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link hamlife.jp hamlife.jp (2024/11/24 14:05:22)

現在データベースには 6119 件のデータが登録されています。

feed <久しぶりの女子トーク回>「CQ ham for girls」第339回放送分の音声ファイルをWebサイトで公開 (2021/1/19 16:30:17)

「アマチュア無線初心者の2人がお送りする一般の方・無線初心者向けの番組です。もちろんベテランの方も聞いてください。そして2人の珍質問に笑ってください」という、女性だけのアマチュア無線番組、CQ ham for girls。2014年8月3日から毎週日曜日の15時~15時30分に茨城県水戸市のコミュニティFM局「FMぱるるん」で放送が行われている。また千葉県木更津市のコミュニティ局「かずさFM」でも毎週日曜日の15時30分~16時に同内容が放送されている。

 

 

 

 新たに音声ファイルが公開されたのは、2020年1月17日(日)15時からの第339回放送。今回は演歌歌手の水田かおり(JI1BTL)とFMぱるるんの原田美由香(JI1KTI)の2人による久しぶりの“女子トーク回”となった。娘を持つ父親の気持ちの話で盛り上がり、その後は角川コミックス・エース「安堂鍵乃子の暗号事件簿」(関﨑俊三/著)に出てくるモールス信号の話題、テレビドラマで登場する無線機の話、昔は警察無線も傍受できたといった話が登場した。

 

 番組は下記関連リンクの「CQ ham for girls」の音源公開ページから。聞きたい放送日のものを選ぶと、mp3形式の音声ファイルで聴取できる。 なお放送後1か月が経過したファイルから削除されているので早めのワッチをオススメする。

 

 

 

●関連リンク:
・CQ ham for girls
・CQ ham for girls Facebookページ

 

 

 


feed <移動運用で定評の“伸縮ポール”のメーカー>フジインダストリー株式会社が2021年4月末で「廃業」を発表 (2021/1/19 15:00:06)

移動用の伸縮式アンテナポールとタイヤベースの製造販売で知られるフジインダストリー株式会社(本社:千葉県千葉市稲毛区)が2021年4月30日をもって廃業することがわかった。取扱店によると、同社は「注文は3月いっぱいでお願いします」と呼び掛けているという。

 

 

移動運用で愛用されている、フジインダストリーの伸縮式アンテナポールとタイヤベース

 

 

 アマチュア無線家の移動運用で愛用されてきた、ジュラルミン製の伸縮式大型アンテナポール(FSP/FAPシリーズ)とタイヤベースの製造販売元であるフジインダストリー株式会社が、経営者の高齢と諸般の事情から2021年4月30日をもって廃業することを決め、このほど取引先に向けて告知を行った。

 


 

拝啓

 

 寒冷の候、ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
 平素は格別のご愛顧を賜り、有難うございます。

 

 さて、弊社は創業以来、皆様のご厚情を頂きまして今日まで営業を続けてまいりましたが、4月30日をもちまして、高齢、諸般の事情により廃業いたすこととなりました。
 皆様の長年にわたるご厚誼に心から感謝申し上げますとともに、皆様の今後ますますのご健勝をお祈り申し上げます。
 まずは略儀ながら書中をもって廃業のご挨拶を申し上げます。

敬具

 

令和3年1月

 

千葉市稲毛区黒砂台1-16-12
フジ・インダストリー株式会社

 

 

 


 

 

 なお同社製品の取扱店関係者によると、「ギリギリの注文は月をまたいでしまう可能性があるため、注文は3月いっぱいとさせて欲しい」という要望が同社からあったという。

 

 他社にはない大型サイズの伸縮ポールも、今後は入手難が予想される。購入を検討する場合は早めに取扱店に相談するのがよいだろう。

 

 

 

●関連リンク: フジインダストリー

 

 

 


feed <小松空港の衛星航法システムに電波障害>北陸総合通信局、工事現場のクレーンに設置されたワイヤレスカメラが妨害源と特定し排除 (2021/1/19 12:05:53)

国土交通省から関東総合通信局が「小松空港(石川県小松市)に駐機している航空機より衛星航法システム(GNSS)が使用できない」との通報を受け、北陸総合通信局が対応・調査した結果、石川県小松市内の工事現場で使用されていたクレーンに設置されたワイヤレスカメラの電波が原因であることを特定。妨害源の排除を行った。「クレーンに設置されたワイヤレスカメラは、電波法に定められている技術基準に適合しない設備であったため、使用者に対し、直ちに撤去するよう指導しました」と同総合通信局は説明している。

 

 

 

 

 北陸総合通信局が発表した内容は次のとおり。

 

 

 総務省北陸総合通信局は、小松空港において航空機の衛星航法システム(GNSS ※)用受信機への外来波混入によりGNSSが使用できなくなった事象を調査した結果、石川県小松市内の工事現場で使用されていたクレーンに設置されたワイヤレスカメラの電波が原因であることを特定し、妨害源を排除しました。

 

 クレーンに設置されたワイヤレスカメラは、電波法に定められている技術基準に適合しない設備であったため、使用者に対し、直ちに撤去するよう指導しました。

 

 

【経緯】

 

 令和2年12月15日、小松空港に駐機している航空機よりGNSSが使用できないとの通報があった旨、国土交通省から関東総合通信局に申告があり、当局が対応しました。

 

 当該事象は12月14日から発生しているとのことであり、15日から18日まで現地を調査したところ、小松空港より数キロメートル離れた工事現場でクレーンに設置されたワイヤレスカメラからの電波を確認し、使用を停止させたところ、混信が解消されました。

 

 設置者に対しては、ワイヤレスカメラを使用しないよう指導し、妨害源を排除しました。

 

 

(注)重要無線通信:電波法第102条の2に規定する無線通信(電気通信業務、放送業務、航空、消防・救急、警察、気象業務、電気事業、鉄道事業等の重要な無線通信のこと)

 

※GNSS(Global Navigation Satellite System)は、GPS等の測位衛星からの航法信号を利用するシステムです。航空機の航法においてはGPS信号とGPSの信頼性や測位誤差を補強するシステムの併用により安全かつ確実な航法が可能となります。

 

 

 

 北陸総合通信局は「今後もこのような重要無線通信への妨害源の迅速な排除をはじめとした無線通信に対する混信・妨害に的確に対応するとともに、類似事案の再発防止のため周知広報等を積極的に行うこととしています」と説明している。

 

 

 

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<電波法106条2の違反容疑>長崎空港の送迎デッキから管制塔に、「嘘の遭難通信」を60回以上行った男を逮捕

 

<羽田空港、航空保安無線施設(VOR/DME)に電波障害>関東総合通信局、空港付近のクレーンに設置されていたワイヤレスカメラが妨害源と特定し排除

 

<長崎県・壱岐空港、航空管制用無線局に電波障害>九州総合通信局、空港敷地内に設置されていたLEDセンサーライトが原因と特定し排除へ

 

<飛行中の航空機から通報>福岡空港の航空管制用無線局へ雑音が混入! 九州総通、発信源のテレビ受信ブースターを排除

 

<福岡空港航空保安施設局への電波障害>九州総通、空港付近の工事現場で使用しているクレーン用ワイヤレスカメラが原因と特定し排除へ

 

 

 

●【電波法80条報告書ひな形付き】総合通信局へ“違法運用”を通報するための「報告書」の書き方から提出先まで

 

 

 

●関連リンク:
・北陸総合通信事務所 重要無線通信への妨害源を排除~ワイヤレスカメラによる混信~
・衛星測位システム/GNSS(Global Navigation Satellite System)(ウィキペディア)
・小松空港

 

 

 


feed <投稿採用分には掲載誌や粗品を贈呈>CQ ham radio編集部が「アマチュア無線の趣味が役立ったこと」「ハムになって良かったこと」の投稿を募集中!! (2021/1/19 11:30:53)

アマチュア無線の月刊誌「CQ ham radio」編集部は2020年1月18日、Webサイトに『「アマチュア無線の趣味が役立ったこと」「ハムになって良かったこと」の投稿を募集!』という告知を掲載した。同誌2021年3月号(2月19日発売予定)の別冊付録に関連した企画で、「小さなことでも結構です。ぜひお気軽にお寄せください」と呼び掛けている。投稿採用分には掲載誌や粗品が贈呈される

 

 

 

 

 CQ ham radio編集部のWebサイト「CQ ham radio WEB MAGAZINE」に掲載された内容から抜粋で紹介しよう。

 

「アマチュア無線の趣味が役立ったこと」「ハムになって良かったこと」の投稿を募集!!

 

 CQ ham radio編集部では、3月号に「アマチュア無線のトレンド用語」をやさしく解説する別冊付録を付ける予定で製作作業を進めています。その中に、読者の皆さまの「アマチュア無線の趣味が役だった」というエピソードや、「ハムになって良かったと感じたこと」を紹介するコーナーを設けます。小さなことでも結構なので、お気軽にお寄せください。

 

① 「アマチュア無線の趣味が役立ったこと」の投稿募集
 アマチュア無線を楽しんでいくには、電子工学、物理、地理、英語など、さまざまな知識が必要になります。さらに毎日のQSOの中で、無線交信のテクニックやモールス信号の技量も磨かれていきます。さまざまな世代や地域の人たちと親しくなれるのも特徴でしょう。
 そんなアマチュア無線という趣味が、大いに役だったという体験があれば教えてください。交信中のできごとはもちろんですが、学校の勉強や社会人生活において役だった、非常通信など人命救助で役だったなど、なんでも結構です。なるべく具体的にお書きください。

 

② 「ハムになって良かったと感じたこと」の投稿募集
 Dアマチュア無線を長く楽しんでいると、きっと「ハムになって良かった!」と感じる瞬間があると思います。珍しい地域との交信、著名人との出会い(交信・アイボール)、コンテストでの上位入賞、メディアへの登場など、皆さんのハムライフにおける“一番良かったこと”をぜひお知らせください。そのことが詳しく分かる写真や資料があれば合わせてお寄せください。

 

 

★必要事項:
・①②いずれの投稿も、最大600字程度でお寄せください(両方にご投稿いただく場合は、お手数ですが原稿を別々に作成してください)。

 

・投稿者様のお名前(フリガナもお忘れなく)、コールサイン、郵便番号、住所、メールアドレスを必ずお書きください。
 ※いただいた情報は、今回の記事制作と掲載誌等の発送のみに使用いたします

 

・可能でしたら、投稿に関連した写真や資料(QSLカード他)、投稿者様ご自身のスナップ写真などもお送りください(jpegやpng型式のデジタル画像、またはプリントした写真の郵送も受け付けます)。

 

★宛て先:
・メールの場合  hamradio@cqpub.co.jp

 

・郵送の場合
  〒112-8619 東京都文京区千石4-29-14
   CQ出版社 CQ ham radio編集部「3月号別冊付録係」

 

★締め切り: 2021年1月31日(必着)

 

★その他:
・採用の判断は編集部にご一任ください。採否のお問い合わせには応じかねます
・掲載分の校正は、お寄せいただいた原稿を基に、編集部にて進めさせていただきます
・掲載スペースの関係で、ご投稿は文意を変えない程度にまとめさせていただく場合があります
・ご投稿の採用分には後日、粗品と掲載誌をお送りいたします
・お送りいただきました写真等は返却できません。貴重な写真はスキャンデータなどでお寄せください

 

 

 詳細は下記関連リンク参照のこと。

 

 

 

●関連リンク:
・「アマチュア無線の趣味が役立ったこと」「ハムになって良かったこと」の投稿を募集!(CQ ham radio WEB MAGAZINE)
・CQ ham radio WEB MAGAZINE

 

 

 


feed <総務省の最新データベース>無線局等情報検索(1月18日時点)、アマチュア局は1週間で46局(約7局/日)減少し「388,997局」 (2021/1/18 12:25:34)

日本国内の各アマチュア局について、許可されている電波の型式、周波数、空中線電力といった免許情報について、コールサインなどから検索できる総務省のデータベース「無線局等情報検索」によると、2021年1月18日時点で、アマチュア局は「388,997局」の免許情報が登録されている。前回紹介した1月11日時点の登録数から1週間で46局ほど減少した。

 

 

 

 総務省が提供する「無線局等情報検索」では、アマチュア局以外に、パーソナル無線、簡易無線、放送局など、さまざまな無線局の免許データが検索できる。2019年1月7日から同サービスのWebデザインを含めて仕様変更が行われ、ほぼリアルタイムで無線局データが確認できるようになった。

 

 その後、2020年3月16日夜の更新を最後に4月15日まで、1か月間にわたるメンテナンス作業が行われた。電波法施行規則の一部改正に合わせて“免許状記載事項等が不公表となっている公共業務用無線局等(警察、消防ほか)”の一部データを反映するための改修だったようだ( 2020年4月15日記事 )。

 

 今回、2021年1月18日時点で、同じコールサインでも「移動しない局」「移動する局」など、それぞれ無線局免許が分かれている場合を含め、アマチュア局として「388,997局」の免許状情報が登録されていた。前回、1月11日時点のアマチュア局の登録数は「389,043局」だったので、1週間で登録数が46局ほど減少した。

 

 なお、1982(昭和57)年12月にスタートした「パーソナル無線」は、有効期限が残っている一部の局を除き2015年(平成27年)11月30日をもって使用期限を迎えたが、2021年1月18日時点のデータベースによると、パーソナル無線局として「171局」の免許情報が登録されていた。前回、1月11日時点の登録数は「184局」だったため、この間に1週間で13局が免許を失効したと思われる。

 

 

 

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<官報号外で公布、4月15日から施行>電波法施行規則を一部改正、公共業務用無線局等(警察や消防などの一部)の“公表制度の見直し”を反映

 

<hamlife.jpスタッフの雑記>「令和」の無線局免許状を総合通信局で受け取ってきた

 

<免許状の有効期限まで継続運用可能>900MHz帯の「パーソナル無線」は、平成27年11月30日以降も使用できる!!

 

 

 

 

2019年1月7日からWebサイトのデザインと仕様が変更された総務省が提供する「無線局等情報検索」サービス

例えば一般社団法人 日本アマチュア無線の中央局「JA1RL」で検索すると、「移動しない局」(左)と「移動する局」(右)の2つの免許状情報が表れる

 

 

●関連リンク:
・総務省電波利用ホームページ 無線局等情報検索
・総務省 許認可等の有効期間の延長等が認められる場合があります
・総務省 特定非常災害特別措置法の概要(PDF形式)
・アマチュア局40万局割れ(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
・無線局等情報検索の更新タイミング(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)

 

 

 


feed <トップは“11局持ち” >同一コールサインの下で一番局数が多い免許人を総務省データから独自調査「第10回 全日本局数持ちコンテスト」 (2021/1/18 12:05:41)

日本のアマチュア無線局のコールサインは「同一コールエリアでは1つのみ」という原則がある。とは言っても、個人局の場合は「移動する局」の1局のみか、「移動する局」とハイパワーの「移動しない局」の2局を開設するケースも多いだろう。ところが、コールサイン研究で知られるJJ1WTL 本林良太氏が、2020年末時点の「総務省無線局等情報検索(2021年1月6付)」データを元にした調査によると、同一コールサインでなんと「11局分」のアマチュア無線局免許(状)を持っている人が1人、続いて「9局分」「7局分」「6局分」が1人ずつ。さらに「5局分」が8人、「4局分」は61人、「3局分」は588人存在することがわかった。同氏が「第10回 全日本局数持ちコンテスト」というタイトルでまとめた調査結果から紹介しよう。

 

 

JJ1WTL 本林氏が集計した「第10回 全日本局数持ちコンテスト」(CICから)

 

 

 JJ1WTL 本林氏は今年で10回目となる調査結果を「第10回 全日本局数持ちコンテスト」として同氏のブログ「CIC」に掲載した。

 

 これは総務省が提供する「無線局等情報検索」のデータを用いて集計し、国内における個人局、社団局の無線局免許状発行状況から調査分析したものだ。それによると同一コールサインでもっとも多くのアマチュア無線局を設置しているのは、“11局持ち”のJA3LOZだった。

 

 さらに“9局持ち”がJL1HHN、“7局持ち”がJA1LHC、“6局持ち”がJE6DND。“5局持ち”がJA1WSX、JF1UOW、JF1UOX、JH1EGJ、JJ1BMB、JL3RDC、JQ3TAN、JS3CTQの8免許人。“4局持ち”は61免許人と続く。

 

 同一免許人による複数の局数持ちは増加傾向にあるが、これは別宅シャックを設けたり、遠隔操作(リモートシャック)を行う局が増えたこと、設備共用(パラサイトシャック)の影響ではないかと同氏は分析している。なお、「エリアをまたがって局を複数持っている場合には,本集計では合算されません」としているが、知る限り…と断ったうえで、「8コールサイン>JE1POA、JD1BNY、JP3DOM、JJ5JQA、JA6UFZ、JI7SPU、JM8DQX、JJ0QYU」「7コールサイン>JA1RAL、JD1BLY、JN4RDX、JI5RPT、JA6PSI、JO7LSG、JS6QVQ」があるとしている。

 

 

 一方、社団局を調査すると“3局持ち”がもっとも多く、以下の6免許人が確認できる。

 

・JA1YJR NTVハムクラブ(東京都千代田区×1局、東京都港区×2局)

 

・JO1YYP わいわいぴークラブ(埼玉県越谷市×2局、千葉県四街道市)

 

・JQ1ZKB FMぱるるんAMC(茨城県水戸市×2局、茨城町)

 

・JR2ZVN 海津スーパークラブ(岐阜県海津市×3局)

 

・JA3YMP 毎日放送茶屋町アマチュア無線クラブ(大阪市北区×2局、東大阪市)

 

・JA3YUA ICOMアマチュア無線クラブ(大阪市平野区×2局、上郡町)

 

 

 

 詳細は下記の関連リンクから、本林氏のブログを参照してほしい。

 

 

 

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<免許人による手記を掲載!!>日本初!?「10枚組み」のアマチュア局免許状が発行に

 

信越総合通信局から発給された、10枚組みの無線局免許状(鈴木氏提供写真)

 

 

 

●関連リンク:
・第10回 全日本局数持ちコンテスト(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
・総務省 アマチュア局無線局等情報検索

 

 

 


feed <ARISSスクールコンタクト>国際宇宙ステーション(ISS)の宇宙飛行士、1月20日(水)17時17分から神奈川県逗子市立久木中学校の生徒たち(8N1ZH)と交信 (2021/1/18 11:30:52)

アマチュア無線の資格を持ち国際宇宙ステーション(ISS)に滞在中の宇宙飛行士と、子どもたちが交信を行うプロジェクト「ARISSスクールコンタクト」。2021年1月20日(水)の17時17分JSTから神奈川県逗子市立久木(ひさぎ)中学校の生徒が「8N1ZH」のコールサインで交信を行う予定だ。これが日本から通算101 例目のARISSスクールコンタクトとなる。ISSから登場するのはNASA所属の、シャノン・ウォーカー(Shanonn Walker)宇宙飛行士(KD5DXB)だ。交信の模様はYouTubeでの生配信も予定されている。

 

 

 

 

 ISSの宇宙飛行士と日本の子供たちの交信は、1月13日に行われた滋賀学園中学校(8N3SG)に続いて2週連続となる。久木中学校は昭和22年開校の公立校で生徒数は486名(17学級)だが、今回は12名が国際宇宙ステーションと交信する予定だ。当日の交信風景はYouTubeでの生配信も予定されている。

 

YouTubeで逗子市立久木中学校のARISSスクールコンタクト交信風景を生配信(16:50~)

 

 

 交信は日本時間の1月20日(水)17時17分59秒からおよそ10分間にわたって行われる。国際宇宙ステーションのコールサインは「NA1SS」。ARISS のWebサイトによると、 ISSからは145.80MHzで音声信号が送られてくる 。現在ISSには日本人の野口聡一宇宙飛行士(KD5TVP)が滞在しているが、交信はNASA所属の女性宇宙飛行士、シャノン・ウォーカー氏(KD5DXB)が担当し英語で行われる予定だ。先週は実現しなかった(シャノン・ウォーカー宇宙飛行士に華麗にスルーされてしまった)野口宇宙飛行士の“飛び入り参加”はあるだろうか!? 予定されている12名の質問は次のとおり。

 

1.What kind of infection countermeasures are you taking against the COVID-19?
(COVID-19の感染対策は?)

 

2.What was your driving force for the challenges?
(チャレンジの原動力となったものは何ですか?)

 

3.I think it takes a lot of effort to become an astronaut, but is there any way to continue the effort?
(宇宙飛行士になるには相当な努力が必要だと思いますが、努力を継続する方法はありますか?)

 

4.What is the most beautiful view you have ever seen in space?
(今まで宇宙で見た中で一番美しい景色は何ですか?)

 

5.What can we do only in space?
(宇宙でしかできないことは何ですか?)

 

6.What was scary in space?
(宇宙で怖かったことは?)

 

7.What is the inconvenience of the Space Station?
(宇宙ステーションで不便なことは?)

 

8.What kind of space food do you like the best?
(宇宙食で一番好きなものは?)

 

9.What do you want to do when you return to Earth?
(地球に帰ってきたら何をしたいですか?)

 

10.What was the hardest part of training to become an astronaut?
(宇宙飛行士になるための訓練で一番大変だったことは何ですか?)

 

11.What can only be seen from space?
(宇宙からしか見えないものは何ですか?)

 

12.What is the hardest work in space?
(宇宙で一番大変だった仕事は?)

 

 

 過去、NA1SSから発射された宇宙飛行士の声に対しては「見晴らしのよい場所で、ハンディ機に付属ホイップアンテナでも聞こえた」「アパートのベランダから斜めに付き出したモービルホイップでキャッチした」といった受信リポートがTwitterに書き込まれている。ビームアンテナに仰角ローテーターといった本格装備がなくても、ISSの軌道が高く状態の良いタイミングなら、受信のチャンスはありそうだ。

 

ARISSスクールコンタクト開催時のISS軌道予測(7M3TJZ 安田氏のSatTrack V3.1.6使用)

 

 

 言うまでもないことだが、この日のために準備と交信の練習を重ねてきた生徒たちの夢を壊さぬよう、静かなワッチを心掛けたい。ARISSスクールコンタクトの開催日は管轄の総合通信局がDEURAS、DEURAS-Mなどを使って電波監視を強化するのが通例だ。

 

 

 今回の逗子市立久木中学校のARISSスクールコンタクトには、地元の「逗子・葉山アマチュア無線クラブ(JA1YUU)」が協力している。同クラブによると、8N1ZHは「逗子市立久木(ひさぎ)中学校ARISSスクールコンタクト臨時局」として、12月25日から3月31日までの期間で許可されており、クラブメンバーなどがたくさんの場所からスクールコンタクト周知のためにオンエアーしているという。また本番当日は「コロナの影響で残念ながら一般の方に見に来ていただくことはできず、残念ながら入場は関係者のみになってしまいましたが、様子はリアルタイムでネット中継を行います。その後もいつでも閲覧できるようにいたします。よろしかったらご覧ください」と案内している。

 

 

 

●関連リンク:
・逗子市立久木中学校 ARISSスクールコンタクト特設ページ
・逗子市立久木中学校 ARISSスクールコンタクト ライブ配信(YouTube)
・逗子市立久木中学校 公式サイト
・Upcoming educational Contacts(ARISS.org)
・ARISSスクールコンタクト
・「きぼう」を見よう-国際宇宙ステーション(JAXA)

 

 

 


feed <特集は「2021年のアマチュア無線のゆくえ」>「ハムのラジオ」第420回放送をポッドキャストで公開 (2021/1/18 8:30:59)

「毎週、アマチュア無線を肴に、おかしく楽しく、そして深く、時には涙を、 時には役立つ話題をお送りしたいと思います。多彩なゲストをお迎えし、楽しく語って行きたいと思います。乞うご期待!」というハムのラジオ。2013年1月6日からインターネットでコンテンツの公開を行い、同年10月から2018年12月末までは茨城県水戸市の「FMぱるるん」で放送。2019年1月からは再びインターネット配信に戻っていたが、同年6月から毎週日曜日21時に千葉県成田市の「ラジオ成田」で地上波放送が再開した。さらに2020年4月からは毎週月曜日の13時から再放送も行われるようになった。

 

 

 2021年1月17日の第420回放送は「2021年のアマチュア無線のゆくえ」を特集。新型コロナウイルスの影響で世の中が大きく様変わりする中、2021年にアマチュア無線界はどうなるのかを考えてみるという内容で、アマチュア無線イベント、養成課程講習会の開講、DXペディションとコンテスト、社会貢献活動とアマチュア無線などを取り上げた。

 

 公開されたポッドキャスト音声は約47分。聴取は下記関連リンクから。Web上のほかiTunesかSticherのリンクからも聴くことができる。

 

 なお「ハムのラジオ」は、地上波としては千葉県成田市のラジオ成田で毎週日曜日の21時に放送されているが、2020年4月6日からは毎週月曜日の13時に前日の再放送も開始された。

 

 

 

●関連リンク: ハムのラジオ第420回の配信です

 

 

 


feed 【1月17日に更新】アマチュア無線業務日誌ソフト「Turbo HAMLOG Ver5.32」の追加・修正ファイル(テスト版)を公開 (2021/1/17 12:20:07)

アマチュア無線業務日誌の定番ソフト(フリーウェア)として、多くの無線家に愛用されている「Turbo HAMLOG(通称「ハムログ」)」。そのWindows版が2021年1月9日に「Ver5.32」としてバージョンアップ(「WSJT-X~ALL.TXTを表示」などの細かな改修)したが( 2020年1月9日記事 )、今回「その後の進捗状況」として、8日後の1月17日に「追加・修正ファイル(テスト版)」が公開(更新)された。

 

 

1月9日に公開されたTurbo HAMLOG Ver.5.32

 

 JG1MOU・浜田氏が制作している「ハムログ」はフリーソフトであることはもちろん、直感的な操作性などで愛好者も多い。そのWindows版が2021年1月9日に「Ver5.32」としてバージョンアップしたが、今回「その後の進捗状況」として、1月17日に「追加・修正ファイル(テスト版)」が公開(更新)された。

 

 

 

 今回更新された内容は以下のとおり(同Webサイトから)。

 

 

 

その後の進捗状況(2021/1/17の更新内容)

 

 

※解凍したファイルHamlogw.exeを右クリックし、プロパティでブロックの解除を実行しなければうまく動作しない場合があります。テスト版につき、処理方法がよく解らない方は無理に使用しないでください。

 

・ALL.TXT表示の選択セルに色を付けるでは、色を付けるセルをUTC,dB/DT/Freqのセルに変えました。

 

 

 

↓この記事もチェック!

 

<「WSJT-X~ALL.TXTを表示」などの細かな改修>アマチュア無線業務日誌ソフト「Turbo HAMLOG(ハムログ)」が1月9日にバージョンアップしVer5.32を公開

 

 

 

 

 

 

●関連リンク:
・Turbo HAMLOG/Win Ver5.32
・Turbo HAMLOGホームページ

 

 

 


feed IC-9700ユーザー多数愛用の「超高精度10MHz基準信号発振器」頒布情報に注目集まる--1月10日(日)~1月16日(土)まで先週の記事アクセスランキングTop10 (2021/1/17 9:30:35)

先週のアクセスランキングで1位となったのは、IC-9700ユーザーなど多数が愛用しているという、「超高精度10MHz基準信号発振器」頒布に関する情報だった。デジタルモード「FT8」の普及とともに、430MHz帯や1200MHz帯でもその信号をよく聞くようになったが、無線機の電源投入直後や急激な温度変化が生じた場合などに周波数が若干変動し、交信に支障をきたすケースが見られる。そんな事態を避けるために役立つ周波数安定アイテムとして、「超高精度10MHz基準信号発振器」の完成基板を開発者のJA4BUA 桒原(くわはら)氏が送料込み6,500円で頒布しているニュースに注目が集まった。

 

 

「情報通信技術コンサルタント ICT-Kuwa」の桒原氏が頒布している「超高精度10MHz基準信号発振器」完成基板(ICT-KuwaのWebサイトより)

 

 

 続く2位と3位は、1月19日に発売されるアマチュア無線誌に関する情報だ。2位は「<特集は『アンテナ・チューナ活用ガイド』、別冊付録は『南極越冬記 南極の空』>CQ出版社が月刊誌「CQ ham radio」2021年2月号を刊行」で、3位は『<特集充実のシャック構築ノウハウ』>電波社、『HAM world(ハムワールド)』2021年3月号を1月19日(火)に刊行」。2誌とも今号も盛りだくさんな内容となっている。

 

 

「CQ ham radio」2021年2月号の表紙(左)と別冊付録「南極越冬記 南極の空」

「HAM world 2021年3月号」の表紙

 

 4位は、毎年この時期恒例! 「総務省無線局等情報検索」のデータを用いて、国内におけるアマチュア個人局のコールサインの数でみたプリフィックスごとの免許局数の多さを調査した結果をまとめたブログ記事の紹介だ。これは日本におけるコールサイン研究の第一人者、JJ1WTL・本林良太氏が、2021年1月6日時点の「総務省無線局等情報検索」のデータから導き出したもので、その結果を同氏は「雑魚プリフィクスランキング 2020年末」と命名し、1月12日に自身のブログで公表。1位は昨年と変わらず「JJ1」で、2位以降は「JP7」「JP3」「JI1」…と続く。一方、「7J5」「7J7」「7J9」プリフィックスは消滅(本人が再開局すれば元のコールサインが復活できる)。「7K1」~「7N3」が減少傾向にあり、最少なのは「7L3」で759局(生存率4.7%)と紹介している。

 

 

JJ1WTL・本林氏が作成した「雑魚プリフィクスランキング」(CICから一部抜粋)

 

 

 

※タイトルをクリックすると該当記事にジャンプします。

 

 

1)<IC-9700ユーザーなど多数が愛用>「超高精度10MHz基準信号発振器」の完成基板を6,500円(送料込み)で頒布中

 

2)<特集は「アンテナ・チューナ活用ガイド」、別冊付録は「南極越冬記 南極の空」>CQ出版社が月刊誌「CQ ham radio」2021年2月号を刊行

 

3)<特集「充実のシャック構築ノウハウ」>電波社、「HAM world(ハムワールド)」2021年3月号を1月19日(火)に刊行

 

4)<再割当ての関係で1位は2年連続で「JJ1」>貴局の希少価値は!? 国内個人局の「雑魚プリフィックスランキング 2020末」発表

 

5)<IC-705/IC-7300/IC-9700が対象>アイコム、FT8の簡単設定などを実現する新ファームウェアを順次公開

 

6)<第四級アマチュア無線技士に対して>沖縄総合通信事務所、免許を受けずに簡易無線局を開設した宮古島の男性を48日間の行政処分

 

7)<復旧のめどは不明、代替生産を準備中>旭化成、「半導体製造工場の火災事故および製品供給の状況について」を報告

 

8)<ARISSスクールコンタクト>国際宇宙ステーション(ISS)の宇宙飛行士、1月13日(水)19時38分から滋賀学園中学校の生徒たち(8N3SG)と交信

 

●「「ARISSスクールコンタクトin滋賀学園」編集版(YouTube)
↓画像をクリックすると動画がスタートします。

 

 

9)<「WSJT-X~ALL.TXTを表示」などの細かな改修>アマチュア無線業務日誌ソフト「Turbo HAMLOG(ハムログ)」が1月9日にバージョンアップしVer5.32を公開

 

10)<総務省の最新データベース>無線局等情報検索(1月11日時点)、アマチュア局は年末年始を挟んだ2週間で300局(約21局/日)減少し「389,043局」

 

 

 


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