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にしたま123番局のブログ (2019/2/18 1:35:24)
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メシと漬け物とラーメンを大量に食べてお腹も相当膨れてお店を出て、さらに20分程歩いて青森フェリーターミナルへ。フェリーターミナルのオレンジ色の照明が旅情を掻き立てます。まずはフェリーターミナルビル1階の窓口で乗船手続き。青函フェリーのホームページの割引クーポンを見せると、運賃が1割引になるのでスマホのクーポン画面を窓口氏に掲示。割り引かれた運賃の2人分3060円を支払い、乗船券と下船券をもらいます。この航路は船に乗るとき乗船口にいる係員に乗船券を渡し、船を降りるときに下船券を渡すシステムで、下船券はいわゆる行方不明防止策、また行方不明者早期発見策のためのモノですね。あっ、それと往復することで復路が1割引になりますが、割引の重複はないので往復でもWebクーポン割引を使った方が往路復路それぞれ1割引きになるのでお得です。
乗船時間までまだ少し時間ががあったので、ターミナルビルの2階で荷物整理し、歯を磨いてサッパリ。1時40分、下に降りて案内表示に従って乗船口へ。車両甲板を通って急勾配の階段を駆け上がり、3階の2等桟敷席へ突撃!!!
いち早くACコンセントを確保、早速スマホやらモバイルバッテリーの充電を開始。あとから右手に充電器を持ってウロウロしているおじさんが来て、スマホを充電したいような素振りだったので空いている三股ソケットにスマホの充電器を差し込んであげました。三股持ってきておいて良かったです。
甲板に出て、デジ簡であおもりAA113局さんをコールすると一発応答!!! お待たせしました!!! もう時計の針は午前2時に近く、お休みになられたかなと思っておりましたがQSO出来て良かったです。しばし御無沙汰のお詫びをし、船が出港してやがて速度を上げて寒くなって耐え難くなってきたのでファイナルを送らせていただきました、あおもりAA113局さんショートですみませんでした、どうもありがとうございました!!!
船室に戻って就寝。3時間程グッスリ寝て、ハイ着きましたよ~と函館到着案内の係員が来て起床。はこだてGT44局さんと所長がデジ簡でQSO。所長はポータブルゼロですどうぞと、はこだてGT44局さん宛に言って完全に寝ぼけておりました。はこだてGT44局さん「えっ!? 」。はこだてGT44局さんを混乱に陥れた罪は大きいと思いますw
下船してターミナルビルの近くに待機していたタクシーに乗り込み、まずは朝風呂へ!!! 去年の12月と同じく富岡温泉へ行き、サッパリ。朝から温泉最高です。頭も丁寧に剃ってツルッツル。富岡温泉は朝6時から営業しているので助かります。
朝風呂の後は五稜郭の駅まで15分程歩き、駅の待合室にある駅蕎麦スタンドで天ぷらそばをズルズル。うまい、うますぎる!!! 濃厚な、ちょっと甘めのツユが北海道にいることを感じさせてくれます。
7時37分発函館ゆきの気動車でいったん函館に行き、「鰊みがき弁当」を仕入れて8時18分発長万部ゆきの気動車に乗車。1両ポッキリの、いわゆる単行列車でした。
列車は函館を出るとエンジンの唸り重々しく、徐々に高度を上げて大沼の畔を快走、車窓の右に左に目まぐるしく見せる位置を変える駒ヶ岳の秀麗な山容を見ながら函館駅弁の「鰊みがき弁当」をいただきます。甘辛く煮込んだ鰊と、絶妙な塩加減の数の子がうまい、うますぎる!!! 魚嫌いな方でもこの駅弁は美味しくいただけると思います。超絶オススメです。
噴火湾の青さが寝不足の目に沁みる森では、30分以上も停車するので改札を出たところすぐの左手にあるキオスクで「いかめし」をゲット。イカの体内に詰め込まれたごはんが煮汁を吸っていて、うまい、うますぎる!!! 函館駅弁「鰊みがき弁当」、森駅弁「いかめし」の道南二大駅弁を制覇して大満足。列車は唸るエンジンの音も頼もしく、右手に噴火湾を見ながら潮風浴びて一路長万部へ。
長万部で小樽ゆきの気動車を待つ間、所長は活発に動き回ってシャッター切りまくってます。体型に似合わずフットワーク軽いですね。
函館本線のいわゆる山線区間に入ると、単調な森林風景についウトウト...。時折客席の遠くから聞こえる支那言葉にイラッときますが、去年のように支那連中の団体ツアーはなく、この列車に乗る外国人の割合は今回は白人の方が多かったように思いました。余市では相変わらず連ドラ効果が続いているようで、大量の熟年層が乗り込んできて単行の気動車は朝の通勤ラッシュ並の混雑に...。幸いなことにまもなく終点の小樽で、すぐの発車になる新千歳空港ゆきの快速エアポートに乗り込みます。
小樽をスルーするのはちょっと残念ですが、時間も押しているので終着の札幌へ急ぎます。札幌で改札を出て、終着の余韻に浸る間もなく西コンコースの四季彩館で北海道土産のハイチュウ夕張メロン味などを大量に購入。これで西多摩に帰還してからも2週間程度は北海道気分を堪能できます。
いったんここで所長と別れ、JRタワーの展望室入口にある「札幌スタイル」という手作りのお土産屋さんへ。ここでカカアのリクエストの土産となるアクセサリーを購入。客は全て若い女性ばっかしで、非常にこっぱずかしかったですが、若い女性の店員さんに「奥様にプレゼントですか、素敵ですね~」と言われてエヘ。満更でもないですね。お土産購入はこれで全て終了、マッハで北海道ハムフェア会場へ。今回の旅費は鉄道、フェリー、タクシー、路面電車運賃の総額は15,000円で済みましたがお土産代はそれ以上...。ちなみに今回はカニは買っていません。
ハムフェア会場に着くと初日の展示は終了間際。慌ただしく騒然とするなか、さっぽろTP7局さんをはじめ北海道各局さんとEB。ようやく着いた感慨で胸一杯になりました。その後懇親会会場になだれ込み、たらふく北海道の美味いものを堪能しました。ホッケの大きさと肉厚なことに圧倒されたり、専門店でないのに豚丼が予想を遥かに超える美味さで、その肉の柔らかさに驚いたり、そらちZ14局さんが顔に似合わずお笑い系だったり、本当に遥々やって来て良かったと思うことしきりでした。後で知ったのですが、そらちZ14局さんは当局と同じ職業で、もっと喋っとけば良かったと後悔しました...。次回はバスネタでよろしくお相手下さいませ!!!
懇親会の後は1エリアの食いしん坊達とJRタワーエスタ10階の札幌ら~めん共和国へ。さすがに当局はしこたま道産の美味いものを腹一杯いただいた後だったので、ハーフサイズの味噌ラーメンを注文。なんという店の名前だったか失念しましたが、ゲラゲラ笑いながら食べるラーメン実に美味かったですね!!!
ラーメン食べた後は所長の宿泊先が決まっていないことを憂慮して、各局さんが宿泊先に空室を照会。結局、カナガワZX9局さんが空室のあるホテルを見つけ、一同ホッと胸を撫で下ろしました。流石キョイさん、旅慣れてるなぁと感心しました。
初日はこれでお開きとなり、明日の再会を約束してそれぞれ皆さん宿泊先に投宿。当局は札幌駅から一駅の函館本線の桑園まで電車で行き、歩いてビジネスホテルのルートイン北四条へ。途中でオレンジ色の看板が当局の心を惹き付けるセイコーマートを発見、さっぽろRY26局さんから教えていただきましたPB商品の北海道メロン味のアイスモナカをゲット。溶けちゃったらイヤなので、涼しい夜道を歩きながら頬張ります。うまい、うますぎる!!! 気がつけば宿泊先がもう目の前で、慌てて北海道メロン味のアイスモナカを口に押し込み、口の周り北海道メロン味のクリームベタベタのままチェックイン。カカアには内緒でカードで支払いを済ませ、バレた時の言い訳を考えながら割り当てられた部屋へ。西向きでしたが10階で、札幌430DRに楽々アクセス可能でラッキーでした。この日の札幌430はハムフェアということもあってか、ずいぶんと盛り上がってましたね!!!
風呂から出て早速札幌430でセタガヤCBR250局さん、所長、さいたまCB169局さん、とうきょうMX16さんとQSO。あっ、誤記ございましたらご指摘下さいませ...(^_^;)。
素晴らしい寝心地を得られた枕を持ち帰りたくなる衝動をようやく抑え、翌朝は8時過ぎにホテルをチェックアウト。朝食はホテルで食べ放題でしたので、しっかりご飯食べてハムフェア会場へ歩いて移動。半袖のTシャツ1枚ですが、冷気がシャンと背筋を伸ばしてくれて気持ちいいですね!!! 目が覚めます。
ハムフェア会場で北海道各局さんとご挨拶、昨晩の懇親会のお礼を述べて会場を徘徊。今日は悲しいことに午前10時過ぎには札幌駅に向かわなければならず、会場には1時間程しか滞在できません。急いで山岳移動運用で使う5Dの同軸と、SMAコネクタがついているものが欲しかったので探していると労なくフリラブースの隣で発見。別に脅した訳でもないのに1,000円以上のを400円にマケてくれて深謝。どうもありがとうございました!!! 程なくして所長と合流、やがて北島三郎もとい、はこだてGT44局さんがニコニコ顔でこちらへ!!! 再会嬉しかったですね!!! しこたま話し込んで帰りの電車の時間も迫ってきたので再度フリラブースで皆さんにご挨拶、帰路に就きました。
さっぽろTP7局さんのお見送りを受けて帰ろうとすると、さっぽろRY26局さんが会場にお見えになったとのことで慌ててEB、ご挨拶出来て良かったです。慌ただしくて申し訳ありませんでした。
万感の想いを込めて脱毛もとい脱帽し、帽振れ。皆さんに別れを告げて札幌駅へ。10時45分発苫小牧ゆきの電車から復路スタート、西多摩へ帰還開始。気の遠くなるような旅路がまた始まります。復路は往路とは異なり、いわゆる海線すなわち千歳線と室蘭本線で長万部へ向かいます。
苫小牧からは架線下を走る気動車で東室蘭へ。車内は何故かやたらに鉄道マニアっぽいので混雑してます。日本一長い、30km近くもある直線区間もキハ40系気動車の物足りない加速でイマイチ感MAX...。山線なら長万部まで小樽での1度の乗り換えで済んだものをと後悔するも、東室蘭で長万部ゆきに乗り換えて秘境駅で名高い小幌に着くと鉄道マニアが総立ちになって一斉に下車。
秘境駅・小幌が連中の目的地だったのですね...。廃止が取り沙汰されている秘境駅・小幌についてはググってもらうことにして、山間の秘境駅は鉄道マニアで大賑わい!!! プラットホームは縁日の神社の参道の様にごった返しており、鉄道マニアの異様に興奮した甲高い声が山間にこだまして、秘境ムードぶち壊しです。これなら当局の最寄り駅・八高線箱根ヶ崎駅のほうがよっぽど静寂感を味わえます。安全対策でガードマンが2人も配置され、駅で1円も使わない連中の為にJRや地元は大損害です。もうこうなったら小幌グッズを販売する屋台や弁当屋を呼んで、連中からガッツリ金を巻き上げる方策を練るべきです。弁当の飯の上に、KOBOROとか刻んだ海苔を並べておけば、爆発的に売れるでしょう。350円程度ののり弁を、1,000円で売っても平気な感じがします。
ようやく静かな、いつもはこうであろうローカル線の気動車に戻った長万部ゆきは、静狩峠をトンネルで越えて左手に噴火湾を見て緩い左カーブの弧を描きながら下り勾配をアイドリングで下りてゆきます。生憎の空模様ですが、素晴らしいパノラマ風景です。
単行の気動車は鉄道全盛期を彷彿させる長万部駅の長いホームに滑り込み、乗客を降ろすと短い身体をもて余したのか、すぐに回送で留置線に引き揚げて行きました。16時09分発の函館ゆき気動車は砂原線回り。明るいうちに砂原線に乗るのは始めてで、沿線風景を期待したのですが雨も降りだしてやがて夕闇も迫り、景色も殆ど見えず意気消沈。やはり9月ともなると日が傾くのが早いですね。淡々と列車は函館目指して走ります。
19時25分、定時に函館到着。秋雨に煙る函館駅前を早足で函館市電の電停に向かいます。程なくして谷地頭ゆきの市電がやって来るのが見え、慌てますが幸い市電は信号で止まり、その間に道路の真ん中に設けられた電停の狭く、低いプラットホームへ。このあたりのバスと同じく、後のドアから乗って整理券を取ります。今日は函館市電にあと2回乗るので、運転士様から一日乗車券600円を購入。都電よりゴトゴト感が大きい函館市電、とっても楽しいです。
終点の谷地頭で降り、運転士様に函館市営谷地頭温泉の行き方を訊ねて下車。暗闇の住宅街をちょっと不安になりながら、遠回りしたものの10分ほどで谷地頭温泉に到着。自販機で420円の入浴券を買い、受付のおばさんに渡して浴場へ。ここは脱衣場のロッカーのカギを締める際、硬貨を使わなくていいシステムなので感心しました。通常の日帰り入浴施設は、予め100円玉を手元に用意して、それをロッカーの硬貨投入口にチャリンと入れて鍵を回すと施錠され、開錠の際に鍵を差してガチャンと回すと硬貨が戻るシステムのところが多いのですが、入浴時間がなくて焦っていると硬貨を用意する前に全裸になってしまい、施錠する段階になって100円玉を用意していない自分の不始末に苛立ちを覚えながらチンチンをプルプルさせて財布をごそごそ探して100円玉を取り出す失態を演じることが多く、その点この谷地頭温泉の施錠システムは優れています。
ここは湯舟のお湯がアツいことで有名ですが、当局は通常43℃~44℃のお湯に入っているので、問題なかったです。またいくつかある湯舟もアツいのと、ぬるいのがあってアツい湯が苦手な人でもどれかは最低ひとつ入れると思います。茶褐色の、非常によく温まる素晴らしい温泉です。
温泉を後にして谷地頭の電停に戻り、市電で十字街へ。やきとり弁当で有名な、ハセガワストアのベイエリア店へ向かいます。またちょっと迷いましたが、無事にハデな装飾の看板を発見。店に入るとすぐカウンターがあって、注文用紙に自分のオーダーメニューを〇で囲み、レジの店員さんに渡してお金を払います。注文用紙の半券を受け取る際、タレを多目にできますかと試しに聞いてみたらOKとのことで、聞いてみて良かったです。またタレも他に塩ダレ、うま辛ダレがあります。タレのほか、塩もありました。
店にはテーブル席があり、できたてのアツアツホカホカのやきとり弁当をすぐに食べることができます。素晴らしいシステムですね!!! 程なくして自分の半券に印字された番号を呼ばれ、やきとり弁当(大)汁だくを受領。テーブル席について早速蓋を閉めたまま手で押さつけて串を抜き、それから蓋を開けてガツガツいただきます!!! うまい、うますぎる!!! やきとり弁当の詳細はハセガワストアのホームページをご覧下さい。お腹膨れましたが、うますぎるのでもう一個頼めば良かったです。所長はジャンボをチョイス、みるみる腹の中に収めてゆきます。食後は併設されたセイコーマート系のコンビニで、デザートにカツゲン500ミリリットルと、北海道メロン味アイスモナカを購入。アイスモナカうますぎると頬張りながらツイートしてると所長がハセガワストアの箸を発見した報を受けて当局も購入。普段使いにします。
腹一杯になり、隣接するラッキーピエロは店舗外観を撮影するのみに留め、次回函館に来た時のお楽しみにしておきます。十字街の電停に戻り、市電で函館駅前に行き、江差線の上磯ゆきで函館駅から五稜郭駅、五稜郭駅からタクシーでフェリーターミナルへ。非常に名残惜しいですが、まもなく北海道ともお別れです。
フェリーターミナルの港内を照らすオレンジ色の照明が見えて来ると、なんとも言えない切ない感傷的な気分になります。ああ、北海道よさらば、また来る日まで...。乗船手続きして荷物整理を済ませ、ビルの外に出て駐車場からデジ簡ではこだてGT44局さんをコールすると一発応答。はこだてGT44局さんは既に札幌から自家用車で自宅に戻られており、乗船開始時刻まで暫しの間ラグチュー。お世話になったお礼と秋オン楽しみましょうとエールを送り、ファイナルを送りました。
23時30分、長声一発するでもなく、するすると離岸した青函フェリー、はやぶさ号はみるみる速度を上げて南下を開始。なお、乗船に際し、乗船開始時刻になってから乗船口に並んだのでは行列が出来て桟敷席のコンセントのあるポジションを確保するのは難しいので、15~20分前には乗船口に並んでいた方が良いかと思います。
去りゆく函館の、次第に遠ざかる街の灯りを見ているとSTVラジオの土曜日に放送される日高晤郎ショーのエンディングを思いだします...。そう言えば、所長のスマホではrazikoで北海道の放送を受信出来たのに、当局のスマホでは北海道にいるのに東京の放送しか受信出来ずガッカリ...。せっかく各局さんからアドバイス受けたのにダメでした。radikoでは北海道の放送はもちろん聞けるのですが、razikoだと東京を選択...。う~んどうなっているのやら...。radikoとrazikoのアプリインストールから現地で始めてWi-FiをON、OFFしたりしましたがダメ...。残念でした。所長のスマホはこちらでも北海道の放送が受信出来てちょっと腹立たしかったです(笑)。
船室に戻り、就寝。若干ピッチングがありましたがよく寝られました。青森フェリーターミナルには午前3時20分到着、下船してフェリーターミナルのビルの待合室のトイレで歯磨きして荷物整理し、4時に徒歩で青森駅へ。雨が降っていたらタクシーに乗ろうかと思っておりましたが、地面は乾いており却下。口数少なくトボトボ歩いて50分程で青森駅の西口の到着。近くのコンビニで朝飯買って、まだ施錠されて開いてない駅の建物の前でムシャムシャ。5時ちょっと過ぎに、開錠時刻より少し早く駅へ入れてホームへ。八戸ゆきの2両編成の青い森鉄道の始発電車に乗車。2駅先の東青森で降りて、佃温泉ゆーぽっぽに向かいます。
春オンで渡道したとき、あおもりまちなか温泉が改装工事かなにかで入浴できず、しょんぼりしていたところあおもりAA113局さんがこの佃温泉ゆーぽっぽをご紹介してくださって入浴したところ、非常に温まる素晴らしい温泉で良かったので、今日もあおもりまちなか温泉には行かず、佃温泉ゆーぽっぽへ。駅から10分以上歩くあおもりまちなか温泉より、ゆーぽっぽの方が駅から5分ちょっとと近いのもいいですね。それにしても今回の鈍行乗り継ぎ旅、よく温泉に入りました。欲を言うと往路であおもり健康ランドではなく、奥羽本線・鶴ヶ坂駅からすぐの、たらぽっき温泉で入浴したかったですね。ここの泉質は最高で、寒い時期に超オススメです。
温泉を出て東青森駅から八戸ゆきの電車に乗ると、乗り継ぎ旅もあとはひたすら南下するだけ。今年の3月のダイヤ改正で乗り継ぎの接続が良くなり、八戸で8時21分に到着して30分の乗り継ぎ時間に駅そば食べたあと、どこで昼メシを食うか悩むところです。
結局、福島の15時50着、16時28分発の約40分の乗り継ぎまでごはんお預け食らいました。その福島で、東北を席巻する伯養軒かどこかの駅そばを食べようと思っていましたが在来線のホームには見当たらず...。なんとか屋号だけ残っている伯養軒の駅そばにフラれて仕方なくキオスクでサンドイッチを購入...。別行動の所長は見事改札外でウマイそばにありつけたようで舌を巻きました。
黒磯ダッシュは下りの時ほど熾烈な競争はありませんでしたが堪能できました。ザックを背負い、左手にお土産をドッサリ入れた手提げ袋、右手にカメラを構えていなければ優勝出来たのですが...。上りの黒磯ゆきに乗るときは、先頭車両の一番前に陣取ると良いでしょう。争いがもっと熾烈になる下りでは、必ず2両目の真ん中ドアに陣取る事が肝心です。黒磯駅は跨線橋の階段や通路が狭く、次に乗る福島方面ゆきの列車は本数も少なく編成も短くなり、着席機会を得ようと西宮神社の福男選びのようなデッドヒートが展開されます。黒磯で座れないと郡山ゆきの場合、終点まで1時間以上立ちっぱなしになる確率が高いので気を付けたいところです。
宇都宮まで来ると、乗る電車の方向幕が逗子という行先表示を見て、一気に帰ってきた感に襲われます。所長とお別れする大宮でコラ画像のネタにする写真を撮り、所長にご挨拶申し上げて大宮で下車。川越線と八高線を乗り継いで22時10分、無事に西多摩郡の箱根ヶ崎駅に帰還しました。やはり東北本線経由は早いですね。
今回の鈍行乗り継ぎ旅はこれ以上ないほどの完璧な乗り継ぎで、ダイヤの乱れなど全くと言って良いほど突発事案が発生しませんでした。順調すぎてちょっと面白みに欠けるところですが、普段なら気にしない数分の列車の遅れが、鈍行乗り継ぎ旅では乗り継ぎ旅の破綻につながる命取りになる可能性もでてくるので、やはり順調に終わって良かったです。
来春には北海道新幹線が開通し、本州~北海道の交通事情も大きく変化することでしょう。どのように変化するか楽しみでもあり、不安でもあります。青春18きっぷや北海道&東日本パスの廃止も噂され、北海道へ格安で汽車旅できるのも今のうちだけかもしれません。
今回の乗り継ぎ旅ではご同行のいせはらXI304局さん、北海道ハムフェアフリラフォーラムの取りまとめ役のさっぽろTP7局さん、EBならびにQSOしていただきました東北と北海道、渡道された1エリアのフリラ各局様、本当にどうもありがとうございました。こんなに楽しい旅になったのは皆様のおかげです。もう感謝感激の一言に尽きます。本当に、本当にどうもありがとうございました!!!
さあ今週末は秋オンですね!!! 行くぜ東北!!!
メシと漬け物とラーメンを大量に食べてお腹も相当膨れてお店を出て、さらに20分程歩いて青森フェリーターミナルへ。フェリーターミナルのオレンジ色の照明が旅情を掻き立てます。まずはフェリーターミナルビル1階の窓口で乗船手続き。青函フェリーのホームページの割引クーポンを見せると、運賃が1割引になるのでスマホのクーポン画面を窓口氏に掲示。割り引かれた運賃の2人分3060円を支払い、乗船券と下船券をもらいます。この航路は船に乗るとき乗船口にいる係員に乗船券を渡し、船を降りるときに下船券を渡すシステムで、下船券はいわゆる行方不明防止策、また行方不明者早期発見策のためのモノですね。あっ、それと往復することで復路が1割引になりますが、割引の重複はないので往復でもWebクーポン割引を使った方が往路復路それぞれ1割引きになるのでお得です。
乗船時間までまだ少し時間ががあったので、ターミナルビルの2階で荷物整理し、歯を磨いてサッパリ。1時40分、下に降りて案内表示に従って乗船口へ。車両甲板を通って急勾配の階段を駆け上がり、3階の2等桟敷席へ突撃!!!
いち早くACコンセントを確保、早速スマホやらモバイルバッテリーの充電を開始。あとから右手に充電器を持ってウロウロしているおじさんが来て、スマホを充電したいような素振りだったので空いている三股ソケットにスマホの充電器を差し込んであげました。三股持ってきておいて良かったです。
甲板に出て、デジ簡であおもりAA113局さんをコールすると一発応答!!! お待たせしました!!! もう時計の針は午前2時に近く、お休みになられたかなと思っておりましたがQSO出来て良かったです。しばし御無沙汰のお詫びをし、船が出港してやがて速度を上げて寒くなって耐え難くなってきたのでファイナルを送らせていただきました、あおもりAA113局さんショートですみませんでした、どうもありがとうございました!!!
船室に戻って就寝。3時間程グッスリ寝て、ハイ着きましたよ~と函館到着案内の係員が来て起床。はこだてGT44局さんと所長がデジ簡でQSO。所長はポータブルゼロですどうぞと、はこだてGT44局さん宛に言って完全に寝ぼけておりました。はこだてGT44局さん「えっ!? 」。はこだてGT44局さんを混乱に陥れた罪は大きいと思いますw
下船してターミナルビルの近くに待機していたタクシーに乗り込み、まずは朝風呂へ!!! 去年の12月と同じく富岡温泉へ行き、サッパリ。朝から温泉最高です。頭も丁寧に剃ってツルッツル。富岡温泉は朝6時から営業しているので助かります。
朝風呂の後は五稜郭の駅まで15分程歩き、駅の待合室にある駅蕎麦スタンドで天ぷらそばをズルズル。うまい、うますぎる!!! 濃厚な、ちょっと甘めのツユが北海道にいることを感じさせてくれます。
7時37分発函館ゆきの気動車でいったん函館に行き、「鰊みがき弁当」を仕入れて8時18分発長万部ゆきの気動車に乗車。1両ポッキリの、いわゆる単行列車でした。
列車は函館を出るとエンジンの唸り重々しく、徐々に高度を上げて大沼の畔を快走、車窓の右に左に目まぐるしく見せる位置を変える駒ヶ岳の秀麗な山容を見ながら函館駅弁の「鰊みがき弁当」をいただきます。甘辛く煮込んだ鰊と、絶妙な塩加減の数の子がうまい、うますぎる!!! 魚嫌いな方でもこの駅弁は美味しくいただけると思います。超絶オススメです。
噴火湾の青さが寝不足の目に沁みる森では、30分以上も停車するので改札を出たところすぐの左手にあるキオスクで「いかめし」をゲット。イカの体内に詰め込まれたごはんが煮汁を吸っていて、うまい、うますぎる!!! 函館駅弁「鰊みがき弁当」、森駅弁「いかめし」の道南二大駅弁を制覇して大満足。列車は唸るエンジンの音も頼もしく、右手に噴火湾を見ながら潮風浴びて一路長万部へ。
長万部で小樽ゆきの気動車を待つ間、所長は活発に動き回ってシャッター切りまくってます。体型に似合わずフットワーク軽いですね。
函館本線のいわゆる山線区間に入ると、単調な森林風景についウトウト...。時折客席の遠くから聞こえる支那言葉にイラッときますが、去年のように支那連中の団体ツアーはなく、この列車に乗る外国人の割合は今回は白人の方が多かったように思いました。余市では相変わらず連ドラ効果が続いているようで、大量の熟年層が乗り込んできて単行の気動車は朝の通勤ラッシュ並の混雑に...。幸いなことにまもなく終点の小樽で、すぐの発車になる新千歳空港ゆきの快速エアポートに乗り込みます。
小樽をスルーするのはちょっと残念ですが、時間も押しているので終着の札幌へ急ぎます。札幌で改札を出て、終着の余韻に浸る間もなく西コンコースの四季彩館で北海道土産のハイチュウ夕張メロン味などを大量に購入。これで西多摩に帰還してからも2週間程度は北海道気分を堪能できます。
いったんここで所長と別れ、JRタワーの展望室入口にある「札幌スタイル」という手作りのお土産屋さんへ。ここでカカアのリクエストの土産となるアクセサリーを購入。客は全て若い女性ばっかしで、非常にこっぱずかしかったですが、若い女性の店員さんに「奥様にプレゼントですか、素敵ですね~」と言われてエヘ。満更でもないですね。お土産購入はこれで全て終了、マッハで北海道ハムフェア会場へ。今回の旅費は鉄道、フェリー、タクシー、路面電車運賃の総額は15,000円で済みましたがお土産代はそれ以上...。ちなみに今回はカニは買っていません。
ハムフェア会場に着くと初日の展示は終了間際。慌ただしく騒然とするなか、さっぽろTP7局さんをはじめ北海道各局さんとEB。ようやく着いた感慨で胸一杯になりました。その後懇親会会場になだれ込み、たらふく北海道の美味いものを堪能しました。ホッケの大きさと肉厚なことに圧倒されたり、専門店でないのに豚丼が予想を遥かに超える美味さで、その肉の柔らかさに驚いたり、そらちZ14局さんが顔に似合わずお笑い系だったり、本当に遥々やって来て良かったと思うことしきりでした。後で知ったのですが、そらちZ14局さんは当局と同じ職業で、もっと喋っとけば良かったと後悔しました...。次回はバスネタでよろしくお相手下さいませ!!!
懇親会の後は1エリアの食いしん坊達とJRタワーエスタ10階の札幌ら~めん共和国へ。さすがに当局はしこたま道産の美味いものを腹一杯いただいた後だったので、ハーフサイズの味噌ラーメンを注文。なんという店の名前だったか失念しましたが、ゲラゲラ笑いながら食べるラーメン実に美味かったですね!!!
ラーメン食べた後は所長の宿泊先が決まっていないことを憂慮して、各局さんが宿泊先に空室を照会。結局、カナガワZX9局さんが空室のあるホテルを見つけ、一同ホッと胸を撫で下ろしました。流石キョイさん、旅慣れてるなぁと感心しました。
初日はこれでお開きとなり、明日の再会を約束してそれぞれ皆さん宿泊先に投宿。当局は札幌駅から一駅の函館本線の桑園まで電車で行き、歩いてビジネスホテルのルートイン北四条へ。途中でオレンジ色の看板が当局の心を惹き付けるセイコーマートを発見、さっぽろRY26局さんから教えていただきましたPB商品の北海道メロン味のアイスモナカをゲット。溶けちゃったらイヤなので、涼しい夜道を歩きながら頬張ります。うまい、うますぎる!!! 気がつけば宿泊先がもう目の前で、慌てて北海道メロン味のアイスモナカを口に押し込み、口の周り北海道メロン味のクリームベタベタのままチェックイン。カカアには内緒でカードで支払いを済ませ、バレた時の言い訳を考えながら割り当てられた部屋へ。西向きでしたが10階で、札幌430DRに楽々アクセス可能でラッキーでした。この日の札幌430はハムフェアということもあってか、ずいぶんと盛り上がってましたね!!!
風呂から出て早速札幌430でセタガヤCBR250局さん、所長、さいたまCB169局さん、とうきょうMX16さんとQSO。あっ、誤記ございましたらご指摘下さいませ...(^_^;)。
素晴らしい寝心地を得られた枕を持ち帰りたくなる衝動をようやく抑え、翌朝は8時過ぎにホテルをチェックアウト。朝食はホテルで食べ放題でしたので、しっかりご飯食べてハムフェア会場へ歩いて移動。半袖のTシャツ1枚ですが、冷気がシャンと背筋を伸ばしてくれて気持ちいいですね!!! 目が覚めます。
ハムフェア会場で北海道各局さんとご挨拶、昨晩の懇親会のお礼を述べて会場を徘徊。今日は悲しいことに午前10時過ぎには札幌駅に向かわなければならず、会場には1時間程しか滞在できません。急いで山岳移動運用で使う5Dの同軸と、SMAコネクタがついているものが欲しかったので探していると労なくフリラブースの隣で発見。別に脅した訳でもないのに1,000円以上のを400円にマケてくれて深謝。どうもありがとうございました!!! 程なくして所長と合流、やがて北島三郎もとい、はこだてGT44局さんがニコニコ顔でこちらへ!!! 再会嬉しかったですね!!! しこたま話し込んで帰りの電車の時間も迫ってきたので再度フリラブースで皆さんにご挨拶、帰路に就きました。
さっぽろTP7局さんのお見送りを受けて帰ろうとすると、さっぽろRY26局さんが会場にお見えになったとのことで慌ててEB、ご挨拶出来て良かったです。慌ただしくて申し訳ありませんでした。
万感の想いを込めて脱毛もとい脱帽し、帽振れ。皆さんに別れを告げて札幌駅へ。10時45分発苫小牧ゆきの電車から復路スタート、西多摩へ帰還開始。気の遠くなるような旅路がまた始まります。復路は往路とは異なり、いわゆる海線すなわち千歳線と室蘭本線で長万部へ向かいます。
苫小牧からは架線下を走る気動車で東室蘭へ。車内は何故かやたらに鉄道マニアっぽいので混雑してます。日本一長い、30km近くもある直線区間もキハ40系気動車の物足りない加速でイマイチ感MAX...。山線なら長万部まで小樽での1度の乗り換えで済んだものをと後悔するも、東室蘭で長万部ゆきに乗り換えて秘境駅で名高い小幌に着くと鉄道マニアが総立ちになって一斉に下車。
秘境駅・小幌が連中の目的地だったのですね...。廃止が取り沙汰されている秘境駅・小幌についてはググってもらうことにして、山間の秘境駅は鉄道マニアで大賑わい!!! プラットホームは縁日の神社の参道の様にごった返しており、鉄道マニアの異様に興奮した甲高い声が山間にこだまして、秘境ムードぶち壊しです。これなら当局の最寄り駅・八高線箱根ヶ崎駅のほうがよっぽど静寂感を味わえます。安全対策でガードマンが2人も配置され、駅で1円も使わない連中の為にJRや地元は大損害です。もうこうなったら小幌グッズを販売する屋台や弁当屋を呼んで、連中からガッツリ金を巻き上げる方策を練るべきです。弁当の飯の上に、KOBOROとか刻んだ海苔を並べておけば、爆発的に売れるでしょう。350円程度ののり弁を、1,000円で売っても平気な感じがします。
ようやく静かな、いつもはこうであろうローカル線の気動車に戻った長万部ゆきは、静狩峠をトンネルで越えて左手に噴火湾を見て緩い左カーブの弧を描きながら下り勾配をアイドリングで下りてゆきます。生憎の空模様ですが、素晴らしいパノラマ風景です。
単行の気動車は鉄道全盛期を彷彿させる長万部駅の長いホームに滑り込み、乗客を降ろすと短い身体をもて余したのか、すぐに回送で留置線に引き揚げて行きました。16時09分発の函館ゆき気動車は砂原線回り。明るいうちに砂原線に乗るのは始めてで、沿線風景を期待したのですが雨も降りだしてやがて夕闇も迫り、景色も殆ど見えず意気消沈。やはり9月ともなると日が傾くのが早いですね。淡々と列車は函館目指して走ります。
19時25分、定時に函館到着。秋雨に煙る函館駅前を早足で函館市電の電停に向かいます。程なくして谷地頭ゆきの市電がやって来るのが見え、慌てますが幸い市電は信号で止まり、その間に道路の真ん中に設けられた電停の狭く、低いプラットホームへ。このあたりのバスと同じく、後のドアから乗って整理券を取ります。今日は函館市電にあと2回乗るので、運転士様から一日乗車券600円を購入。都電よりゴトゴト感が大きい函館市電、とっても楽しいです。
終点の谷地頭で降り、運転士様に函館市営谷地頭温泉の行き方を訊ねて下車。暗闇の住宅街をちょっと不安になりながら、遠回りしたものの10分ほどで谷地頭温泉に到着。自販機で420円の入浴券を買い、受付のおばさんに渡して浴場へ。ここは脱衣場のロッカーのカギを締める際、硬貨を使わなくていいシステムなので感心しました。通常の日帰り入浴施設は、予め100円玉を手元に用意して、それをロッカーの硬貨投入口にチャリンと入れて鍵を回すと施錠され、開錠の際に鍵を差してガチャンと回すと硬貨が戻るシステムのところが多いのですが、入浴時間がなくて焦っていると硬貨を用意する前に全裸になってしまい、施錠する段階になって100円玉を用意していない自分の不始末に苛立ちを覚えながらチンチンをプルプルさせて財布をごそごそ探して100円玉を取り出す失態を演じることが多く、その点この谷地頭温泉の施錠システムは優れています。
ここは湯舟のお湯がアツいことで有名ですが、当局は通常43℃~44℃のお湯に入っているので、問題なかったです。またいくつかある湯舟もアツいのと、ぬるいのがあってアツい湯が苦手な人でもどれかは最低ひとつ入れると思います。茶褐色の、非常によく温まる素晴らしい温泉です。
温泉を後にして谷地頭の電停に戻り、市電で十字街へ。やきとり弁当で有名な、ハセガワストアのベイエリア店へ向かいます。またちょっと迷いましたが、無事にハデな装飾の看板を発見。店に入るとすぐカウンターがあって、注文用紙に自分のオーダーメニューを〇で囲み、レジの店員さんに渡してお金を払います。注文用紙の半券を受け取る際、タレを多目にできますかと試しに聞いてみたらOKとのことで、聞いてみて良かったです。またタレも他に塩ダレ、うま辛ダレがあります。タレのほか、塩もありました。
店にはテーブル席があり、できたてのアツアツホカホカのやきとり弁当をすぐに食べることができます。素晴らしいシステムですね!!! 程なくして自分の半券に印字された番号を呼ばれ、やきとり弁当(大)汁だくを受領。テーブル席について早速蓋を閉めたまま手で押さつけて串を抜き、それから蓋を開けてガツガツいただきます!!! うまい、うますぎる!!! やきとり弁当の詳細はハセガワストアのホームページをご覧下さい。お腹膨れましたが、うますぎるのでもう一個頼めば良かったです。所長はジャンボをチョイス、みるみる腹の中に収めてゆきます。食後は併設されたセイコーマート系のコンビニで、デザートにカツゲン500ミリリットルと、北海道メロン味アイスモナカを購入。アイスモナカうますぎると頬張りながらツイートしてると所長がハセガワストアの箸を発見した報を受けて当局も購入。普段使いにします。
腹一杯になり、隣接するラッキーピエロは店舗外観を撮影するのみに留め、次回函館に来た時のお楽しみにしておきます。十字街の電停に戻り、市電で函館駅前に行き、江差線の上磯ゆきで函館駅から五稜郭駅、五稜郭駅からタクシーでフェリーターミナルへ。非常に名残惜しいですが、まもなく北海道ともお別れです。
フェリーターミナルの港内を照らすオレンジ色の照明が見えて来ると、なんとも言えない切ない感傷的な気分になります。ああ、北海道よさらば、また来る日まで...。乗船手続きして荷物整理を済ませ、ビルの外に出て駐車場からデジ簡ではこだてGT44局さんをコールすると一発応答。はこだてGT44局さんは既に札幌から自家用車で自宅に戻られており、乗船開始時刻まで暫しの間ラグチュー。お世話になったお礼と秋オン楽しみましょうとエールを送り、ファイナルを送りました。
23時30分、長声一発するでもなく、するすると離岸した青函フェリー、はやぶさ号はみるみる速度を上げて南下を開始。なお、乗船に際し、乗船開始時刻になってから乗船口に並んだのでは行列が出来て桟敷席のコンセントのあるポジションを確保するのは難しいので、15~20分前には乗船口に並んでいた方が良いかと思います。
去りゆく函館の、次第に遠ざかる街の灯りを見ているとSTVラジオの土曜日に放送される日高晤郎ショーのエンディングを思いだします...。そう言えば、所長のスマホではrazikoで北海道の放送を受信出来たのに、当局のスマホでは北海道にいるのに東京の放送しか受信出来ずガッカリ...。せっかく各局さんからアドバイス受けたのにダメでした。radikoでは北海道の放送はもちろん聞けるのですが、razikoだと東京を選択...。う~んどうなっているのやら...。radikoとrazikoのアプリインストールから現地で始めてWi-FiをON、OFFしたりしましたがダメ...。残念でした。所長のスマホはこちらでも北海道の放送が受信出来てちょっと腹立たしかったです(笑)。
船室に戻り、就寝。若干ピッチングがありましたがよく寝られました。青森フェリーターミナルには午前3時20分到着、下船してフェリーターミナルのビルの待合室のトイレで歯磨きして荷物整理し、4時に徒歩で青森駅へ。雨が降っていたらタクシーに乗ろうかと思っておりましたが、地面は乾いており却下。口数少なくトボトボ歩いて50分程で青森駅の西口の到着。近くのコンビニで朝飯買って、まだ施錠されて開いてない駅の建物の前でムシャムシャ。5時ちょっと過ぎに、開錠時刻より少し早く駅へ入れてホームへ。八戸ゆきの2両編成の青い森鉄道の始発電車に乗車。2駅先の東青森で降りて、佃温泉ゆーぽっぽに向かいます。
春オンで渡道したとき、あおもりまちなか温泉が改装工事かなにかで入浴できず、しょんぼりしていたところあおもりAA113局さんがこの佃温泉ゆーぽっぽをご紹介してくださって入浴したところ、非常に温まる素晴らしい温泉で良かったので、今日もあおもりまちなか温泉には行かず、佃温泉ゆーぽっぽへ。駅から10分以上歩くあおもりまちなか温泉より、ゆーぽっぽの方が駅から5分ちょっとと近いのもいいですね。それにしても今回の鈍行乗り継ぎ旅、よく温泉に入りました。欲を言うと往路であおもり健康ランドではなく、奥羽本線・鶴ヶ坂駅からすぐの、たらぽっき温泉で入浴したかったですね。ここの泉質は最高で、寒い時期に超オススメです。
温泉を出て東青森駅から八戸ゆきの電車に乗ると、乗り継ぎ旅もあとはひたすら南下するだけ。今年の3月のダイヤ改正で乗り継ぎの接続が良くなり、八戸で8時21分に到着して30分の乗り継ぎ時間に駅そば食べたあと、どこで昼メシを食うか悩むところです。
結局、福島の15時50着、16時28分発の約40分の乗り継ぎまでごはんお預け食らいました。その福島で、東北を席巻する伯養軒かどこかの駅そばを食べようと思っていましたが在来線のホームには見当たらず...。なんとか屋号だけ残っている伯養軒の駅そばにフラれて仕方なくキオスクでサンドイッチを購入...。別行動の所長は見事改札外でウマイそばにありつけたようで舌を巻きました。
黒磯ダッシュは下りの時ほど熾烈な競争はありませんでしたが堪能できました。ザックを背負い、左手にお土産をドッサリ入れた手提げ袋、右手にカメラを構えていなければ優勝出来たのですが...。上りの黒磯ゆきに乗るときは、先頭車両の一番前に陣取ると良いでしょう。争いがもっと熾烈になる下りでは、必ず2両目の真ん中ドアに陣取る事が肝心です。黒磯駅は跨線橋の階段や通路が狭く、次に乗る福島方面ゆきの列車は本数も少なく編成も短くなり、着席機会を得ようと西宮神社の福男選びのようなデッドヒートが展開されます。黒磯で座れないと郡山ゆきの場合、終点まで1時間以上立ちっぱなしになる確率が高いので気を付けたいところです。
宇都宮まで来ると、乗る電車の方向幕が逗子という行先表示を見て、一気に帰ってきた感に襲われます。所長とお別れする大宮でコラ画像のネタにする写真を撮り、所長にご挨拶申し上げて大宮で下車。川越線と八高線を乗り継いで22時10分、無事に西多摩郡の箱根ヶ崎駅に帰還しました。やはり東北本線経由は早いですね。
今回の鈍行乗り継ぎ旅はこれ以上ないほどの完璧な乗り継ぎで、ダイヤの乱れなど全くと言って良いほど突発事案が発生しませんでした。順調すぎてちょっと面白みに欠けるところですが、普段なら気にしない数分の列車の遅れが、鈍行乗り継ぎ旅では乗り継ぎ旅の破綻につながる命取りになる可能性もでてくるので、やはり順調に終わって良かったです。
来春には北海道新幹線が開通し、本州~北海道の交通事情も大きく変化することでしょう。どのように変化するか楽しみでもあり、不安でもあります。青春18きっぷや北海道&東日本パスの廃止も噂され、北海道へ格安で汽車旅できるのも今のうちだけかもしれません。
今回の乗り継ぎ旅ではご同行のいせはらXI304局さん、北海道ハムフェアフリラフォーラムの取りまとめ役のさっぽろTP7局さん、EBならびにQSOしていただきました東北と北海道、渡道された1エリアのフリラ各局様、本当にどうもありがとうございました。こんなに楽しい旅になったのは皆様のおかげです。もう感謝感激の一言に尽きます。本当に、本当にどうもありがとうございました!!!
さあ今週末は秋オンですね!!! 行くぜ東北!!!
メシと漬け物とラーメンを大量に食べてお腹も相当膨れてお店を出て、さらに20分程歩いて青森フェリーターミナルへ。フェリーターミナルのオレンジ色の照明が旅情を掻き立てます。まずはフェリーターミナルビル1階の窓口で乗船手続き。青函フェリーのホームページの割引クーポンを見せると、運賃が1割引になるのでスマホのクーポン画面を窓口氏に掲示。割り引かれた運賃の2人分3060円を支払い、乗船券と下船券をもらいます。この航路は船に乗るとき乗船口にいる係員に乗船券を渡し、船を降りるときに下船券を渡すシステムで、下船券はいわゆる行方不明防止策、また行方不明者早期発見策のためのモノですね。あっ、それと往復することで復路が1割引になりますが、割引の重複はないので往復でもWebクーポン割引を使った方が往路復路それぞれ1割引きになるのでお得です。
乗船時間までまだ少し時間ががあったので、ターミナルビルの2階で荷物整理し、歯を磨いてサッパリ。1時40分、下に降りて案内表示に従って乗船口へ。車両甲板を通って急勾配の階段を駆け上がり、3階の2等桟敷席へ突撃!!!
いち早くACコンセントを確保、早速スマホやらモバイルバッテリーの充電を開始。あとから右手に充電器を持ってウロウロしているおじさんが来て、スマホを充電したいような素振りだったので空いている三股ソケットにスマホの充電器を差し込んであげました。三股持ってきておいて良かったです。
甲板に出て、デジ簡であおもりAA113局さんをコールすると一発応答!!! お待たせしました!!! もう時計の針は午前2時に近く、お休みになられたかなと思っておりましたがQSO出来て良かったです。しばし御無沙汰のお詫びをし、船が出港してやがて速度を上げて寒くなって耐え難くなってきたのでファイナルを送らせていただきました、あおもりAA113局さんショートですみませんでした、どうもありがとうございました!!!
船室に戻って就寝。3時間程グッスリ寝て、ハイ着きましたよ~と函館到着案内の係員が来て起床。はこだてGT44局さんと所長がデジ簡でQSO。所長はポータブルゼロですどうぞと、はこだてGT44局さん宛に言って完全に寝ぼけておりました。はこだてGT44局さん「えっ!? 」。はこだてGT44局さんを混乱に陥れた罪は大きいと思いますw
下船してターミナルビルの近くに待機していたタクシーに乗り込み、まずは朝風呂へ!!! 去年の12月と同じく富岡温泉へ行き、サッパリ。朝から温泉最高です。頭も丁寧に剃ってツルッツル。富岡温泉は朝6時から営業しているので助かります。
朝風呂の後は五稜郭の駅まで15分程歩き、駅の待合室にある駅蕎麦スタンドで天ぷらそばをズルズル。うまい、うますぎる!!! 濃厚な、ちょっと甘めのツユが北海道にいることを感じさせてくれます。
7時37分発函館ゆきの気動車でいったん函館に行き、「鰊みがき弁当」を仕入れて8時18分発長万部ゆきの気動車に乗車。1両ポッキリの、いわゆる単行列車でした。
列車は函館を出るとエンジンの唸り重々しく、徐々に高度を上げて大沼の畔を快走、車窓の右に左に目まぐるしく見せる位置を変える駒ヶ岳の秀麗な山容を見ながら函館駅弁の「鰊みがき弁当」をいただきます。甘辛く煮込んだ鰊と、絶妙な塩加減の数の子がうまい、うますぎる!!! 魚嫌いな方でもこの駅弁は美味しくいただけると思います。超絶オススメです。
噴火湾の青さが寝不足の目に沁みる森では、30分以上も停車するので改札を出たところすぐの左手にあるキオスクで「いかめし」をゲット。イカの体内に詰め込まれたごはんが煮汁を吸っていて、うまい、うますぎる!!! 函館駅弁「鰊みがき弁当」、森駅弁「いかめし」の道南二大駅弁を制覇して大満足。列車は唸るエンジンの音も頼もしく、右手に噴火湾を見ながら潮風浴びて一路長万部へ。
長万部で小樽ゆきの気動車を待つ間、所長は活発に動き回ってシャッター切りまくってます。体型に似合わずフットワーク軽いですね。
函館本線のいわゆる山線区間に入ると、単調な森林風景についウトウト...。時折客席の遠くから聞こえる支那言葉にイラッときますが、去年のように支那連中の団体ツアーはなく、この列車に乗る外国人の割合は今回は白人の方が多かったように思いました。余市では相変わらず連ドラ効果が続いているようで、大量の熟年層が乗り込んできて単行の気動車は朝の通勤ラッシュ並の混雑に...。幸いなことにまもなく終点の小樽で、すぐの発車になる新千歳空港ゆきの快速エアポートに乗り込みます。
小樽をスルーするのはちょっと残念ですが、時間も押しているので終着の札幌へ急ぎます。札幌で改札を出て、終着の余韻に浸る間もなく西コンコースの四季彩館で北海道土産のハイチュウ夕張メロン味などを大量に購入。これで西多摩に帰還してからも2週間程度は北海道気分を堪能できます。
いったんここで所長と別れ、JRタワーの展望室入口にある「札幌スタイル」という手作りのお土産屋さんへ。ここでカカアのリクエストの土産となるアクセサリーを購入。客は全て若い女性ばっかしで、非常にこっぱずかしかったですが、若い女性の店員さんに「奥様にプレゼントですか、素敵ですね~」と言われてエヘ。満更でもないですね。お土産購入はこれで全て終了、マッハで北海道ハムフェア会場へ。今回の旅費は鉄道、フェリー、タクシー、路面電車運賃の総額は15,000円で済みましたがお土産代はそれ以上...。ちなみに今回はカニは買っていません。
ハムフェア会場に着くと初日の展示は終了間際。慌ただしく騒然とするなか、さっぽろTP7局さんをはじめ北海道各局さんとEB。ようやく着いた感慨で胸一杯になりました。その後懇親会会場になだれ込み、たらふく北海道の美味いものを堪能しました。ホッケの大きさと肉厚なことに圧倒されたり、専門店でないのに豚丼が予想を遥かに超える美味さで、その肉の柔らかさに驚いたり、そらちZ14局さんが顔に似合わずお笑い系だったり、本当に遥々やって来て良かったと思うことしきりでした。後で知ったのですが、そらちZ14局さんは当局と同じ職業で、もっと喋っとけば良かったと後悔しました...。次回はバスネタでよろしくお相手下さいませ!!!
懇親会の後は1エリアの食いしん坊達とJRタワーエスタ10階の札幌ら~めん共和国へ。さすがに当局はしこたま道産の美味いものを腹一杯いただいた後だったので、ハーフサイズの味噌ラーメンを注文。なんという店の名前だったか失念しましたが、ゲラゲラ笑いながら食べるラーメン実に美味かったですね!!!
ラーメン食べた後は所長の宿泊先が決まっていないことを憂慮して、各局さんが宿泊先に空室を照会。結局、カナガワZX9局さんが空室のあるホテルを見つけ、一同ホッと胸を撫で下ろしました。流石キョイさん、旅慣れてるなぁと感心しました。
初日はこれでお開きとなり、明日の再会を約束してそれぞれ皆さん宿泊先に投宿。当局は札幌駅から一駅の函館本線の桑園まで電車で行き、歩いてビジネスホテルのルートイン北四条へ。途中でオレンジ色の看板が当局の心を惹き付けるセイコーマートを発見、さっぽろRY26局さんから教えていただきましたPB商品の北海道メロン味のアイスモナカをゲット。溶けちゃったらイヤなので、涼しい夜道を歩きながら頬張ります。うまい、うますぎる!!! 気がつけば宿泊先がもう目の前で、慌てて北海道メロン味のアイスモナカを口に押し込み、口の周り北海道メロン味のクリームベタベタのままチェックイン。カカアには内緒でカードで支払いを済ませ、バレた時の言い訳を考えながら割り当てられた部屋へ。西向きでしたが10階で、札幌430DRに楽々アクセス可能でラッキーでした。この日の札幌430はハムフェアということもあってか、ずいぶんと盛り上がってましたね!!!
風呂から出て早速札幌430でセタガヤCBR250局さん、所長、さいたまCB169局さん、とうきょうMX16さんとQSO。あっ、誤記ございましたらご指摘下さいませ...(^_^;)。
素晴らしい寝心地を得られた枕を持ち帰りたくなる衝動をようやく抑え、翌朝は8時過ぎにホテルをチェックアウト。朝食はホテルで食べ放題でしたので、しっかりご飯食べてハムフェア会場へ歩いて移動。半袖のTシャツ1枚ですが、冷気がシャンと背筋を伸ばしてくれて気持ちいいですね!!! 目が覚めます。
ハムフェア会場で北海道各局さんとご挨拶、昨晩の懇親会のお礼を述べて会場を徘徊。今日は悲しいことに午前10時過ぎには札幌駅に向かわなければならず、会場には1時間程しか滞在できません。急いで山岳移動運用で使う5Dの同軸と、SMAコネクタがついているものが欲しかったので探していると労なくフリラブースの隣で発見。別に脅した訳でもないのに1,000円以上のを400円にマケてくれて深謝。どうもありがとうございました!!! 程なくして所長と合流、やがて北島三郎もとい、はこだてGT44局さんがニコニコ顔でこちらへ!!! 再会嬉しかったですね!!! しこたま話し込んで帰りの電車の時間も迫ってきたので再度フリラブースで皆さんにご挨拶、帰路に就きました。
さっぽろTP7局さんのお見送りを受けて帰ろうとすると、さっぽろRY26局さんが会場にお見えになったとのことで慌ててEB、ご挨拶出来て良かったです。慌ただしくて申し訳ありませんでした。
万感の想いを込めて脱毛もとい脱帽し、帽振れ。皆さんに別れを告げて札幌駅へ。10時45分発苫小牧ゆきの電車から復路スタート、西多摩へ帰還開始。気の遠くなるような旅路がまた始まります。復路は往路とは異なり、いわゆる海線すなわち千歳線と室蘭本線で長万部へ向かいます。
苫小牧からは架線下を走る気動車で東室蘭へ。車内は何故かやたらに鉄道マニアっぽいので混雑してます。日本一長い、30km近くもある直線区間もキハ40系気動車の物足りない加速でイマイチ感MAX...。山線なら長万部まで小樽での1度の乗り換えで済んだものをと後悔するも、東室蘭で長万部ゆきに乗り換えて秘境駅で名高い小幌に着くと鉄道マニアが総立ちになって一斉に下車。
秘境駅・小幌が連中の目的地だったのですね...。廃止が取り沙汰されている秘境駅・小幌についてはググってもらうことにして、山間の秘境駅は鉄道マニアで大賑わい!!! プラットホームは縁日の神社の参道の様にごった返しており、鉄道マニアの異様に興奮した甲高い声が山間にこだまして、秘境ムードぶち壊しです。これなら当局の最寄り駅・八高線箱根ヶ崎駅のほうがよっぽど静寂感を味わえます。安全対策でガードマンが2人も配置され、駅で1円も使わない連中の為にJRや地元は大損害です。もうこうなったら小幌グッズを販売する屋台や弁当屋を呼んで、連中からガッツリ金を巻き上げる方策を練るべきです。弁当の飯の上に、KOBOROとか刻んだ海苔を並べておけば、爆発的に売れるでしょう。350円程度ののり弁を、1,000円で売っても平気な感じがします。
ようやく静かな、いつもはこうであろうローカル線の気動車に戻った長万部ゆきは、静狩峠をトンネルで越えて左手に噴火湾を見て緩い左カーブの弧を描きながら下り勾配をアイドリングで下りてゆきます。生憎の空模様ですが、素晴らしいパノラマ風景です。
単行の気動車は鉄道全盛期を彷彿させる長万部駅の長いホームに滑り込み、乗客を降ろすと短い身体をもて余したのか、すぐに回送で留置線に引き揚げて行きました。16時09分発の函館ゆき気動車は砂原線回り。明るいうちに砂原線に乗るのは始めてで、沿線風景を期待したのですが雨も降りだしてやがて夕闇も迫り、景色も殆ど見えず意気消沈。やはり9月ともなると日が傾くのが早いですね。淡々と列車は函館目指して走ります。
19時25分、定時に函館到着。秋雨に煙る函館駅前を早足で函館市電の電停に向かいます。程なくして谷地頭ゆきの市電がやって来るのが見え、慌てますが幸い市電は信号で止まり、その間に道路の真ん中に設けられた電停の狭く、低いプラットホームへ。このあたりのバスと同じく、後のドアから乗って整理券を取ります。今日は函館市電にあと2回乗るので、運転士様から一日乗車券600円を購入。都電よりゴトゴト感が大きい函館市電、とっても楽しいです。
終点の谷地頭で降り、運転士様に函館市営谷地頭温泉の行き方を訊ねて下車。暗闇の住宅街をちょっと不安になりながら、遠回りしたものの10分ほどで谷地頭温泉に到着。自販機で420円の入浴券を買い、受付のおばさんに渡して浴場へ。ここは脱衣場のロッカーのカギを締める際、硬貨を使わなくていいシステムなので感心しました。通常の日帰り入浴施設は、予め100円玉を手元に用意して、それをロッカーの硬貨投入口にチャリンと入れて鍵を回すと施錠され、開錠の際に鍵を差してガチャンと回すと硬貨が戻るシステムのところが多いのですが、入浴時間がなくて焦っていると硬貨を用意する前に全裸になってしまい、施錠する段階になって100円玉を用意していない自分の不始末に苛立ちを覚えながらチンチンをプルプルさせて財布をごそごそ探して100円玉を取り出す失態を演じることが多く、その点この谷地頭温泉の施錠システムは優れています。
ここは湯舟のお湯がアツいことで有名ですが、当局は通常43℃~44℃のお湯に入っているので、問題なかったです。またいくつかある湯舟もアツいのと、ぬるいのがあってアツい湯が苦手な人でもどれかは最低ひとつ入れると思います。茶褐色の、非常によく温まる素晴らしい温泉です。
温泉を後にして谷地頭の電停に戻り、市電で十字街へ。やきとり弁当で有名な、ハセガワストアのベイエリア店へ向かいます。またちょっと迷いましたが、無事にハデな装飾の看板を発見。店に入るとすぐカウンターがあって、注文用紙に自分のオーダーメニューを〇で囲み、レジの店員さんに渡してお金を払います。注文用紙の半券を受け取る際、タレを多目にできますかと試しに聞いてみたらOKとのことで、聞いてみて良かったです。またタレも他に塩ダレ、うま辛ダレがあります。タレのほか、塩もありました。
店にはテーブル席があり、できたてのアツアツホカホカのやきとり弁当をすぐに食べることができます。素晴らしいシステムですね!!! 程なくして自分の半券に印字された番号を呼ばれ、やきとり弁当(大)汁だくを受領。テーブル席について早速蓋を閉めたまま手で押さつけて串を抜き、それから蓋を開けてガツガツいただきます!!! うまい、うますぎる!!! やきとり弁当の詳細はハセガワストアのホームページをご覧下さい。お腹膨れましたが、うますぎるのでもう一個頼めば良かったです。所長はジャンボをチョイス、みるみる腹の中に収めてゆきます。食後は併設されたセイコーマート系のコンビニで、デザートにカツゲン500ミリリットルと、北海道メロン味アイスモナカを購入。アイスモナカうますぎると頬張りながらツイートしてると所長がハセガワストアの箸を発見した報を受けて当局も購入。普段使いにします。
腹一杯になり、隣接するラッキーピエロは店舗外観を撮影するのみに留め、次回函館に来た時のお楽しみにしておきます。十字街の電停に戻り、市電で函館駅前に行き、江差線の上磯ゆきで函館駅から五稜郭駅、五稜郭駅からタクシーでフェリーターミナルへ。非常に名残惜しいですが、まもなく北海道ともお別れです。
フェリーターミナルの港内を照らすオレンジ色の照明が見えて来ると、なんとも言えない切ない感傷的な気分になります。ああ、北海道よさらば、また来る日まで...。乗船手続きして荷物整理を済ませ、ビルの外に出て駐車場からデジ簡ではこだてGT44局さんをコールすると一発応答。はこだてGT44局さんは既に札幌から自家用車で自宅に戻られており、乗船開始時刻まで暫しの間ラグチュー。お世話になったお礼と秋オン楽しみましょうとエールを送り、ファイナルを送りました。
23時30分、長声一発するでもなく、するすると離岸した青函フェリー、はやぶさ号はみるみる速度を上げて南下を開始。なお、乗船に際し、乗船開始時刻になってから乗船口に並んだのでは行列が出来て桟敷席のコンセントのあるポジションを確保するのは難しいので、15~20分前には乗船口に並んでいた方が良いかと思います。
去りゆく函館の、次第に遠ざかる街の灯りを見ているとSTVラジオの土曜日に放送される日高晤郎ショーのエンディングを思いだします...。そう言えば、所長のスマホではrazikoで北海道の放送を受信出来たのに、当局のスマホでは北海道にいるのに東京の放送しか受信出来ずガッカリ...。せっかく各局さんからアドバイス受けたのにダメでした。radikoでは北海道の放送はもちろん聞けるのですが、razikoだと東京を選択...。う~んどうなっているのやら...。radikoとrazikoのアプリインストールから現地で始めてWi-FiをON、OFFしたりしましたがダメ...。残念でした。所長のスマホはこちらでも北海道の放送が受信出来てちょっと腹立たしかったです(笑)。
船室に戻り、就寝。若干ピッチングがありましたがよく寝られました。青森フェリーターミナルには午前3時20分到着、下船してフェリーターミナルのビルの待合室のトイレで歯磨きして荷物整理し、4時に徒歩で青森駅へ。雨が降っていたらタクシーに乗ろうかと思っておりましたが、地面は乾いており却下。口数少なくトボトボ歩いて50分程で青森駅の西口の到着。近くのコンビニで朝飯買って、まだ施錠されて開いてない駅の建物の前でムシャムシャ。5時ちょっと過ぎに、開錠時刻より少し早く駅へ入れてホームへ。八戸ゆきの2両編成の青い森鉄道の始発電車に乗車。2駅先の東青森で降りて、佃温泉ゆーぽっぽに向かいます。
春オンで渡道したとき、あおもりまちなか温泉が改装工事かなにかで入浴できず、しょんぼりしていたところあおもりAA113局さんがこの佃温泉ゆーぽっぽをご紹介してくださって入浴したところ、非常に温まる素晴らしい温泉で良かったので、今日もあおもりまちなか温泉には行かず、佃温泉ゆーぽっぽへ。駅から10分以上歩くあおもりまちなか温泉より、ゆーぽっぽの方が駅から5分ちょっとと近いのもいいですね。それにしても今回の鈍行乗り継ぎ旅、よく温泉に入りました。欲を言うと往路であおもり健康ランドではなく、奥羽本線・鶴ヶ坂駅からすぐの、たらぽっき温泉で入浴したかったですね。ここの泉質は最高で、寒い時期に超オススメです。
温泉を出て東青森駅から八戸ゆきの電車に乗ると、乗り継ぎ旅もあとはひたすら南下するだけ。今年の3月のダイヤ改正で乗り継ぎの接続が良くなり、八戸で8時21分に到着して30分の乗り継ぎ時間に駅そば食べたあと、どこで昼メシを食うか悩むところです。
結局、福島の15時50着、16時28分発の約40分の乗り継ぎまでごはんお預け食らいました。その福島で、東北を席巻する伯養軒かどこかの駅そばを食べようと思っていましたが在来線のホームには見当たらず...。なんとか屋号だけ残っている伯養軒の駅そばにフラれて仕方なくキオスクでサンドイッチを購入...。別行動の所長は見事改札外でウマイそばにありつけたようで舌を巻きました。
黒磯ダッシュは下りの時ほど熾烈な競争はありませんでしたが堪能できました。ザックを背負い、左手にお土産をドッサリ入れた手提げ袋、右手にカメラを構えていなければ優勝出来たのですが...。上りの黒磯ゆきに乗るときは、先頭車両の一番前に陣取ると良いでしょう。争いがもっと熾烈になる下りでは、必ず2両目の真ん中ドアに陣取る事が肝心です。黒磯駅は跨線橋の階段や通路が狭く、次に乗る福島方面ゆきの列車は本数も少なく編成も短くなり、着席機会を得ようと西宮神社の福男選びのようなデッドヒートが展開されます。黒磯で座れないと郡山ゆきの場合、終点まで1時間以上立ちっぱなしになる確率が高いので気を付けたいところです。
宇都宮まで来ると、乗る電車の方向幕が逗子という行先表示を見て、一気に帰ってきた感に襲われます。所長とお別れする大宮でコラ画像のネタにする写真を撮り、所長にご挨拶申し上げて大宮で下車。川越線と八高線を乗り継いで22時10分、無事に西多摩郡の箱根ヶ崎駅に帰還しました。やはり東北本線経由は早いですね。
今回の鈍行乗り継ぎ旅はこれ以上ないほどの完璧な乗り継ぎで、ダイヤの乱れなど全くと言って良いほど突発事案が発生しませんでした。順調すぎてちょっと面白みに欠けるところですが、普段なら気にしない数分の列車の遅れが、鈍行乗り継ぎ旅では乗り継ぎ旅の破綻につながる命取りになる可能性もでてくるので、やはり順調に終わって良かったです。
来春には北海道新幹線が開通し、本州~北海道の交通事情も大きく変化することでしょう。どのように変化するか楽しみでもあり、不安でもあります。青春18きっぷや北海道&東日本パスの廃止も噂され、北海道へ格安で汽車旅できるのも今のうちだけかもしれません。
今回の乗り継ぎ旅ではご同行のいせはらXI304局さん、北海道ハムフェアフリラフォーラムの取りまとめ役のさっぽろTP7局さん、EBならびにQSOしていただきました東北と北海道、渡道された1エリアのフリラ各局様、本当にどうもありがとうございました。こんなに楽しい旅になったのは皆様のおかげです。もう感謝感激の一言に尽きます。本当に、本当にどうもありがとうございました!!!
さあ今週末は秋オンですね!!! 行くぜ東北!!!
去年の12月、チバHI429局さんが提唱されて開催された「北海道でうまいもの食ったり飲んだりする会」席上で、さっぽろTP7局さんから本年9月に北海道ハムフェアが開催され、フリラブースを出展予定との話をお伺いして、これは行かない理由はねえべと渡道を決意。例によって会社で他人の弁当食ったり家で小僧用のオヤツを隠れて食べたりして空腹を凌ぎ、小遣いを節約すること幾星霜...そして浮かした費用4万円余...。なんとか北海道1泊4日の行程をクリア出来そうです。
これっぽっちの費用ですが、今年はイベントデーで春オンの北海道遠征から始まり、ダクトまつりで東北へ遠征するなど出費が多く、夏も遊びまくったので恥ずかしながらこの4万円余りの費用の捻出に非常に苦労しました...。小僧3号をサーカスに売り飛ばしたく成る程でした。
さて、その4日間で4万円余りで北海道へ行き、それなりに楽しんで帰ってくるには交通費をなんとか安く抑えなくてはなりません。もうmixiのマイミクの皆さんには説明の余地はありませんが、今回の北海道遠征もいつも使っている例のキップ、「北海道&東日本パス」(10,290円)を駆使することにします。
久しぶりにLCC使おうかなと思いましたが、今年の3月のダイヤ改正で西多摩から日本海まわりで特急や新幹線を使わずに普通列車、すなわち鈍行(快速列車を含む)だけで青森に当日到着が可能になったのを知り、またまた鉄道利用を決意。去年12月の時も鈍行乗り継ぎ旅だったのですが、新潟から村上まで特急いなほ5号でゲシュタムジャンプしたので、ちょっと消化不良の感があり、今回も往路は日本海まわりで行くことにしました。青森から宿代わりとなる青函フェリーの深夜便で函館に渡り、山線経由で札幌入りして今回は札幌で1泊。翌日は午前中にハムフェア見学、その足で札幌駅から復路スタート、海線経由で函館、青函フェリーの深夜便で青森駅に渡り、東北本線を南下して帰還するルートで、都合1泊4日です。
航空機も晴れていれば下界がよく見え、そろそろ高度を下げ始める頃眼下に見える下北半島が本当に地図と同じ形になっていることに感動して、思わずウオーと声を上げちゃったりしてとても楽しいのですが、札幌に着いたら必ず飲むカツゲンの味も、2時間足らずの所要で着いて飲むのと36時間かけてようやく着いた喜びを噛みしめながら飲むのとでは、まったく別物の味わいです。健康診断で長時間食事制限されたあとに食べる、ラーメンの美味さと言えば分かりやすいでしょうか。
そんなわけで、もう何度目になるかわからない今回の渡道も鉄道利用です。...で、今回も道連れは去年の12月と同じく伊勢原検問所長こと、いせはらXI304局さん。鈍行乗り継ぎの旅は前回どんなものか経験されてわかっているので、こちらとしても気が楽ですね。
台風の襲来の心配もなくなり迎えた出発当日の朝。この時期の遠征は台風の進路に非常に神経質になりますが、今回は大丈夫そうです。5時ちょい過ぎの八高線川越ゆきの始発に乗るために4時半に自宅を出発、東の空が白くなりはじめたなか西多摩郡瑞穂町の箱根ヶ崎駅へ。途中コンビニに寄って非常食とコンビニアイスコーヒーLサイズを購入。アイスコーヒーを一気に飲んで目を覚まし、歩調を早めます。
駅に着いてホームに立つと先客は一人のみでシーンと静まり返っています。明るくなるにつれ早起きの雀がチュンチュン鳴き出し、やがて八王子方の踏切がカンカンカンと鳴り出して、列車の前照灯が放つ光芒一閃、レールから伝わるジョイント音が徐々に大きくなるのと胸の鼓動が高まるのがシンクロして、待ちに待った北の大地への鈍行乗り継ぎ旅への期待感で心臓がドキドキ、もう爆発しそうです。
電車のドアをボタン押して開けて車内に入り、よっこい正一と呟いて座ると、いつものロングシートの座面の固さも今日はまったく気になりません。もうアドレナリン出まくりです。しかし最近は、地方でも首都圏と同じ仕様の電車が配備されて固い座面のロングシートの車両が増えており、9回にわたる鈍行列車乗り継ぎによって今日の夜遅くに到着する青森で、座席からよっこい正一と立ち上がったらケツの肉がボトリと落ちないか些か心配になります。
八高線川越ゆきの始発電車はシートに疎らに座る乗客を乗せて快調に北上。3駅先の高麗川で、高崎ゆきの2両編成の気動車に乗り換えます。エンジンのアイドリング音も頼もしく、開いたドアから車内に入るディーゼル排気臭がたまりません。すぐ発車時刻となり、唸るエンジンのギュイイイイイイインと金属的なサウンド咆哮、電車並の加速にもうオシッコ漏れそうです。さっき駅に来るときコンビニで飲んだコンビニアイスコーヒーLサイズがもう内臓を通過してきたみたいです。でも大丈夫。今乗ってる列車も含めてこれから先はすべて便所付きの列車で、ギャザー付き並の安心感を得られます。
朝霧に霞む山間の細道を快走、高崎線に合流して定刻の6時50分、終点高崎到着。ここで7時10分発上越線水上ゆきに乗り換えてクロスシートに身を沈めたところで伊勢原検問所長登場。今日もいちだんとマスクがお似合いです。もう年がら年中マスクしているバス運転士と同じレベルのカッコ良さです。
所長は鈍行だけの乗り継ぎでは伊勢原からでは間に合わないので、大宮~高崎間を上越新幹線の始発でゲシュタムジャンプ。この間の乗車券、特急券料金が発生しますが、当局の財布から出している訳ではないので、ノープロブレム。しかし日本海回りはその料金を払ってまで乗る価値が大いにあり、特に景観の優れる羽越本線村上~五十川(いらがわ)間の笹川流れは特筆に値します。プロカメラマン並みにシャッターを切っている所長にとっては堪らない景観でしょう。
列車は高崎を出ると後ろのクロスシートに座った爺さんが、向かいに座っている20歳くらいの眼鏡女子に色々話し掛けてうるさいことこの上なかったのですが、その眼鏡女子もなかなかのツワモノで適当な相槌をうって爺さんをあしらい、爺さんをクロスシートから追放する大殊勲をあげて驚きました。まぁ当局なら手っ取り早く、チッと舌打ちして明らかに不快な態度をとってもっと短時間で黙らせますが、そこそこに爺さんの話に合わせながら追い出したのは相当旅慣れしているなぁと思いました。あとでわかったのですが、この眼鏡女子は我々北方旅団とほぼ同一行程で北上し、翌日の函館本線の気動車車中で司馬遼太郎著「燃えよ剣」上巻の単行本読んでいるのを見かけたときは腰を抜かすほど驚きました。
列車は利根川沿いにぐんぐん高度を上げて、終点の水上に8時15分到着。跨線橋を渡って新潟色の115系2両編成の8時24分発の長岡ゆきに乗り換えます。所長は大きな荷物が2つ大きな腹1つで大変そうですが、なにせまだ23歳と若いので放置します。水上では跨線橋の階段が前寄りにあるので、高崎から水上ゆきに乗るときは前寄りの車両に乗った方がいいでしょう。
ここまで来ると明らかに青春18きっぷ、あるいは北海道&東日本パスの使い手とわかる服装・装備・体型の連中が乗客の大半を占め、北へ向かう顔触れが出揃ったような感じです。こうした連中は大概、両手が空いて乗り換えが素早く容易にできるようザックを使う方が多いですが、ボストンバッグやショルダーバッグ使う方も多いです。最近はカートを使う方もいますが、黒磯ダッシュなど高速移動を強いられる乗り換えでは圧倒的に不利です。大きさによっては網棚に載せられず、足許に置くことになり非常に邪魔くさいです。ついでに服装まで口を出すと、ジーンズは雨に濡れると冷たくて乾きにくく最悪なので不可、革靴も足が蒸れて臭くなるので不可です。
列車は水上を出るとすぐに13km余りの長大な新清水トンネルに入り、湯檜曽、土合の二つの地下駅に止まったあとトンネル抜けて0エリアに突入。魚野川沿いの山間の下り勾配を転がるように下りて行きます。
長岡には10時21分到着、6分の接続で快速・新潟ゆきに乗り換え。この快速の新潟ゆきが今年の3月のダイヤ改正で登場したことにより、箱根ヶ崎から青森へ鈍行乗り継ぎで青森に当日到着できるようになりました。非常に有難いです。去年12月に来たときは駅そばを食べられましたが、今回は列車の接続が良すぎるのでちょっとムリですね...。
長岡10時27分発の快速・新潟ゆき電車の車体側面の方向幕の新潟の文字を見ると、お~結構遠くまで来たなぁと感慨深くなりましたが、ゴールはまだまだ遠く札幌までまだ30時間かかります。気を引き締めて荷物を点検、新潟ゆきに乗車。列車は重々しく頭を垂れる稲穂がたわわに稔る水田地帯を快走すること1時間余り、新潟に到着。ここまで順調すぎたのでさして気にもならなかったのですが、耳にしたイヤホンからは鉄道無線がまったく聞こえて来ません...。新潟駅で試験通話が聞こえましたが、他の通話はまったくなし...。電柱に新しい八木アンテナがついているのを見て、かねてより新潟はデジタル化実施は早晩に実施されるのが分かっていましたが、いざ現実に直面するとちょっとショック大きいですね...。結局酒田まで日本海側はデジタル化されているようでした。その酒田以北もピカピカの八木アンテナが駅などに設置されているのが見られました。
終着新潟には11時27分到着。去年来たときより改装工事がかなり進んでおりました。ここで16分の接続待ち時間があるので、1番線万代口改札から少し村上寄りのところにある駅そばスタンドでたぬきそばを注文。ようやく朝飯にありつけました...。所長はそばの素材の風味がよくわかるようにとのことで、シンプルなかけそばをチョイス。23歳にしてなかなかオヤジくさいことを言いますね...。当局は天ぷらそばを頼もうかと思っていましたら、前の客がたぬきそばを注文して店の兄さんが大量の天かすを丼に入れたのを見て、たぬきそばに変更。丼の出し汁の表面を、水田に浮かぶ浮草の様に覆い尽くす天かすの多さにシビレました。新潟駅の駅そば大勝利です。そばの量がそんなでもなかったものの一応空腹を満たして、鈍行乗り継ぎ旅再開。11時43分発村上ゆきも115系、淘汰が進む115系ですがもう少しの間、新潟管内で頑張ってくれそうです。
日本海縦貫線の、架線を流れる電流が直流区間の北限・村上に13時前に到着。隣接するホームに止まっている2両編成の酒田ゆき気動車に乗り換える時はちょっとした椅子取りゲームが展開されましたが、難なく進行方向左側のクロスシートをゲット。新潟駅で村上ゆきに乗るときは、酒田ゆき気動車と同一ホーム、すなわち酒田ゆきの気動車のすぐ後ろに停車する時もあるので、先頭車両に乗るのが良いかと思います。酒田ゆきが隣ホームに停車する時は、酒田ゆき先頭車両が目の前です。
当局は何度かこの路線は乗った事があるのでクロスシート進行方向の座席は所長に譲り、しっかり笹川流れの景観を楽しんでもらい、またカメラのファインダーにバッチシ納めていただきましょう。
村上を出るとすぐ交直セクションがあるのですが、まったく関係ないよとばかり赤いシマシマの交直切替標識もなんのそのでエンジンをギュロロロ~ンと吹かしてセクション通過。列車はすぐに海沿いに躍り出て、ここは窓をガッと開けて潮風を颯爽と浴びたいところですが、生憎の天気でそれは叶わず...。時折列車の屋根を叩く雨音がかなり大きくなってダイヤに支障が出るのではないかとヒヤヒヤしましたが、無事笹川流れを通過して酒田には16時ちょっと前に到着。お昼の駅そば一杯だけではすぐ腹も減り、30分ちょっとの接続待ちで去年も寄った、酒田駅から徒歩5分程の大木屋さんでラーメン大盛を注文。今回は御主人(お爺さん)ではなく奥さん(お婆さん)にラーメンをご提供していただきましたが、魚のダシが効いたアッサリスープ、去年とちっとも変わらず実に美味かったです。
酒田駅に戻って秋田ゆきに乗る頃にはもう陽もだいぶ西に傾き、青春18きっぷ、北海道&東日本パスの使い手達も疲労がかなり溜まってきたのか発車する前から居眠り始める方もいて、車内は気だるい雰囲気に包まれておりました。所長は時折居眠りするものの、飽きもせず写真を撮ったり景色を見たりスマホを弄くったり当局にペチャクチャ話しかけたり至って壮健です。乗車中お菓子をボリボリ連続して食うのかなと思ってましたが、体型に似合わず殆んど間食しませんでした。
さて、秋田では20分の接続待ちにアキタAO899局さんとEBする約束をしておりましたが、めでたくホームで会うことができガッチリ握手。横手から戻ってお疲れのところ、秋田駅構内までわざわざおいでいただき、さらにはお土産まで頂いて恐縮至極でした。いやぁ~秋オンが非常に楽しみになりました!!! さぁ男鹿半島で何作って食べましょうか?...あっ、無線運用もガンバりましょうね(笑)。本当にどうもありがとうございました!!! 疲労が溜まってきたところで元気もらいました、実に嬉しかったです!!!
会社帰りのサラリーマンや、学校の部活動が終わって帰宅する学生さんで混みあう大舘ゆきでしたが、北上するにつれ車内は閑散としてきて、窓の外も夜の帳が下りてロングシートの電車とは言え夜汽車の旅情満点です。窓には散在する民家の灯が揺れ、レールのジョイント音と踏切の警報音、時折ピギーッと鳴らすホイッスル音が疲れた身体に沁みわたり、東北の夜汽車の旅も間もなく終わる一抹の寂しさと、明日はいよいよ北海道だと思う嬉しさと期待感がふつふつと込み上げて、疲れてはいても心はなんだか朗らかで訳もなく「ああ、今汽車旅してるんだな」と充実感でいっぱいになります。さすがに疲れて惰眠を貪っている所長を叩き起こして、何してるんだ汽車旅を楽しめと気合を入れたくなりましたが、所長が着ているシャツのシマシマ模様がなんだか可笑しくて、ヘラヘラ笑ってしまいました。
大館では40分余りの接続待ちにD☆運用を試みて、CMで広島滞在中のさがJP258局さんとQSO。激励いただき本当にどうもありがとうございました!!! 21時19分発青森ゆきは本日のアンカー。弘前で帰宅するサラリーマンそこそこ乗せ、22時41分に新青森に到着。汽車旅派としては終着駅の青森まで行きたいところですが夜遅くまで入浴できる、あおもり健康ランドで入浴してそのあとラーメン屋で夜食を摂り、歩いてフェリーターミナルに行くには新青森で降りるのが最善と判断し、新青森で途中下車しました。
新青森から歩いて10分ちょっとの、あおもり健康ランドへ突入。23時までに入れば深夜料金取られなくて済むと思っていたら、23時以降に在館確実なら深夜料金取られるとのことで、ちょっと残念でした。まぁ、深夜料金含めた総額でも1500円もしなかったのでダメージはそれほど大きくなかったのですが、昼間の料金だと400円余りと銭湯並みの格安料金なのでちょっとショックでした...。
脱衣場に行くと指定ロッカーの前に酔っ払いの爺さんが座り込んで寝ており、邪魔だなと思いつつ入浴しようとしているとその爺さんが目を覚まし、「あんた大鵬みたいだな、力士になれ」などとうるさいので適当にあしらっていましたが、あまりにもしつこいのでついに爆発!!! 所長の前で怒号を酔っ払いの爺さんに浴びせるのはちょっと気が引けましたが、この騒ぎで店の人も駆けつけ酔っ払い爺さんは店員さんに抱えられて強制退店、ようやく落ち着いて入浴。一悶着ありましたが乗り継ぎ旅の疲れも取れてサッパリし、フェリーターミナル方向へ歩いて15分程のところにあるラーメン屋さん「らーめん大地」へ。ここは深夜3時まで営業しており、店に入ると結構お客さんで賑わってます!!! それもそのはず、なんと麺類を注文するとごはんと白菜の漬物が食べ放題!!! 時刻はもはや日付が変わる頃でしたが、所長はごはん3回...いや、4回お代わりしておりました...。漬け物は東北らしくかなり塩気が強く、取りすぎると後悔します。ご飯と漬け物の食べ残しはいけません。所長はブラックラーメン、当局は濃厚煮干しそばをチョイス。いや~、うまい、うますぎる!!! 今後、青森からフェリー利用するときは必ず寄って食べることにします。
つづく
去年の12月、チバHI429局さんが提唱されて開催された「北海道でうまいもの食ったり飲んだりする会」席上で、さっぽろTP7局さんから本年9月に北海道ハムフェアが開催され、フリラブースを出展予定との話をお伺いして、これは行かない理由はねえべと渡道を決意。例によって会社で他人の弁当食ったり家で小僧用のオヤツを隠れて食べたりして空腹を凌ぎ、小遣いを節約すること幾星霜...そして浮かした費用4万円余...。なんとか北海道1泊4日の行程をクリア出来そうです。
これっぽっちの費用ですが、今年はイベントデーで春オンの北海道遠征から始まり、ダクトまつりで東北へ遠征するなど出費が多く、夏も遊びまくったので恥ずかしながらこの4万円余りの費用の捻出に非常に苦労しました...。小僧3号をサーカスに売り飛ばしたく成る程でした。
さて、その4日間で4万円余りで北海道へ行き、それなりに楽しんで帰ってくるには交通費をなんとか安く抑えなくてはなりません。もうmixiのマイミクの皆さんには説明の余地はありませんが、今回の北海道遠征もいつも使っている例のキップ、「北海道&東日本パス」(10,290円)を駆使することにします。
久しぶりにLCC使おうかなと思いましたが、今年の3月のダイヤ改正で西多摩から日本海まわりで特急や新幹線を使わずに普通列車、すなわち鈍行(快速列車を含む)だけで青森に当日到着が可能になったのを知り、またまた鉄道利用を決意。去年12月の時も鈍行乗り継ぎ旅だったのですが、新潟から村上まで特急いなほ5号でゲシュタムジャンプしたので、ちょっと消化不良の感があり、今回も往路は日本海まわりで行くことにしました。青森から宿代わりとなる青函フェリーの深夜便で函館に渡り、山線経由で札幌入りして今回は札幌で1泊。翌日は午前中にハムフェア見学、その足で札幌駅から復路スタート、海線経由で函館、青函フェリーの深夜便で青森駅に渡り、東北本線を南下して帰還するルートで、都合1泊4日です。
航空機も晴れていれば下界がよく見え、そろそろ高度を下げ始める頃眼下に見える下北半島が本当に地図と同じ形になっていることに感動して、思わずウオーと声を上げちゃったりしてとても楽しいのですが、札幌に着いたら必ず飲むカツゲンの味も、2時間足らずの所要で着いて飲むのと36時間かけてようやく着いた喜びを噛みしめながら飲むのとでは、まったく別物の味わいです。健康診断で長時間食事制限されたあとに食べる、ラーメンの美味さと言えば分かりやすいでしょうか。
そんなわけで、もう何度目になるかわからない今回の渡道も鉄道利用です。...で、今回も道連れは去年の12月と同じく伊勢原検問所長こと、いせはらXI304局さん。鈍行乗り継ぎの旅は前回どんなものか経験されてわかっているので、こちらとしても気が楽ですね。
台風の襲来の心配もなくなり迎えた出発当日の朝。この時期の遠征は台風の進路に非常に神経質になりますが、今回は大丈夫そうです。5時ちょい過ぎの八高線川越ゆきの始発に乗るために4時半に自宅を出発、東の空が白くなりはじめたなか西多摩郡瑞穂町の箱根ヶ崎駅へ。途中コンビニに寄って非常食とコンビニアイスコーヒーLサイズを購入。アイスコーヒーを一気に飲んで目を覚まし、歩調を早めます。
駅に着いてホームに立つと先客は一人のみでシーンと静まり返っています。明るくなるにつれ早起きの雀がチュンチュン鳴き出し、やがて八王子方の踏切がカンカンカンと鳴り出して、列車の前照灯が放つ光芒一閃、レールから伝わるジョイント音が徐々に大きくなるのと胸の鼓動が高まるのがシンクロして、待ちに待った北の大地への鈍行乗り継ぎ旅への期待感で心臓がドキドキ、もう爆発しそうです。
電車のドアをボタン押して開けて車内に入り、よっこい正一と呟いて座ると、いつものロングシートの座面の固さも今日はまったく気になりません。もうアドレナリン出まくりです。しかし最近は、地方でも首都圏と同じ仕様の電車が配備されて固い座面のロングシートの車両が増えており、9回にわたる鈍行列車乗り継ぎによって今日の夜遅くに到着する青森で、座席からよっこい正一と立ち上がったらケツの肉がボトリと落ちないか些か心配になります。
八高線川越ゆきの始発電車はシートに疎らに座る乗客を乗せて快調に北上。3駅先の高麗川で、高崎ゆきの2両編成の気動車に乗り換えます。エンジンのアイドリング音も頼もしく、開いたドアから車内に入るディーゼル排気臭がたまりません。すぐ発車時刻となり、唸るエンジンのギュイイイイイイインと金属的なサウンド咆哮、電車並の加速にもうオシッコ漏れそうです。さっき駅に来るときコンビニで飲んだコンビニアイスコーヒーLサイズがもう内臓を通過してきたみたいです。でも大丈夫。今乗ってる列車も含めてこれから先はすべて便所付きの列車で、ギャザー付き並の安心感を得られます。
朝霧に霞む山間の細道を快走、高崎線に合流して定刻の6時50分、終点高崎到着。ここで7時10分発上越線水上ゆきに乗り換えてクロスシートに身を沈めたところで伊勢原検問所長登場。今日もいちだんとマスクがお似合いです。もう年がら年中マスクしているバス運転士と同じレベルのカッコ良さです。
所長は鈍行だけの乗り継ぎでは伊勢原からでは間に合わないので、大宮~高崎間を上越新幹線の始発でゲシュタムジャンプ。この間の乗車券、特急券料金が発生しますが、当局の財布から出している訳ではないので、ノープロブレム。しかし日本海回りはその料金を払ってまで乗る価値が大いにあり、特に景観の優れる羽越本線村上~五十川(いらがわ)間の笹川流れは特筆に値します。プロカメラマン並みにシャッターを切っている所長にとっては堪らない景観でしょう。
列車は高崎を出ると後ろのクロスシートに座った爺さんが、向かいに座っている20歳くらいの眼鏡女子に色々話し掛けてうるさいことこの上なかったのですが、その眼鏡女子もなかなかのツワモノで適当な相槌をうって爺さんをあしらい、爺さんをクロスシートから追放する大殊勲をあげて驚きました。まぁ当局なら手っ取り早く、チッと舌打ちして明らかに不快な態度をとってもっと短時間で黙らせますが、そこそこに爺さんの話に合わせながら追い出したのは相当旅慣れしているなぁと思いました。あとでわかったのですが、この眼鏡女子は我々北方旅団とほぼ同一行程で北上し、翌日の函館本線の気動車車中で司馬遼太郎著「燃えよ剣」上巻の単行本読んでいるのを見かけたときは腰を抜かすほど驚きました。
列車は利根川沿いにぐんぐん高度を上げて、終点の水上に8時15分到着。跨線橋を渡って新潟色の115系2両編成の8時24分発の長岡ゆきに乗り換えます。所長は大きな荷物が2つ大きな腹1つで大変そうですが、なにせまだ23歳と若いので放置します。水上では跨線橋の階段が前寄りにあるので、高崎から水上ゆきに乗るときは前寄りの車両に乗った方がいいでしょう。
ここまで来ると明らかに青春18きっぷ、あるいは北海道&東日本パスの使い手とわかる服装・装備・体型の連中が乗客の大半を占め、北へ向かう顔触れが出揃ったような感じです。こうした連中は大概、両手が空いて乗り換えが素早く容易にできるようザックを使う方が多いですが、ボストンバッグやショルダーバッグ使う方も多いです。最近はカートを使う方もいますが、黒磯ダッシュなど高速移動を強いられる乗り換えでは圧倒的に不利です。大きさによっては網棚に載せられず、足許に置くことになり非常に邪魔くさいです。ついでに服装まで口を出すと、ジーンズは雨に濡れると冷たくて乾きにくく最悪なので不可、革靴も足が蒸れて臭くなるので不可です。
列車は水上を出るとすぐに13km余りの長大な新清水トンネルに入り、湯檜曽、土合の二つの地下駅に止まったあとトンネル抜けて0エリアに突入。魚野川沿いの山間の下り勾配を転がるように下りて行きます。
長岡には10時21分到着、6分の接続で快速・新潟ゆきに乗り換え。この快速の新潟ゆきが今年の3月のダイヤ改正で登場したことにより、箱根ヶ崎から青森へ鈍行乗り継ぎで青森に当日到着できるようになりました。非常に有難いです。去年12月に来たときは駅そばを食べられましたが、今回は列車の接続が良すぎるのでちょっとムリですね...。
長岡10時27分発の快速・新潟ゆき電車の車体側面の方向幕の新潟の文字を見ると、お~結構遠くまで来たなぁと感慨深くなりましたが、ゴールはまだまだ遠く札幌までまだ30時間かかります。気を引き締めて荷物を点検、新潟ゆきに乗車。列車は重々しく頭を垂れる稲穂がたわわに稔る水田地帯を快走すること1時間余り、新潟に到着。ここまで順調すぎたのでさして気にもならなかったのですが、耳にしたイヤホンからは鉄道無線がまったく聞こえて来ません...。新潟駅で試験通話が聞こえましたが、他の通話はまったくなし...。電柱に新しい八木アンテナがついているのを見て、かねてより新潟はデジタル化実施は早晩に実施されるのが分かっていましたが、いざ現実に直面するとちょっとショック大きいですね...。結局酒田まで日本海側はデジタル化されているようでした。その酒田以北もピカピカの八木アンテナが駅などに設置されているのが見られました。
終着新潟には11時27分到着。去年来たときより改装工事がかなり進んでおりました。ここで16分の接続待ち時間があるので、1番線万代口改札から少し村上寄りのところにある駅そばスタンドでたぬきそばを注文。ようやく朝飯にありつけました...。所長はそばの素材の風味がよくわかるようにとのことで、シンプルなかけそばをチョイス。23歳にしてなかなかオヤジくさいことを言いますね...。当局は天ぷらそばを頼もうかと思っていましたら、前の客がたぬきそばを注文して店の兄さんが大量の天かすを丼に入れたのを見て、たぬきそばに変更。丼の出し汁の表面を、水田に浮かぶ浮草の様に覆い尽くす天かすの多さにシビレました。新潟駅の駅そば大勝利です。そばの量がそんなでもなかったものの一応空腹を満たして、鈍行乗り継ぎ旅再開。11時43分発村上ゆきも115系、淘汰が進む115系ですがもう少しの間、新潟管内で頑張ってくれそうです。
日本海縦貫線の、架線を流れる電流が直流区間の北限・村上に13時前に到着。隣接するホームに止まっている2両編成の酒田ゆき気動車に乗り換える時はちょっとした椅子取りゲームが展開されましたが、難なく進行方向左側のクロスシートをゲット。新潟駅で村上ゆきに乗るときは、酒田ゆき気動車と同一ホーム、すなわち酒田ゆきの気動車のすぐ後ろに停車する時もあるので、先頭車両に乗るのが良いかと思います。酒田ゆきが隣ホームに停車する時は、酒田ゆき先頭車両が目の前です。
当局は何度かこの路線は乗った事があるのでクロスシート進行方向の座席は所長に譲り、しっかり笹川流れの景観を楽しんでもらい、またカメラのファインダーにバッチシ納めていただきましょう。
村上を出るとすぐ交直セクションがあるのですが、まったく関係ないよとばかり赤いシマシマの交直切替標識もなんのそのでエンジンをギュロロロ~ンと吹かしてセクション通過。列車はすぐに海沿いに躍り出て、ここは窓をガッと開けて潮風を颯爽と浴びたいところですが、生憎の天気でそれは叶わず...。時折列車の屋根を叩く雨音がかなり大きくなってダイヤに支障が出るのではないかとヒヤヒヤしましたが、無事笹川流れを通過して酒田には16時ちょっと前に到着。お昼の駅そば一杯だけではすぐ腹も減り、30分ちょっとの接続待ちで去年も寄った、酒田駅から徒歩5分程の大木屋さんでラーメン大盛を注文。今回は御主人(お爺さん)ではなく奥さん(お婆さん)にラーメンをご提供していただきましたが、魚のダシが効いたアッサリスープ、去年とちっとも変わらず実に美味かったです。
酒田駅に戻って秋田ゆきに乗る頃にはもう陽もだいぶ西に傾き、青春18きっぷ、北海道&東日本パスの使い手達も疲労がかなり溜まってきたのか発車する前から居眠り始める方もいて、車内は気だるい雰囲気に包まれておりました。所長は時折居眠りするものの、飽きもせず写真を撮ったり景色を見たりスマホを弄くったり当局にペチャクチャ話しかけたり至って壮健です。乗車中お菓子をボリボリ連続して食うのかなと思ってましたが、体型に似合わず殆んど間食しませんでした。
さて、秋田では20分の接続待ちにアキタAO899局さんとEBする約束をしておりましたが、めでたくホームで会うことができガッチリ握手。横手から戻ってお疲れのところ、秋田駅構内までわざわざおいでいただき、さらにはお土産まで頂いて恐縮至極でした。いやぁ~秋オンが非常に楽しみになりました!!! さぁ男鹿半島で何作って食べましょうか?...あっ、無線運用もガンバりましょうね(笑)。本当にどうもありがとうございました!!! 疲労が溜まってきたところで元気もらいました、実に嬉しかったです!!!
会社帰りのサラリーマンや、学校の部活動が終わって帰宅する学生さんで混みあう大舘ゆきでしたが、北上するにつれ車内は閑散としてきて、窓の外も夜の帳が下りてロングシートの電車とは言え夜汽車の旅情満点です。窓には散在する民家の灯が揺れ、レールのジョイント音と踏切の警報音、時折ピギーッと鳴らすホイッスル音が疲れた身体に沁みわたり、東北の夜汽車の旅も間もなく終わる一抹の寂しさと、明日はいよいよ北海道だと思う嬉しさと期待感がふつふつと込み上げて、疲れてはいても心はなんだか朗らかで訳もなく「ああ、今汽車旅してるんだな」と充実感でいっぱいになります。さすがに疲れて惰眠を貪っている所長を叩き起こして、何してるんだ汽車旅を楽しめと気合を入れたくなりましたが、所長が着ているシャツのシマシマ模様がなんだか可笑しくて、ヘラヘラ笑ってしまいました。
大館では40分余りの接続待ちにD☆運用を試みて、CMで広島滞在中のさがJP258局さんとQSO。激励いただき本当にどうもありがとうございました!!! 21時19分発青森ゆきは本日のアンカー。弘前で帰宅するサラリーマンそこそこ乗せ、22時41分に新青森に到着。汽車旅派としては終着駅の青森まで行きたいところですが夜遅くまで入浴できる、あおもり健康ランドで入浴してそのあとラーメン屋で夜食を摂り、歩いてフェリーターミナルに行くには新青森で降りるのが最善と判断し、新青森で途中下車しました。
新青森から歩いて10分ちょっとの、あおもり健康ランドへ突入。23時までに入れば深夜料金取られなくて済むと思っていたら、23時以降に在館確実なら深夜料金取られるとのことで、ちょっと残念でした。まぁ、深夜料金含めた総額でも1500円もしなかったのでダメージはそれほど大きくなかったのですが、昼間の料金だと400円余りと銭湯並みの格安料金なのでちょっとショックでした...。
脱衣場に行くと指定ロッカーの前に酔っ払いの爺さんが座り込んで寝ており、邪魔だなと思いつつ入浴しようとしているとその爺さんが目を覚まし、「あんた大鵬みたいだな、力士になれ」などとうるさいので適当にあしらっていましたが、あまりにもしつこいのでついに爆発!!! 所長の前で怒号を酔っ払いの爺さんに浴びせるのはちょっと気が引けましたが、この騒ぎで店の人も駆けつけ酔っ払い爺さんは店員さんに抱えられて強制退店、ようやく落ち着いて入浴。一悶着ありましたが乗り継ぎ旅の疲れも取れてサッパリし、フェリーターミナル方向へ歩いて15分程のところにあるラーメン屋さん「らーめん大地」へ。ここは深夜3時まで営業しており、店に入ると結構お客さんで賑わってます!!! それもそのはず、なんと麺類を注文するとごはんと白菜の漬物が食べ放題!!! 時刻はもはや日付が変わる頃でしたが、所長はごはん3回...いや、4回お代わりしておりました...。漬け物は東北らしくかなり塩気が強く、取りすぎると後悔します。ご飯と漬け物の食べ残しはいけません。所長はブラックラーメン、当局は濃厚煮干しそばをチョイス。いや~、うまい、うますぎる!!! 今後、青森からフェリー利用するときは必ず寄って食べることにします。
つづく
敵勢力が多く攻略予定の詳細記述は妨害策動を招く恐れがあるので、大まかな予定を記すに留めます。
◎9月4日(金)朝 状況開始 日本海縦貫線を鈍行で北上
夜 新青森 あおもり健康ランドで乳頭もとい入湯
夜遅くに青森から船で函館へ
◎5日(土)朝 函館着 富岡温泉入湯後、函館本線の鈍行で夕方札幌着
夜 懇親会・支那そば会合
◎6日(日)午前中 札幌発 函館本線の鈍行で函館へ
夜 谷地頭温泉入湯後ハセガワストア、ラッキーピエロ攻略
夜遅く 船で函館から青森へ
◎7日(月) 東青森駅至近の温泉入湯後、東北本線を南下
夜遅く 西多摩帰還 状況終了
なお、一部を除く往復路を伊勢原検問所長こと、いせはらXI304局さんと同行します。
どうぞよろしくお願い致します!!!
8月15日(土)~16日(日)はダクトまつり夏の部です。
大がかりな装備資機材でなくとも、ハンディ機で旅行、ドライブがてら気軽にご参加いただければと思います。CBのコンディション待ちにデジ簡でCQ出せば、思わぬDXから呼ばれるかもしれません。
CBやアナログの特小と異なり、ダクトのコンディションが上がってもデジ簡のトランシーバーの受信音は変化しませんので、顰蹙を買うくらいのCQ出しまくりがポイントです。大概、21時~24時位が最もコンディションが良くなります。
年内の、ダクトでDXを狙えるイベントは今回のダクトまつり夏の部と、来月の秋オンの2回です。
どうぞよろしくお願い致します。
コレ、以前にどなたかブログで紹介されてましたっけ...?
100均のダイソーにてパスタケースを購入し、特小のトランシーバーを入れてみました。なかなかいいですね、アンテナの長いDJ-R20Dも問題なく入ります。スピーカーマイク付きでも2セット入りそうです。
負けずにこんなモノ作ってみました。
最近、特小の運用が疎かになってしまっているので、何か運用が面白くなる起爆剤になればと作ってみました。作るというほどのモノではありませんが、山岳移動運用でデジ簡のモービルホイップアンテナのマストとして使っていた、長さ3.6mの磯釣りで使う玉網の伸縮柄の先端部を抜き、およそ1.5m程の長さにして先っぽに特小トランシーバーを取り付けてみました。玉網の柄は縮めると30cmになり、しかも軽いので非常に使い勝手がいいです。
今更ながら当局が言うまでもないことですが、高い山の上でも地面から無線機を高くした方が送受信ともに好結果を得られます。コイツを使って太極拳スタイルとかウルトラマン変身ポーズから解放される日がやってまいりました。
富士山の登山者減ってます
毎年、サバその他の用件で富士山に登ってますが、今年は登山者がかなり少ないように思いました。富士山に一度も登らぬ馬鹿、二度登る馬鹿と昔から言いますが、一度登って懲りたか満足したかどうかは知りませんが、見た感じ普段は登山はおろかアウトドアのアの字もないような格好&体型の奴らと、コアな登山フリークな連中に二極化しているように思いました。
さて、サバ当日土曜夕方の水ヶ塚公園駐車場。ここは富士宮登山道を使って富士山山頂を目指すマイカー利用の登山者用駐車場。ここから登山者はマイカーでは富士宮登山道スタート地点の富士宮5合目へは規制で行けませんので、富士急のシャトルバスで富士宮5合目に向かいます。土曜日なので、ご来光弾丸登山する連中のクルマで埋め尽くされているかと思いきやさにあらず、ガラガラ。半分以下の駐車率でした。山小屋組合の圧力で夜通し弾丸登山にストップがかけられてそれなりの効果が出ているようです。
なぜ弾丸登山がダメなのでしょう?
答えは簡単です。登山者が宿泊しないと山小屋に落とすカネが少なくなるからです。富士山では、500ミリリットルのペットボトル飲料が500円で思わず「高いっ!!!
暴利を貪っている!!!」と思うかもしれませんが、山小屋の宿泊費に比べれば微々たるモノです。連中に言わせると弾丸登山は登山者が高山病になりやすいそうですが、そんなことはありません。逆に、3000mを超えるような所で夜に睡眠をとれば呼吸が浅くなり、酸素不足で高山病に罹るリスクが増えます。現に、午前2時頃に山小屋から出てくる登山者の顔を見てると、どいつもこいつも一様にゲンナリした顔してます。大概、アタマいてぇ~とか、吐き気がするぅ~とか弱音吐いてます。また、ひとつの布団を二人で使うところが多く、そうでなくとも寝袋で1人あたりの幅が50センチと極端に狭く、隣に息の臭いジジイや強烈なイビキをかく脂まみれのデブがいようものなら寝られる訳ありません。大体、21時強制消灯、午前1時起床でグッスリ爆睡できるツワモノはいないでしょう。あの山岳移動運用のエキスパート、サイタマKM117局さんでさえ富士山の山小屋に泊まって高山病に罹っています。
弾丸登山が高山病を誘発するなんてのはデタラメです。なるとしたら長時間休憩しているとき呼吸が浅くなって酸素不足になり、そこで高山病になるケースはあり得るでしょう。ですから、意識的に呼吸すればいいのです。吸った空気をほっぺた膨らましてプーと吐く、ターボ呼吸が高山病と無縁にしてくれます。山小屋に泊まっているときにずっと深呼吸やターボ呼吸などできる訳ありませんので、ずっと動きっぱなしの弾丸登山はこの点でも有利です。とにかくハァハァすればいいのです。キレイな山ガールの尻を見ながら山頂まで行けば間違いないです。ズボンに透けるパンツの線なんか見えちゃったらもっとドキドキするので血が全身に行き渡り、酸素も体の隅々まで行き渡って最高の能力を発揮できることでしょう。当局は30回近く富士山に登ってますが、一度も高山病に罹っておりません。奥多摩はババアばっかしですが、富士山は山ガール多いですね。
余計な前置きが非常に長くなりましたが、登山者が減ったのはいいことです。19時半の水ヶ塚公園発富士宮5合目行きの終前のシャトルバスも、20人足らずの乗車率。乗車券売り場の横に入山料徴収コーナーがありましたがもちろん無視。入山料取るようになって、富士山何か変わりました?
相変わらず富士宮ルートは下山道使わせないし、一体何に使っているのかサッパリわかりません。
南アルプスの稜線が僅かな残照でかろうじて見える20時過ぎに富士宮5合目着。ここでストレッチングして20時半、登山開始。登山道ガラガラです。快調に登ると早く着きすぎてしまうので、20分程登った6合目で時間調整。渋滞予想と早朝のDX狙いで早めに出発したものの、このぶんだと午前1時前には山頂に着いてしまうので、ペースを落として登ります。
8合目から、連絡道通って御殿場ルートにエスケープすると全くの無人。満天の星空を眺めながらゆっくり登っていきます。高度を上げるにつれて風も強くなってきましたが、運用を脅かす程ではなさそうです。上空には全く雲が無いので、雨も心配なさそうです。
御殿場口の山頂にはペースを落としきれず結局午前1時半に到着。ご来光目的で登ってきたであろう数人の登山者がチラホラいるだけで寂しい限りです。山頂郵便局になっている銀明館の横でザックを下ろして一息入れて、既に山頂で運用しているであろうとうきょうSS44局さんに特小でお声掛け。風が強いようで、それを聞いて三島岳へ行き朝方そちらへ行くと送りましたが、考え直してとうきょうSS44局さんのところにこれから行くことにしました。
御殿場口の山頂から反時計回りにお鉢を回っていくと吉田口の山頂を通るのですが、流石にここはご来光目的の登山者で賑やかでした。山頂から下のつづら折りの登山道を見ると、登山者のヘッドライトが登山道を埋めつくし、それは見事な光景でした。
とうきょうSS44局さんのところに行くと仮眠中だったようで、どうも~どうもどうも!!!
と、イモトばりに大声で呼び掛けて起こしてしまい、申し訳ありませんでした...。ここよりも寝るにはいいところがあると洞窟へご案内し、ここでうつらうつら仮眠。息苦しくなって何度かハッと目が覚める度に深呼吸。それでも1時間ちょっとまどろんで、東の空が白くなりだした頃とうきょうSS44局さんに起こされ、午前4時過ぎに状況開始。以下にログを記載します。
山梨県南都留郡鳴沢村 富士山山頂
デジタル簡易無線 1W+5エレ八木
メリット交換はすべてM5/M5
4:25?カナガワVT250?伊勢湾岸道モービル
4:28?ナゴヤAB449?横浜市
4:30?ふくしまFD55?福島県二本松市?麓山
4:33?みえMK113?奈良県吉野郡東吉野村・三重県松阪市?高見山
4:38?ぐんまJS76?群馬県大田市
4:41?ふくしまT31?福島県二本松市?麓山
4:52?チバTS106?千葉県君津市
4:53?カスカベKO003?埼玉県春日部市
4:55?トウキョウHM61?東京都羽村市
4:58?サイタマK610?埼玉県越谷市
5:00?イバラキAB110?茨城県常陸大宮市
5:04?サイタマTA390?埼玉県狭山市
5:07?サイタマBX71?埼玉県越谷市
5:12?イタバシAA415?板橋区
5:17?サイタマK351?埼玉県和光市
5:21?おかざきKG295?福島県二本松市??麓山
5:30?サガミFJ1300?福島県石川郡古殿町?三株山(特小L5chにて5:32?M5/M5)
5:43?ミエAA469?和歌山県東牟婁郡那智勝浦町
5:50?よこはまNE351?横浜市神奈川区
5:55?よこはまJM504?横浜市都筑区
5:58?えひめCA34?神戸市東灘区・北区??六甲山
6:02?いちはらLB21?千葉県市原市
6:05?シズオカGB583?静岡県伊豆市達磨山
6:15?ニイガタDX28D?新潟県上越市板倉区?光が原高原
6:24?ヒョウゴAB245?兵庫県川西市
6:29?きょうとKP127?兵庫県養父市氷ノ山
6:34?むさしのAM634?埼玉県秩父郡横瀬町?丸山
6:40?トウキョウK767?東京都日野市
6:46?とっとりU42?神奈川県平塚市?湘南平
7:01?サイタマSC556?長野県北安曇郡白馬村 唐松岳
それにしても今朝のご来光は見事の一言に尽きました。影富士もこれほどハッキリ見えたのは初めてでした。今まで富士山には電波を遠くに飛ばす事だけを考えて登ってきましたが、なるほどご来光目的で富士山に登る連中の気がわかるような気がしました。
当局の運用は、デジ簡の2局同時運用による混変調で途中断念しました。設備が上回り、また富士山山頂での初運用で来られたとうきょうSS44局さんに全てを託し、下山することにしました。デジ簡フリークの当局が特小ばっかり運用していたり、ぶらぶらその辺をうろうろしてたりしたら不審に思われてアッ、そういうことかととうきょうSS44局さんに気を遣ってもらうのもアレですし、高山病に罹ったとか、愛人から会いに来てと呼び出しがあったとかあり得ないウソな理由をつけて帰るのもナンですし、その辺のところは正直にIC-DPR5が混変調にやられて使い物にならないと告げ、潔く撤収しました。なんにしろ、中途半端な運用や、とうきょうSS44局さんに気を遣ってもらってまで運用する気にはならず、スッパリ未練を断ち切って下山。まぁ当初、もしかしたら混変調で使えないかもな~と覚悟していたので、あ~やっぱり...でした。
それでも早朝だけで30局以上の方にお相手頂き、感謝感激でした。北方面は鳥海山と月山からの信号を捉えられなかったのが残念でしたが、山影になる上越市とつながったり、西方面と安定してQSOできたのは特筆に値すると思います。西方面はダクトの恩恵もあったような感じです。
とうきょうSS44局さんは恐縮されてましたが、恐縮するのは当局のほうで、先に富士山山頂移動表明されていたのはとうきょうSS44局さんでしたし、設備もとうきょうSS44のほうが上でしたので、当局が撤収するのが筋というものです。譲り合えばいいだろうという声も聞こえて来そうですが、日本で一番電波が飛ぶロケでそんななまっちょろい中途半端な運用してもストレスが溜まるだけです。酒飲んでご馳走食って皆でワイワイ楽しく騒ぐ合同運用なら話は全く別ですが、超遠距離局のカスカスな信号を捉えるために4000m近い高い山に登って、チャラチャラした楽しい運用など当局にはあり得ません。DXとQSOに成功してやったぞと雄叫びを上げるか、失敗してチクショーバカヤローと怒鳴り散らすか、どちらかの全力真剣勝負です。
そんな訳で短時間勝負のサバでしたが、DXもできましたし中身の濃い運用が出来ました。皆さんのおかげで大いに楽しませて頂きました、本当にどうもありがとうございました!!!