一般公開を2022年1月3日(UTC)に開始。リリースノートによると「標準ではないコールサインを使用している局との交信時に時々クラッシュする不具合」が修正されたということだ。一部ユーザーから“コールサイン末尾に「/P」を付けている移動局との交信時にクラッシュする”というリポートが上がっていた。これが改善されたと推測される。

通信用ソフトウェア「JTDX」は、27か所の変更・改善を行った「Ver.2.2.158」をリリース

通信用ソフトウェア「WSJT-X」は、バグ修正版となるバージョン「Ver.2.5.4」の一般公開を開始
4位は「<有効交信期間は2022年1月1日から1年間>じゃぱん ひなたぼっこの会、『もう一度 連れてって甲子園へ(略称「甲子園アワード」)』を発行」。趣向を凝らしたルールのアワードを発行している「じゃぱん ひなたぼっこの会」では、2022年1月1日から12月31日までの交信を対象に、令和3年の第103回大会までの夏の甲子園出場校を、インターネットや書籍などを参考にして同会が定めた823校の476市区町村を対象とする局と交信して得られる「もう一度 連れてって甲子園へ(略称「甲子園アワード)」の発行を1年間限定で始めた。部門は「応援賞」「優勝賞」「パーフェクト賞」「デジタル応援賞」「デジタル優勝賞」「デジタルパーフェクト賞」の6つ。

2022年1月1日から12月31日までの交信を対象に、1年間限定で「もう一度 連れてって甲子園へ(略称「甲子園アワード)」を「じゃぱん ひなたぼっこの会」が発行
※タイトルをクリックすると該当記事にジャンプします。
1)<20局交信で特製グッズがもらえる >JARD、1月8日(土)から23日(日)まで一般局も参加できる「HAMtte交信パーティー2022 冬」を開催
2)<変更・改善点は27か所>FT8で人気のデジタル通信用ソフト「JTDX」、2022年1月1日付け最新バージョン(JTDX 2.2.158)公開
3)<標準ではないコールサインの局との交信時にクラッシュする不具合を修正>WSJT-Xの新バージョン「2.5.4」がリリース
4)<有効交信期間は2022年1月1日から1年間>じゃぱん ひなたぼっこの会、「もう一度 連れてって甲子園へ(略称「甲子園アワード」)」を発行
5)<開催期間は6日間、連続で参加するとハンディ機が当たる>1月2日(日)9時から1月7日(金)21時まで、JARL主催「第75回 QSOパーティ(NYP)」開催
6)<特集「5.6GHz帯の現状と楽しみ方」「サイクル25今年はどうなる」掲載>「月刊FBニュース」2022年1月1日号きょう公開
7)<話題豊富だった1年間、読者の興味と関心は!?>hamlife.jpの「年間アクセスランキング2021」ベスト30を発表
8)<400点以上のオリジナル商品を40ページに集大成>CQオームが「オリジナルカタログ ver.2021」を制作、PDF版を無料ダウンロード可能
9)<「8J」「8N」で始まるコールサイン>2022年1月に運用されるJARL特別記念局、JARL特別局、JARL以外の記念局、臨時局に関する情報
10)<受信報告期間は2022年3月31日 まで>佐賀・福岡県境の「はがね山標準電波送信所(JJY)」開局20周年記念ベリカード(受信確認証)発行

日本における、2022年1月8日時点の「アマチュア無線局のコールサイン発給状況」をまとめた。1月に入って、新たに1エリア(関東管内)の関東総合通信局、3エリア(近畿管内)の近畿総合通信局、5エリア(四国管内)の四国総合通信局、9エリア(北陸管内)の北陸総合通信局からそれぞれ更新発表があった。
各総合通信局で公表している、コールサインの発給状況は下表の通りだ。
ところでアマチュア局のプリフィックスの割当ての順番に触れておこう。まず1エリア(関東管内)を例に取ってみると、最初はJA1 → JH1 → JR1 → JE1 → JF1 → JG1 → JI1 → JJ1 → JK1 → JL1 → JM1 → JN1 → JO1 → JP1 → JQ1 → JS1と一度目の発給が行われた。
その後JE1からプリフィックスのアルファベット順での空きコールサインの再割り当てが行われ、JE1 → JF1 → JG1 → JH1 → JI1 → JJ1 → JK1 → JL1 → JM1 → JN1 → JO1 → JP1 → JQ1 → JR1 → JS1と進んだ。
さらにその後、数字の7で始まる7K1 → 7L1 → 7M1 → 7N1 → 7K2 → 7L2 → 7M2 → 7N2 → 7K3 → 7L3 → 7M3 → 7N3 → 7K4 → 7L4 → 7M4 → 7N4の発給が行われ、その後にJA1 → JE1 → JF1 → JG1 → JH1 →JI1 → JJ1と2度目の再割り当てが進行している。
また2エリア(東海管内)と3エリア(近畿管内)も、関東の1回目の再割り当てと同様に「JS2(JS3)終了後に、JE2(JE3)からプリフィックスのアルファベット順」で再割り当てが進行している。
しかし6エリア(九州管内)は、JQ6までの発給が終了後(JS6は沖縄に割り当て)、JA6から、プリフィックスのアルファベット順での再割り当てが行われている。
このあたりの経緯と詳細は、日本におけるコールサイン研究の第一人者、JJ1WTL・本林氏のWebサイトが詳しい。
↓この記事もチェック!
<総務省のデータベース「無線局等情報検索」で判明>7エリア(東北管内)、令和3(2021)年1月28日付で「JQ7AAA」を発給
<令和3(2021)年1月20日発給分から>6エリア(九州管内)、「JE6」のプリフィックスが終了し「JF6AAA(二巡目)」からの割り当て開始
●関連リンク:
・JQ7の割り当てに突入(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
・The Enigma of Japanese Call Sign System(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
・「「7K1~7N1」「7K2~7N2」「7K3~7N3」「7K4~7N4」は再割り当てされません」?(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)

JARL埼玉県支部は2022年1月10日(月・祝)9時から15時まで、日本国内(陸上)のアマチュア局およびSWLを対象に、1.9/3.5/7/14/21/28/50/144/430/1200MHz帯の電信と電話で「第40回 オール埼玉コンテスト」を開催する。昨年は埼玉県を含む1都3県へ新型コロナウイルス感染拡大による「緊急事態宣言」が再発出される事態になったため、マルチオペ種目の中止と移動運用の自粛が行われたが、今回は通常通りのルールで実施される。
参加資格は各部門別に、埼玉県内で運用する「県内電信電話」、埼玉県外で運用する「県外電信電話」に分かれる。交信対象は県内局が「埼玉県を含む全国内局」、県外局が「埼玉県内局に限る」となっている。
●前回の規約との変更点
・1.9MHz部門の新設
>参加バンドプランは「CW:1.801~1.820MHz」と「AM/SSB:1.850~1.875MHz」
・50MHzの参加バンドプランを新プランに変更
>「CW:50.250~300MHz→ 50.050~50,090MHz」と「AM/SSB:50.300~51.000MHz」→「50.350~51.000MHz」
・賞
>今回の開催が第40回の記念として抽選で40名に記念品を贈呈する
・参加証明書
>受付けは、2022年4月30日(消印有効)と短縮した
呼び出し方は、電話の場合は県内局が「CQ埼玉コンテスト」、県外局が「CQ埼玉コンテスト(こちらは県外局)」、電信の場合は県内局が「CQ ST TEST」、県外局が「CQ STX TEST」。交信相手は県内局が埼玉県を含む全国内局、県外局は埼玉県内局に限る。
ナンバー交換は「県内局」はRS(T)による相手局のシグナルレポート+市区町村ナンバー、「県外局」はRS(T)による相手局のシグナルレポート+都府県地域等ナンバーを送る。
ログ提出は1月25日(火)まで(消印有効)。また電子ログを受け付けている。サマリーの形式は「バージョンR1.0」、または「バージョンR2.0」のどちらでもOK。「それ以外の形式は一切受け付けません」と案内している。
書類提出した希望する局には「参加証明証」を贈呈。定型封筒(はがきサイズの用紙が入る大きさに限る)に84円切手を貼り付け、送付先の住所、名前、コールサインをあらかじめ記載して郵送で送ること。参加証明書の受け付けは、2022年4月30日(土)まで(消印有効)。
詳しくは下記の関連リンクから「第40回 オール埼玉コンテスト規約」で確認してほしい。

「第40回 オール埼玉コンテスト」の規約(一部抜粋)
●関連リンク:
・第40回 オール埼玉コンテスト規約
・第40回 オール埼玉コンテスト規約(PDF形式)
・JARL埼玉県支部

2022年1月9日(日)9時から18時までの9時間、JARL熊本県支部主催「2022オール熊本コンテスト」が、日本国内のアマチュア無線局およびSWLを対象に、1.9/3.5/7/14/21/28/50/144/430/1200MHz帯の各アマチュアバンドの電話と電信で行われる。今回から新たに「電信電話 1.9MHz部門」が追加され、最大送信出力は個人局、社団局ともに上限100Wとなるなどのルール変更が行われている。
本コンテストの交信対象は県内局が「日本国内で運用するアマチュア局」、県外局が「熊本県内で運用するアマチュア局」となっている。ナンバー交換は、県内局が「RS(T)符号による相手局のシグナルレポート」+「自局の運用地点を示す市郡区ナンバー」、県外局は「RS(T)符号による相手局のシグナルレポート」+「都府県支庁ナンバー」となる。
県内局に対しては「今回も前回同様に集中時間帯を設定していますので、ぜひこの機会に貴方のコールサインを聞かせてください。集中時間帯は0900~1000/1300~1400/1700~1800とします」と呼び掛けている。
紙ログ、電子ログの締め切りはともに2022年1月17日(月)。郵送の場合は消印で、電子ログの場合はタイムスタンプで判断する(ログ・サマリーシートの形式がR1.0での再提出をお願いする。再提出に限り期限は2022年1月20日とする)。社団局での参加は、運用者のコールサイン(もしくは氏名)をサマリーシートに記載。結果希望者は84円切手を貼り付けたSASE同封のこと(Webサイト上でも同様のものを掲載予定)。
詳しくは下記の関連リンクから「2022オール熊本コンテスト規約」で確認してほしい。

「2022年オール熊本コンテスト」の規約(一部抜粋)
●関連リンク:
・2022オール熊本コンテスト規約(PDF形式)
・JARL熊本県支部

神奈川県横須賀市にあるコミュニティFM放送局「FMブルー湘南(横須賀エフエム放送株式会社、JOZZ3AD-FM、空中線電力20Wほか)」では、2017年4月からアマチュア無線家向けの番組「QSY」をオンエアーしている。放送は毎週金曜日の22時から30分間だが、新たな内容の番組は第1・3・5金曜日に流され、第2・第4金曜日は前週の再放送という形式だ(2017年7月から)。放送音声は後日ポッドキャストとしてWebサイトで公開されている。
2021年12月31日の第134回放送は、JK1BAN 田中氏の「今週の活動報告」はリスナーからのメール紹介。JH1OSB 小濱氏の「無線は自作でより楽しくなる」は5年以上前に塩ビパイプとサーボモーター付きエアバリコンで作った7MHz帯用MLAアンテナの一部を持参して紹介。最後にお年玉プレゼントの案内(賞品:ソ連製のゲルマニウムダイオード3本×5名、米軍の電池管3本×5名、SMA-P~M-J変換コネクタ1個×3名、MP-8コネクタ2個×3名)を行った。締め切りは1月10日。
番組の聴取は下記関連リンクから。Web上またはダウンロード(MP3形式)で利用できる。
●関連リンク:
・QSY 第134回放送
・QSYゆるーく無線を楽しむ(YouTube)
・QSY 番組案内ページ

2022年1月6日、総務省は2021年11月末のアマチュア無線局数を公表した。それによると前回の2021年10月末のデータから1か月間で730局減少し、380,839局となった。以前は▲1,000局/月以上あったアマチュア局の減少スピードも、テレワークや巣ごもり生活の浸透など、お家時間の増加もあって鈍化傾向が続いている。一方、最後の1局となる「パーソナル無線局」の無線局期間が「2021(令和3)年12月19日まで」だったので、昨年暮れには完全に消滅してしまった。なお、今回公表されたデータは「11月末時点」のものなので、データ上では2局が残っている。

2012年以前は1か月間に1,000局から2,000局単位でアマチュア局が減少。2013年以降は「東日本大震災」による開局ブーム!?の影響で減少数も落ち着いてきたが、5年ごとに行うアマチュア局の更新手続き(再免許申請)の煩わしさの影響からか、5年経過したタイミングの2017年12月末から、ほぼ毎月1,000局以上減少し続けていた。しかし、コロナ禍の影響で生活スタイルが大きく変化。お家時間が増えた影響で、アマチュア局の新規開局やカムバックハムの増加などが功を奏し、鈍化スピードの鈍化傾向が再び現れだした
アマチュア局は、1995年3月末に過去最高の136万4,316局を記録したピークから増減を繰り返し、ピーク後に最高となった2016年3月末の43万6,389局から、現在も“ピーク後最低局数”を更新し続けている。ピーク後に最高となった43万6,389局から68か月間で55,550局減少した。

アマチュア局登録の多いエリア順に並べると、1エリア(関東管内)は11万局以上の登録があるが、2番目は2エリア(東海管内)で3位が3エリア(近畿管内)、そして4位には7エリア(東北管内)、5位は8エリア(北海道管内)、6位は6エリア(九州管内)と続く
●2021年11月末、アマチュア局の各エリア(管内)局数内訳
・1エリア(関東管内): 111,616局(111,872局)
・2エリア(東海管内): 48,896局(48,881局)
・3エリア(近畿管内): 46,009局(46,065局)
・4アリア(中国管内): 22,998局(23,101局)
・5エリア(四国管内): 17,606局(17,608局)
・6エリア(九州管内): 31,658局(31,717局)
・7エリア(東北管内): 40,174局(40,287局)
・8エリア(北海道管内):34,921局(35,013局)
・9エリア(北陸管内): 9,244局(9,266局)
・0エリア(信越管内): 15,524局(15,564局)
・6エリア(沖縄管内): 2,193局(2,195局)
※カッコ内の数字は2021年10月末の局数を表す

対前月比でのアマチュア局の減少数推移を見ると、今回公表された11月末のデータは対前月比で▲730局。依然、鈍化傾向が続いていることがわかる
なお、沖縄総合通信事務所管内のパーソナル無線局は2020年7月末のデータから0局、北陸総合通信局管内のパーソナル無線局は2020年12月末のデータから0局、四国総合通信局管内のパーソナル無線局は2021年6月末のデータから0局、近畿総合通信局管内のパーソナル無線局は2021年7月末のデータから0局、中国総合通信局管内と北海道総合通信局のパーソナル無線局は2021年8月末のデータから0局、九州総合通信局管内、東北総合通信局管内、信越総合通信局管内のパーソナル無線局は2021年10月末のデータから0局となり、それぞれの管内からパーソナル無線局は消滅。
11月末の時点では、関東総合通信局管内と東海総合通信局管内の各1局が残っている。
●2021年11月末、パーソナル無線局の各管内局数内訳
・関東管内: 1局(1局)
・東海管内: 1局(1局)
・近畿管内: 0局(0局)
・中国管内: 0局(0局)
・四国管内: 0局(0局)
・九州管内: 0局(1局)
・東北管内: 0局(1局)
・北海道管内: 0局(0局)
・北陸管内: 0局(0局)
・信越管内: 0局(2局)
・沖縄管内: 0局(0局)
※カッコ内の数字は2021年10月末の局数を表す
●関連リンク:
・無線局統計情報(総務省)
・Internet
Explorer上でExcelファイルを開いた場合に発生する事象について(総務省)
・東日本大震災(ウィキペディア)