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hamlife.jp (2024/11/25 18:35:29)
現在データベースには 6122 件のデータが登録されています。
日本における、2021年4月10日時点の「アマチュア無線局のコールサイン発給状況」をまとめた。新たに1エリア(関東管内)の関東総合通信局と、8エリア(北海道管内)の北海道総合通信局からそれぞれコールサイン発給状況の更新発表があった。
各総合通信局で公表している、コールサインの発給状況は下表の通りだ。
ところでアマチュア局のプリフィックスの割当ての順番に触れておこう。まず1エリア(関東管内)を例に取ってみると、最初はJA1 → JH1 → JR1 → JE1 → JF1 → JG1 → JI1 → JJ1 → JK1 → JL1 → JM1 → JN1 → JO1 → JP1 → JQ1 → JS1と一度目の発給が行われた。
その後JE1からプリフィックスのアルファベット順での空きコールサインの再割り当てが行われ、JE1 → JF1 → JG1 → JH1 → JI1 → JJ1 → JK1 → JL1 → JM1 → JN1 → JO1 → JP1 → JQ1 → JR1 → JS1と進んだ。
さらにその後、数字の7で始まる7K1 → 7L1 → 7M1 → 7N1 → 7K2 → 7L2 → 7M2 → 7N2 → 7K3 → 7L3 → 7M3 → 7N3 → 7K4 → 7L4 → 7M4 → 7N4の発給が行われ、その後にJA1 → JE1 → JF1 → JG1 → JH1 →JI1 → JJ1と2度目の再割り当てが進行している。
また2エリア(東海管内)と3エリア(近畿管内)も、関東の1回目の再割り当てと同様に「JS2(JS3)終了後に、JE2(JE3)からプリフィックスのアルファベット順」で再割り当てが進行している。
しかし6エリア(九州管内)は、JQ6までの発給が終了後(JS6は沖縄に割り当て)、JA6から、プリフィックスのアルファベット順での再割り当てが行われている。
このあたりの経緯と詳細は、日本におけるコールサイン研究の第一人者、JJ1WTL・本林氏のWebサイトが詳しい。
↓この記事もチェック!
<総務省のデータベース「無線局等情報検索」で判明>7エリア(東北管内)、令和3(2021)年1月28日付で「JQ7AAA」を発給
<令和3(2021)年1月20日発給分から>6エリア(九州管内)、「JE6」のプリフィックスが終了し「JF6AAA(二巡目)」からの割り当て開始
●関連リンク:
・JQ7の割り当てに突入(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
・The Enigma of Japanese Call Sign System(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
・「「7K1~7N1」「7K2~7N2」「7K3~7N3」「7K4~7N4」は再割り当てされません」?(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
八重洲無線株式会社は2021年4月中に全国の無線ショップで開催する「YAESUフェア」「ハムライフ応援フェア」と、ブース出展するアマチュア無線イベントのスケジュールを明らかにした 。
八重洲無線が発表した、各地のイベントスケジュールは下記の通り。なお(※)のイベントは販売店セール情報となっている。
★ ヤナイ無線「春のハムライフ応援フェア」
・日時:
4月10日(土)09:50~19:00
4月11日(日)09:50~17:00
・開催場所:ヤナイ無線
群馬県伊勢崎市日乃出町502-7
TEL:0270-24-9401 http://park23.wakwak.com/~yanaimusen/
★CQオーム 「YAESUフェア」
・日時:
4月17日(土)10:00~17:00
4月18日(日)10:00~16:00
・開催場所:CQオーム
岐阜県岐阜市菅生3-11-8
TEL:058-294-3949 http://www.cqcqde.com/
★「第2回 ハムらde無線フェア」ブース出展
・日時:4月18日(日)10:00~15:00
・開催場所:羽村市生涯学習センター ゆとろぎ
東京都羽村市緑ヶ丘1-11-5
http://www.cqmart.com/hamura_fair/fair_top.html
★松本無線パーツ広島店「ハムライフ応援フェア」 ※
・日時:
4月23日(金)
4月24日(土)
・開催場所:松本無線パーツ広島店
広島県広島市西区商工センター4-3-19
TEL:082-208-4447 http://www.matsumoto-musen.co.jp/
★中部特機産業金沢店「ハムライフ応援フェア」
・日時:
4月24日(土)10:00~17:00
4月25日(日)10:00~16:00
・開催場所:中部特機産業金沢店
石川県金沢市新神田1-9-24
TEL:076-291-0818 https://www.chutoku.co.jp/info-kanazawa/
★中部特機産業福井店「ハムライフ応援フェア」
・日時:
4月24日(土)10:00~17:00
4月25日(日)10:00~16:00
・開催場所:中部特機産業福井店
福井県福井市和田2-119
TEL:0776-26-1641 https://www.chutoku.co.jp/info-fukui/
★松本無線パーツ岡山店「ハムライフ応援フェア」 ※
・日時:
4月24日(土)
4月25日(日)
・開催場所:松本無線パーツ岡山店
岡山県岡山市南区西市101-4-2
TEL:086-206-2000 http://www.matsumoto-musen.co.jp/
各イベントにおける展示・デモ内容は下記関連リンクに準備が出来次第掲載される。
こちらの記事も参考に↓(2021年4月2日掲載)
<八重洲無線の対象機種を買って、最大1万円のクーポン券がもらえる>JARL会員が対象「JARLフレンドリーショップ」キャンペーン実施
●関連リンク: 八重洲無線 催事情報
アイコム株式会社は2021 年4月8日に開催した取締役会で、同社執行役員 海外営業部長(元 Icom America Inc. 代表取締役社長 )の中岡洋詞(なかおか ひろし)氏が代表取締役社長に就任し、同社創業者で代表取締役会長兼社長の井上徳造氏(JA3FA)が代表取締役会長に就任することを決議(内定)した。この 異動は6月25日開催予定の第57期定時株主総会と、その後開催予定の取締役会 において正式決定される予定だ 。
アイコムが発表したIR情報のうち、代表取締役の異動に関する部分をそのまま紹介する。監査役の異動と6月25日からの取締役会の構成など全文は下記関連リンク参照のこと。
●関連リンク:
・アイコム株式会社 IRプレスリリース一覧
・
代表取締役の異動及び役員の異動に関するお知らせ PDF(アイコム)
・新社長 アイコム
中岡洋詞氏(日本経済新聞電子版)
・新社長 アイコム(電波新聞デジタル)
神奈川県横須賀市にあるコミュニティFM放送局「FMブルー湘南(横須賀エフエム放送株式会社、JOZZ3AD-FM、空中線電力20Wほか)」では、2017年4月からアマチュア無線家向けの番組「QSY」をオンエアーしている。放送は毎週金曜日の22時から30分間だが、新たな内容の番組は第1・3・5金曜日に流され、第2・第4金曜日は前週の再放送という形式だ(2017年7月から)。放送音声は後日ポッドキャストとしてWebサイトで公開されている。
2021年4月2日の第113回放送は、JK1BAN 田中氏の「今週の活動報告」は2SC1306の規格を知りたくて1978年版と1983年版の「トランジスタ規格表」を使ったという話題。JH1OSB 小濱氏の「無線は自作でより楽しくなる」はニッケル製のタブを電気溶接するための、 中華製ポータブルスポット溶接機 の紹介。日本では3,000円前後で買えるという。
番組の聴取は下記関連リンクから。Web上またはダウンロード(MP3形式)で利用できる。
●関連リンク:
・QSY 第113回放送
・QSYゆるーく無線を楽しむ(YouTube)
・QSY 番組案内ページ
八重洲無線株式会社は2021年4月8日、HF/50MHz帯トランシーバーの新製品「FTDX10シリーズ」の新ファームウェアをリリースした。主な変更点は「FT8の運用に最適な設定を行った“PRESET”をMODE画面に追加」「ウォーターフォール表示の状態で送信した場合送信終了後(受信状態)の画面に送信開始直前の受信状態表示を付加」など合計6項目とされている。
「FTDX10シリーズ」の新ファームウェア公開は2021年1月22日以来、これで2度目となる。今回の修正点は次のとおり。
★ファームウエアバージョン(2021/4)
・MAIN : V01-05
・DISPLAY : V01-03
・DSP (IF DSP) : V01-01
・SDR : V01-00
・AF(AFCPU): V01-00
★ファームウェアアップデート対象モデル
・FTDX10
・FTDX10M
・FTDX10S
★主な変更点
1. 「FT8」の運用に最適な設定を行った「PRESET」をMODE画面に追加しました。
MODE画面(MODEキーの長押しで表示する運用モード選択画面)に新たに追加された「PRESET」のワンタッチ操作で「FT8」通信モードに最適な設定値が有効となりますので、スムーズで快適に「FT8」を楽しむことができます。「PRESET」の長押しで、セットされた各項目を呼び出して変更することもできます。
※操作については、下記『追加機能について』をお読みください。
2. ウォーターフォール表示の状態で送信した場合、画面は送信のスコープ表示に切り替わります。
送信終了後(受信状態)の画面に送信開始直前の受信状態表示を付加し、続けて最新の受信状態のウォーターフォールを表示するようにしました。(最大はスコープ表示時間)
3. フロントパネルの「BAND」キーを押すことで、運用中のバンドスタックメモリーが呼び出される動作を、「BAND」キーを押した後にバンドを選んだ時点で、選択バンドのバンドスタックメモリーを呼び出すように変更しました。
4. CW運用における波形の立ち上がり/立ち下がり特性(CW SETTING/ MODE CW/ CW WAVE SHAPE)の設定値と初期値を最適化しました。(設定値:4/6/8msec、初期値:6msecに変更)
5. MPVD(多機能ダイヤル)の1回転あたりのステップ(OPERATION SETTING/ TUNING/ MPVD STEPS PER REV.)の設定値を変更しても選択したステップが反映しない不具合を修正しました。
6. その他、機能改善および最適化を行いました。
詳細は下記関連リンク参照のこと。
●関連リンク:
・FTDX10シリーズ
ファームウエアアップデート(八重洲無線)
・FT8運用における「PRESET」機能追加について PDF(八重洲無線)
・FTDX10シリーズ
アップデートマニュアル PDF(八重洲無線)
八重洲無線株式会社は2021年4月8日、HF/50MHz帯トランシーバー「FTDX101シリーズ」の新ファームウェアをリリースした。主な変更点は「FT8の運用に最適な設定を行った“PRESET”MODE画面に追加」など12項目に及んでいる。
「FTDX101シリーズ」の新ファームウェアが公開されるのは2020年4月30日以来となる。今回の変更・改善点は次のとおり。
★ファームウェアバージョン(2021/4)
・MAIN : V01-19
・DISPLAY : V01-08
・IF DSP (MAIN DSP/SUB DSP) : V01-07
・SDR (MAIN SDR /SUB SDR) : V02-06
・AF DSP : V01-00
★ファームウェアアップデート対象モデル
・FTDX101MP
・FTDX101D
・FTDX101DM
・FTDX101DS
★主な変更点
1. 「FT8」の運用に最適な設定を行った「PRESET」をMODE画面に追加しました。
MODE画面(MODEキーの長押しで表示する運用モード選択画面)に新たに追加された「PRESET」のワンタッチ操作で「FT8」通信モードに最適な設定値が有効となりますので、スムーズで快適に「FT8」を楽しむことができます。「PRESET」の長押しで、セットされた各項目を呼び出して変更することもできます。
※操作については、下記『追加機能について』をお読みください。
2. ウォーターフォール表示の状態で送信した場合、画面は送信のスコープ表示に切り替わります。
送信終了後(受信状態)の画面に送信開始直前の受信状態表示を付加し、続けて最新の受信状態のウォーターフォールを表示するようにしました。(最大はスコープ表示時間)
3. SSBモードのTXバンドパスフィルタ設定(RADIO SETTING (MODE SSB)/TX BPF SEL)において初期値(工場出荷時の設定)を“100-2900Hz”に変更しました。
4. MPVD多機能ダイヤルに何も機能が割り当てられていない状態のダイヤル動作を“FAST”(VFOダイヤルの10倍の周波数可変)として動作するようにしました。
5. CW運用における波形の立ち上がり/立ち下がり特性(CW SETTING/ MODE CW/ CW WAVE SHAPE)の設定値と初期値を最適化しました。(設定値:4/6/8msec、初期値:6msecに変更)
6. CWコンテストナンバーの入力/送出桁数を3桁から4桁(1~9999)に変更しました。
7. CW送信時の立ち上がりでSWRメータが一瞬大きく振れてしまう不具合を修正しました。
8. ボイスメモリーを使用した送信の際に変調がかからない場合がある不具合を修正しました。
9. “RESET”メニュー(EXTENSION SETTING/ RESET)において“ALL RESET”をかけてもボイスメモリーの内容がクリアされない不具合を修正しました。
10. PSKモードで電源を切り、同モードで再度電源を立ち上げPSKテキストメモリー送信を行うとPOWERga出なくなる不具合を修正しました。
11. CATコントロールコマンドを使用したオペレーションにおける動作改善と適正化を行いました。
12. その他、機能改善および最適化を行いました。
詳細は下記関連リンク参照のこと。
●関連リンク:
・FTDX101Dファームウエアアップデート(八重洲無線
FTDX101シリーズ商品情報)
・FT8運用における「PRESET」機能追加のお知らせ PDF(八重洲無線)
・FTDX101シリーズ
アップデートマニュアル PDF(八重洲無線)
2021年4月10日(土)21時から4月11日(日)12時までの15時間にわたり、JARL信越地方本部主催による「第68回 信越アマチュア局非常通信コンテスト(略称「JA0-OSOコンテスト」)」が、1.9/3.5/7/14/21/28/50/144/430MHz帯と1200MHz帯以上の各アマチュアバンドの全電波型式(135/475kHz帯、3.8/10/18/24MHz帯およびレピーター、衛星通信、VoIP、遠隔操作局は不可。各局に許可されている範囲内)で行われる。ジュニア部門の設定や、委員会の裁量により委員会特別賞(賞状)などが贈られる。
参加資格は0エリア(信越管内)在住の同エリア内で運用するアマチュア局(ゲストオペ不可、コンテスト参加中の同一県内での範囲内で移動は認める)。交信は「送信開始時刻、コンテストナンバー、電文(クンレンを含め15~20字程度で3種類以上を用意し使い分けるなど)、送信終了時刻」を交換し合う形式となる。
なおコンテストナンバーは、「RS(T)符号による相手局のシグナルレポート」+「001形式」で、「001形式」は全バンドを通じて一連番号を使うことを定めている。
紙ログの締め切りは4月26日(月)消印有効、郵便以外の方法の場合は4月27日(火)必着。得点の算出方法(加点、減点など)や書類の作成方法などに関するルールが細かく決められている、
結果公表後に自身の減点内容を知りたい場合には、長3封筒へ返送先の住所・氏名を記入し、94円切手を貼ったSASE、もしくは電子メールでコンテスト委員会まで問い合わせのこと。詳細は下記の関連リンクから「第68回 信越アマチュア局非常通信コンテスト(JA0-OSOコンテスト)規約」で確認してほしい。
●関連リンク:
・第68回 信越アマチュア局非常通信コンテスト規約(PDF形式)
・JARL信越地方本部コンテスト委員会
・JARL信越地方本部
大阪府交野市の「アマチュア無線ジャンク市」が、2021年4月11日(日)9時から11時までの2時間にわたり開催される。ジャンク市への出品は無料で、事前に届け出る必要もない。シャックの不用品のほか、無線関係以外の品物もOK! 家庭の余り物やパソコンなども持ちよって出品できることから、毎回多くの人で賑わうシャック市だ。「雨天の日は中止する場合があります。早いときはAM8時ごろから始まってます」「のんびりとしたジャンク市ですので、ぜひ遊びにきてください。無線関係の品物に限りません、ご家庭の余り物・パソコンなどもOKですよ」と呼びかけている。なお時節柄、マスクを用意して参加しよう。
「アマチュア無線ジャンク市」が、2021年4月11日(日)9時から11時まで、大阪府交野市の国道168号線(磐船街道)沿い、磐船神社付近で行われる(雨天の日は中止する場合がある。また、早いときは8時ごろから始まっている)。
会場近くの京阪バス「磐船神社前」には駐車場とトイレがあるほか、コンビニなどで食料の調達もできる。私有地所有者の厚意で立木などを利用してのHFローバンドアンテナを張ることも可能で、アマチュア無線の移動運用にも最適な場所もある。
さらに有名な磐船神社や天の川流域の自然散策コースなど、家族連れでも楽しめる場所が周辺に点在するので、お父さんはジャンク市を、家族は周辺の散策を楽しむこともできるだろう。
出品料は無料で事前に届ける必要はないが、初めての方は氏名、住所、電話番号などを届け出てほしいと主催者は呼びかけている。雨天の日は中止する場合もあるほか、参加者が少ないときは早めに終了することもあるため、なるべく午前中に来場してほしいと案内している。
ジャンク市の開催場所は「交野市の私有地を関係者のご厚意により使用させていただいています。ボーイスカウトの方々と一緒の時もありますので譲り合ってご使用ください」と主催者は呼びかけている。
●出品時の注意事項
参加は無料です。初めての方は管理者に氏名、住所、電話などを届出てください。初めて参加の方は当日出品している人に管理者を尋ねてください。わらなくてもOKです。参加者が多くなってきましたので、車はできるだけ詰めて駐車してください。撤収後は付近を清掃しゴミは必ず持ち帰ってください。
●関連リンク:
・アマチュア無線ジャンク市のご案内
・CUT & TRY 自作愛好会
東京都西東京市にあるコミュニティFM放送局「FM西東京(JOZZ3AU-FM、84.2MHz 出力20W)」は、2012年からアマチュア無線に特化した情報番組「QRL」をスタートし、毎週木曜日の23:30から30分間オンエアーしている(番組は2017年6月にリニューアルが図られた)。放送内容は後日ポッドキャストとしてWebサイトで公開されており、このほど2021年4月1日夜に放送した第465回分がアップされた。
2021年4月1日(第465回)の特集は、総務省が3月26日に旧スプリアス規格で免許を受けている無線設備の使用期限(経過措置)を、現行の「令和4年11月30日まで」から「当分の間」と改め、新スプリアス規格に移行していない無線局は「令和4年12月1日以降、他の無線局の運用に妨害を与えない場合に限り使用することができる」と条件を設けることとして 意見募集を行うという話題 を取り上げた。
番組の聴取は下記関連リンクから。Web上またはダウンロード(MP3形式)で利用できる。
●関連リンク:
・QRL For Amateur Radio Station 第465回放送
・QRL Facebookページ
日本における、2021年4月7日時点の「アマチュア無線局のコールサイン発給状況」をまとめた。4月に入って、新たに6エリア(九州管内)の九州総合通信局と、9エリア(北陸管内)の北陸総合通信局からそれぞれコールサイン発給状況の更新発表があった。なお、9エリアはJF9のサフィックスファーストレター「R」が終了し、「S」へ割り当てが移っている。
各総合通信局で公表している、コールサインの発給状況は下表の通りだ。
ところでアマチュア局のプリフィックスの割当ての順番に触れておこう。まず1エリア(関東管内)を例に取ってみると、最初はJA1 → JH1 → JR1 → JE1 → JF1 → JG1 → JI1 → JJ1 → JK1 → JL1 → JM1 → JN1 → JO1 → JP1 → JQ1 → JS1と一度目の発給が行われた。
その後JE1からプリフィックスのアルファベット順での空きコールサインの再割り当てが行われ、JE1 → JF1 → JG1 → JH1 → JI1 → JJ1 → JK1 → JL1 → JM1 → JN1 → JO1 → JP1 → JQ1 → JR1 → JS1と進んだ。
さらにその後、数字の7で始まる7K1 → 7L1 → 7M1 → 7N1 → 7K2 → 7L2 → 7M2 → 7N2 → 7K3 → 7L3 → 7M3 → 7N3 → 7K4 → 7L4 → 7M4 → 7N4の発給が行われ、その後にJA1 → JE1 → JF1 → JG1 → JH1 →JI1 → JJ1と2度目の再割り当てが進行している。
また2エリア(東海管内)と3エリア(近畿管内)も、関東の1回目の再割り当てと同様に「JS2(JS3)終了後に、JE2(JE3)からプリフィックスのアルファベット順」で再割り当てが進行している。
しかし6エリア(九州管内)は、JQ6までの発給が終了後(JS6は沖縄に割り当て)、JA6から、プリフィックスのアルファベット順での再割り当てが行われている。
このあたりの経緯と詳細は、日本におけるコールサイン研究の第一人者、JJ1WTL・本林氏のWebサイトが詳しい。
↓この記事もチェック!
<総務省のデータベース「無線局等情報検索」で判明>7エリア(東北管内)、令和3(2021)年1月28日付で「JQ7AAA」を発給
<令和3(2021)年1月20日発給分から>6エリア(九州管内)、「JE6」のプリフィックスが終了し「JF6AAA(二巡目)」からの割り当て開始
●関連リンク:
・JQ7の割り当てに突入(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
・The Enigma of Japanese Call Sign System(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
・「「7K1~7N1」「7K2~7N2」「7K3~7N3」「7K4~7N4」は再割り当てされません」?(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)