日本における、2025年2月22日時点の「アマチュア無線局のコールサイン発給状況」をまとめた。新たに、1エリア(関東管内)の関東総合通信局と、9エリア(北陸管内)の北陸総合通信局から更新発表があった。
各総合通信局および沖縄総合通信事務所が公表している、コールサインの発給状況は下表の通り。
ところでアマチュア局のプリフィックスの割当ての順番に触れておこう。まず1エリア(関東管内)を例に取ってみると、最初はJA1 → JH1 → JR1 → JE1 → JF1 → JG1 → JI1 → JJ1 → JK1 → JL1 → JM1 → JN1 → JO1 → JP1 → JQ1 → JS1と一度目の発給が行われた。
その後JE1からプリフィックスのアルファベット順での空きコールサインの再割り当てが行われ、JE1 → JF1 → JG1 → JH1 → JI1 → JJ1 → JK1 → JL1 → JM1 → JN1 → JO1 → JP1 → JQ1 → JR1 → JS1と進んだ。
さらにその後、数字の7で始まる7K1 → 7L1 → 7M1 → 7N1 → 7K2 → 7L2 → 7M2 → 7N2 → 7K3 → 7L3 → 7M3 → 7N3 → 7K4 → 7L4 → 7M4 → 7N4の発給が行われ、その後にJA1 → JE1 → JF1 → JG1 → JH1 →JI1 → JJ1 → JK1と2度目の再割り当てが進行している。
また2エリア(東海管内)と3エリア(近畿管内)も、関東の1回目の再割り当てと同様に「JS2(JS3)終了後に、JE2(JE3)からプリフィックスのアルファベット順」で再割り当てが進行している。
しかし6エリア(九州管内)は、JQ6までの発給が終了後(JS6は沖縄に割り当て)、JA6から、プリフィックスのアルファベット順での再割り当てが行われている。
このあたりの経緯と詳細は、日本におけるコールサイン研究の第一人者、JJ1WTL・本林氏のWebサイトが詳しい。
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<0エリア(信越管内)で「JJ0」のプリフィックスの割り当てが終了>令和7(2025)年1月24日発給分(免許の年月日)で「JK0AAA」から「JK0AAC」までの3局を確認
【追記:三巡目の「JL1AAA」発給】<「令和6(2024)年3月21日付」の発給から>1エリア(関東管内)、「JK」のプリフィックスが終了し「JL1AAY(三巡目)」からの割り当て開始が判明
<総務省のデータベース「無線局等情報検索」で判明>7エリア(東北管内)、令和3(2021)年1月28日付で「JQ7AAA」を発給
<令和3(2021)年1月20日発給分から>6エリア(九州管内)、「JE6」のプリフィックスが終了し「JF6AAA(二巡目)」からの割り当て開始
●関連リンク:
・総務省電波利用ホームページ 無線局等情報検索
・JL1の再々割り当てに突入(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
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2月20日、関東総合通信局は山梨県南巨摩郡富士川町の国道52号において、山梨県鰍沢警察署とともに車両に開設した不法無線局の取り締まりを行い、免許を受けずにアマチュア無線機を設置し不法無線局を開設していた山梨県甲府市在住の36歳と59歳の運転手2人を電波法第4条の違反容疑で摘発した。
関東総合通信局が発表した内容は次のとおり。
総務省関東総合通信局は、令和7年2月20日、山梨県南巨摩郡富士川町の国道52号において、山梨県鰍沢警察署と共同でダンプカーなどの車両に開設した不法無線局の取締りを実施しました。
今回の取り締まりの結果、自己の運転する車両に免許を受けず不法に無線局を開設していた次の2名を電波法第4条の違反容疑で摘発しました。
被疑者: 山梨県甲府市在住(36歳)
容疑の概要: 不法無線局の開設(アマチュア無線機設置)
自己の運転するダンプに、免許を受けずにアマチュア無線機を設置し、不法無線局を開設した。
被疑者: 山梨県甲府市在住(59歳)
容疑の概要: 不法無線局の開設(アマチュア無線機設置)
自己の運転するダンプに、免許を受けずにアマチュア無線機を設置し、不法無線局を開設した。
不法無線局開設者への適用条項
(1)電波法第4条(無線局の開設)
無線局を開設しようとする者は、総務大臣の免許を受けなければならない。(以下略)
(2)電波法第110条(罰則)
次の各号のいずれかに該当する場合には、当該違反行為をした者は、1年以下の拘禁刑又は100万円以下の罰金に処する。
第1号
第4条の規定による免許又は第27条の21第1項の規定による登録がないのに、無線局を開設したとき(以下略)」
関東総合通信局は「不法に開設された無線局は、消防・救急無線等の市民生活に必要不可欠な無線通信に妨害を与えたり、テレビ・ラジオの受信や各種電子機器の機能に障害を与えたりするなど、健全な電波利用環境を乱す原因となっています」「当局では電波利用環境保護のため、今後も捜査機関と協力して継続的に不法無線局の取り締まりを行ってまいります」と説明している。
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<「免許をもっていても電波法違反です」と明記>総務省、「アマチュア無線は仕事に使えません!」ページ開設&リーフレット作成
<取り締まり対象者を明確化>総務省がアマチュア局の免許人(約35万通)に注意喚起ハガキ「-重要- アマチュア無線は仕事に使えません!」を送付
●【電波法80条報告書ひな形付き】総合通信局へ“違法運用”を通報するための「報告書」の書き方から提出先まで
●関連リンク: 関東総合通信局 不法無線局の取締りで2名を摘発(令和7年2月20日実施)-山梨県鰍沢警察署と共同で不法無線局の取締りを実施-
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QSLカードの制作・印刷をはじめ、BCLグッズの販売で知られるA4マニアックス(サンケイ広伸社)が、国内外のアマチュア無線局とSWLを対象に、同社でデザインしたQSLカードを規定の数集める「A4マニアックスアワード」の発行を開始する。クラスは、A4マニアックスQSLカードを異なる10局から集める「CLASS A」、同じく異なる50局から集める「CLASS S」、同じく異なる100局から集める「CLASS V」の3種類で、集めるQSLカードは紙、hQSL、eQSLを問わない。申請の受け付けは2025年3月1日から。PDF形式の賞状が電子メールで送られるくる。申請費用は無料。「CLASS Sを申請した局はCLASS Aへの申請資格を失います。CLASS Vへ申請した局はCLASS S、及びCLASS Aへの申請資格を失います。したがって、全クラスを申請したい場合は、『A→S→V』の順に、日を置いての申請をおすすめします」と案内。また、2026年2月末日でいったん締め切り、各クラスに応じで副賞が抽選で贈られるほか、「申請者と同じく2026年2月末日に締め、申請に使用されたQSLカードを発行した局を集計し、上位3名様にA4マニアックスでのQSLカードデザインや印刷に使用できる『クーポン券5,000円分』を差し上げます」としている。
「A4マニアックスアワード」はクラス別に3種類を用意。左上から、同社デザインのQSLカードを異なる10局から集める「CLASS A」、右上はA4マニアックスQSLカードを異なる50局から集める「CLASS S」、左下がA4マニアックスQSLカードを異なる100局から集める「CLASS V」
以下、アワード「A4マニアックスアワード(2025年2月10日第一版)」の規約などをホームページから抜粋して紹介しよう。
A4マニアックスアワード規約
A4マニアックスではA4マニアックスでデザインしたQSLカードを対象としたA4マニアックスアワードを発行します。
アワードルールとクラス:
★CLASS A 異なる「A4マニアックスQSLカード」を異なる10局から集めてください。
★CLASS S 異なる「A4マニアックスQSLカード」を異なる50局から集めてください。
★CLASS V 異なる「A4マニアックスQSLカード」を異なる100局から集めてください。
*「QSLカード」は紙、hQSL、eQSLを問いません。
受付開始:
・2025年3月1日から申請を受け付けます。
申請方法:
・申請用紙(エクセルファイル)の希望クラスのシートに
「申請される方のお名前/コールサイン/メールアドレス/ご住所と使用するQSLカードの一覧」を記入し、メールで
info@a4maniax.com
までお送りください。申請受付は電子メールのみです。QSLカードの提出、送付は不要です。申請費用は無料です。
申請資格:
・国内外のアマチュア無線局とSWLです。
ルール詳細:
・「A4マニアックスデザインQSLカード」とは「デザインがA4マニアックスカタログに掲載されているQSLカード」、または「両面いずれかにA4maniaxと記されているQSLカード」を指します。
・「A4マニアックスデザインQSLカード」は http://a4maniax.com
で確認ができます。掲載されている紙カタログはご希望者に郵送いたしますので info@a4maniax.com
までお名前とご住所を明記の上ご請求ください。
・2011年12月1日以降の交信が有効です。
・特記はありません。
・CLASS Sを申請した局はCLASS Aへの申請資格を失います。CLASS Vへ申請した局はCLASS S、及びCLASS
Aへの申請資格を失います。したがって、全クラスを申請したい場合は、「A→S→V」の順に、日を置いての申請をおすすめします。
・全クラス通じて、使用できるカードの発行局は一局のみです。同じく、使用できるデザインは
一種だけです。AからVすべてを申請する場合は、異なる160局からの異なる160デザインのカードが必要となります。
・アワードに発行番号は記載しません。
賞状:
・条件をクリアした局には申請したクラスの賞状にお名前(申請時にお知らせいただいた内容)とコールサイン、申請を受け付けた日付を記載してPDFにてメールで送付します。
副賞:
・2026年2月末日でいったん締め、各クラスに応じた副賞を抽選にて差し上げます。当選者にはメールでお知らせし、発表はA4マニアックスの各SNS、ブログ、メルマガにて行います。その際発表するのはコールサインのみです。
★CLASS A A4マニアックスオリジナルQSLカードボックス2箱を5名様
★CLASS S A4マニアックスオリジナルコールサイン入りスタンプ3名様
★CLASS V A4マニアックスオリジナルコールサインプレート大ゴールドタイプ1名様
カード発行者への副賞:
・このアワードはカード発行者にも副賞を差し上げます。申請者と同じく、2026年2月末日に締め、申請に使用されたQSLカードを発行した局を集計し、上位3名様にA4マニアックスでのQSLカードデザインや印刷に使用できる「クーポン券¥5,000分」を差し上げます。
ご留意ください:
・申請者とA4マニアックスにて見解の相違が発生した場合は、A4マニアックスの判断を優先いたします。
・申請者の情報や申請に使用したカード情報は、厳重に保管いたします。また、希望する方以外に弊社からメールマガジンの送付や商品案内等の営業活動には使用いたしません。
・申請者の中からランダムに、申請に使用したQSLカードについて問い合わせをする場合があります。ご対応いただけない場合、申請は無効とします。
・QSLカードリストにA4マニアックスがデザインを行ったことのない顧客のコールサインが含まれていましたら失格です。その場合はこちらからその旨を通告し、当該申請を無効とします。なお、顧客ではないコールサインを示すことは致しません。
・虚偽の申請を行い、悪質だと認めた場合、そのコールサインを公表することがあります。
詳しくは記事下の「関連リンク」から最新の「A4マニアックスアワード」規約を確認してほしい。
●関連リンク:
・A4マニアックスアワード
・A4マニアックスアワード規約(PDF形式ダウンロード)
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株式会社三才ブックスは2月25日(火)に月刊誌「ラジオライフ」2025年4月号を刊行する。今号の第3特集「航空路管制からIC-R15の航空祭録音活用まで、エアーバンド新受信ガイド」。また徹底使用リポートでは、アルインコの351MHz帯デジタル簡易無線登録局「DR-DPM80」を取り上げている。また特集「裏グッズ万博」の中ではアルインコの輸出用DMR無線機「DJ-MD5」を日本仕様として合法的に使用する方法も紹介している。別冊付録「裏RL大全2」がついて価格は1,100円(税込み)。
月刊「ラジオライフ」2025年4月号表紙
hamlife.jpでは、趣味(hobby)としての「無線」に関連した雑誌や書籍の刊行情報も紹介している。三才ブックスが刊行している月刊誌「ラジオライフ」は1980年の創刊で2025年4月号は通巻530号となる。今号のおもな無線関連の記事は次のとおり。
<第3特集>航空路管制からIC-R15の航空祭録音活用まで「エアーバンド新受信ガイド」
今春、航空路管制の上下分離が完了し、管制のシステムも変わる。そして2025年度の航空祭も準備を始める時期になった。今シーズンはIC-R15の録音機能をフル活用して、空港から航空祭までエアーバンドを“録って聞いて”みよう!
★管制システム編
・管制の流れをマスター
航空機の動きで移り変わる管制の流れ
クリアランスデリバリー
グランドコントロール
タワーコントロール
ディパーチャーコントロール
アプローチコントロール
・新しくなった航空路管制
高高度セクターマップ&周波数一覧
低高度セクターマップ&周波数一覧
★IC-R15録音編
・録音完全マニュアル
録音データを書き込むmicroSDカードのフォーマット
録音のスタート&ストップには2通りの方法がある
扱いやすい録音データを生成する詳細設定
録音した交信を再生して耳で聞いて目で見る
録音ファイルの受信情報を確認する
録音データをPCで再生して保存する
・ヒコーキ撮影活用
・留守録受信術
駐車場に止めたクルマで車内録音する受信機材
<徹底使用リポート >
・独自機能をそのままにボディをギュッと小型化!
アルインコ 351MHz帯デジタル簡易無線登録局機「DR-DPM80」
<モービル機エアーバンド受信感度フル解析>
・S-DX機能のアンプ作動でUHF帯の感度がUPする!
八重洲無線 デュアルバンド機「FTM-150ASP」
< RLエアーバンド インフォメーション>
・防衛省・自衛隊70周年記念観閲式リポート 後編
<おもしろ無線受信報告所>
・バス/消えゆくアナログと聞こえるデジタル
新幹線の構内入換無線は全JR共通のアナログ波
< JJ1YQF女子部 早坂香澄の無線伝心>
・神社でパイルアップのご祈祷を受けてきました!
< 工作チャレンジ>
・9個のマイクロホンを使って壁の向こうの音を聞く「ECM×9コンクリートマイク」
月刊「ラジオライフ」2025年4月号の購入は、赤枠内のAmazonリンクが便利で確実だ。
●関連リンク: 三才ブックス
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青森県、岩手県、宮城県、秋田県、山形県、福島県の6県を管轄する総務省東北総合通信局のWebサイトに掲載されている「e-東北テレコムトピックス2025」コーナーに、さる2025年1月22日(水)に福島県郡山市において実施された、同総合通信局が運用する「電波規正用無線局」と一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)福島県支部が運用する「ガイダンス局」が連携し、アマチュア無線バンド内での違反運用者に対して警告メッセージを送信し指導する“連携運用”が行われた様子が掲載された。
東北総合通信局からのリポートは以下のとおり。
アマチュア無線局の違反運用者へ規正局により警告
-福島県郡山市でJARLと連携運用-
1月22日(水)、東北総合通信局(局長:藤田 和重)は福島県郡山市において、一般社団法人 日本アマチュア無線連盟東北地方本部(本部長:槻木澤 稔 以下、「JARL(Japan Amateur Radio League)」といいます)と共同で、当局の電波規正用無線局(※1)とJARLのガイダンス局(※2)との連携運用を行い、アマチュア無線局の違反運用者に対し、警告メッセージを送信し、指導を行いました。
アマチュア無線局は、金銭上の利益のためでなく、個人的な無線技術の興味に基づく趣味として多くの方に利用されています。しかし、ルールを守らない一部のアマチュア無線局に関する申告が当局へ多数寄せられています(主に以下のような行為)。
・呼出符号(コールサイン)を送出しない
・アマチュア無線局用の周波数使用区別を守らない
・仕事で使用している など
JARLとの連携運用では、電波法令に違反して運用しているアマチュア無線局に対して、ガイダンス局が広報メッセージを28件送信しました。その後、違反運用が改善されない4件に対し電波規正用無線局により指導を行い、すべての違反運用が是正されました。連携運用により効率的な効果が得られました。
また、福島県内の新聞にも取り上げられ、電波の適正利用を促進する啓発活動の一助となりました。
この取組みは平成30年度から継続的に行っており、今回が8回目の実施になります(福島県内では福島市(平成30年度)に続き2回目の実施)。
東北総合通信局では、利用者に電波法令の意識を高め、電波の適正な利用を促進するための周知・啓発活動の強化を図るとともに、電波法令に違反して運用を行う無線局に対しては引き続き厳正に対処していきます。
(※1)「電波規正用無線局」とは、総務省が開設する無線局で、違反運用を行う無線局に対し、即時に停止するよう直接行政によるメッセージを送信し、指導するものです。
(※2)「ガイダンス局」とは、JARLが開設する無線局で、アマチュア無線家同士の自浄作用としての適正な運用を確保するためのメッセージを送信するものです。
【連携運用の様子】
【規正用無線局(手前車両)等設置状況】
↓この記事もチェック!
<北海道で初! 145MHz帯と430MHz帯で注意喚起>北海道総合通信局、電波規正用無線局とJARLアマチュアガイダンス局との連携運用を実施
●【電波法80条報告書ひな形付き】総合通信局へ“違法運用”を通報するための「報告書」の書き方から提出先まで
●関連リンク:
・東北総合通信局
アマチュア無線局の違反運用者へ規正局により警告-福島県郡山市でJARLと連携運用-
・総務省 電波規正用無線局の運用
・地方総合通信局の電波規正用無線局とJARLのガイダンス局の連携運用(JARL Web)
・JARL福島県支部
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一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)広島県支部は、20254年2月22日(土)21時から2月23日(日・祝)17時までの20時間にわたり、1.8/3.5/7/14/21/28/50/144/430MHz帯と、1200MHz帯以上の各アマチュアバンドの電話・電信・デジタルモードで、アマチュア無線局とSWLを対象に「第33回 広島WASコンテスト」を開催する。同支部コンテスト委員会は「グリッドロケーター(GL)の利用普及を願って」として、県外局(国外を含む)のマルチを「グリッドスクエアナンバー(上位4文字)」と定めている。また、参加するバンドごとにコンテストの開催時間帯を細かく設定している。
●コンテストの運用周波数帯における時間帯
ナンバー交換は、県内局は「RS(T)による相手局のシグナルレポート」+「市郡区ナンバー」、県外局は、「RS(T)による相手局のシグナルレポート」+「グリッドスクエアナンバー(GL)の上位4文字」を送る。
「県内局」とは広島県内で運用した局、「県外局」とは広島県以外で運用した局。広島県外局同士の交信も得点となる。また、海外局との交信も有効。同一バンドにおいて同一局との交信は電信・電話・デジタルモードそれぞれ1交信ずつ有効。コンテスト中の運用場所の変更は シングルバンド種目でバンドが異なった場合のみ移動できる。
バンドごとの開催時間帯は下記のとおり。
[2月22日(土)]
1.8MHz帯 21:00~24:00(3時間)
3.5MHz帯 21:00~24:00(3時間)
[2月23日(日・祝)]
7MHz帯 13:00~17:00(4時間)
14MHz帯 09:00~12:00(3時間)
21MHz帯 09:00~11:00(2時間)
28MHz帯 08:00~10:00(2時間)
50MHz帯 09:00~12:00(3時間)
144MHz帯 09:00~12:00(3時間)
430MHz帯 10:00~12:00(2時間)
1200MHz帯&Up 10:00~12:00(2時間)
ログ提出は3月31日(月)まで(消印有効)。電子ログでも受け付けている(E-Mailの場合はタイムスタンプで判断)。ログ提出は、所定のフォーマットによる電子ログを推奨している。ので、詳細は「広島WASコンテスト電子メールログ提出要領」で確認のこと。
そのほか「マルチオペの場合はコンテスト中に運用した者の呼出符号または氏名 及び無線従事者資格をサマリーの意見欄に記入。 当該欄に全部記入できない場合はサマリーの裏に記入のこと」「県内局の場合は県内局である旨をサマリーの意見欄に記入のこと」。また、参加部門ごとに書類提出局数に応じて賞状が贈られるなど、詳しいルールは、下記関連リンクから「第33回 広島WASコンテスト規約」で確認してほしい。
●関連リンク:
・第33回 広島WASコンテスト規約
・第33回 広島WASコンテスト規約(英語)
・広島WASコンテストサイト
・第33回 広島WASコンテスト電子メールログ提出要領
・コンテストログ提出用のサマリーシート作成「Contest Summary Generator」
・グリッド・ロケーターとは(JARL Web)
・【ENJOY!ハム】住所からグリッドロケーター計算(印刷通販アイカラー)
・JARL広島県支部
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東京都西東京市にあるコミュニティFM放送局「FM西東京(JOZZ3AU-FM、84.2MHz 出力20W)」は、2011年4月7日からアマチュア無線に特化した情報番組「QRL」をスタートし、毎週木曜日の23:30から30分間オンエアーしている(開始当初は隔週放送で翌週は再放送。番組は2017年6月にリニューアルが図られた)。放送内容は後日ポッドキャストとしてWebサイトで公開されており、このほど2025年2月13日夜に放送した第664回がアップされた。
2025年2月13日の第664回放送の特集は「RTTYの思い出」。2月8~9日にWPX RTTYコンテストが開催されたことから、かつてHF帯で聞こえた業務局のRTTY(ラジオテレタイプ)の話題と送受信システムの変遷を語った。
番組の聴取は下記関連リンクから。Web上またはダウンロード(MP3形式)で利用できる。
●関連リンク:
・QRL For Amateur Radio Station 第664回放送
・QRL Facebookページ
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2025年2月23日(日・祝)10時から15時ごろまで、令和6年能登半島地震で被災し避難生活を送る人たちに向けて、石川県輪島市の町野地区(旧 鳳至郡町野町)で1日限定の臨時災害放送局相当の実験試験局となる「まちのラジオ」を開設する。当日は町野支所2階ホール前にオープンスタジオを設け、元NHKの武内陶子アナウンサーとパーソナリティーの車 吉章氏が番組を進行、石川県、富山県、福井県のコミュニティFMの協力でレポーターが町内各地に出没する生放送を行う。町野地区はラジオの受信状況が悪く、震災当時もラジオが聞きづらかった教訓から臨時FM放送局の開設を要望していたそうだ。周波数は88.20MHz、コールサインは「ほくりくりんさいエフエム実験2(北陸臨災FM実験2)」。出力は30W以下を予定している。インターネット同時配信を行うため、ネット回線さえあれば全国どこからでも放送を楽しむことができるだろう。記事下の「関連リンク」にある「北陸臨災局訓練 / 石川県(サイマルラジオ/JCBA・日本コミュニティ放送協会)」で視聴できる。
※放送時間について「まちのラジオ」リーフレットの本文には「22日土曜日夕方から2月23日日曜の午後3時まで」とあるが、北陸総合通信局の報道発表には「2月23日(日)10時から15時ごろまで」と記載している。
「まちのラジオ」を運営する町野復興プロジェクト実行委員会では「聞いてみたいけど、ラジオをお持ちでない方には、もとやスーパーで小型ラジオを無償配布中です」「当日は町野支所の2Fホール前にスタジオを開設!! 皆さん遊びにこれます。飛び入り出演もできちゃうかも!? また放送に先駆け、好きな歌の『リクエスト』や、いま誰かに伝えたい『メッセージ』なども募集しています」と案内している。
今回は「臨時災害放送局相当の実験試験局」という位置づけで1日限定での “お試し放送” だが、町野地区にちなんで「まちのラジオ」と愛称を付けている。
北陸総合通信局が公表した内容は以下のとおり。
総務省北陸総合通信局は、令和6年能登半島地震および奥能登豪雨の被災地である輪島市町野地区において、当局が災害時等に貸し出すために保有する臨時災害放送局相当の実験試験局を用いた運用実験を下記のとおり実施します。
運用実験では、受信エリア調査の他、町野地区の住民有志による「町野復興プロジェクト実行委員会」と共同し、臨時災害放送局「まちのラジオ」を開局した想定で、被災者支援情報番組の制作やインターネットラジオでのサイマル送信など、臨時災害放送局のデモンストレーションを行います。
1.日時
令和7年2月23日(日)10:00~15:00ごろまで
2.場所
石川県輪島市町野地区
※実験試験局の送信場所:輪島市町野支所(石川県輪島市粟蔵川原田22-1)
3.実験概要
輪島市町野支所に演奏所(スタジオ)と送信所を仮設し、一般社団法人日本コミュニティ放送協会(JCBA)北陸地区協議会、一般社団法人オナガワエフエムの協力を得て、「町野復興プロジェクト実行委員会」のメンバーを中心に町野地区の住民向けの番組を制作し放送します。
・実験試験局の周波数、送信電力:F8E 88.20MHz 30W以下
●関連リンク:
・北陸総合通信局
輪島市町野地区で「まちのラジオ」放送~FM実験試験局による臨時災害放送の運用実験~
・北陸臨災局訓練 / 石川県(サイマルラジオ/JCBA・日本コミュニティ放送協会)
・まちのラジオ 88.2MHz(X/旧Twitter)
・【地域のときめき情報】石川県輪島市で聴こえる臨時のFMラジオ局「まちのラジオ」1日お試し放送のお知らせ(77.5
Lively FM/ナナコライブリーエフエム)
・臨時災害放送局(ウィキペディア)
・石川県輪島市町野町(ウィキペディア)
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一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)沖縄県支部は、2025年2月23日(日)に中頭郡北中城村のあやかりの杜で「沖縄県支部大会(ハムの集い)」を開催する。詳細は同支部のWebサイトで下記のように発表されている。
★JARL沖縄県支部大会(ハムの集い)
◆日時: 2025年2月23日(日)10:00~16:00
◆場所: あやかりの杜 多目的ローン
(沖縄県中頭郡北中城村字喜舍場1214番地 カーナビ設定用電話番号:098-983-8060)
※那覇空港より車で(沖縄自動車道経由、北中城IC下車)約45分(約25km)駐車場あり。
◆内容:
○沖縄県支部大会(10:30~11:30)
○アンテナバラン製作会(13:00~16:00)
これからHF帯のチャレンジしたい方、会場で一緒に作ってみませんか?
クランプコアで50Ω 1:1 アンテナバラン 1.8~50MHz帯 50W対応
材料費:1,000円(当日徴収)
先着19名限定、
要事前申し込み
※当日はご自身の工具セット(ニッパー、圧着ペンチ、紙やすりなど)持参のこと
詳細は下記関連リンクを参照のこと。
●関連リンク:
・沖縄県支部大会(ハムの集い)ご案内(JARL沖縄県支部)
・アンテナバラン製作会
【先着19名限定】申し込みページ
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世界中から多くのコンテスターが参加する160mバンドのDXコンテストとして著名な、US CQマガジン主催「The 2025 CQ World-Wide 160Meter DX Contest SSB」が、1月末に開催されたCW部門に続き、日本時間の2025年2月22日(土)7時から2月24日(月・振休)7時まで48時間の日程で通常どおり行われる。主催者のUS CQマガジン社は「CQ Amateur Radio」誌の定期発行が停止されるなど、雑誌の売れ行き低迷で経営難(?)に陥っていると言われている中でCW部門同様に開催が危ぶまれていた。
US CQマガジン主催の「CQ World-Wide 160Meter DX Contest」。“トップバンド”と言われる160mバンドで競う、世界規模のDXコンテストが日本時間の2025年2月22日(土)7時から2月24日(月)7時までの48時間にわたりSSB部門で開催される。
コンテストナンバーは「RST+CQゾーン番号(W/VE局はState/Provinceの略号)」。ログの提出期間はコンテスト終了後7日以内となる日本時間3月3日(月)7時必着。なお、コンテスト参加前に下記関連リンクから主催者のWebサイトにアクセスして公式ルールを確認してほしい。
日本国内では1.8MHz帯でのSSB運用が認められていなかったが、2020年4月21日からアマチュア無線の制度整備を目的とした「無線局免許手続規則の一部を改正する省令等」により、「1.8MHz帯と3.5MHz帯の周波数追加割り当て」などが行われた。
その結果、1.8MHz帯のアマチュアバンドに1800~1810kHzを一次業務、1825~1875kHzを二次業務として追加分配され、SSBなどの音声通信が可能になる「全電波型式」の使用区別がこのバンドに初めて誕生している( 2020年4月21日記事 )。
●関連リンク:
・CQ World-Wide 160Meter DX Contest
・CQ World-Wide 160Meter DX Contest規約(英語)
・The 2025 CQ World Wide 160-Meter Contest規約(英語/PDF形式)
・Status of CQ Magazine/CQマガジンの現状(ARRL NEWS)
・CQ Amateur Radio/US CQマガジン社(ウィキペディア)
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