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link 道産子CBer’s 道産子CBer’s (2024/4/24 16:05:45)

現在データベースには 20 件のデータが登録されています。

feed 今年初の長官山移動 (2016/6/12 1:19:30)

 雪解けから、近場での運用(神社やら墓地やら)しかしていなかったので、今年初の長官山に移動していみた。
 長官山は札幌市内から1時間程度で行けて、しかも車で登れる低山なので、お気軽移動運用にはお勧めだ。低山ではあるが、眼下には石狩平野が広がり、電波の飛びも素晴らしいところだ。
 11m一行掲示板が使えないため、家からHF機でコンディションを確認してみるが、ノイズがひどく状況がまったくわからない。とりあえずお昼到着を目指して、向かうことにした。
 12時半くらいに到着後、各チャンネルをワッチ。ほとんどのチャンネルで、全国のCBerの声が聞こえてくる。コンディションは上々のようだ。CQを出すと早速「チバCBR750」局から呼ばれる。その後、大勢の方から呼ばれ、1時間ほどの運用で21局と交信できた。

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<今日の札幌近郊が快晴でした、セミがうるさいくらい鳴いていました。>


やはり、ここ数年で、俗にいうフリーライセンス無線はメージャーになり、かつブームになっているのだろう。イベントデイでもないのに、こんなに大勢の愛好者と交信できるなんて、一昔前には考えられなかった。全チャネルで声が聞こえてくるのも、局数が多いからなんだろう。この際だから、現在ほとんど使われていない、27Mhzに割り当てられている、簡易無線の周波数を全部市民ラジオに割り当ててほしいと考えるが、無理な話なんだろうなあ。

本日のQSOいただいた局

チバCBR750
かがわMC36
えひめCA34
あさぐちBB434
ひょうごHM76
ミエAA469
ひょうごCY15
よこはまUQ3
あいちHZ76
よこはまTN68
ねやがわCZ18
かながわCB124
カナガワAC288
よこはまTK301
よこはまKZ123
はんしんAA727
きょうとUQ502
さいたまUR251
さいたまFL20
なかのK2
かながわCE47


feed 道産子CBer アイボール会・新年会2016 (2016/2/23 0:32:50)

 2月20日、ソラチKZ701 そらちAB71のお二人が発起人となり、道産子CBer アイボール会 新年会が開催された。

 新年会・アイボール会は2012年を最後にやっていなかったと記憶している。(確か北村でやったのが最後かと!でもブログにアップされていない・・・)そう考えると実に4年ぶりの開催となる。北海道ハムフェア後の初となるアイボール会なので、どんなCBerと会えるのか楽しみである。

 アイボール会場は、岩見沢市のいわみざわ公園。三井グリーンランドとなりの公園内にある「色彩館」。

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<中は植物園のようになっている。研修室もあり、今回の会場はその研修室で行われた>



 色彩館では、ランの愛好者が展示会を行っており、花を趣味とする方たちで大変賑わっていた。その一角に、かなり場違いな様相で、我々を出迎える案内ボードが立っていた。

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<かなり異色を放っていた、私たちCBerを導く案内ボード。いい雰囲気を醸し出していた>

 私は、仕事を終えてからの参加だったので到着は15:00過ぎだった。もうみんな帰っていないかなと思っていたが、多くの方が会場内で歓談していた。遠くは士別市や十勝の鹿追町からの訪問もあり、アイボール会は盛況であった。主催者のソラチKZ701によると、12時開催だったが、当初だれも来てくれず、参加者ゼロで終わるのかと冷や冷やしていたそうだ。

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<みなさん、思い思いの時間を過ごしておりました>

アイボール会場には、そらちAB71局のコレクションが展示されていた。私は見慣れているのだが、よく見るとさらに新しいコレクションが増えている。すでに投資総額は○○○万円を超えているという。そろそろ警備員を配置する必要がありそうだ(笑)

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<各局が必ずため息をつく、そらちAB71のコレクションの数々>

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<これ、イイネ!ちょうだい!!ムリ~~という会話が聞こえてきそう>

楽しい時間はあっという間に過ぎ、17時の閉館時間をもってお開きとなった。

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<参加者全員で記念撮影。先に帰った方も含めて13名が参加した>

その後は、参加できる人だけで、新年会が岩見沢市郊外の日帰り温泉「ゆらら」で行われた。私は仕事があり、一旦札幌に戻って、再度最岩見沢に行き、途中から参加させていただいた。会場に戻った時にはみなさん、いい感じに出来上がっていた。私も二往復したせいか疲れてしまい、途中でダウンしてしまったため、宴会の写真は無い(笑)

新規開局組も増えて、ますます盛り上がる、道産子CBers。次のアイボール会も盛り上がりそうだ。そろそろフラムのように、まじめなお勉強会でもやってみますか!




feed 羊ケ丘レピーターを利用したロールコールをやってみました (2016/1/31 15:55:24)

ここ北海道は、厳冬期になると、私たち免許の要らない無線を楽しむ者のアクティビティはがっちりと下がってしまう。

中には、自宅でCBを受信し、コンディションが上がれば、近場に移動してという方もいらっしゃるが、私の住んでる所はノイズが多く、アマ機でCBをワッチしても、微弱な信号はかき消されてしまう。

なんとか冬でもライセンスフリーな無線を楽しむ人たちが、盛り上がる企画はないものかと考えてみた。近年、札幌やその近郊には、たくさんの特小レピーターができた。そのレピーターを使ってロールコールを行えば、寒くても車でアクセスできる場所まで移動したり、アクセスできる建物に移動したりできるので、寒さに凍えることはないのではないか。ましてやレピーター設置者は、自分のレピーターがどの範囲まで使えるのかをチェックできるし、なにより、レピーターにアクセスできるということは、ロールコールに参加する全員に聞こえるということになり、情報の共有化にもなる。

ということで、1月も最終日、事前連絡もせず、ただ天気が良いということで、ロールコール予定30分前に、掲示板等に連絡を入れて、ロールコールを実施することにした。

利用するレピーターは、サッポロRX178局が設置してくれた羊ケ丘レピーターだ。私はレピーター設置場所のそばにある森林総合研究所へ移動。予告した12時に声をだす。しかし、あたりまえではあるが、だれもいない。掲示板に連絡を入れて30分であれば、そりゃそうだろうね。ということで、ほかのレピーターでも遊んでみることに。豊平レピはお団子が1つ 札幌レピーターはなんとお団子3つで明瞭にアクセスが可能。私の清田レピーターは無反応だった。

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<森林総合研究所は、羊ケ丘展望台の更に奥にあります。クロスカントリースキーの方が結構来ていました。>



車の中で、居眠りをしながら羊ケ丘レピーターをワッチしていたら、誰かがらアクセスしているではないか。早速ロールコールのアナウンスすると「さっぽろTP7」のお声が!!撤収15分前に坊主を免れた。今年初の特小での交信ということで、まずはご挨拶し近況を報告する。互いに春にはCBでお会いしましょうと約束し、ファイナルを送る。その後、レピーターはまた静まり返った。撤収1分前、最後に声を出すと、いしかりAG11から声がかかる。音声もとてもクリアだ。場所を聞くと江別市大麻からだという。江別方面にも飛んでいることを確認できただけでも、今回のロールコールの意義はあった。

急に思いついた、道央レピーターロールコールだが、2局と交信することができた。2月もあらかじめ、日時を予告して行ってみようと思う。みなさん、これに懲りず来月もよろしくお願いします。

ロールコール参加局

さっぽろTP7  札幌市東区中沼 モエレ沼公園付近 M5 M5 約15kn

いしかりAG11 江別市大麻自宅屋上 M5 M5 約11km


feed 北海道ハムフェア フリラブースは大盛況 (2015/9/6 23:31:57)

 9月5日は、北海道ハムフェアの初日だ。この春から「さっぽろTP7」が旗を振り、私と「いしかりAG11」とで、三人があつまり準備を進めてきた。 当日は、多くの道産子CBerみなさんに協力をいただき、無事ランディングすることができた。

 北海道ハムフェアは、私的には24年前の1回目から、大学の無線部として、ブースを出展していた。当時の北海道ハムフェアは、アマチュア無線バブル真っ只中で、華々しく、大々的に、アクセス札幌で行われた。そのころ本家、東京のハムフェアでは、すでにフリラのブースが出展されていた記憶があり、私も「北海道にもフリラ仲間が集まれるブースがあればいいなあ」と思っていた。

 そこから四半世紀が過ぎ、第四回目となる北海道ハムフェアか開催された。しかし、すでに無線人口は減少し、会場も縮小され、バブルの頃の派手さは消えたが、ギュッと凝縮された感があり、楽しさは昔と変わらない。そして何よりも、「フリラブース」があって、そこのスタッフとして活動できることが、私としてはとても嬉しい。

 北海道ハムフェア初日は、東京と違い、午後1時スタートである。フリラブースの準備は、12時集合して行うことになっていたが、ほとんどのスタッフが、9時ごろには集合していた。私は11時ごろに到着して、駐車場内で特小で遊んでいたのだが、途中でスタッフからお声がかかり、みんなが集結していることを知った。

 早速会場に入り、準備を始めると、さすがは、道内CBerの結束力!あっという間にブースが整い「フリーラーセンスレディオフォーラム」をスタートすることが出来た。

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<みんなで、ブースを作成中!>

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<あっという間に完成!お客さんが来る前に、みんなで記念撮影>

 さて、玄関前では、JARLの会長や実行委員長の方たちが挨拶を行い、大勢の来場者が見守る中、テープカットを行った。予定通り13時に「北海道ハムフェア」は開幕した。

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<正面玄関では多くの来場者が、テープカットを見守った>

 24年ぶりということで、期待の大きさの表れか、あっという間に、会場内は満員御礼となり、通路は身動きが取れない状況となる。フリラブースも新技適機への質問や、「まだCBってあるの」といった質問などをいただき、用意したパンフレット類は飛ぶように無くなって行く。また、全道からフリーライセンス愛好家が集まり、狙い通りアイボール会場と情報発信の場としてのブースとなった。

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<多くの来場者があり、様々なご質問やら、応援の声をいただいた>



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<来場者に配布したパンフレットとスカイトーク下敷き!イワテB73謹製のコールブックやラジックス社のパンフレットも配布した>

 この北海道ハムフェアには、関東圏のフリラ各局も多数参加してくれた。「カナガワZX9」は、展示したCB-ONE Jr.の開発に関わっているため、来場者の質問にも的確に答えてくれて、とても助かった。「にしたま123」 「いせはらXI304」は、普通列車の旅をしながらハムフェア会場に来場いただき、道内各局とのアイボール会を大いに盛り上げてくれた。「むさしのAM634」 「セタガヤCBR250」は、本家 東京でのハムフェアでCBCNを出展している大御所!であり、今日まで準備をしてきた私たちに元気を注入してくれた。

 1日目はあっという間に終了し、18時からは、皆様お待ちかねの「CBers懇親会」が本州各局を含めた総勢15名で行われた。「さっぽろTP7」の挨拶ではじまり、宴会の盛り上がりは、あっという間にピークに達し、まるで同窓会のように懇親を深めた。最後は「にしたま123」の締めで終了し、皆さんそれぞれ、思い思いの場所へ散って行った。

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<さっぽろTP7の挨拶で、宴は始まった。乾杯の掛け声は、なぜか札幌なのにチムニー>

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<これが本当の漁業無線!船盛りとNX-MINI>

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<会えは昔からの友達のようになるのがフリラアイボールの素晴らしいところ!みんな連絡先を携帯に入力中>

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<新しいカブリ物?を着用なさる 「そらちZ14」 タワーアンテナなのか??トップで光るのはNX-MINI!>

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<そのカブリ物を激写する、大御所の皆様!雑誌に載せるのかな??>

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<全員で記念撮影!みなさんの表情、最高です!!>

 二日目は、9時スタートということで、8時半には会場に入り、ブースのセッティング。9時には準備万端で来場者を迎えた。全体の入場者は昨日より少なく感じたが、フリラブースは、昨日以上に熱心に説明を求める来場者が多く感じた。

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<結構、押入れに昔のCB機をしまってあるよ!と声をかけてくるアマチュア無線家は多い>

また、日曜日ということもあり、アイボールに来られたフリラ愛好者は、明らかに昨日より多い。

 東京のハムフェアでは、二日目のジャンク市なんかは、もう本当にガラクタしか残っていないのだが、ぐるっと回ってみると、昨日なかった掘り出し物が結構あった。どうも、中古品なんかも小出しに出しているようだ。我々フリラの触手が動いたのは、昨日は無かったCB機「ICB700」だ。3台出ていたのだが、すぐに綺麗な一台は無くなり、二台がロッドアンテナをキラキラさせて、我々を誘惑している。ブースで留守番をしていた「くしろL96」にその話をすると、すぐに飛んでいき、2台ともゲット!話を聞くと、なんと二台セットで1000円だったとのこと。それを見た各局も、急に動きが慌しくなり、「なにかを購入しなくては!」というハムフェア特有の購買意欲が発生してしまったらしい。ある局は、カウンター付きのFT101Eを、またある局はRJX610を購入していた。ある局と書いたが、その場に居たスタッフは、もうお判りであろう(笑)みなさん、二日目にして、結構散財したのではないだろうか?ちなみに私は、箱入り新品のMC20を500円でゲット。これも昨日は無かったものだ。あと八重洲のデジタル機を衝動買いしてしまった・・・だってネット価格より安いんだもんなあ。販売店に聞いたら、この価格は二日間のみで、店に直接来られてもできませんだと!東京のハムフェアも特別価格が存在し、フェア期間中はどこよりも安くなるのは知っていたが、北海道ハムフェアでも同じだったようだ。みなさん知ってましたか?

 私は、2時から仕事があったため、皆さんには大変申し訳なかったのだが、ブースをお昼で離れることにした。フリラブースは相変わらずの盛況振りであるが、みなさんに後はお任せして、会場を後にした。

 24年ぶりのハムフェアー、みなさんはどう感じたのかは分からないが、私的には成功したと感じる。そして、なにより、道産子CBerのみんなで運営した「フリーライセンスレディオフォーラム」ブースは大成功だったと自負をしている。ブースを二日間にわたって、運営してくれたみなさん、本当にお疲れ様です。立ちっぱなしでの応対だったため、相当に疲れたはずだ。そして、このブースを立ち上げた「さっぽろTP7」局においては、道内フリラのアイボール拠点とフリラの広報の場を作っていただいたことに、感謝したい。これを機に、道内で免許不要の無線で遊んでくれる人が増えてくれればいいなあ。みなさん、開局して、秋の一斉オンエアーデイで会いましょう!


feed 北海道ハムフェアで会いましょう (2015/9/2 9:49:36)

 東京の本家 ハムフェアの興奮が冷め止まぬまま、9月5、6日は北海道ハムフェアが開催される。

 簡単に北海道ハムフェアと書くが、第四回目の開催はとても感慨深いものがある。それは、前回、第三回の開催がいまから24年前にさかのぼるからだ。当時は、アマチュア無線もバブルの真っ只中!北海道ハムフェアも厚別のアクセス札幌という大きな会場で開催していたことを思うと、本当に勢いのある時代だったのだと思う。私も1回目から大学クラブでブースを出展していた。

 それから四半世紀の時を経て、第四回のハムフェアが行われることになった。会場は、こじんまりとしか感があるが、24年ぶりということもあり、クラブブースは当時に引けをとらない、45の団体が出展予定だ。

 我ら、フリラ愛好家もブースを出展することになった。その名も 「フリーライセンスレディオフォーラム」 !全道のフリラ愛好家のアイボール拠点になればと思い、「さっぽろTP7」が旗を振り、準備を進めている。内容としては、平成34年以降も使えるCB機の展示、宣伝パンフレッドの配布などだ。本家CBCNをお手本にしているのだが、そこは歴史に格段の差がある。ということで、私たちに出来ることを、腰をすえてやっていこうということになり、各々が忙しい合間をぬって作業を進めている。

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 今回は本州勢の参加表明もいただいている。そして、夜はフリラ飲み会も開催することになっている。しかし、本家CBCNのように誰もが自由に参加できるようにしたかったのだが、ビックサイトのような、飲めるフリースペースは札幌の会場にはない。なので近場の居酒屋を予約しての開催とした。道産子CBers掲示板で、募集し、すでに申し込みは打ち切られている。当日の参加表明はお受けできないが、「忘れてた!」と今お気づきの方は、こっそり連絡をいただきたい。

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 当日は、フリラらしく、特小L3を連絡用に用いる。声が聞こえていたら、お気軽に声をかけて欲しい。それでは皆さん 「フリーライセンスレディオフォーラム」 ブースでお会いしましょう!

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feed 一味違った2015年のハムフェア (2015/8/30 23:14:04)

 今年で4回目の参加となるハムフェア。今年は、昨年とは違い家族で東京へ向かうことにした。例年であれば、家族とネズミーランドへ行くのだが、今年は東京見物をすることにした。金曜日の昼から東京入りをして、家族と東京タワーに昇ったり、秋葉原に繰り出して、オモシログッズを購入したり、めちゃくちゃ高級な豆腐屋さんでお食事をしたりして、まずは東京を満喫した。

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<東京タワーや浅草寺など、東京見物にいそしんだ>

 土曜日は、ハムフェア初日だ!家族は、横浜見物に行くということで、秋葉原で別れ、私は新橋を目指し、ゆりかもめに乗って東京ビックサイトへ。ゆりかもめの中には、すでに無線機をぶら下げた同業他社(笑)の皆様方がたくさん乗っている。私も特小機をL3にセットして、イヤホンでワッチ。フジテレビあたりから、すでにビックサイトに到着している方たちの声が聞こえてきた。

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 ビックサイトに到着したのは、開場40分前であったが、すでにゲート前には長蛇の列。昨年より更に列が長いような・・・イヤホンからはビックサイトにぞくぞくと到着するフリラ仲間の声が頻繁聞こえてくる。その中でシズオカAB635局からお声がかかる。昨年、私1人で秋葉原をうろついていた時、夜飯を共にした局長だ。今年も列の前方で待機中だというから、相当の気合の入れようだ。

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<年々参加者多くなってませんか?無線人口もここにきてV字回復なのか>

 10時前に開会式で会長の挨拶やら、海外から来たアマチュア無線団体の紹介などがあり、テープカットでハムフェアの幕は上がった。

 私は、最初にジャンクやら中古を扱うクラブ展示を見て回る。最近はネットオークションの影響もあるのか、ゴミのような無線機にもそれなりの値段が付いている。CB無線機にいたっては、かなりいいお値段が付いていた。その後、販売店のブースに行き、そこに置いてある中古品を物色。これといって欲しいものはないので、そのまま我がフリラブースのCBCNへ移動する。

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<CBCNブースは、他のブースと違い若い人が多い。そしてなにより集結している人が多い>

 おやおや~!?始まったばかりなのに、人が多すぎる。今年のハムフェアはJARL創立90周年ということで会員は入場料が安い。なので、その影響もあって、昨年よりは人が多いのは理解するが、それ以上にCBCNブースの前には人だかりが出来ている。早速、「むさしのAM634」局にお声をかけて、ご挨拶させていただく。その後周囲に居る各局と名刺交換。今年は時間が無かったので50枚しか名刺を用意できなかったが、あっという間に20枚以上が無くなってしまった。

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<屋上でもアイボールに名刺交換!全国に仲間をつくるには、積極性が必要条件となる>

 今年は、これだけCBCNブースに人だかりが出来るのには訳がある。今年は、フリラ界の著名人が大勢やってくるのだ。まずは、アクティブCBerとして、全国を行脚し、フリラの布教活動(失礼)を行っている、知らない人はいないという「イワテB73」が来たり、CB無線機の技適を個人で初めて通し、平成34年以降も使えるCB無線機を一台でも増やそうと努力されている、「フクオカAB182」 そして、フリラの普及を目的とした動画サイト「ももチャンネル」「アタックチャンネル」の創設者「ながおかHR420」「ミエAC129」が、それぞれ、CBCNブースに来るということで、フリラの神々に会いたい人たちでごった返しているのだ。

 11時からは、毎年恒例「いたばしロールコールハムフェア版」が行われた。特小 CB デジ簡の順で行われるのだが、特小のチェックインが止まらない。例年チェックイン局は増えているのだが、今年は1時間を経過してもなおチェックインが続く。特小部門が終了するのに1時間半もかかっていた。いつもながら「いたばしAB303」には頭が下がる。ロールコールの最中には、屋上にフリラが続々と集結。お目当ては「イワテB73」謹製の全国フリラのコールブックだ。アイボールした人たちに立派なコールブックが手渡されていた。その後、ブースの前では、ながおかHR420と仲間達がうちわを配り、その後、恒例の記念撮影が始まった。しかし、例年以上に人が集まり、撮影するのもひと苦労。警備員の交通整理が必要な状態で収拾が付かない状況だ。来年は屋上とかで撮影するしか方法無い様に思える。その後はしばし、様々なクラブブース見学。D-STAER愛好会に最新データを入れてもらったり、音創り研究会に相談にのってもらったりと本来のアマチュア無線家としての楽しみ方も満喫させていただいた。

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<日差しから逃げ場のない屋上で、2時間近く呼ばれ続けていた板橋ロールコール>

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<CBCNで配布された冊子と、イワテB73が配布したコールブック>

 

 17時になり、会場には蛍の光が流れ、ハムフェア1日目は終了となるのだが、フリラ皆さんのお楽しみはここから第二幕がはじまる。そう、ビックサイトの休憩スペースで行われる、フリラ飲み会だ!いつもながらホスト役はCBCNのみなさん。手際よく、ビールやらおつまみを配り、乾杯の用意が始まる。今年の乾杯は「イワテB73」の雄叫びで幕が開けた。この乾杯も無線家独特のやりかたというか、無線機がマイク代わりとなり、B73の挨拶を各自の無線機で受信するというものだ。

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<乾杯の掛け声で、アルコールミーティングのはじまり!>

 楽しい時間はあっという間に過ぎていく。「チバHI429」とはSVの交信の話をしたり、「トウキョウAB505」とは、昔のあやしいCB無線用アクセサリーの話だったり、「サイタマKM117」とは、免許制度時代の合法違法の暗黙の線引きなど、懐かしい話に花が咲く。照明が落ちる間際には、飲み会参加者全員で記念撮影。何人いるんでしょうか?例年、こんなにいませんよね。

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<改めてみてみると、本当に凄い人数である。>

 この後会場の明かりが落ち、暗闇のなかで、不思議と幾つかのグループが生まれ、各々二次会へ。今年も「いたばしAB303」と二次会の約束をしていたのだが、今年は、「とうきょうCT73」の強力なリーダーシップのもと、大人数で、フリラ御用達の「チムニー」へ向かい、杯を上げる。「フクオカAB182」や「セタガヤCBR250」とゆっくり、今後の新技適機の展望を聞いたり、北海道ハムフェアの話をしたりした。楽しい時間はあっという間で、気がつけば、お会計の時間になっていた。その後はさすがに終電もあり、皆さん来年の再開を誓いあい、解散となった。

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<乾杯の掛け声はもちろん、チムニー!!>

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<ビックサイトからの夜景。なんか日本じゃないような風景、私は大好きです>

 ハムフェア二日目は、昨年同様、ゆっくりと見学することにしたので、会場には11時に到着。いたばしロールコールにチェックイン後、メーカーブースを見学したり、見忘れたクラブブースを見たりして15時前にはハムフェア会場を後にした。今年は、あまり物欲が沸かず、会場内で購入したものは、スイッチング電源とSMAコネクタくらいなものだ。

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<今年はアイコムが、HFの新製品を展示していて、人だかりができていた>

 会場を後にして、今度は秋葉原に向かう。今年のフリラの間で流行している、特小機を探すためだ。にわかにみなさんの評価が高い、アンテナ内蔵小型特小NX-MINIだ。ハムフェアでも多くの局長さんが胸からぶら下げていた。ロールコールでもNX-MINIからのチェックインが多数聞こえていたが、会場内での使用においては、他の特小機と遜色ない感じで入感していた。これは、ひとつ買わねばならぬと思い、秋葉原のヨドバシで黄色を購入し、北海道の帰路へついた。

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<ハムフェアや秋葉原でゲットした戦利品>

さて、今度は9月の1週目は北海道ハムフェアである。私も「さっぽろTP7」とフリーライセンスラジオフォーラムとしてブースを出すことになっている。CBCNのような真似はできないが、ここ札幌でもしっかり、フリーライセンスラジオをPRしたいと思う。皆さんも、お時間があれば、ぜひ札幌へ来て欲しい。

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feed SV2015 横津岳ふたたび (2015/8/2 14:31:09)

 毎年の恒例行事である、フリラ愛好家最大のイベントSV2015がやってきた。

 いつものことであるが、移動場所の選定にとても迷う。いつもの運用場所にいってお気軽にやるのもいいのだが、せっかくの年に1度のお祭りなので、自分としても特別な場所に行きたい。しかし、今年のSVはどうも天気がヤバそうだ。本州も局地的に大雨があったりで大変そうだが、北海道も前線が停滞していて、雨の日が長く続いている。SV当日も全道的に雨模様だ。数年前に七飯町にある横津岳に登った際、やはり前日までは土砂降りの雨だったが、予報に反して当日は晴れた記憶がある。今年もあわよくば晴れるかもと単純発想で5年ぶりに横津岳移動を敢行した。

前回はフクオカTK112局と一緒に登ったため前日から函館に入り、真っ暗なうちから上り始めたのだが、今回は1人で登ることになる。暗闇の山は気持ちのいいものではないため、今回は札幌を朝2時に出て、6時ごろ現地に着くようにした。道中はずっと小雨と濃い霧に覆われており、嫌な感じがする。それでも霧だけで雨にさえあたらなければそれで良しとしたい。

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<道中ほとんどガスがかかっていて見通しは悪い状態が続いた>

 予定通り、6時前に七飯町に到着し、横津岳登山道に向かうと・・・おやあ?なんだこれは!通行止めだと!!でも通行止めにしては、このゲート ちゃんと車が通れる隙間を残して置かれている。注意看板をよく読むと、道路の補修がとか タイヤがパンクの恐れが・・とか書いてある。そっかあ、今や、横津岳はゴルフ場もスキー場もすべて破綻してなくなってしまい、現在は一般の車が上がることは少なくなった。それでアスファルトの補修もできなくなったのだろう。でも山頂には大切な国土交通省の航空レーダーが上がっているし、保守の職員も車で往来している。だから、穴ぽこだらけだし、バンクしたらあんたの責任だぞ!ということなのだろう。ということで、ゆっくりと進むことにする。確かに、前回来たときより荒れている。あと数年したら砂利道に戻るんじゃないの?と思った。

 ゆっくりと高度を上げて進むが、急に視界が悪くなった。どうやら雲の中らしい。どんどん濃くなり10m前すら見えなくなってしまった。いつもだと、SVと同じ日程で430伝播実験をやっている方が横津岳のスキー場ロッジ跡地に陣取っているのだが、今日はいない。

 寂しさを感じながら、車はばんだい号墜落現場付近の駐車場に到着。車で登れるのはここまでで、ここから3km弱を歩くのだが、重量級の無線機2台に三脚やら予備電池を持っていったので、リュックの重さは30kgを越える。前回登ったときより、リュックが重く感じ、歩くスピードも遅い。メタボ化が進んだことを実感することができた。

 息切れしながら歩くこと40分で山頂に到着。見通しは視界ゼロ。山頂に鎮座する航空管制レーダーのドームすら見えない。でも軽い霧雨程度で風も微風といったところなので、良しとしよう。

まずはレーダーサイト側の道内向けポイントにて声を出す。すかさず 「そらちAB71/室蘭地球岬移動」 から呼ばれる。見通し距離なので59で交信できた。室蘭は結構な雨だそうで、屋外には長時間居られないなど、情報交換を行う。

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<北海道内向けポイントはレーダーサイトを背にするため風をしのぐことができる>

 今度は本州向け向けポイントに無線機を移す。ここ横津岳は、南方面の本州向けと北東方面の道内向けのポイントが別々存在する。南向けでは道内に向けての信号は極端に弱くなることが前回の移動からもわかっている。声をだすと 「イバラギAA818/岩手県折爪岳」 からお声がかかる。距離にして192kmだ。特小とデジ簡でも声を出すが、こちらは交信することが出来なかった。

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<10mも離れない場所で、道内向け道外向けに適する場所が違う>

その後、Esにて各局とQSOする。今日のコンディションは、QSBが大きく、強く入感するが、こちらがマイクを返すとすでに、信号が弱く聞き取れないといった感じだ。何局かと交信しているうちに、スーッっとあたりの視界開けた。目の前にある自衛隊の通信施設が見えてきた。おっ!これは天気になるのかなと思ったら甘かった。その後雨が本降りとなり、風まで出てきた。下界から風が上ってくるような感じで吹いてくる。まともに雨に当たっていては体温も奪われていく。まずは道内ポイントに戻る。レーダーサイトが風よけになり、雨濡れを最小限にしてくれる。強風でレーダーサイトが風に共鳴してボーボーと音を出している。しかし、この場所では、Esすらも入感しない。

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<一瞬、雲が切れ、視界が広がる!天候回復か!とおもいきや、逆にこれを境に悪くなる>

時間だけが過ぎていくので意を決して、本州ポイントに戻る。本州ポイントには無線機が置ける手ごろな金属性の箱がある。この上に無線機を置いて運用するのだが、今日は無線機は箱の上、私はマイクを持って しゃがみながら箱を風よけ代わりにして運用した。

何局かと交信していたら強い信号が入感。 「いわてDE69/安家森」 だ。今年のSVは東北 北海道は天気が悪いからなのか、GWでつながる方が少ない。その中でのQSOは本当にうれしい。距離にして220kmだ。デジ簡でもつながったが特小はQSOならず。

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<この金属製の箱に身を隠しながら風雨をしのぐ>

雨風はさらにひどくなり、ICB707はずぶ濡れだ。これ以上山頂にいては撤収すら厳しくなると予想し、山を早々に降りることにした。しかし、せっかく4時間かけて函館方面まで来たんだし、このまま帰るのはもったいないということで、白岱牧場展望台に向かう。

ここは標高は500mくらいだが、本州方面に良く開けた場所である。到着するも、ここも雲の中なのか、まったく視界が無い。すぐ隣の車ですら見えずらい。でも雨や風は無い。早速車の屋根にICB707を設置し声をだす。

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<周囲には数台車が止まっているのだが、ガスがひどくて確認できない>

「チバAB71/青森」 からお声がかかる。予想通り本州方面とは相性の良い場所だ。その後、EsQSOなども楽しみながらチャンネルを回しながらワッチをしていると、弱いながら 「イワテB73/8抜海」 が聞こえてくる。4年前の横津岳移動でも道内EsQSOが出来たことを思い出す。稚内方面とここ函館方面は距離的にEsQSOが出来やすいのだろう。声をかけると一発で取り上げてくれた。さすがは地獄耳のイワテB73である。その後も 「あおもりAA113」 や、いつもハムフェアでお世話になっている。 「チバHI429」 など数多くの局長さんとQSOすることができた。

今年のSVは、天候に恵まれず、前回移動したときよりもGWQSO数も少なかったが、フリラブームなのか、全体のQSO数は短時間運用にも関わらず多くの方とQSOできた。特小 デジ簡も所持していたのだが、やはりCBに運用が偏ってしまうのは、子供の頃からAM変調にすっかり取りつかれてしまっているからなのだろう。QSOしていただいた各局ありがとうございました。

横津岳山頂移動 標高1167m(亀田郡七飯町)

イバラギAA818

フクオカXJ55

ミエAA469

いわてDE69

さっぽろRY26

シマネMS228

ヒロシマHC733

さっぽろTP7

はこだてGT44

白岱牧場展望台 標高500m(亀田郡七飯町)

ちばAB31

イワテB73

ならAI46

あおもりAA113

ねやがわCZ18

ミエAC129

サイタマAA801

セタガヤCBR250

チバHI429

えひめCA34

きょうとAB767

ハンシンAA727

ひょうご3946

たかすぎTY022

こうべAA805

おおさかちどり

ふくいICR210


feed SV2015 横津岳ふたたび (2015/7/26 22:26:09)

毎年の恒例行事である、フリラ愛好家最大のイベントSV2015がやってきた。

いつものことであるが、移動場所の選定にとても迷う。いつもの運用場所にいってお気軽にやるのもいいのだが、せっかくの年に1度のお祭りなので、自分としても特別な場所に行きたい。しかし、今年のSVはどうも天気がやばそうだ。本州も局地的に大雨があったりで大変そうだが、北海道も前線が停滞していて、雨の日が長く続いている。SV当日も全道的に雨模様だ。数年前に七飯町にある横津岳に登った際、やはり前日までは土砂降りの雨だったが、予報に反して当日は晴れた記憶がある。今年もあわよくば晴れるかもと単純発想で4年ぶりに横津岳移動を敢行した。

前回はフクオカTK112局と一緒に登ったため前日から函館に入り、真っ暗なうちから上り始めたのだが、今回は1人で登ることになる。暗闇の山は気持ちのいいものではないため、今回は札幌を早朝にでて、6時ごろ現地に着くようにした。道中はずっと小雨と濃い霧に覆われており、嫌な感じがする。それでも霧だけで雨にさえあたらなければそれで良しとしたい。

予定通り、6時前に七飯町に到着し、横津岳登山道に向かうと・・・おやあ?なんだこれは!通行止めだと!!でも通行止めにしては、このゲート ちゃんと車が通れる隙間を残して置かれている。よく読むと、道路の補修がとか タイヤがパンクの恐れが・・とか書いてある。そっかあ、いまや横津岳はゴルフ場もスキー場もすべて破綻してなくなってしまい、現在は一般の車が上がることは無くなった。それでアスファルトの補修もできなくなったのだろう。でも山頂には大切な国土交通省の航空レーダーが上がっているし、保守の職員も来るまで往来している。だから、穴ぽこだらけでバンクしたらあんたの責任ということなのだろう。ということで、ゆっくりと進むことにする。確かに、前回来たときより荒れている。あと数年したら砂利道に戻るんじゃないの?と思った。

ゆっくりと高度を上げて進むが、急に視界が悪くなった。どうやら雲の中らしい。どんどん濃くなり10m前すら見えなくなってしまった。

いつもだと、SVと同じ日程で430伝播実験をやっている方が横津岳のスキー場ロッジ跡地に陣取っているのだが、今日はいない。寂しさを感じながら、車はばんだい号墜落現場付近の駐車場に到着。車で登れるのはここまでで、ここから3km弱を歩くのだが、重量級の無線機2台に三脚やら予備電池を持っていったので、リュックの重さは30kgを越える。前回登ったときよりメタボ化がすすんだことを実感することができた。

(以下かきこ中)


feed 2015年 プチアイボール会  (2015/4/15 1:11:03)

 今日は、道産子CBersアイボール会である。このアイボール会はいつも「ソラチKZ701」「そらちAB71」が企画し実施している。(過去ログ参照)ほぼ毎年行っているのだが、年によって大掛かりにやったり、小規模でやったりとマチマチである。今年は、掲示板にこそ「プチ」と書いてあるが(酒がないからプチなのか?笑)会議室で情報交換会を行うといった今までにない企画もありで、プチではない大掛かりなものとなっている。

 恥ずかしい話であるが、私がアイボール会を知ったのが4月8日である。道産子掲示板の管理者として恥ずかしい・・・気がついていないのを察してか、「そらちVX20」が電話をくれた。

 さて、アイボール会当日は、とてもいい天気で幕を開けた。気温もいい感じで上がってきている。スタートは10時だが、私は、途中買い物したりで少々出遅れた。札幌のフリラ愛好者はアマチュア無線の免許を持っている人が多く、430Mhzの岩見沢広域レピーターを使い、連絡を取っている。ワッチしていると、発起人ほか数局がすでに集まっているという。

 11時頃到着し、すでに到着している各局とご挨拶。「さっぽろTP7」は、今年9月に行われる北海道ハムフェアのフリラブースの案内を印刷物にして、配布していた。「そらちAB71」は無線機コレクションの店開き準備に余念がない。

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<そらちAB71のCB機コレクションの一部。この他にも車の中にたくさんのお宝が転がっていた>

見慣れた仲間の中に、本日初の顔合わせとなる「そらちKM12」局と名刺交換をする。何度か過去のブログに書いているが、初めての方とご挨拶するのは、本当にうれし恥ずかしい気持ちである。電波の上では何度も交信しているのに、顔を合わして話すと、これがまた新鮮でいいのである。

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<すでに、数局が集まって、情報交換>

 みんなで歓談中に、女性がたくさんのお茶を持って現れた。「いしかりNY214」だ。みんなのために差し入れを持参してくれた。今日は来られなかった「いしかりAP72」の名刺も持参し、みなさんとご挨拶。その後、更に「さっぽろOY331」が来場され、しばし、歓談となる。途中、「さっぽろTP7」が帰るとのことで、まずは本日初回の写真撮影となった。

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<10時から17時まで、好きな時間に来ても良いというのが、道産子CBersアイボール会のいいところです>

 その後、私は、RJ580kai3を設置し、ワッチをしながらみなさんとお話をしていると、どうも無線機からホニャララではない声が断片的に聞こえる。まじめにワッチすると「アイチAC623」と確認できた。必死に呼ぶもしり切れQSOとなる。しかし、その後、「チバCB750」「サイタマAB960」「ねりまTN39」と立て続けにQSOが成立し、私の今シーズン初DXQSOとなる。

 QSOに真剣になっていて、ふと周辺を見渡したら、人が増えているではないか!「そらちZ14」「ちとせFR421」が参加され、みなさんとご挨拶をしている。「そらちZ14」」とは数年ぶりのご対面となり、うれしくて思わずハグハグしてしまった(笑)。

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<なんでRJ580Dが二台もあるの??しかも新品のように綺麗!「そらちAB71」のコレクションを見た参加者からはため息が漏れる>

 参加者もどんどん増えて、話も盛り上がっていたところに、サイドミラー付きの覆面パトカーのような車が近づいてくる。「あ~アンテナ付きの車が多数集まってるから違法無線軍団と思われたかな?」と思っていたら、降りてきたのは「サッポロRX178」であった。夕張へ行く途中に寄ってくれたとのことだ。今日は、いままであったことのない多くの方とお会いできて本当に楽しい。さみしいアイボール会を何度か経験している私や「そらちAB71」にとってみれば満員御礼である。「そらちRJ450」「そらちVX20」そして大御所の「そらち3696」「いしかりAG11」がそろったところで、皆で会議室に移動し、プチ情報交換会タイムとなる。

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<サッポロRX178が帰る前に、本日2回目の記念撮影>

 今回は「そらち3696」が、いまアクティブに運用されている「おきなわYC288」とのQSOを確実に成功させるためのコツとして沖縄の漁業無線局をマーカーにすると良いということで、その周波数などを参加者に資料を配布して説明してくれた。さらに「いしかりAG11」からは、「YC288局は耳の良い方なので、こちらからバンバン声を出すことが大切」とのアドバイスがあった。

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<おきなわYC288とまだQSOが出来ていないメンバーは、真剣に話を聞いていた>

 また、「そらち3696」が、北海道からも新技適収得にトライしたいということで、現在の計画を披露し、参加者に意見を求めた。現在新技適収得は個人では「フクオカAB182」を中心として行われているが、1台でも多い技適収得が、バンド防衛の面で重要である。かつ、我々フリーライセンスラジオ愛好家が必要とする機能を付け加えていくには、誰かに頼るだけではいけないという熱い気持ちを語ってくれた。参加者からは質問や、更なる性能アップに対して「いしかりAG11」からのアドバイスなどがあり、聞いている私も大変参考になった。

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<技術に明るい、そらち3696ならではのお話。DSPを使った無線機開発も検討中とのこと>

講演途中に、苫小牧からやってきた「オシマMK210」十勝からやってきた「とかちG44」も参加し、アイボール会場は大いに盛り上がった。

 4時を過ぎ、これ以上は誰もこないと判断し撤収準備にとりかかる。楽しい時間はあっという間に過ぎる。午前中はぽかぽか陽気だったのに、この時間はえらく寒い。気温は9度まで下がっている。まだまだ北海道の春は遠いかな?といった感じだ。早々に撤収を終え暫時解散となった。今回のアイボール会は、過去最高の16名と会うことができた。

 北海道のフリーライセンスラジオ愛好者は確実に増え続けている。気をつけなければならないのは、時代は繰り返すではないが、仲間が増えると、仲間同士が分裂したり、対立したり、ちょっと変わった人を排除したりと言ったことが過去にも行われてきた事実がある。その結果、それに嫌気をさした人たちが、無線から遠ざかり、無線人口が衰退していったりするのは、過去がすべてを物語っている。なので、今日、出会った仲間達を今後も大切にしていきたいと思ったのは、私だけではないと思う。みなさん、これからもよろしくお願いいます!



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<各局との懇親も深め、全員大満足のアイボール会となった そらちAB71 ソラチKZ701 TNX!」



参加局 順不同

そらちKM12

そらちAB71

ソラチKZ701

そらちZ14

そらち3696

そらちVX20

そらちRJ450

さっぽろTP7

さっぽろOY331

サッポロRX178

いしかりNY214

いしかりAG11

ちとせFR421

おしまMK210

とかちG44

トカチAA180




feed 春の一斉オンエアーデイ (2015/3/23 0:48:07)

 久しぶりにブログを更新いたしました。

 毎年、3月の春分の日は、フリーライセンスラジオを趣味とする人たちが一斉に運用する、春の一斉オンエアーデイとなっている。

 しかし、私が住むここ北海道は、3月といえばまだ冬であり、気温も低く、移動運用というには程遠い状況である。なので、通常は、冬眠状態となるのだが、今年はいやに雪解けが早い。(過去ログの2013年春の一斉オンエアーデイを参照)といってもそれはここ札幌の話であり、大雪になんども見舞われた道東方面では、今も雪が多く残っていることと思う。

 春オン当日は、晴天で、気温もプラス6度まであがってきている。これは移動せねば!!と思い、思いっきり遅刻はしたが、昼から北広島市の新工業団地に向かった。まだ雪に覆われてはいるが、道路は完全に乾ききっている。広い敷地には、まだ建物もなく、年内には、多くの工場がたち並ぶと予想される。無線を運用できるのは、この春ぐらいといったところだろうか。

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 1行掲示板では沖縄局の入感もレポートされている。期待をこめて、リグのスイッチを入れる。

 本日最初の相手は、 「そらちAB71」 だった。どうやら長官山にむかったらしいが、さすがにまだ道路は封鎖されていたらしく、麓のゴルフ場付近からのオンエアーとのことで、信号は弱めだった。軽くラグチューをして、沖縄局入感に備えスタンバイ。こちらから積極的にCQを出すと、 「そらちRJ450」 に呼ばれる。おお!新局ゲット!近年空知コールがどんどん増えてくる感じがする。その後 「そらちKM12」 とQSO。先ほどの 「そらちAB71」 と合流し合同運用をしているらしい。空知各局はほんとうにアクティブで頭が下がります。交信を終えると、誰かに呼ばれているような・・・・・沖縄局か??キュルキュル音が強すぎて、完全にマスクされてしまう。何度もコールサインを送ってもらいやっと 「いしかりNY214」 と確認できた。しかもYLさん!北海道のCBの歴史の中でYLさんっていたのかなあ。私は中学生の時に開局していますが、それからこのかた、一度も北海道内の女性CBerとお会いしたことはありません。 「いしかりNY214」 これからもアクティブに活動されてください。

 沖縄局はったく入感しないため、窓を開けた車の中で半分昼寝をしていたら、どなたかのCQが聞こえる。 「そらちS97」 だ。これまた、私にとって新局!!今日は3いっきに3局の新局と交信できました。移動運用してよかった!!

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 ちなみに翌日の日曜日も天気が良かったので、同じ場所に移動してみた。昨日の賑やかさはまったくなく、お空は閑古鳥がないている。さすがに今日はボウズ決定!かと思いきや、 「いしかりAP72」 と交信できた。これまた新局ゲット!!。1行掲示板を見て、出てきてくださったそうで、本当に嬉しい限りです。

 今年の北海道、道央圏はことしも盛り上がりそうです。各局、今シーズンもよろしくお願いします。




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