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link JG6DMH・ふくおかNX47のブログ JG6DMH・ふくおかNX47のブログ (2024/4/19 1:05:10)

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feed JE6QJV 牧野さんの思い出2 (2022/5/12 11:25:10)

【移動通信実験】

第5回全国移動通信実験。何と当日は台風のような風と雨。レインコートも破れながら、何とか設置できたのがもうずいぶん遅い時間だったように思う。確か私のひとつ下で大学生のJG6LTR野瀬君と頑張った。JF6RBB井上さんが作ってくれたホルモン焼きをほおばりながら、「俺ら九州電力の工事人みたいだね」って、笑って話していた。

当時のログが出てきた。OPはJE6QJV、JF6RBB、JG6DMH、JG6LTR。2日目10時頃には「国内Esオープン」の文字があり、ログはそこで終了している。


CQ誌に私の投稿が記載されていた。

とにかく今回は台風のため大変でした。移動目的地到着1700。タワー(約5m)2本と5/8λGPだけ上がったのが2000過ぎ、しかし風が弱まらず、0000に5エレ・ワイドスペース八木(水平)だけなんとか上げようと始め、0200過ぎやっと完成。しかし全員バテてしまい、2局と交信したのみ。0600、再びQRV。0626兵庫県六甲山移動のJA3BCP吉田さんと交信に成功。RS54-53のレポート交換。アンテナはお互い水平系でした。0739JH3ARI/兵庫県赤穂とRS41-41で交信、前回よりずいぶん距離が延びました。4エレスタックが、強風のため上げられなかったのは残念でした。

CQ ham radio 1986年1月号 P404

この時の最遠距離が我々JE6QJVグループと、このJA3BCPグループとの455kmだった。

翌1986年9月6~7日の第6回10mFM全国移動通信実験には、全国各地56カ所からの移動運用が行われて、我々も再び鷹取山に移動した。アンテナは7エレ八木。東海10mFM愛好会の岐阜県土岐市三国山との交信ができている。その距離632km。しかし第1位は、大分と佐渡島で820km越え。当日はEスポが大オープンしてしまい、グランドウェーブとの判別が難しかったうえに、参加局の増加で大混乱したようだ。
そのためか、翌年からはグランドウェーブの伝搬実験が目的ではなく、名称も「全国一斉サービスデー」と改められた。
私は、仕事が忙しくなったのか、無線を少しお休みしていたのか、この頃から牧野さんとも少し疎遠になっていく。JE6QJVグループもサービスデーとなってからは参加しなかったのか、参加者リストには無い。

写真があったはずだが、見あたらず、当時のCQ誌のコピー。撤去直前の記念写真だと思う。

【DX1SAレピーター】

当時は10mFMが大変な人気となっていた。まだ国内には今のようなレピーターが無い時代、有志によりなんとフィリッピンに10mFMのレピーターが設置されていた。コールサインはDX1SA、受信所送信所のアンテナはいずれも日本向け八木で、事実上JA専用レピーターであった。フィリピンからの強力な信号はハンディー機でもアクセスできるほど。Eスポで開けない時期は、DX1SA経由すれば日本全国と交信ができた。
設置後はメンテナンスも必要。福岡グループもフィリッピンに出掛けて行った。その時にはDX1QJVというコールサインでサービスが行われた。私も交信できた・・・かどうかは、残念ながら記憶にない。
レピーターを設置してくれた久留米出身のDU1GFジョージ・フランシスコさんには、久留米ということでちょくちょく声を掛けていただいた。(ジョージさんについては 週刊BEACON
牧野氏ほか全国の10mFMパイオニアにより、国内にも10mFMレピーター設置許可の要望書が出され、めでたくその後、国内(当時は、小笠原、沖縄、北海道)に開設されたが、その管理も大変であろう、いずれも閉局したのは残念ではある。(現在は、兵庫県伊丹市の JP3YHY のみ運用)

【29MHzFMハンドブックでリモートベース】


思いつくままなので、時系列になっていないのはご容赦ください。
牧野さんが監修した『29MHzFMハンドブック』が出版される。前のハンドブックが出てそんなに経っておらず、今思うに、何か大人の事情とかあったのかなと勘ぐってしまうが、それこそ下衆の勘繰りなのかもしれない。牧野さん監修のこのハンドブックは『29MHzFMハンドブック2』として最近ネットにアップさせていただいた。
hamlife.jp <“29FM”のバイブル的存在>DX1SAグループ編/JE6QJV監修「29MHzFMハンドブック2」の無料ダウンロード(116ページ/PDF版)開始

このハンドブックで特に興味を持ったのが、JH3GCN弓削さんの「リピータコントロール DTMF回路について」「29MHzFM リモートベース」である。なぜかレピーターやリモートベースというものに強い憧れを持ってしまった。Wから聞こえてくるDTMFや電子音、まだ我が国ではイリーガルとされることが憧れを増幅させたのかもしれない。
このハンドブックとCQ出版のHAM journalを参考に、牧野さんからもいろいろアドバイスいただきながら、FM-10とTR-8300をひとつのケースに入れて、IC-03NにDTMFパーツを組み込み、430MHzからDTMFコントロールで29MHzにオンエアできるリモートベースを製作した。29FM九州大会では紹介の時間をいただくこともできた。勉強そっちのけで、前出の福岡電子パーツ久留米店に製作のため入りびたり、学生時代の大きな思い出である。

リモートベースを説明する私。
前年の大分大会のCQ誌記事 牧野氏はDX講演

【スペシャライズドコミュニケーション】

10mFMマンは新しもの好きである。今やデジタル通信と言えばFT8だが、当時人気出たのはパケット通信。AEA社のPK-80というTNCを手に入れ、あーでもない、こーでもないと楽しく苦労した。今やAPRSにピーギャーが残るだけになってしまったが、もともとはパソコン通信の無線版ともいうべき、あちこちにRBBS(Radio Bulletin Board System ラジオ掲示板)が開設され、そこで情報などのやりとりをしていた。私もPC-9801UV2というパソコンを買って、当時出始めの3.5インチフロッピーディスク×2、片方はシステム、片方がデータという今では信じられないような極小容量でRBBSを運用していた。
そこに登場したのが、W0RLIという、開発された方のコールサインのソフトウエア。何とRBBSに書き込まれた記事が、他のRBBSに自動転送されるというものだった。このW0RLIは大ヒット、私もPCをDOS/Vマシーンに100MBのハードディスクにして運用した、確か。
大学を卒業し、熊本勤務になると、寮が高いビルだったのをいいことに2mの八木スタックを設置、筑後市のJR6EKMと転送できるようにセットした。JR6EKMは、横浜のJA1KSOと14MHzでリンクされていたように思う。
当然、牧野さんもパケット通信にどっぷりはまっていて、29MHzFMでネットワークを構築されていたのではないか。

そういえば、ミニファックスも流行った。簡単な改造でトランシーバーに接続でき、無線でのファックスができる。29MHzでもロールコールで寄せられた情報を手書きで流したような。この改造などの講習会やスペシャライズドコミュニケーション、デジタル通信関係のいわゆるミニハムフェア等を開催、それにも牧野さんの協力があってこその成功だったと思う。

ミニファックス いたるところでファクシミリの音がしていた

つづく


feed JE6QJV 牧野さんの思い出1 (2022/5/1 15:25:43)

来る5月13日はJE6QJV牧野さんの一周忌である。
サイレントキーとなられた昨年、すぐに牧野さんとの思い出を投稿しようとキーボードを叩いていたが、何となく途中で「また改めよう」という気になった。一周忌前に、記録の意味も兼ねて投稿する次第である。

私は、小学校時代の『子供の科学』をきっかけに、ラジオキット製作、電子ブロック、BCL、CB無線という、我々世代に良くあるパターンを歩んできたひとりである。アマチュア無線もやりたくて仕方がなかったが、なかなか中学生、高校生の時にはいろんな点でハードルが高すぎて、大学生になってようやく資格を取得した。ただ、それ以前から、通っていた高校の近くにあった福岡電子パーツ、同久留米店に良く出入りしていて、そこでだと思うが、『29MHzFMハンドブック』という冊子を手にし、面白そうだと、開局したら10mFMに出たいという思いが強くなった。(福岡電子パーツはその後パソコンに特化し、アプライドという上場企業となる)

1982年発行 『29MHz FM ハンドブック』発行人 JH0ROM山田英一氏 牧野氏の投稿は”28MHzの八木アンテナを29MHzへ調整するためのデータ”

開局してある日。10mFM全国移動伝搬実験というのが行われていて、福岡のグループが今、脊振山に移動しているという話が伝わってきた。その当時の私には原付バイクしかなく、近くのJF6DGG坂田さんに話すると車で一緒に行こうということになった。

現場に到着すると、とんでもなくデカいアンテナが上がっていて、その横にフォルクスワーゲンビートルの中に大人がぎゅうぎゅうに入っている。なんだこりゃ。私はその時の印象が強く残っており、これが牧野さんとの初見だと思っているが、実は本当はその以前にもお会いしていたかもしれない。
少し色あせたビートルだが、リアの両サイドにはドイツWISI社のアンテナが付いていて、カッコいい。欲しそうにしていると、牧野さんが「譲ろうか」と言ってくれる。私の人生初の車となった。

後ろのバンパー部分から基台フック。ここに29MHzのアンテナを付けられていたのかも知れない。

車を手に入れる前は、久留米の自宅から、福岡市の大学までバイク、電車、バスで通っていたが、車通学ができる。しかもその通学ルートは牧野さん宅の真横。その時私がどういう無線機を付けていたかは忘れたが、牧野さんと良くタイミングがあって誘われ、近くのロイヤルホストでコーヒーを何杯も飲みながらいろんな話をしていた。もちろんご自宅にもしょっちゅうお邪魔したものだ。太宰府の高台にそびえるタワーと7エレメントワイドスペース八木アンテナ、銅板で完全シールドされたシャック、チューンアップされたアツデンの受信専用トランシーバー、FT-980にシルバーイーグルの送信機。私にはまさしく羨望の的であり、10mFMのトップDXerたる所以だと思った。

おそらく最もアクティビティ高かった頃のアンテナ。

続く


feed アイコム 無線機電源供給アダプター AD-136 (2022/5/1 14:22:12)

デジタル簡易無線、事務所ではICOMのIC-DPR7というハンディー機を使用しています。

余り良くないと思いつつ、後ろにバッテリー付けたままで、充電器に置いています。このままだと送信するときにエラーになるので、充電器よりはずすという面倒な作業が必要になります。
外部電源を差し込めればいいのですが、このタイプは外部電源ジャックがありません。電池ケースを買って、中にDCDCコンバーターを入れて、ケースに穴を開けて配線して・・・ 面倒くさい。かといって、サードパーティーから出ているものを買おうかと思うと、そこそこの値段なんです。まぁそりゃそうだ。

ということで、そのまんまでいいやと使い続けて(というほどのアクティビティでもない)いたのですが、ふとアイコムのサイトを見ているといいのが出てる!

アイコム 電源供給機 AD-136

お安いです。アマゾンで4,773円、送料無料。さっそく注文。

BC-188というACアダプターがコードで直接付いています。その出力電圧は8Vですので、そのまま供給しているんですね。バッテリーケースにあたるこの供給部分、開きました。

コンデンサーとコア。ノイズフィルターでしょうか。
これで、受信時も送信時もそのままで運用できます。

と、今まで使っていた充電器BCー227。付属のACアダプターではなく、安定化電源から給電していたのですが、ついついプラスマイナス逆接してしまい、お亡くなりになりました。
結局、そこそこの金額になってしまいました。。。


feed 29MHz FM 運用周波数プラン (10m FM) (2022/3/29 14:56:51)

そろそろEスポで賑わうでしょうから、皆様宜しくお願いします。

下記、 29MHzFM大分グループ の説明も印刷して手元に置いておくとFBですね。
[バンドプランを作成しました(運用マナー)(PDF)]  


feed FT-817ND DCプラグ先っぽ回収作戦 (2022/3/28 16:17:32)

FT-817のDCジャックにプラグを差し込んでも電源供給されない、充電もできないという事件、そういえばいつも使っているDCケーブルではなかった、いつものは車に入れていたと思いだし、そのケーブルでやってみると何ときちんと電源供給できている。マジックか?
いや、何かそれ以外のプラグでは、どうも奥まで差し込めていない気がする。そうなると、力を入れて押し込んだりして結局ジャックを破壊してしまい、後悔するのがパターンである。ここは観察。

どちらもYAESU純正品。左が最初のFT-817に付いていた、ずっと使っていたDCケーブル、右はその後買ったFT-817ND未使用だったもの。先の黒いプラスチック部分が無くなっている。

この先っぽ、黒先とでも呼んでおこうか。黒先の野郎は、大事なFT-817NDのDCジャック奥深くに潜んでいるのである。

肉眼、いや老眼では見えないのである。拡大鏡プラス、スマホで撮影、拡大したもの。きれいに残されているのがわかる。

こういう時は、まずググるに限る。すると、「はずれたDCプラグの先に瞬間接着剤を付けて先込み、2~30分後抜くと一緒にとれる」ってな事を発見。こりゃいい!
瞬間接着剤というのは、なぜか家にあるよな気がするけど、無いか、あっても使えない状態というのが多い。あの全容量の4分の1をも使い切ったことがないという、何か不思議な商品である。案の定、工具箱のちょっと高そうな瞬間接着剤、ガチガチで終了している。明日、DIY店で買うか~。

この先端だけに瞬間接着剤を塗らなくてはならない。

結論から言えば、ダメ。3回やった。もう意地になり、瞬間接着剤を塗ったくってやろうかと思ったが、こういう暴走が、抜けない→力任せに抜く→DCジャック破壊(おまけに基板も破壊)というこれまた後悔のパターンになるので、いさぎよくこの手段を諦めた。

今度は Twitter に助けを求める。
「安全ピンを伸ばして、先っぽを熱して黒先に差し込んで抜く」
憎たらしい黒先をいじめるには最高の方法だと感心しつつ、実行する。
またこれ結論から言えばダメだった。黒先を溶かしている感じはするが、抜くと黒先に穴をあけただけでスポッと抜ける。
精密ドライバーで破壊するというのもあって、つついたりいろいろやるがダメ。

いかなる事をされても、FT-817NDの奥に潜んだままの黒先。もうボコボコになっているのがわかる。

どうなっているのか、時々スマホで撮影して拡大して確認するが、なんか吐き気がしそうな感じ。なぜ取れないんだ・・・。みんな取れているらしいのに、よほど私のテクニックが悪いのか、日頃の行いが悪いのか。
そうそう、「アース側の接点を押し込んで、FT-817をさかさにするとストンと落ちる」というのもあった。もちろん試したけど、瞬間接着剤攻撃、熱攻撃、破壊攻撃をすでに受けている黒先は言うことを聞いてくれない。
ただ、救われる(と思われる)のは、黒先に細い金属棒を当てて回すと、まだ回るって事。本体への接着や熱融合はまだ無いようだ。
決断しなくてはならない。もはや黒先に白旗を揚げて、今後新たなDCケーブルを使うときには、その時は黒先か黄先か知らんけども、先っぽを破壊して使い続けるか、まだ黒先救助に向かうか。
「針」
そこにこのキーワードが届く。実はクリップではなく実際には細い金属棒の工具を使っていたのだが、「針」がいいと。さっそく針を熱し、黒先に突き刺す。

突き刺すときは、黒先に確実に突き刺すように、プラス側のピンにできるだけ近いところに刺した。

おお、良い感じである。
そっと針を持ち上げる。お!
黒先がちょっと浮かんだ気がする。

が、何かひっかかったのか、抵抗力が無くなり、針だけが抜ける。これはいけるぞ!
今度は、突き刺して引き抜きつつ、アース側の接点を押し込んでみることにする。これは手がもう一本欲しいような作業だ。本体を両足で挟み込み、スポットライトを当て、ルーペグラスをして、左手で精密ドライバーを使い、針をゆっくり持ち上げる。

ボロボロになった黒先がついに現れた!

テレビ番組で「幸せを感じるのはどんな時ですか」みたいな街頭インタビューがあるが、まさしく今こそ、その時である。もう飛び上がって喜びたいほどである。大いにインタビューにも答えてあげたい。が、「無線機の奥に黒い先っぽがひっかかってて、頑張って抜けたとき」と言っても、変人扱いカット間違いなしだろうな。
いやぁ、それにしても不思議なことに、今まで黒先の野郎と憎んでいた気持ちはすっかり潜めてしまい、この小さな破片に何か、いとおしさまで感じるのはなぜだろう。(捨てたけど)

苦労の末、やっととれた黒先。結構厚みがあるのがわかる。これでは新しいプラグは差し込めない。

しかしまぁ、こんなもんでFT-817が使えなくなるのだから。そもそも、こんなところ欠けるか?
Twitterでは、「私も同じ」「原因はそれだたのか!」というコメントもきて、結構同じ破損被っている方がいるんだなと思った。しっかり「YAESU」と刻印もあるわけで、まぁ「八重洲さん、宜しくね」としか言いようがないかな。あ、今のFT-818NDのDCケーブルはどうだかわかんない。今回破損したのは、FT-817初期のものだと思う。

で、私は無事修理できた、ということで完了なのだが、Twitterではさらに有効と思われる対処方法が寄せられたので、記載。AKIさん、ありがとうございます。
アカの方からQSP 反対側から「針」でつついて押し出した。 そうです。
筐体開けて、内側のコネクタの部品にわずかな隙間があるので、そこからプッシュします。

アカの方からQSP 反対側から「針」でつついて押し出した。 そうです。
筐体開けて、内側のコネクタの部品にわずかな隙間があるので、そこからプッシュします。

なるほど!でしょう。 フタ開けるのを面倒がってしまった。こちらの方が確実容易かもしれません。

で、お約束ですが、これみて作業される方。当然ですが自己責任ですからね~

終わろうと思ったら、何か荷物が届きましたよ。

FT-817のバッテリーはショボいので、これに替える方が多いそうな。WINDCAMP 3000mahポリマーリチウム電池 いつもの留さんからお安く購入。留さん、ありがとう。

今回の修理?で、FT-817を可愛がってやらなくちゃと思うようになりまして、純正のバッテリーが寿命なのか使い物にならないので、Facebookでお世話になっている留さんから買いました。これで充電端子は別になります。ん?ということは、今回苦労したDCジャックは不要ってこと? あはは。
あと、 817 escort  ってのも欲しいんだけど、ヤフオクでも結構なお値段。そうだ、Z-817もあるんだった。使ってやんなきゃね。


feed FT-817を久しぶりに使おうと思えば (2022/3/21 11:54:55)

FT-817。DCプラグの先っぽのプラスティック部分が取れて、本体DCジャックの奥に隠れやがった。よって他のプラグだと奥まで差し込めず使えない。ググるとはずれたプラグの先に瞬間接着剤を付けて取り出した、というのがあったので、2回やってみたけどダメ。何か良い方法は無いかなぁ。


feed マルチバンドアンテナ EFHW の調整 (2022/3/17 15:13:50)

最近、薪ストーブなるものを買いまして、お庭で遊んでいます。焚き物は家のまわりにいっぱいあります。くさるほどあります。

で、やはり、無線をしたくなるわけです。先日あげたEFHWアンテナですが、2階のシャックまで同軸ケーブルが足らず、途中で継ぎ足しておりました。中継部分をはずせば、簡単に庭から運用できます。しょうもないことですが、便利なのです。

写真左上部に給電点が写っています。そこから極細1.5mmのステンレスワイヤーが約40m、奥の杉の木に延びております。ぱっと見、気がつかないステレスアンテナです。

各バンドの中心周波数でSWRを測定すると、こんな状態。ベースとなる3.5MHz帯は、3.40MHzくらいで合っています。じゃあそれを3.55MHzにしたいから、3.40MHzの1/2λは44.11m、3.55MHzは42.25m、その差1.86m位だからまぁ1.6m位ブチ切っちゃえ、とカットしたわけです。

大体、私、失敗するんですよね。結果これ。やっぱり失敗。3.7MHzとずいぶん上の方にあがってしまい、これでは7MHzでもチューナー無しでは使えなくなってしまいました。それじゃあ、継ぎ足せ!ってことで、先端の部分、碍子のところに調整用ヒゲを付けてチャレンジ。ところが全く変わらず。ステルスアンテナだけにあげたとき先端部分がどうなっているのか見えないのですが、たぶんヒゲがエレメントに絡まりついてて、ヒゲの役をしていないのでしょう。ヒゲをやめて、エレメント自体を延ばして再チャレンジ。

すばらしい結果になりました! やったー!

いやぁ、本当にいいアンテナだと思います。おそらく個別にダイポールアンテナをあげたほうが性能的には良いとは思いますが、一本のワイヤーでこれだけマルチバンドに出ることができるのは助かります。28MHzもまぁまぁいける状態です。
国内QSOのためには南北の方向に張った方が良いのですが、敷地の都合で東西になっていまして、あまり良くないと思いますが、それでもそこそこのパイルの中でもピックアップいただいています。
OMさんの「ステンレスワイヤーじゃダメよ~」のごもっともなご指導で、銅線に変更しようか検討中です。(もう一本のオートチューナーAH-4につながっているのは、サガ電子さんの立派なワイヤーなんですけどね)



feed FT-101ZDでQRVのためハンドマイク準備 (2022/2/27 12:28:21)

EFHW(エンドフェッドハーフウエーブス)アンテナを設置したので、3.5MHzを良く聞いていますが、そういえばFT-101ZD、長いこと火を入れていなかったよな、ということで昔を懐かしみワンノーワンからオンエアにチャレンジしました。
いきなり100V入れないほうが良いよ、というOMさんのアドバイスもあるようですが、まぁそこまでほったらかしていたわけでもない、おそらく2~3年ほどだと思うので、電源オン。無事動作。
ただ、4ピンマイクが無いわけです。

これがあります。KENWOODのおにぎり形ダイナミックマイク。第18回西日本ハムフェアでしびれてまとめ買いしたマイクです。
https://jg6dmh.com/?p=950
モジュラータイプになっているので、4ピンに変更。

配ピンを調べます。若い頃だったら、テスター棒だけでチャッチャとできたのですが、こういう器具が必要になる歳になりました。
白がマイク、そのシールドがマイクアース。赤と黄色がPTT。

簡単な配線です。ブログに投稿することでもないけど。備忘録です。

FT-101ZDにつないで、さてPTTオン! あれ? あれ?
マイクラインはOKなのですが、PTTがダメ。 配線ミスでしょうかね、情けない、歳とりたくないと言う歳だということでしょうか。

結果です。 インターネットで「八重洲 4ピン」とかで検索したピンアサインがおかしいのか? 結局FT-101ZDの取扱説明書で確認、無事動作しました。 良い感じです~。


feed スピーカーマイクCMP127をゲット for C701 (2022/2/17 18:25:37)

軽傷の無線機マニアであります。ヤフオクであれを買ったりこれを売ったり。無線自体を楽しむというより、無線機自体を楽しむ、そんなHAMが結構いたりします。
そんな私でも、これはずっと持っておこうという無線機が何台かありまして、その一台がこれ、名器スタンダードC701。
知らない人もいるかもしれませんね。144、430、1200MHzのトリプルバンダー、単三電池たったの2個で動きます。その分出力はQRP、280mWとかわいらしい。1200MHzは100mWです。

2端子の、スタンダード、八重洲、アイコムでも使われているスピーカーマイクが利用できますが、今回ゲットしたCMP127は、ちっこいこの無線機をスピーカーマイク側からコントロールできるという優れものなのです。画像のダイヤルを回すとAFボリュームを可変できます。

マイク上部には、UPとDOWNスイッチ、VFOとメモリーチャンネル切り替えスイッチが。

上部にはもう一つスイッチが。押すとスケルチ開放、モニタースイッチです。最近の無線機では当たり前ですが、こりゃ便利。

箱の裏の説明書を張り付けておきます。
もっとC701を活用しようと思います!


feed 脊振山中腹で移動運用 (2022/2/16 7:24:49)

先週土曜日、時間が取れたので脊振山の中腹まで行きました。標高928m。
一番の目的は、10mFMのグランドウエーブによる交信です。15mのグラスファイバーロッドに、1/2λの電圧給電ワイヤーアンテナをはわせての運用です。頑張ってCQ出しましたが、結果は県内局スーパーローカルのみ。チャイナの局がコールしてきてDXが2局。

ライセンスフリーもちょこちょこ運用しました。デジコミは今回 激安だったアローラインもどき を旗用ポールで設置。モービルアンテナと比較しましたが、圧倒的にいいですね。これから移動のときはいつも持っていこうと思います。デジ簡はモービルアンテナだけですが、多くの方とコンタクトできました。

今回、このテストも目的でした。古いバッテリーを2個直列につなぎ24Vにしてダウンバーターで13.8Vに変換。50W運用に耐えられるか、です。
運用時間が3時間と短かったこともありますが、まだまだ充分な余裕がありました。発電機より楽だし、車のバッテリーだとエンジン動かしてやっぱりいろいろ気になるし、結構使えるなと感じました。

最後に、2mでCQ出してみようかと、10mFMのアンテナから 同軸コリニアアンテナ研究会 製のアンテナに取替え。多くの局からコールいただき、さびしかった10mFMの運用の慰めになりました。
各局、ありがとうございました。


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