免許情報について、コールサインなどから検索できる総務省のデータベース「無線局等情報検索」によると、2025年7月7日時点で、アマチュア局は「340,872局」の免許情報が登録されていた。前回紹介した2025年6月30日の登録数「341,289局」から、1週間で417局ほど減少している。なお、アマチュア局に関しては、いわゆる「アマチュア無線の制度改革」により、電波法施行規則等の一部を改正する省令や関係告示などで2023年9月25日から施行されたルールに則り、免許状に記載される周波数等(電波の型式、周波数及び空中線電力)は、アマチュア無線技士の資格別に対応した「一括表示記号」が導入されている( 2023年3月22日記事 )。
総務省が提供する「無線局等情報検索」では、アマチュア局以外に、パーソナル無線、簡易無線、放送局など、さまざまな無線局の免許データが検索できる。2019年1月7日から同サービスのWebデザインを含めて仕様変更が行われ、ほぼリアルタイムで無線局データが確認できるようになった。
その後、2020年3月16日夜の更新を最後に4月15日まで、1か月間にわたるメンテナンス作業が行われた。電波法施行規則の一部改正に合わせて“免許状記載事項等が不公表となっている公共業務用無線局等(警察、消防ほか)”の一部データを反映するための改修だったようだ( 2020年4月15日記事 )。
さらに、2024年12月28日から2025年1月6日まで、年末年始に行われたサイトリニューアル(システム停止)で、メニューなどのデザインが大きく変わった。
今回、2025年7月7日時点で、同じコールサインでも「移動しない局」「移動する局」など、それぞれ無線局免許が分かれている場合を含め、アマチュア局として「340,872局」の免許状情報が登録されていた。前回、2025年6月30日時点のアマチュア局の登録数は「341,289局」だったので、1週間で登録数が417局ほど減少した。
「種類で探す」→「アマチュア局」をクリックすると、ご覧のメニューが表示され、日本国内のアマチュア局について、コールサインなどから許可されている電波の型式、周波数、空中線電力といった免許情報が検索できる
2023年9月25日から施行されたルールに則り、免許状に記載される周波数等(電波の型式、周波数及び空中線電力)は、アマチュア無線技士の資格別に対応した「一括表示記号」が導入され、例えば一般社団法人 日本アマチュア無線の中央局「JA1RL」で検索すると、「移動しない局」の「電波の型式、周波数及び空中線電力」は一括表示記号の「1AF」に(左)、移動する局の「電波の型式、周波数及び空中線電力」は「1AM」となった(赤枠はhamlife.jpが記入)
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< “即日施行” と “9月25日施行” に分かれる>総務省「アマチュア無線の制度改革」、3月22日の官報号外で公布される
<官報号外で公布、4月15日から施行>電波法施行規則を一部改正、公共業務用無線局等(警察や消防などの一部)の“公表制度の見直し”を反映
<hamlife.jpスタッフの雑記>「令和」の無線局免許状を総合通信局で受け取ってきた
●関連リンク:
・総務省電波利用ホームページ 無線局等情報検索
・総務省 周波数等の一括表示記号
・全局の、周波数等の一括表示記号(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
・総務省
許認可等の有効期間の延長等が認められる場合があります
・総務省 特定非常災害特別措置法の概要(PDF形式)
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QSLカードの制作・印刷や無線関係の周辺グッズの販売を行っているA4マニアックス(サンケイ広伸社)から、同ショップ初となるオリジナルアンテナを2025年7月14日(月)から発売する。7MHz帯と10MHz帯に特化したデュアルバンドモービルホイップアンテナで、型番は「ANT3040」。どちらかのシングルバンドアンテナとしても使えるとしている。価格は税込み16,700(別途送料)。「モービルやアパマンに最適な7MHz帯と10MHz帯に1本で出られるホイップアンテナです。メインエレメントには『振動軽減管』が付いており、上下させることにより、本体の振動を軽減することができます。外しても使用に支障はありません」と案内している。
A4マニアックス初となるオリジナルアンテナが登場。7MHz/10MHz帯に特化したデュアルバンドモービルホイップアンテナ「ANT3040」。メインエレメントに「振動軽減管」が付いていて、上下させることにより本体の振動を軽減させることができる
A4マニアックスの「ANT3040」新製品リリースから紹介しよう。
A4マニアックスでは初めての「オリジナルアンテナ」を発売します。7MHz帯と10MHz帯のデュアルバンドモービルホイップです。どちらかのシングルバンドとしてもお使いいただけます。
モービルやアパマンに最適な7MHz帯と10MHz帯に1本で出られるホイップアンテナです。メインエレメントには「振動軽減管」が付いており、上下させることにより、本体の振動を軽減することができます。外しても使用に支障はありません。
なお、このアンテナはアース、またはラジアルが必要です。
●デュアルバンドモービルホイップアンテナ「ANT3040」スペック
周波数: 7/10MHz帯
利得: 0dB
耐入力: SSB120W/CW35W
インピーダンス: 50Ω
VSWR: 1.5以下
1cm周波数変化量: 7MHz~25kH /10MHz~30kHz
組立後全長: 195cm
重量: 720g
コネクター: MP型
材質: ステンレス / ABS樹脂
税込価格: 16,700円(送料を別途いただきます)
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<2025年3月1日から申請を受け付け>A4マニアックス、自社でデザインしたQSLカードを対象とした「A4マニアックスアワード」を発行&QSLカード発行者に副賞
●関連リンク:
・A4マニアックス(サンケイ広伸社)
・from A4maniax DXing!(A4マニアックスブログ)
・A4マニアックス(X/旧Twitter)
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「毎週、アマチュア無線を肴に、おかしく楽しく、そして深く、時には涙を、 時には役立つ話題をお送りしたいと思います。多彩なゲストをお迎えし、楽しく語って行きたいと思います。乞うご期待!」というハムのラジオ。2013年1月6日からインターネットでコンテンツの公開を行い、同年10月から2018年12月末までは茨城県水戸市の「FMぱるるん」で放送。2019年1月からは再びインターネット配信に戻っていたが、同年6月から毎週日曜日21時に千葉県成田市の「ラジオ成田」で地上波放送が再開、2020年4月からは再放送も始まった(現在は毎週水曜日の24時から再放送中)。また2023年10月からは兵庫県丹波市の「805たんば」でも放送開始し現在は毎週月曜日の12時から1日遅れでオンエアしている。
2025年7月6日(第653回)の放送の特集は、リスナーに英語に親しんでもらう企画「ハムハムイングリッシュ」の7月号。今回もARRL LetterとAmateur Radio Dailyからピックアップした3つの話題を英語で紹介している。
公開されたポッドキャスト音声は約49分。聴取は下記関連リンクから。Web上のほかiTunesかSticherのリンクからも聴くことができる。
●関連リンク: ハムのラジオ第653回の配信です
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先週は電波法違反関連記事が多数ランクインした。1位は「<免許を受けていないアマチュア無線機で不法無線局を開設>東北総合通信局、第一級海上特殊無線技士の資格を持つ無線従事者(74歳)に対して63日間の行政処分」、続く2位は「<船舶にデジタル簡易無線機や外国規格無線機を不法開設>北海道総合通信局、電波法を犯した無線従事者2人(56歳と53歳)に30日間以上の行政処分」、さらに9位にも「<青森県黒石警察署と共同で取り締まり>東北総合通信局、免許を受けずにアマチュア無線機を設置し不法無線局を開設していた運転手(48歳)を摘発」が…。依然として、関心の高さがうかがえる結果となった。
●【電波法80条報告書ひな形付き】総合通信局へ“違法運用”を通報するための「報告書」の書き方から提出先まで
3位は、一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)が、日本におけるアマチュア無線100周年の「記念ロゴ」と「記念メッセージ」を制定したというニュース。2025年7月1日、「2026年6月にはJARL創立100周年、そして、2027年9月には日本におけるアマチュア無線100周年という二つの節目を迎えます」として、JARL Webサイトに「100周年記念サイト」(日本語版と英語版)が開設。制定された「100周年ロゴ」と「記念メッセージ」を紹介し、「この1年4か月を“祝賀期間”とし、JARLはもとより、メーカーや関係団体、全国の無線家と共にこの節目を祝い、次の100年への一歩を踏み出します」と案内を行った。JARLは今後「記念式典」「記念誌発行」「記念局運用」「記念アワード発行」「記念QSOパーティ」を順次予定している。
5位は、昨日の土曜日(7月5日)未明に急きょ「速報」として報じた、八重洲無線株式会社のHF~430MHz帯トランシーバー「FTX-1シリーズ」の、国内向け出荷が7月8日(火)から順次開始されるというニュース。たった1日のアクセス数で週間アクセスランキングの上位になるほどの注目が集まった。FTX-1シリーズは昨年(2024年)の「ハムフェア2024」で一部モデルを参考出品、今年(2025年)5月に国内での正式発表、5月中旬に米国で発売が始まった話題の新製品だ。出荷開始の情報は同社が7月4日(金)の夜に取引先の無線ショップなどへ告知したものだが、初回ロットの出荷台数は限られると見られ、各ショップが抱えている予約注文の一部にしか行き渡らないかもしれない。予約している各局はショップからの連絡を待とう。なお、8位にはFTX-1シリーズ専用の延長ケーブル(2種類)発売に関する新製品情報がランクインしている。
7月4日(金)夜、八重洲無線は取引先の各無線ショップへ「FTX-1シリーズにつきましては、ご案内直後より早速に多数の受注を賜り、誠にありがとうございます。大変お待たせしましたが、7月8日(火)より順次、お取引先・販売店各位へ出荷開始させていただく運びとなりました」という要旨の案内を行った
6位は、アマチュア無線で救助に貢献した漁師の棟方武司さん(JN7HNA)にhamlife.jpが連絡を取り、アマチュア無線で救助要請があった当時の様子や、救助後に提出した東北総合通信局への「非常通信実施報告書」作成作業など、貴重なやり取りをまとめた手記(時系列)を紹介した記事。これは、埼玉県さいたま市の男性(55歳)が青森県の山中で遭難し、アマチュア無線で救助を求めたところ、近くの海で作業を行っていた棟方さんがその電波を聞き、警察へ連絡して無事に救助されたと青森放送NEWSが伝えた( 2025年6月10日記事 )もので、救助に貢献した棟方さんに警察署から感謝状が贈られた。棟方さんは「今回の救助要請の交信は、特別で偶然のタイミングでした」と語っている。
※タイトルをクリックすると該当記事にジャンプします。
1)<免許を受けていないアマチュア無線機で不法無線局を開設>東北総合通信局、第一級海上特殊無線技士の資格を持つ無線従事者(74歳)に対して63日間の行政処分
2)<船舶にデジタル簡易無線機や外国規格無線機を不法開設>北海道総合通信局、電波法を犯した無線従事者2人(56歳と53歳)に30日間以上の行政処分
3)<JARL Webに「100周年記念サイト」開設>2026年6月にはJARL創立100周年、そして2027年9月には日本におけるアマチュア無線100周年という二つの節目を迎えます
4)<アマチュア無線家の大敵「落雷」に関する考察>「月刊FBニュース」2025年7月1日号きょう公開
5)【速報】<待望の国内出荷、7月8日(火)からスタート!>八重洲無線、新製品「FTX-1シリーズ」の出荷開始を全国のショップへ告知
6)<アマチュア無線での救助要請に貢献した棟方さん(JN7HNA)に感謝状>本人から救助に至る経緯から「非常通信実施報告書」作成までの手記(時系列)がhamlife.jpに届く
7)<開会前、森田会長(JA5SUD)が説明とお詫び>JARL、「第14回定時社員総会」開催速報を掲載
8)<8月中旬より発売開始>八重洲無線、FTX-1シリーズ専用の延長ケーブル「SCU-66」「SCU-66L」を発表
9)<青森県黒石警察署と共同で取り締まり>東北総合通信局、免許を受けずにアマチュア無線機を設置し不法無線局を開設していた運転手(48歳)を摘発
10)<戦後のアマチュア無線再開から5年後>YouTube「1957(昭和32)年 盛んなアマチュア無線熱-毎日世界ニュース-」で当時を伝える貴重な映像を公開
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日本における、2025年7月5日時点の「アマチュア無線局のコールサイン発給状況」をまとめた。新たに、1エリア(関東管内)の関東総合通信局から更新発表があった。
各総合通信局および沖縄総合通信事務所が公表している、コールサインの発給状況は下表の通り。
ところでアマチュア局のプリフィックスの割当ての順番に触れておこう。まず1エリア(関東管内)を例に取ってみると、最初はJA1 → JH1 → JR1 → JE1 → JF1 → JG1 → JI1 → JJ1 → JK1 → JL1 → JM1 → JN1 → JO1 → JP1 → JQ1 → JS1と一度目の発給が行われた。
その後JE1からプリフィックスのアルファベット順での空きコールサインの再割り当てが行われ、JE1 → JF1 → JG1 → JH1 → JI1 → JJ1 → JK1 → JL1 → JM1 → JN1 → JO1 → JP1 → JQ1 → JR1 → JS1と進んだ。
さらにその後、数字の7で始まる7K1 → 7L1 → 7M1 → 7N1 → 7K2 → 7L2 → 7M2 → 7N2 → 7K3 → 7L3 → 7M3 → 7N3 → 7K4 → 7L4 → 7M4 → 7N4の発給が行われ、その後にJA1 → JE1 → JF1 → JG1 → JH1 →JI1 → JJ1 → JK1と2度目の再割り当てが進行している。
また2エリア(東海管内)と3エリア(近畿管内)も、関東の1回目の再割り当てと同様に「JS2(JS3)終了後に、JE2(JE3)からプリフィックスのアルファベット順」で再割り当てが進行している。
しかし6エリア(九州管内)は、JQ6までの発給が終了後(JS6は沖縄に割り当て)、JA6から、プリフィックスのアルファベット順での再割り当てが行われている。
このあたりの経緯と詳細は、日本におけるコールサイン研究の第一人者、JJ1WTL・本林氏のWebサイトが詳しい。
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<0エリア(信越管内)で「JJ0」のプリフィックスの割り当てが終了>令和7(2025)年1月24日発給分(免許の年月日)で「JK0AAA」から「JK0AAC」までの3局を確認
【追記:三巡目の「JL1AAA」発給】<「令和6(2024)年3月21日付」の発給から>1エリア(関東管内)、「JK」のプリフィックスが終了し「JL1AAY(三巡目)」からの割り当て開始が判明
<総務省のデータベース「無線局等情報検索」で判明>7エリア(東北管内)、令和3(2021)年1月28日付で「JQ7AAA」を発給
<令和3(2021)年1月20日発給分から>6エリア(九州管内)、「JE6」のプリフィックスが終了し「JF6AAA(二巡目)」からの割り当て開始
●関連リンク:
・総務省電波利用ホームページ 無線局等情報検索
・JL1の再々割り当てに突入(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
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八重洲無線株式会社は2025年7月4日夜、新製品のHF~430MHz帯トランシーバー「FTX-1シリーズ」各タイプの国内向け出荷を7月8日(火)から順次開始することを、同社と取引がある全国の無線ショップへ告知した。昨年の「ハムフェア2024」で一部モデルを参考出品、今年5月に国内での正式発表、5月中旬に米国で発売が始まった同シリーズの国内出荷が、ついに始まる日が来た。
八重洲無線は7月4日夜、取引先の各無線ショップへ『FTX-1シリーズにつきましては、ご案内直後より早速に多数の受注を賜り、誠にありがとうございます。大変お待たせしましたが、 7月8日(火)より順次、お取引先・販売店各位へ出荷開始 させていただく運びとなりました』という要旨の案内を行った。
しかし無線ショップによっては、大量の予約注文を受けているところもあり、初回の出荷ではすべての予約者に行き渡らないことや、当面は店頭での展示・販売が行われないことがあるので注意が必要だ(無線ショップによって事情は異なる)。
また出荷開始については「7月8日(火)から順次」とのアナウンスだが、実際にショップに届くまでには輸送などで多少の時間がかかる。さらに「Field」「optima-50」「DX」といったタイプの違いで出荷開始の時期がずれることも考えられるので焦りは禁物だ。
ちなみに、無線設備の変更手続きや開局申請の際に必要になる「工事設計認証番号」(いわゆる技適番号)は、出荷開始時期に合わせてメーカーの公式サイト等で告知される模様だ。7月4日現在、総務省の電波利用ポータルにある「技術基準適合証明等を受けた機器の検索」では、“FTX-1F” という機種名の製品のみ、令和7年5月29日付けで工事設計認証番号を取得していることが確認できる。
総務省の電波利用ポータル「技術基準適合証明等を受けた機器の検索」より一部抜粋
hamlife.jpが得た情報では、今回「FTX-1 optima-50」については、申請書に “ 2つの工事設計認証番号 ” を記載する必要があるなど、少々特殊らしい。具体的な申請方法についてもメーカーからの正式案内を待つことをお勧めする。
こちらの記事も参考に↓
<8月中旬より発売開始>八重洲無線、FTX-1シリーズ専用の延長ケーブル「SCU-66」「SCU-66L」を発表
八重洲無線、新製品「FTX-1シリーズ」実機をJARL神奈川県支部の “フィールドミーティング” で国内初展示!
<全国1都4県の5か所で開催>八重洲無線、FTX-1シリーズなどを展示する2025年7月前半のイベントスケジュールを発表
●関連リンク:
・FTX-1シリーズ 製品情報(八重洲無線)
・技術基準適合証明等を受けた機器の検索(総務省 電波利用ポータル)
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八重洲無線株式会社は2025年7月4日、週明けの7月8日(火)から 国内出荷が始まる HF~430MHz帯トランシーバー「FTX-1シリーズ」専用の、フィールドヘッドとRFアンプを分離するための延長ケーブル「SCU-66(全長152.4cm)」と「SCU-66L(同304.8cm)」を8月中旬より発売すると発表した。この延長ケーブルは「FTX-1 optima-50」のほか、100W固定機の「FTX-1 DX」でも使用できるという。メーカー希望小売価格(税込)はSCU-66が13,090円、SCU-66Lが14,190円。
FTX-1シリーズ専用延長ケーブル「SCU-66」
八重洲無線が無線ショップ向けに発表した内容から、抜粋(一部補記)で紹介する。
FTX-1専用 延長ケーブル「SCU-66」「SCU-66L」発売開始のご案内
多くのお客様より「フィールドヘッドとRFアンプを離して設置したい」というご要望を頂戴し、「FTX-1 optima-50」のフィールドヘッドと「SPA-1M 50W RFアンプ」の接続延長ケーブル「SCU-66」「SCU-66L」を、FTX-1専用オプションとして8月中旬より販売開始いたします。
両ケーブルは、100W固定局「FTX-1 DX」でもご使用いただけます。「SCU-66」は長さ5フィート(152.4cm)、「SCU-66L」は長さ10フィート(304.8cm)です。
弊社は今後とも、より多くのアマチュア無線家の方たちに、アマチュア無線ならではの通信を楽しんでいただけるよう、積極的な製品展開に取り組んでまいります。益々のご愛顧、ご支援を賜りますようお願い申し上げます。
・FTX-1専用 延長ケーブル(長さ5フィート=152.4cm)SCU-66: 13,090円(税込)
・FTX-1専用 延長ケーブル(ロング)(長さ10フィート=304.8cm)SCU-66L: 14,190円(税込)
・発売開始時期: 2025年8月中旬
こちらの記事も参考に↓
【速報】<待望の国内出荷、7月8日(火)からスタート!>八重洲無線、新製品「FTX-1シリーズ」の出荷開始を全国のショップへ告知
●関連リンク: FTX-1シリーズ 製品情報(八重洲無線)
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2025年7月に運用が予定されているJARL特別記念局、JARL特別局、JARL以外の記念局、臨時局に関する情報を紹介しよう。7月からは新たに、東京都江東区有明の「有明GYM-EX」で2025年8月23日(土)と8月24日(日)に開催される( 2023年3月31日記事 )「ハムフェア2025(第47回 アマチュア無線フェスティバル)」PR局「8J1HAM」と、日本時間の2025年7月12日(土)21時から13日(日)21時までの24時間にわたって「IARU(International Amateur Radio Union/国際アマチュア無線連合)」主催により開催される「IARU HF Championship Contest」に参戦するため、JARLが公募した5チームの「連盟本部局(HQ局)」が、さらに毎年この時期に開局する受信環境クリーン月間PR局「8N5CLEAN」の運用などがそれぞれスタートしている。
●2025年7月に運用されるJARL特別記念局、JARL特別局、JARL以外の記念局、臨時局
上記リストは2025年7月4日現在で有効な無線局免許のある記念局等を抜粋したもの。名称の後のカッコ内の記号は、1:JARL特別記念局、2:JARL特別局、N:JARL以外の記念局、A:ARISS局、E:体験局を意味する。なおこれらの局の違いについては、8j-station.infoの「記念局・臨時局とは」を参考にするとわかりやすい。
↓この記事もチェック!
<万博会場でゲスト運用したい人、交信したい各局へ>大阪・関西万博のアマチュア無線特別記念局「8K3EXPO」最新情報
●関連リンク:
・8j-station.info
・記念局:2024年度総括(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
・特別局及び特別記念局の開設基準(PDF形式/JARL Web)
・JARL特別局または特別記念局を開設するには…(JARL
Web)
・いわゆる記念局について(総務省
電波利用ホームページ)
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八重洲無線株式会社は2025年7月前半に全国の無線ショップで開催する「YAESUプレミアムフェア」などの情報と、ブース出展するアマチュア無線イベントのスケジュールを明らかにした。同社は『話題の新製品 FTX-1シリーズ等 主要モデルの実働展示説明を行います。「来て」「見て」「聴いて」「触って」下さい』と案内している。なお7月後半のスケジュールは発表され次第、本記事に追記する予定だ。
こちらの記事も参考に↓
【速報】<待望の国内出荷、7月8日(火)からスタート!>八重洲無線、新製品「FTX-1シリーズ」の出荷開始を全国のショップへ告知
無線ショップで開催される八重洲無線のイベント例
八重洲無線が発表した、各地のイベントスケジュールは下記の通り(開催の近い順に掲載)。
★山本無線 CQ2「YAESU FTX-1シリーズ体験&商談会」
・日時:
7月5日(土)11:00~17:00
7月6日(日)11:00~16:00
・開催場所:山本無線 CQ2
東京都千代田区外神田1-14-2 ラジオセンター1F
http://www.yamamoto.co.jp/
・備考:当日、YAESU製品ご購入・ご予約のお客様に素敵なプレゼントを差し上げます。
★ムラキ無線「スペシャルYAESUデー」
・日時:7月6日(日)10:00~16:00
・開催場所:ムラキ無線
静岡県浜松市中区新津町590-1
http://www.murakimusen.com/
・備考:
7月6日はYAESUスタッフが常駐、新製品のFTX-1のデモ展示を予定。
恒例「ムラキ無線 夏のボーナスセール」は7/5~7/13(水曜定休)、
プレゼント交換ハガキが届いている方は期間中にご持参ください
★ラジオプラザ青江「YAESUプレミアムフェア」
・日時:
7月12日(土)10:00~18:00
7月13日(日)10:00~15:00
・開催場所:岡山県岡山市北区青江5-16-1 システムエイ・ブイ1F
https://radioplaza-aoe.com/
・備考:
YAESUスタッフ来店、全ラインアップ 実働展示機による商品説明。
ラジオプラザ青江オリジナル商品「Wires-X Display」展示あり。
★JARL山梨県支部「フィールドミーティング」
・日時:7月13日(日)10:00~16:00
・開催場所:甲府市健康の杜センター アネシス
山梨県甲府市下向山町910
http://www.jarl17.org/?p=3346
★JARL愛媛県支部「愛媛ハムのつどい」
・日時:7月13日(日)10:45~16:00
・開催場所:東温市川内公民館
愛媛県東温市南方264
https://www.jarl.com/ehime/oa-04/oa-04-14/oa-04-14-05/
なお八重洲無線は「展示内容について、会場の都合で一部展示できない内容もございます」と案内している。
こちらの記事も参考に↓
【速報】八重洲無線、新製品「FTX-1シリーズ」実機をJARL神奈川県支部の “フィールドミーティング”
で国内初展示!
●関連リンク: 八重洲無線 催事情報
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日本における、2025年7月3日時点の「アマチュア無線局のコールサイン発給状況」をまとめた。7月に入って、新たに2エリア(東海管内)の東海総合通信局、0エリア(信越管内)の信越総合通信局と、6エリア(沖縄管内)の沖縄総合通信事務所からそれぞれ更新発表があった。なお、2エリアの東海総合通信局からは、2か月ぶりのデータ更新となる。
各総合通信局および沖縄総合通信事務所が公表している、コールサインの発給状況は下表の通り。
ところでアマチュア局のプリフィックスの割当ての順番に触れておこう。まず1エリア(関東管内)を例に取ってみると、最初はJA1 → JH1 → JR1 → JE1 → JF1 → JG1 → JI1 → JJ1 → JK1 → JL1 → JM1 → JN1 → JO1 → JP1 → JQ1 → JS1と一度目の発給が行われた。
その後JE1からプリフィックスのアルファベット順での空きコールサインの再割り当てが行われ、JE1 → JF1 → JG1 → JH1 → JI1 → JJ1 → JK1 → JL1 → JM1 → JN1 → JO1 → JP1 → JQ1 → JR1 → JS1と進んだ。
さらにその後、数字の7で始まる7K1 → 7L1 → 7M1 → 7N1 → 7K2 → 7L2 → 7M2 → 7N2 → 7K3 → 7L3 → 7M3 → 7N3 → 7K4 → 7L4 → 7M4 → 7N4の発給が行われ、その後にJA1 → JE1 → JF1 → JG1 → JH1 →JI1 → JJ1 → JK1と2度目の再割り当てが進行している。
また2エリア(東海管内)と3エリア(近畿管内)も、関東の1回目の再割り当てと同様に「JS2(JS3)終了後に、JE2(JE3)からプリフィックスのアルファベット順」で再割り当てが進行している。
しかし6エリア(九州管内)は、JQ6までの発給が終了後(JS6は沖縄に割り当て)、JA6から、プリフィックスのアルファベット順での再割り当てが行われている。
このあたりの経緯と詳細は、日本におけるコールサイン研究の第一人者、JJ1WTL・本林氏のWebサイトが詳しい。
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<0エリア(信越管内)で「JJ0」のプリフィックスの割り当てが終了>令和7(2025)年1月24日発給分(免許の年月日)で「JK0AAA」から「JK0AAC」までの3局を確認
【追記:三巡目の「JL1AAA」発給】<「令和6(2024)年3月21日付」の発給から>1エリア(関東管内)、「JK」のプリフィックスが終了し「JL1AAY(三巡目)」からの割り当て開始が判明
<総務省のデータベース「無線局等情報検索」で判明>7エリア(東北管内)、令和3(2021)年1月28日付で「JQ7AAA」を発給
<令和3(2021)年1月20日発給分から>6エリア(九州管内)、「JE6」のプリフィックスが終了し「JF6AAA(二巡目)」からの割り当て開始
●関連リンク:
・総務省電波利用ホームページ 無線局等情報検索
・JL1の再々割り当てに突入(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
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