無線ブログ集
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毎日はレビュー (2024/4/18 21:05:04)
現在データベースには 717 件のデータが登録されています。
最近のアマチュア無線のシグナルレポートでは「メリット5」とかは使わなくなったのでしょうか? 夏以降のアマチュア無線の再開後、430MHz
FMの交信でレポートとしてメリット5を送ったところ、「了解度が5なのはわかりましたが、Sはなんでしょうか?」と複数の人から聞かれまして、そう思いました。
その昔、IC-2Nというハンディ無線機に驚いてさらにTR-2500に未来を感じた私の少年時代は、普通にFMではメリット5とか言ってた気がするんです。アマチュア無線の入門書などにもRSレポートと並行してメリット1~メリット5の説明が出ていた気がします。と思って今ネットで調べると確かにメリット交換の話はほとんどヒットしませんでした。
昔でも、「RSレポートのSは耳で感じたSなんだから、Sメータが無くてもRSでレポートを送って欲しい」と言われたことはありました。でも、正直楽なんですよね、メリット交換(笑)。
そう考えると、今でも普通にメリット5等でレポート交換が通用するライセンスフリー無線はやっぱり気軽な感じはします。
(秋ヶ瀬公園移動運用)
今週もParks on
the Air (POTA)やりました。アクティベーション結果は下記の通り、2勝1敗。
JA-1443 浜名湖自然公園: 失敗
JA-1456 本宮山自然公園: 成功
JA-1157 秋ヶ瀬公園: 成功
POTAでは10局交信しないとアクティベーション成功とはなりません。本宮山は高い所にあるので簡単に10局交信いただけるかと思いきや、結構苦戦しました。「何とか10局交信しないといけないので、聞こえていたらレポート交換だけでもお願いします」とアナウンスしていたところ、思いがけない方が出てきてくれて局数を稼ぐことができました。普段、その周波数で仲間同士で交信されているダンプ乗りの方々でした。「困ってるって言うのを聞いたので、それじゃ呼ばないといけないね」と呼んでくれたそうです。ありがとうございます。こんな思いがけない交信もPOTAの楽しみの一つでしょうか。
交信いただいた各局ありがとうございました。下記を参考にしていただいてユーザ登録すれば、何もしなくても今回の交信からハンターポイントゲットとなりますので、ぜひご検討ください。
POTA (Parks on the Air)
のユーザ登録の仕方
で、POTA
(Parks on the Air)って何なの?
POTA実践編、いわゆる公園デビューの仕方ですかね
POTAの公園エリアを探すのに便利な環境アセスメントデータベース
紙のQSLカードを作りました。30年以上ぶりだと思います。ライセンスフリー無線と違い、アマチュア無線の場合はまだまだ紙カード交換が普通に行われていますので、「ノーカードでお願いします」と言う勇気が無くて、カード交換の世界に戻ってきた形です。もちろん、今でもノーカードが基本です。
とはいえ、昔のQSLカードと今のQSLカードでは違う点も何点かありますね。昔はGL(グリッドロケーター)なんてありませんでした。昔のカードにはNoでナンバリングを入れていた気がしますが、それは無くなっていました。また、昔のカードには良くあった終段管入力電力の記載も無くなりました。この終段管入力については35年前も正直意味不明で、どうして送信出力にしなかったのだろうと中学生ながらに思っていました。無くなってくれて安心しました(笑)。
紙QSLカードを作ったせいか、時期を同じくして局長印も発掘できました。多分、35年くらい前にアドカラーかどこかで作ってもらった気がします。驚くことに、今でも中のインクが生きていて押印することができました。ただ、インク量を均一に押すことは難しくなってしまっているので、この印は希望される方がいれば押すことにしましょう。そんな人はいないはず(笑)。
私の無線ライフは未来に進むベクトルと過去に戻るベクトルが同時進行中です。
先日の 所沢航空記念公園運用
では第一電波工業のSRH770Sの真価が発揮できなかったと嘆いたわけですが、その翌日の比較実験を経て、このアンテナはアクティブな方向けのアンテナなのかもという結論に達しました。つまり、ハンディ機を持って、「蝶のように舞い、蜂のように刺す」がごとく、全身を使って飛ばす努力を楽しむアンテナということです。
そんな話を少しだけ述べてみたいと思います。
今回比較したアンテナは3本です。すべて第一電波工業製です。これまで使っていたSRH701とロッドアンテナのSRH779、そして今回問題のSRH770Sです。下の写真2枚は左からこの順番に並んでいます。
まずは無線機をテーブルの上に置いて受信性能を見てみました。Sメーターのインジケーターの数での比較です。送信元は変動の無いローカルのレピーターです。
SRH701: 3
SRH779: 12
SRH770S: 9
なんと、70cmの長物であるSRH770Sよりも44cmのSRH779の方が良い結果となりました。なるほど、これがSRH770Sは身体を生かさないといけないアンテナと言われる所以でしょうか。
次は無線機を手持ちしての測定結果です。
SRH701: 7
SRH779: 9
SRH770S: 9
今度は、SRH779とSRH770Sが同じとなりました。
ここから後はとても体感的になるので参考にしかなりませんが、SRH770Sは手に持った状態で無線機を動かすとSの変動が非常に大きく感じました。つまり、最悪点はSRH779よりも悪いけれど、最良点はSRH779よりも良いみたいな感じです。
全身をアンテナの一部に同化させて最良点を探すにはSRH770に軍配が上がりそうです。メーカーのサイトに「※ハンディ機に直接取付けて使用して下さい。※マグネットベース等に取付けて使用すると受信感度が下がる場合があります」と書かれていたことはこのことだったのね、と納得した次第です。
さて、これからどうしましょうか。私の場合、POTAのお手軽セットとしてハンディ機は固定して使うことを考えると、SRH779に乗り換えるべきか検討中です。SRH770Sで飛ばすノウハウについては引き続き募集します。よろしくお願いします。
今日も早起きしてPOTAのアクティベーションで六道山公園へ。
POTAのスポット情報を見てか、FT8で米国から-24とかのレポートで呼んできてくれますが、こちらからのレポートが届かず交信不成立・・・そんなのが何件かありました。歯がゆいなぁ。そんな中、 K7CAR局
さんとつながったのは大きな成果です。彼のキャンピングカーベースの公園運用は素晴らしいものがあり、ある意味理想的です。最初、20mで呼んできてくれましたが、そこは交信に至らず。その後、17mで再度呼んできてくれて交信成立となりました。
さて、その後はライセンスフリー無線へ。
さいたまMG585局のソラ友には何度かコールしましたが、残念ながらピックアップならず・・・。13chは業務の波が定常的に出ていて正直厳しかったです・・・。
山岳ロールコールはと言うと、デジコミでチェックインできたものの、特小はかなりのピンポイントで苦労しました。六道山公園のように小金沢山に近づくと、逆に奥多摩の稜線が邪魔する仕組みです。
せっかくなので、特小のピンポイントをご覧ください。数センチ動かすと聞こえなくなるのがおわかりいただけるかと思います。動画では左右にだけ動かしていますが、上下も同様でした。まさに10mWの電波が集約されるホットスポットを見つけ出すのが特小の醍醐味と言えるでしょう。こんなことからも通常はハンドマイクを使わないといけません。
特小を買ったけれどなかなかつながらないという方は歩き回ってスポット探しをしてみましょう。とても健康的に無線が楽しめますよ(笑)。
【瑞穂町 六道山公園】
12:12 とうきょうSS44局 小金沢山 M5/M5 デジコミ16ch 46ch
先日のPOTA (Parks on the
Air)による代々木公園(JA-1255)攻略は、皆さんのご協力で達成はしたものの、ハンディ機のID-31でももう少し皆さんにお手間をかけずに交信いただける方法があると思っていました。
改善するとしたらアンテナですね。第一電波工業のSRH701と呼ばれる短いアンテナを使っていましたので、これを長くすれば少しは送受信ともに改善するのではないかと考えたわけです。で、さっそく購入。今日は、所沢航空記念公園(JA-1180)にてPOTA活動をしながらSRH770Sを試してみました。
皆さんのおかげで11局と交信でき、POTAについてはアクティベーション成功!
ところが、残念ながらアンテナの改善はあまり感じられず・・・。SRH770SはSRH701の3倍ほどの長さがあり、数値上の利得はさらにあるので、これは飛びも3倍か?
と少し楽観的に考えていました。公園に向かう途中、JP3HIW局よりTwitterで「3/4λなのでアースが難しいアンテナと聞きましたがどうでしょう?」とコメントをいただき一抹の不安を感じましたが、やはり難しいアンテナだったようです(笑)。
JJ1VAG局にご協力いただき、無線機を手持ちや三脚固定でアンテナを取り換えて比較しましたが、残念なことにSRH701とSRH770Sに有意な差は見いだせなかったのが今日の運用でした・・・・。VAG局からは「770Sは絶対に良いアンテナですから・・・」と根拠もなくフォローいただきましたが(笑)、私もそう信じています。
ということで、どなたかSRH770Sの真価を発揮できるノウハウをお持ちであれば、ぜひともご共有ください。よろしくお願いいたします!
(写真はJA-1207の都立狭山自然公園です)
今週は早起きするつもりは無かったのでありますが、用事がなくなったので5時起きで近場の公園へ。
POTAのリファレンスではJA-1145となる、埼玉県立狭山自然公園です。
ちなみに、POTAサイトに出ているローマ字の公園名だと、どこの公園なのかわかりにくいことがあります。そんな時のために対応する日本語公園名一覧を用意しています。Slackの日本語チャンネルにお越しいただくか、DM等でご連絡ください。
20mのFT8で運用を開始し、途中40mのSSBに移り、最後は17mのFT8で締めて、無事ミッションコンプリートとなりました。カナダ1局、アメリカ6局、中国2局、ロシア2局、ニュージーランド1局、そして日本3局の皆様のおかげです。ありがとうございます。
今日は20mのSSBで米国のアイダホ州からPOTA運用されていたN7GHG局のSSB信号も確認できました。こちらからは飛んでいく気はしない強さではありましたが、モービルホイップでも聞こえるのですね。帰宅してから、Facebookグループで聞こえていた旨を連絡しておきました。
テキサス州のN5SLY局は、「多分JO1LNKと2度目の交信をした」と書き込みがあったので、「間違いないっす。ありがとう」と返しておきました。
また、KB3WAV局からはFT8でのP2Pを狙っていたけど・・・とコメントがありました。実は自分も同じ時刻にこの方が同じ20mのFT8にいることはスポット情報を見て知っていたので、探していたのでした・・・。
こんなやりとりが何というか、とってもライセンスフリーっぽくて、とってもフレンドリーだと思います。
私のようなHF駆け出しの人間じゃなくて、飛ばすノウハウを持った人がPOTAの世界に来てくださることを切に望みます。日本の局はショボいと思われたくないじゃないですか(笑)。
【JA-1145内】
0740 さいたまMG585局 志木市 59/59 DCR17ch
0921 とうきょうXV510局 志木市 M5/M5 デジコミ16ch 20km
QRZ.COM
にアクセスするとトップ画面で目に入ってくるこの数値、気になったので調べてみました。
Solar Flux Index
と呼ばれる数値のようです。太陽から発せられる2800MHzの電波をベースとしているため、その波長からF10.7cm Flux
Indexなどとも呼ばれるようです。
現在SFI
93と表示されている数値は、大きければ大きいほどHFに与えるコンディションが良くなります。最近の上昇を見て、サイクル25の始まりかと喜んでいる方も多いようです。ちなみに、サイクル24の時の最高値は300近い値だったようです。
日々の太陽活動をベースにつけられるわけではなく、ブレが大きくならないようもう少し長期的に調整された値となっているようです。
そのほか、AインデックスやKインデックスと呼ばれる値もあります。これらは磁気嵐に関連するようで、数値は小さい方が良いとされています。
でも、日本でこの数値を見て騒いでらっしゃる方があまりいらっしゃらないのはなぜでしょうね。このSFI、実は太陽黒点数と相関関係にあるので、そちらで事足りてるのでしょうか・・・その点だけちょっと気になってます。何かご存知の方がいらっしゃったらお教えくださいませ。
19時からの運用で、さらにID-31単体運用なのでさすがに無理かなと思いましたが、皆様のおかげで13局と交信いただき、アクティベーションコンプリートとなりました。交信いただいた皆様には深く感謝申し上げます。
私の中でのPOTAといえば、できれば発祥の地である米国に一矢報いたいという思いが強く、普段はHFでの運用としていましたが、POTAは別にHFに限定される遊びではありません。自宅の設備やレピーターを使わなければ、どの周波数での交信でもOKです。
米国の方々がHFメインに運用されているのは国土が広く、HFでないと交信相手が見つからないからなんだろうと思っています。日本のように国土が狭く、国内交信をメインにPOTAを楽しむのであれば、V/UでのPOTA活も手頃で良いかもしれません。
ただ、代々木公園のような都市公園は他の人の迷惑にならないように運用する配慮は、自然公園以上に必要ですね。POTAは「
promote emergency awareness and communications from national and state/province level
parks」を目的とするアマチュア無線での移動運用ですので、周辺の方に良い印象を与えられるようアピールこそすれ、悪いイメージだけは与えないようしないといけません。
ちなみに昨晩の代々木公園展望デッキ(と言っても歩道橋レベルの高さ)には運用の1時間の間にどなたも現れませんでした・・・。
最近、日本からも続々とPOTA (Parks on the
Air)へのユーザ登録が続いているようです。今日の段階で、ユーザ登録後に公園からアクティベーション、もしくは公園のハンティングを行い、リスト掲載されているJAコールの方が、それぞれ5局と11局と日々増加中です。
POTAの情報交換はFacebookのグループで行われていますが、こちらでも日本の話題が良く出てくるようになりました。POTAの世界ではまだJAコールはレアキャラなので、海外から探される立場になることもできそうな状況です。嬉しいですね。
ただ、本家のサイトもFacebookグループも英語が基本なので、ブラウザの自動翻訳を駆使したとしても結構疲れることが多いかと思います。
そんな貴方にお勧めなのがSlackです。ユーザ登録していれば、どなたでも利用可能です。
まずはトップページから「Dashboard/Login」へ。
その後、「Login」からログインします。
すると、「Join us on
Slack」が出てきますので、ここからSlackへ飛べます。一度Slackへ登録してしまえば、スマホのSlackアプリ等からもアクセス可能となりますので、もっと便利に利用可能です。
Slack内では、 #activate-japan
のチャンネルを探してください。ここだけは日本語バリバリでやりとりさせてもらってますので、気になることはドンドン日本語で情報交換可能です。
わからないことがあってお悩みの方はぜひ、ご活用ください!