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link hamlife.jp hamlife.jp (2024/11/27 7:35:24)

現在データベースには 6126 件のデータが登録されています。

feed <地震と“万一の備え”について>Radio JARL.com、第168回放送分の音声ファイルをWebサイトで公開 (2022/3/22 9:30:54)

「JARLの話題や最新情報はもちろんのこと、アマチュア無線界の話題や情報などもお知らせする楽しい情報番組です」という、一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)のラジオ番組、Radio JARL.com。パーソナリティはJARL会長の髙尾義則氏(JG1KTC)が務めている。2019年1月6日から毎週日曜日の21時~21時30分に茨城県水戸市のコミュニティFM局「FMぱるるん」で放送がスタートした。2019年8月18日からは毎週日曜日の23時に東京都西東京市の「FM西東京」でも放送されている。

 

 

 

 新たに音声ファイルが公開されたのは2022年3月20日(日)21時からの第168回放送。前半では3月16日の深夜に福島県沖で発生した最大震度6強の地震について。いざという場合に備えておきたいものについてを語った。

 

 後半では、リスナーから届いたメール紹介。続いてお正月の「QSOパーティ」の書類提出者のコールサインをJARL Webで3月22日に発表するという案内。昨年比で400局増えて約8,600局となり、3,000を超える局が6日間の連続日交信達成者だったという。さらにまもなく会員宛てに郵送する機関誌「JARL NEWS」2022年春号の特集について触れた。最後にまもなく行われる地方コンテスト(3月21日 「東海QSOコンテスト」)を紹介した。

 

 

 番組は下記関連リンクの「Radio JARL.com」の音源公開ページまたはJARL Webの特設ページから。聞きたい放送日のものを選ぶと、mp3形式の音声ファイルで聴取できる。 なお放送後は一定時間が経過するとファイルが削除される可能性があるので、早めの聴取をお勧めする。

 

 

 

●関連リンク:
・Radio JARL.com 音源公開ページ(FMぱるるん)
・毎週放送 JARLのラジオ番組「Radio JARL.com」(JARL Web)
・Radio JARL.com番組案内ページ

 

 

 


feed <CQ誌4月号の内容紹介>CQ ham for girls、第400回放送分の音声ファイルをWebサイトで公開 (2022/3/22 8:30:35)

「アマチュア無線初心者の2人がお送りする一般の方・無線初心者向けの番組です。もちろんベテランの方も聞いてください。そして2人の珍質問に笑ってください」という、女性だけのアマチュア無線番組、CQ ham for girls。2014年8月3日から毎週日曜日の15時~15時30分に茨城県水戸市のコミュニティFM局「FMぱるるん」で放送が行われている。また千葉県木更津市のコミュニティ局「かずさFM」でも毎週日曜日の15時30分~16時に同内容が放送されている。

 

 

 

 新たに音声ファイルが公開されたのは2022年3月20日(日)15時からの第400回放送。アマチュア無線の月刊誌「CQ ham radio」副編集長の吉澤氏(JS1CYI)が登場。ゲストのJM1CZS 篠崎氏とCQ誌4月号(2022年3月19日発売)の内容紹介(表紙、特集「“FT8”運用を楽しもう」)を行った。

 

 番組は下記関連リンクの「CQ ham for girls」の音源公開ページから。聞きたい放送日のものを選ぶと、mp3形式の音声ファイルで聴取できる。 なお放送後1か月が経過したファイルから削除されているので早めのワッチをオススメする。

 

 

 

 

 

 

 

●関連リンク:
・CQ ham for girls
・CQ ham for girls Facebookページ

 

 

 


feed <無線ショップが公表>JVCケンウッドの最高級モデル「TS-990S/D」、八重洲無線の広帯域ハンディ受信機「VR-160」が生産終了に (2022/3/21 12:25:32)

JVCケンウッドのHF/50MHz帯最高級固定機「TS-990S/D」と八重洲無線のハンディタイプの広帯域受信機「VR-160」の生産終了が決定した。複数の無線ショップがSNSや自社サイトなどで公表した。いずれも今後の追加生産はなく在庫限りとなる模様。

 

 

JVCケンウッドのTS-990S/D(左)と八重洲無線のVR-160(右)

 

 

 JVCケンウッドの「TS-990S/D」は、2013年2月に発売を開始したHF/50MHz帯のオールモード固定機。同社シリーズ最高の圧倒的な受信性能とフルデューティーの送信性能を搭載したフラッグシップモデル。

 

 しかし最近の半導体不足とパーツの価格高騰により、生産に必要なパーツの入手が困難になったことから、同社は2022年3月中旬に取引先の無線ショップに向けて「永らくご愛顧を賜りました弊社HFトランシーバーTS-990S/Dにつきましては、部品の調達が困難となり、今後のご注文にお応えできない見込みとなりましたので受注を終了させて頂く事となりました。ご不便をお掛けいたしますが、ご理解の程宜しくお願い申し上げます」という案内を行った。

 

 JVCケンウッドは2020年12月24日、144/430MHz帯ハンディ機の「TH-D74」が生産完了になる発表を公式サイトで行った際、「その他の弊社製アマチュア無線機器につきましては、従来通り生産継続予定です」と案内していた。

 

 八重洲無線の「VR-160」は2009年末に発売を開始したハンディタイプの広帯域受信機。超小型サイズながら100kHz~1300MHzをカバーし、イヤホンアンテナ機能やAMラジオ受信用の高感度バーアンテナも搭載している人気モデルだったが、半導体不足により生産終了が決定した。

 

 一般的にアマチュア無線機が生産終了となるケースとしては「①主要な電子部品が調達不能になり、今後の継続生産ができなくなった」「②代替となる新機種を発売する(した)ため」「③売れ行き減退で継続生産のメリットが薄くなったため」などが挙げられる。生産終了情報をメーカーが公式Webサイト等で告知することはあまりなく、営業担当者が販売店へ個別に案内するのが通例となっている。

 

 今後もコロナ禍による部品調達困難や高騰などにより、各社が生産終了を決定する機種が増えるのではないかという懸念の声も上がっている。

 

 

 

●関連リンク:
・TS-990S/D製品情報 ※生産終了情報は掲載されていない(JVCケンウッド)
・VR-160製品情報 ※生産終了情報は掲載されていない(八重洲無線)

 

 

 


feed <総務省の最新データベース>無線局等情報検索(3月21日時点)、アマチュア局は1週間で166局(約24局/日)減って「378,921局」 (2022/3/21 12:05:04)

日本国内の各アマチュア局について、許可されている電波の型式、周波数、空中線電力といった免許情報について、コールサインなどから検索できる総務省のデータベース「無線局等情報検索」によると、2022年3月21日時点で、アマチュア局は「378,921局」の免許情報が登録されている。前回紹介した3月14日時点の登録数から1週間で166局ほど減少した。

 

 

 

 総務省が提供する「無線局等情報検索」では、アマチュア局以外に、パーソナル無線、簡易無線、放送局など、さまざまな無線局の免許データが検索できる。2019年1月7日から同サービスのWebデザインを含めて仕様変更が行われ、ほぼリアルタイムで無線局データが確認できるようになった。

 

 その後、2020年3月16日夜の更新を最後に4月15日まで、1か月間にわたるメンテナンス作業が行われた。電波法施行規則の一部改正に合わせて“免許状記載事項等が不公表となっている公共業務用無線局等(警察、消防ほか)”の一部データを反映するための改修だったようだ( 2020年4月15日記事 )。

 

 今回、2022年3月21日時点で、同じコールサインでも「移動しない局」「移動する局」など、それぞれ無線局免許が分かれている場合を含め、アマチュア局として「378,921局」の免許状情報が登録されていた。前回、3月14日時点のアマチュア局の登録数は「379,087局」だったので、1週間で登録数が166局ほど減少した。

 

 また、1982(昭和57)年12月にスタートしたパーソナル無線。最後の1局の免許有効期限が昨年(2021年)の12月19日までだったため、翌日の2021年12月20日をもって「パーソナル無線」は0局となり完全に消滅ている。

 

 

 

↓この記事もチェック!

 

 

<官報号外で公布、4月15日から施行>電波法施行規則を一部改正、公共業務用無線局等(警察や消防などの一部)の“公表制度の見直し”を反映

 

<hamlife.jpスタッフの雑記>「令和」の無線局免許状を総合通信局で受け取ってきた

 

<免許状の有効期限まで継続運用可能>900MHz帯の「パーソナル無線」は、平成27年11月30日以降も使用できる!!

 

 

 

 

2019年1月7日からWebサイトのデザインと仕様が変更された総務省が提供する「無線局等情報検索」サービス

例えば一般社団法人 日本アマチュア無線の中央局「JA1RL」で検索すると、「移動しない局」(左)と「移動する局」(右)の2つの免許状情報が表れる

 

 

●関連リンク:
・総務省電波利用ホームページ 無線局等情報検索
・総務省 許認可等の有効期間の延長等が認められる場合があります
・総務省 特定非常災害特別措置法の概要(PDF形式)
・アマチュア局38万局割れ(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
・無線局等情報検索の更新タイミング(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
・消滅:パーソナル無線(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)

 

 

 


feed <特集は「WPXコンテストに出るぞ!」>ハムのラジオ、第481回放送をポッドキャストで公開 (2022/3/21 9:30:07)

「毎週、アマチュア無線を肴に、おかしく楽しく、そして深く、時には涙を、 時には役立つ話題をお送りしたいと思います。多彩なゲストをお迎えし、楽しく語って行きたいと思います。乞うご期待!」というハムのラジオ。2013年1月6日からインターネットでコンテンツの公開を行い、同年10月から2018年12月末までは茨城県水戸市の「FMぱるるん」で放送。2019年1月からは再びインターネット配信に戻っていたが、同年6月から毎週日曜日21時に千葉県成田市の「ラジオ成田」で地上波放送が再開した。さらに2020年4月からは毎週月曜日の13時から再放送も行われるようになった。

 

 

 2022年3月20日の第481回放送は「WPXコンテストに出るぞ!」。米国CQマガジンが主催する世界的なDXコンテスト「CQ World-Wide WPX Contest」。例年、3月下旬の週末にSSB部門(2022年は3月26日(土)00:00~27日(日)23:59UTC)、5月下旬の週末にCW部門(2022年は5月28日(土)00:00~29日(日)23:59UTC)が開かれる。このコンテストについてレギュラー陣が語りあった。

 

 公開されたポッドキャスト音声は約48分。聴取は下記関連リンクから。Web上のほかiTunesかSticherのリンクからも聴くことができる。

 

 

 

●関連リンク: ハムのラジオ第481回の配信です

 

 

 


feed 各地で無線従事者を行政処分! アマチュア無線技士の資格を持ちながらバンド内の不法行為が多発--3月13日(日)~3月19日(土)まで先週の記事アクセスランキングTop10 (2022/3/20 9:30:21)

先週のアクセスランキング1位は、「<『アマチュア無線の呼出用周波数で無変調が出続けている』旨の申告で発覚>無線局の免許がないにもかかわらず運用していた無線従事者(3アマ、4アマ)に対し62日間の行政処分」。中国総合通信局による移動探査で、アマチュア無線技士の資格を持ちながら、総務大臣の免許を受けずに自宅に開設したアマチュア局を運用していたことが発覚した広島市在住の62歳男性に対し、62日間の従事停止処分が下されたというニュース。そのほか、3位にもアマチュア無線家4人が電波法違反行為で行政処分された記事が…。さらに8位には、各地の総合通信局が地元警察署と共同で行った不法局の取り締まりの様子を伝える、関東総合通信局公式チャンネルの動画がランクインした。

 

 

「令和3年度電波利用環境保護活動用」のPRポスターに、元グラビアアイドルで現在は女優やタレントとして活躍している「橋本マナミ」を起用

 

 

 続く2位は、国税庁の「公売情報」Webサイトに載った、アマチュア無線家が使っていたと思われる公売物件(見積価格251万円)の話題。敷地内に地上高が20mはあるだろう自立タワーがあり、その上にHFのトライバンド八木アンテナと144MHz帯の八木アンテナが取り付けられてる物件(北海道伊達市)を紹介。公売とは、原則として誰でも参加できる、国(国税局、税務署)が差し押さえた財産を入札などによって売却する制度で、今回の物件は支笏洞爺国立公園(第2種特別地域)にあり、周辺は別荘地として開発された地域のようだ。

 

 

札幌国税局により公売される物件。右手に見える「未登記物件」の小屋はの説明には、「内装等が十分に施されていないため、未完成の状態にあるものと認められます」とあった。

タワーに、7/21/28MHz帯トライバンダー4エレメント八木アンテナと144MHz帯9エレメントスタック八木アンテナが取り付けられているようだ

 

 

 3位は、アイコム株式会社が144/430MHz帯FMトランシーバー「IC-S10(シンプルモデル)」と「IC-T10(テンキーモデル)」を3月下旬に発売開始すると発表した記事。メーカーは「誰でも気軽に使えるシンプルな操作、充実した仕様、優れた基本性能を実現した、ビギナーに嬉しいハイコストパフォーマンスモデル」としている。送信出力は5W、大容量リチウムイオンバッテリーを装着し長時間の運用が可能。FMラジオ(76~108MHz)の受信機能も搭載している。なお2機種とも、144MHz帯と430MHz帯のバンド切り替え式で、2波同時受信には対応していない。希望小売価格はそれぞれ28,380円(税込)。

 

 

IC-S10とIC-T10

 

 

 4位と5位には3月19日(土)に発売された新刊情報2誌の情報。4位は「<特集は『“FT8”運用を楽しもう』、別冊付録『オリジナル アマチュア無線用ログブック』付き>CQ出版社が月刊誌『CQ ham radio2022年4月号を刊行』、5位には「<特集『狙えDX局! 今こそ始めるFT8』、注目記事『新製品速報! ヤエスFTM-200D』ほか>電波社、『HAM world(ハムワールド)』2022年5月号を3月19日(土)に刊行」。どちらも、今話題のデジタル文字通信「FT8」の特集で誌面充実、盛りだくさんな内容となっている。

 

 

「CQ ham radio 2022年4月号」と別冊付録「オリジナル アマチュア無線用ログブック」の表紙

「HAM world 2022年5月号」の表紙

 

 

 

※タイトルをクリックすると該当記事にジャンプします。

 

 

1)<「アマチュア無線の呼出用周波数で無変調が出続けている」旨の申告で発覚>無線局の免許がないにもかかわらず運用していた無線従事者(3アマ、4アマ)に対し62日間の行政処分

 

2)<国税庁の「公売情報」に掲載、見積価格251万円>支笏洞爺国立公園内(北海道伊達市)の自立タワーが写る公売物件

 

3)<バンドプラン逸脱&コールサイン不送出など>北海道総合通信局、アマチュア無線局が対象の電波監視で違反行為が発覚した無線従事者(3アマ、4アマ)4人に対し行政処分

 

4)<価格はどちらも28,830円>アイコム、簡単操作で充実仕様の144/430MHz帯FMハンディ機「IC-S10(シンプルモデル)」「IC-T10(テンキーモデル)」を新発売

 

5)<特集は「“FT8”運用を楽しもう」、別冊付録「オリジナル アマチュア無線用ログブック」付き>CQ出版社が月刊誌「CQ ham radio」2022年4月号を刊行

 

6)<特集「狙えDX局! 今こそ始めるFT8」、注目記事「新製品速報! ヤエスFTM-200D」ほか>電波社、「HAM world(ハムワールド)」2022年5月号を3月19日(土)に刊行

 

7)<昭和のハム機器を多数展示>長崎県雲仙市に「アマチュア無線機器歴史史料館」開館、3月20~21日にプレオープン

 

8)<重要無線通信を守れ! 電波障害の排除に向けて>関東総合通信局公式チャンネルで警察と行った不法無線局取り締まり動画など3本公開

 

9)<“添付ファイル付き”は特に厳重警戒を>アマチュア無線業界で蔓延中の「なりすましメール」に注意

 

10)<東京・秋葉原で60年以上営業>東京ラジオデパート2階、電子部品専門店「瀬田無線」が2022年3月31日に閉店

 

 

 


feed 【3月19日に更新】アマチュア無線業務日誌ソフト「Turbo HAMLOG Ver5.35b」の追加・修正ファイル(ベータ版)を公開 (2022/3/19 17:40:20)

アマチュア無線業務日誌の定番ソフト(フリーウェア)として、多くの無線家に愛用されている「Turbo HAMLOG(通称「ハムログ」)」。そのWindows版が2022年2月21日に「Ver5.35b」としてバージョンアップ(今までどおりMessageBoxも使えるように…など)したが( 2022年2月21日記事 )、今回「その後の進捗状況」として、3月12日に続き3月19日に「追加・修正ファイル(ベータ版)」が公開(更新)された。

 

2月21日に公開されたTurbo HAMLOG Ver.5.35a

 

 

 JG1MOU・浜田氏が制作している「ハムログ」はフリーソフトであることはもちろん、直感的な操作性などで愛好者も多い。そのWindows版が2022年2月21日に「Ver5.35b」としてバージョンアップしたが、今回「その後の進捗状況」として2022年3月12日に続き3月19日に「追加・修正ファイル(ベータ版)」が公開(更新)された。

 

 

 

その後の進捗状況(2022/3/19の更新内容)

 

※Ver5.35bに上書きしてください。
※ベータ版(テスト版)につき、処理方法がよく解らない方は無理に使用しないでください。

 

 

・入力ウインドウの黄色くヒットした部分からRemarksなどにドラッグするとき、他の局の内容を取り込んでしまうので修正。
・7M4***/PなどでJCC/Gコード頭文字入力のとき、1エリアにならないので修正。

 

 

 

 

その後の進捗状況(2022/3/12の更新内容)

 

※Ver5.35bに上書きしてください。
※ベータ版(テスト版)につき、処理方法がよく解らない方は無理に使用しないでください。

 

 

・入力ウインドウの黄色くヒットした部分からRemarksなどにドラッグするとき、他の局の内容を取り込んでしまうので修正。

 

※3月12日の16時半頃にアップしたHamlogw.zipには、うっかり古いHamlog50.dllが入っていました。これを使っても特に影響はないと思います。すみません。3月13日の9時頃にHamlogw.exeだけを圧縮したHamlogw.zipを再アップしました。

 

 

 

 

 

 

 

 

●関連リンク:

・Turbo HAMLOG/Win Ver5.35b
・Turbo HAMLOGホームページ

 

 

 


feed <ガルパン以来の快挙!?>人気アニメ「新幹線変形ロボ シンカリオンZ」最終回に“4アマの無線従事者免許証”が登場 (2022/3/19 12:30:57)

テレビ東京系で毎週金曜日19時25分から放送されてきた人気アニメ「新幹線変形ロボ シンカリオンZ」が2022年3月18日に最終回を迎えた。そのエンディングでキャラクターの1人の少年が「第4級アマチュア無線技士(4アマ)」の無線従事者免許証を取得したとして、届いた免許証を仲間に披露するシーンがあり、無線ファンの間で話題になっている。

 

 

「新幹線変形ロボ シンカリオンZ」第41話より((C)プロジェクト シンカリオン・JR-HECWK / 超進化研究所Z・TX (C)松本零士・東映アニメーション)

 

 

 謎の巨大怪物体から日本の平和と安全を守るため、新幹線超進化研究所によって開発された新幹線変形ロボと、その運転士となった子供たちが活躍するという人気アニメ番組「新幹線変形ロボ シンカリオンZ」。昨年秋には“自宅にアマチュア無線の基地を設けて、毎日さまざまな無線を聴いている。恥ずかしがり屋で、人と話すのが苦手”という女性キャラクター「月野メーテル」が加わった( 2021年11月4日記事参照 )。アマチュア無線機での交信シーンも何度か登場し、無線ファンの間でも話題になった。

 

 同アニメは2022年3月18日の放送(第41話)「可能性は無限大!」で最終回を迎えたが、その中で無線ファンの注目を集めたシーンがあった。

 

 エンディング曲が流れ、エンドロールが終わった後、“後日談”としてシンカリオンの運転士となった子供らが懇親会のために埼玉県の鉄道博物館に集合するシーンがあったのだが、ここでその一人(戸隠タイジュ)が届いたばかりの無線従事者免許証を仲間に披露するのだ。

 


 

 「タイジュは、あれ取れたのか?」
「あ、はい、一応」(従免を仲間に見せる)
 「おー、やったじゃねえか! 昼間は山の仕事、夜は無線でメーテルとおしゃべりか~」
「そ、そんなつもりは…。て言うか自分、普通に学校行ってます!」

 


 

 テレビアニメで無線従事者免許証が大写しになるのは、2012年12月に放送された「ガールズ&パンツァー」第10話「クラスメイトです!」以来、9年3か月ぶりの快挙かもしれない。SNS上では無線ファンによる歓喜の書き込みも見られた。

 

無線従事者免許証はかなり精密に描写されている。免許証の記号にも矛盾はないのだが…。「新幹線変形ロボ シンカリオンZ」第41話より((C)プロジェクト シンカリオン・JR-HECWK / 超進化研究所Z・TX (C)松本零士・東映アニメーション)

 

 フィクションであるテレビアニメの内容を大真面目に検証するのは野暮で無粋なことだが、今回登場した無線従事者免許証はかなり精密に描写されている。
「免許証の番号(ABUN00000)」の記号は関東総合通信局管内(A)の令和3年度(BU)の4アマ(N)で、免許の年月日とも矛盾がない。ただし4アマの従免の発行者は地方総合通信局長(免許証の番号から推測すると関東総合通信局長)となるのが正しく、「総務大臣」となっているのは誤りだろう。

 

 また、この少年(戸隠タイジュ)は「長野県木曽に住んでいる」という設定なので、通常だと免許証は信越総合通信局の交付になる。しかし“QCQ企画の4アマeラーニングを受講した場合、全国どこに居住していても免許証は関東総合通信局の交付になる”という説があるので、間違いとは言い切れない。

 

 ガルパンの際にも述べたが、この機会にぜひ無線従事者免許証の記号ルールを覚えておきたい。

 

<“免許証の番号”に特徴あり>読者提供!! これが「令和元年」の無線従事者免許証だ (2019年5月17日掲載)

 

無線従事者免許証「免許証の番号」付番ルール(Wikipedia掲載のものを2019年5月に加筆・編集)

 

 

 なお「新幹線変形ロボ シンカリオンZ」第41話は、民放公式テレビポータルサイト「TVer」の見逃し配信で3月22日(火)午後以降に無料公開(期間限定)される。さらにYouTubeの「シンカリオンTV」でも公開される見込みだ。

 

 

こちらの記事も参考に↓
<アニメ「ガルパン」がミスした!?>覚えておこう!! 無線従事者免許証「免許番号」のルール (2013年12月16日掲載)

 

<自宅にアマチュア無線の基地を設け、毎日無線を聴いている小学5年生の女の子>人気アニメ「新幹線変形ロボ シンカリオンZ」に新運転士「月野メーテル」が登場 (2021年11月4日掲載)

 

 

 

●関連リンク:
・新幹線変形ロボ シンカリオンZ 公式ページ
・民放公式テレビポータルサイト TVer
・シンカリオンTV(YouTube)

 

 

 

 


feed 1エリア(関東管内)で3月に入って3回目の更新-2022年3月19日時点における国内アマチュア無線局のコールサイン発給状況 (2022/3/19 9:30:29)

日本における、2022年3月19日時点の「アマチュア無線局のコールサイン発給状況」をまとめた。1エリア(関東管内)の関東総合通信局で、3月に入って3回目の更新発表あった。

 

 

 

 各総合通信局で公表している、コールサインの発給状況は下表の通りだ。

 

 

 

 

 

 ところでアマチュア局のプリフィックスの割当ての順番に触れておこう。まず1エリア(関東管内)を例に取ってみると、最初はJA1 → JH1 → JR1 → JE1 → JF1 → JG1 → JI1 → JJ1 → JK1 → JL1 → JM1 → JN1 → JO1 → JP1 → JQ1 → JS1と一度目の発給が行われた。

 

 その後JE1からプリフィックスのアルファベット順での空きコールサインの再割り当てが行われ、JE1 → JF1 → JG1 → JH1 → JI1 → JJ1 → JK1 → JL1 → JM1 → JN1 → JO1 → JP1 → JQ1 → JR1 → JS1と進んだ。

 

 さらにその後、数字の7で始まる7K1 → 7L1 → 7M1 → 7N1 → 7K2 → 7L2 → 7M2 → 7N2 → 7K3 → 7L3 → 7M3 → 7N3 → 7K4 → 7L4 → 7M4 → 7N4の発給が行われ、その後にJA1 → JE1 → JF1 → JG1 → JH1 →JI1 → JJ1と2度目の再割り当てが進行している。

 

 また2エリア(東海管内)と3エリア(近畿管内)も、関東の1回目の再割り当てと同様に「JS2(JS3)終了後に、JE2(JE3)からプリフィックスのアルファベット順」で再割り当てが進行している。

 

 しかし6エリア(九州管内)は、JQ6までの発給が終了後(JS6は沖縄に割り当て)、JA6から、プリフィックスのアルファベット順での再割り当てが行われている。

 

 このあたりの経緯と詳細は、日本におけるコールサイン研究の第一人者、JJ1WTL・本林氏のWebサイトが詳しい。

 

 

 

 

↓この記事もチェック!

 

<総務省のデータベース「無線局等情報検索」で判明>7エリア(東北管内)、令和3(2021)年1月28日付で「JQ7AAA」を発給

 

<令和3(2021)年1月20日発給分から>6エリア(九州管内)、「JE6」のプリフィックスが終了し「JF6AAA(二巡目)」からの割り当て開始

 

 

 

●関連リンク:
・JQ7の割り当てに突入(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
・The Enigma of Japanese Call Sign System(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
・「「7K1~7N1」「7K2~7N2」「7K3~7N3」「7K4~7N4」は再割り当てされません」?(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)

 

 

 


feed <“添付ファイル付き”は特に厳重警戒を>アマチュア無線業界で蔓延中の「なりすましメール」に注意 (2022/3/18 19:30:54)

2022年 3月15日頃からアマチュア無線界では、“実在する無線ショップ”や“メーカー名”などを騙ったウイルス付きの「なりすましメール」が蔓延している。「添付ファイル」が付いたメールが届いた場合は発信者のメールアドレスをよく確認し、不用意にファイルを開封したり、記載されているURLアドレスにアクセスしないよう厳重に警戒しよう。

 

 

富士無線電機を装った「なりすましメール」の例。差出人のメールアドレスは都度ランダムに変わっているが、いずれも同店と無関係のものが使われている。またzip等の添付ファイルがついている(画像提供「おだQ司令」さん)

 

 

 東京・千葉・愛知に店舗がある無線ショップ「富士無線電機」の場合、2022年3月15日頃から同店名を騙ったウイルス付きの「なりすましメール」が、アマチュア無線家や業界関係者のメールアドレス宛てに複数回発信されている。

 

 メールの差出人名は「富士無線電機株式会社」となっているが、差出人のメールアドレスを見ると、同店とはまったく関連性がないものがランダムに使われている。これらのメールには必ずzipやxlsmなどの添付ファイルがついているが、このファイルを不用意にクリックすると、受信したPCも同じウイルスに感染する可能性が高い。

 

 実際にこの「なりすましメール」を受信した無線家によると、『差出人のメールアドレスには一貫性がありません。すべて実在するアドレスっぽいです。おそらく、同じようにウイルス感染したPCが持っているアドレスを抜き取り、差出人をランダムに選んでいると思われます。メールはzipファイル添付で本文に解凍パスワードを書いてあるものと、xlsmを添付するのと2通り確認しています。いずれもメール受信者が、(なりすましに使われてしまった)送信者に対して送っていたメールの“返事”や“転送”という体裁を取っており、タイトルがスパム受信者のメール表示名になっています』という、かなり悪質なものだ。

 

 富士無線電機は現在全店舗のホームページを閉鎖しているが、これは「なりすましメール」の影響とみられる。さらに同店店員を名乗る臨時のTwitterアカウントが、3月18日に次のようにツイートを行った。

 

『3月15日より富士無線の名によるなりすましメールが拡散しており、関係者ならびにお客様の方々には多大なご迷惑をお掛けしており、大変申し訳ございません。現在はホームページ、メールアカウント共に停止しておりますが、安全が確認できるまでにはもう少々お時間が掛かる見込みです。』

 

『届いてしまっているメールの添付ファイルは絶対に開封しないでください。もし解凍、開封してしまった場合はエモチェックというソフトにてウィルス感染が無いか確認してください。』

 

『明日からの富士無線決算セールへの問合せは電話かファックスでお願いいたします。メールが復旧しましたら告知いたします。ご迷惑をおかけしますがご理解とご協力をお願いいたします。』

 

富士無線電機の関係者からと思われるツイート。会社非公認で期間限定のアカウントなので、極力フォローしないで欲しいという

 

 

 またアンテナメーカーのコメット株式会社は2022年3月18日、取引先や無線業界関係者に向けて、次のような緊急連絡を行った。

 

『この度流行しているウイルスメールにてご連絡いたします。ここ数日 第三者の方から当社社員を装った「なりすましメール」が複数の方へ発信されていることを確認いたしました。不正なメールを受信された皆様には、多大なご迷惑をお掛けしましたことをお詫び申し上げます。これらのメールは当社社員になりすまして送信された不正なメールであり、当社から送信したものではございません。

 

送信者には当社従業員氏名が表示されている場合がありますが、当社ドメイン「comet-ant.co.jp」からのメールでない場合は、メール本文及び添付ファイルは決して開かずに削除していただきますようお願い申し上げます。

 

メール本文中に当社従業員のメールアドレスが記載されているものであっても、本文ではなく、必ず差出人・送信元のメールアドレスをご確認ください。恐れ入りますが関連部署様・各位様へもご周知頂ければ幸いです。』

 

 

 こうした「なりすましメール」は、その手口から「Emotet(エモテット)」というウイルスと見られている。無線ショップやメーカーに限らず、添付ファイル付きのメールが届いた場合は、まず発信者名だけでなく“発信者のメールアドレス”を確認すること、さらに不用意に添付ファイルを開封したり、本文に記載されているURLアドレスへのリンクはクリックしないようにする、PCに最新版のウイルス対策ソフトを導入しておくなど、感染を防ぐように心掛けて欲しい。

 

 

 

●関連リンク:
・「Emotet(エモテット)」と呼ばれるウイルスへの感染を狙うメールについて(情報処理推進機構)
・感染被害の大幅拡大/日本語で書かれた新たな攻撃メール(2022年3月9日 追記)
EMOTET 概要から対策まで(トレンドマイクロ)

 

 

 


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