日本における、2024年12月3日時点の「アマチュア無線局のコールサイン発給状況」をまとめた。12月に入って、新たに2エリア(東海管内)の東海総合通信局と、6エリア(沖縄管内)の沖縄総合通信事務所から更新発表があった。
各総合通信局および沖縄総合通信事務所が公表している、コールサインの発給状況は下表の通り。
ところでアマチュア局のプリフィックスの割当ての順番に触れておこう。まず1エリア(関東管内)を例に取ってみると、最初はJA1 → JH1 → JR1 → JE1 → JF1 → JG1 → JI1 → JJ1 → JK1 → JL1 → JM1 → JN1 → JO1 → JP1 → JQ1 → JS1と一度目の発給が行われた。
その後JE1からプリフィックスのアルファベット順での空きコールサインの再割り当てが行われ、JE1 → JF1 → JG1 → JH1 → JI1 → JJ1 → JK1 → JL1 → JM1 → JN1 → JO1 → JP1 → JQ1 → JR1 → JS1と進んだ。
さらにその後、数字の7で始まる7K1 → 7L1 → 7M1 → 7N1 → 7K2 → 7L2 → 7M2 → 7N2 → 7K3 → 7L3 → 7M3 → 7N3 → 7K4 → 7L4 → 7M4 → 7N4の発給が行われ、その後にJA1 → JE1 → JF1 → JG1 → JH1 →JI1 → JJ1 → JK1と2度目の再割り当てが進行している。
また2エリア(東海管内)と3エリア(近畿管内)も、関東の1回目の再割り当てと同様に「JS2(JS3)終了後に、JE2(JE3)からプリフィックスのアルファベット順」で再割り当てが進行している。
しかし6エリア(九州管内)は、JQ6までの発給が終了後(JS6は沖縄に割り当て)、JA6から、プリフィックスのアルファベット順での再割り当てが行われている。
このあたりの経緯と詳細は、日本におけるコールサイン研究の第一人者、JJ1WTL・本林氏のWebサイトが詳しい。
↓この記事もチェック!
【追記:三巡目の「JL1AAA」発給】<「令和6(2024)年3月21日付」の発給から>1エリア(関東管内)、「JK」のプリフィックスが終了し「JL1AAY(三巡目)」からの割り当て開始が判明
<総務省のデータベース「無線局等情報検索」で判明>7エリア(東北管内)、令和3(2021)年1月28日付で「JQ7AAA」を発給
<令和3(2021)年1月20日発給分から>6エリア(九州管内)、「JE6」のプリフィックスが終了し「JF6AAA(二巡目)」からの割り当て開始
●関連リンク:
・総務省電波利用ホームページ 無線局等情報検索
・JL1の再々割り当てに突入(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
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アマチュア無線業務日誌の定番ソフト(フリーウェア)として、多くの無線家に愛用されている「Turbo HAMLOG(通称「ハムログ」)」。そのWindows版が2024年11月15日に「Ver5.44」としてバージョンアップ(特定のコールサインに色を付けて表示する機能追加など)したが( 2024年11月15日記事 )、今回「その後の進捗状況」として12月2日に「追加・修正ファイル(ベータ版)」が公開(更新)された。
JG1MOU・浜田氏が制作している「ハムログ」はフリーソフトであることはもちろん、直感的な操作性などで愛好者も多い。そのWindows版が2024年8月16日に「Ver5.43」としてバージョンアップしたが、今回「その後の進捗状況」として、2024年8月29日→10月3日→10月5日→10月28日→11月10日→11月11日に「追加・修正ファイル(ベータ版)」が公開(更新)された。
今回更新された内容は以下のとおり(同Webサイトから)。
その後の進捗状況(2024/12/2の更新内容)
※解凍したファイルHamlogw.exeを右クリックし、プロパティでブロックの解除を実行なければうまく動作しない場合があります。
※テスト版につき、この方法がよく解らない方は無理に使用しないでください。
・複合条件検索のADIF出力で、FT4の場合SUBMODEに変更。
●関連リンク:
・Turbo HAMLOG/Win Ver5.44
・Turbo HAMLOGホームページ
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2024年11月2日、総務省は2024年10月末のアマチュア無線局数を公表した。それによると前回の2024年9月末のデータから1か月間で1,289局減少して350,073局となった。1か月で「▲1,300局/月」に迫る勢で減少していることから、 次回公表される「2024年11月末」のデータでは、35万局を割り込んでしまうのは確実な状況だろう。
アマチュア局は、1995年4月末に過去最高の136万4,316局を記録したピークから増減を繰り返し、ピーク後に最高となった2016年3月末の43万6,389局から、現在も“ピーク後最低局数”を更新し続けている。
●2024年10月末、アマチュア局の各エリア(管内)局数内訳
・1エリア(関東管内): 104,481局(104,801局)
・2エリア(東海管内): 44,638局(44,763局)
・3エリア(近畿管内): 42,700局(42,898局)
・4アリア(中国管内): 21,119局(21,235局)
・5エリア(四国管内): 16,211局(16,260局)
・6エリア(九州管内): 29,238局(29,324局)
・7エリア(東北管内): 36,075局(36,259局)
・8エリア(北海道管内):31,022局(31,181局)
・9エリア(北陸管内): 8,188局(8,233局)
・0エリア(信越管内): 14,368局(14,372局)
・6エリア(沖縄管内): 2,033局(2,036局)
※カッコ内の数字は2024年9月末の局数を表す。
アマチュア局登録の多いエリア順に並べると、1エリア(関東管内)は11万局以上の登録があるが、2番目は2エリア(東海管内)で3位が3エリア(近畿管内)、そして4位には7エリア(東北管内)、5位は8エリア(北海道管内)、6位は6エリア(九州管内)と続く
●関連リンク: 無線局統計情報(総務省)
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「アマチュア無線家の皆様がいま知りたい話題などを、いろいろな方にお電話をつなぎ、詳しい情報をお聞きしたいと思います」という、茨城県水戸市のコミュニティFM局「FMぱるるん」の独自制作によるアマチュア無線番組「ビームアンテナ」が2023年7月2日にスタートした。番組は毎週日曜日の21時~21時30分に放送、MCは徳間ジャパン所属の演歌歌手で第2級アマチュア無線技士のJI1BTL 水田かおりが担当している。
新たな音声ファイルが公開されたのは2024年12月1日(日)21時からの第74回放送。番組前半は11月17日に東京都文京区で開催された「 2024マイクロウェーブミーティング 」について、同イベントに長年参加しているJA0RUZ 関崎氏が登場し、マイクロ波交信の楽しみと必要な機材など説明した。
番組後半ではアマチュア無線ニュースサイト hamlife.jpのスタッフが、最新のアマチュア無線界の話題と番組収録前(今回は11/23~11/29)に同サイトに掲載された記事の中で、特に注目されたものをピックアップして紹介、水田かおりとあれこれ語りあった。
●関連リンク:
・ビームアンテナ 放送済み音源公開ページ
・FMぱるるん
・palulun.net
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「アマチュア無線初心者の2人がお送りする一般の方・無線初心者向けの番組です。もちろんベテランの方も聞いてください。そして2人の珍質問に笑ってください」という、女性だけのアマチュア無線番組、CQ ham for girls。2014年8月3日から毎週日曜日の15時~15時30分に茨城県水戸市のコミュニティFM局「FMぱるるん」で放送が行われている。また千葉県木更津市のコミュニティ局「かずさFM」でも毎週日曜日の15時30分~16時に同内容を放送。さらに2023年4月からは栃木県の県域局「CRT栃木放送」でも毎週日曜日の10時から同内容の放送がスタートした。
新たに音声ファイルが公開されたのは2024年12月1日(日)15時からの第541回放送。今回もアマチュア無線の月刊誌「CQ ham radio」編集長の吉澤氏が出演し、11月19日に発売された同誌2024年12月号を紹介。特集「アマチュア無線(再)開局お役立ちガイド」の内容を案内した。
番組は下記関連リンクの「CQ ham for girls」の音源公開ページから。聞きたい放送日のものを選ぶと、mp3形式の音声ファイルで聴取できる。 なお放送後1か月が経過したファイルから削除されているので早めのワッチをオススメする。
●関連リンク:
・CQ ham for girls 放送済み音源公開ページ
・CQ ham for girls Facebookページ
・palulun.net
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日本における、2024年12月2日時点の「アマチュア無線局のコールサイン発給状況」をまとめた。12月に入って、3エリア(近畿管内)の近畿総合通信局、4エリア(中国管内)の中国総合通信局、5エリア(四国管内)の四国総合通信局、7エリア(東北管内)の東北総合通信局、0エリア(信越管内)の信越総合通信局からそれぞれ更新発表があった。
各総合通信局および沖縄総合通信事務所が公表している、コールサインの発給状況は下表の通り。
ところでアマチュア局のプリフィックスの割当ての順番に触れておこう。まず1エリア(関東管内)を例に取ってみると、最初はJA1 → JH1 → JR1 → JE1 → JF1 → JG1 → JI1 → JJ1 → JK1 → JL1 → JM1 → JN1 → JO1 → JP1 → JQ1 → JS1と一度目の発給が行われた。
その後JE1からプリフィックスのアルファベット順での空きコールサインの再割り当てが行われ、JE1 → JF1 → JG1 → JH1 → JI1 → JJ1 → JK1 → JL1 → JM1 → JN1 → JO1 → JP1 → JQ1 → JR1 → JS1と進んだ。
さらにその後、数字の7で始まる7K1 → 7L1 → 7M1 → 7N1 → 7K2 → 7L2 → 7M2 → 7N2 → 7K3 → 7L3 → 7M3 → 7N3 → 7K4 → 7L4 → 7M4 → 7N4の発給が行われ、その後にJA1 → JE1 → JF1 → JG1 → JH1 →JI1 → JJ1 → JK1と2度目の再割り当てが進行している。
また2エリア(東海管内)と3エリア(近畿管内)も、関東の1回目の再割り当てと同様に「JS2(JS3)終了後に、JE2(JE3)からプリフィックスのアルファベット順」で再割り当てが進行している。
しかし6エリア(九州管内)は、JQ6までの発給が終了後(JS6は沖縄に割り当て)、JA6から、プリフィックスのアルファベット順での再割り当てが行われている。
このあたりの経緯と詳細は、日本におけるコールサイン研究の第一人者、JJ1WTL・本林氏のWebサイトが詳しい。
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【追記:三巡目の「JL1AAA」発給】<「令和6(2024)年3月21日付」の発給から>1エリア(関東管内)、「JK」のプリフィックスが終了し「JL1AAY(三巡目)」からの割り当て開始が判明
<総務省のデータベース「無線局等情報検索」で判明>7エリア(東北管内)、令和3(2021)年1月28日付で「JQ7AAA」を発給
<令和3(2021)年1月20日発給分から>6エリア(九州管内)、「JE6」のプリフィックスが終了し「JF6AAA(二巡目)」からの割り当て開始
●関連リンク:
・総務省電波利用ホームページ 無線局等情報検索
・JL1の再々割り当てに突入(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
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アルインコ株式会社電子事業部は2024年12月2日、351MHz帯のデジタル簡易無線機(登録局)の車載タイプ「DR-DPM80」を12月中旬から発売すると発表した。同ジャンルの既存モデル(DR-DPM60)よりも約45%のスリム化を実現し、さらにIP54の防塵防水を達成。液晶ディスプレイのライトは7色から選択できるほか、ホビーユーザーに人気のSメーターや周波数表示も搭載している。サイズは125.0W×30.0H×120.0Dmm、重量は約770g(マイク含む)。 価格はオープン。
アルインコの新製品「DR-DPM80」
DR-DPM80は今年8月の「ハムフェア2024」会場で参考出品された、スリムなボディの351MHz帯デジタル簡易無線(登録局)のモービル機だ。以下、同社の新製品資料から抜粋で紹介する。
アルインコの簡易無線車載機がコンパクト・防水になりました。
デジタル簡易無線・登録局3R/3T(DCR)
DR-DPM80
(発売予定:2024年12月中旬)
アルインコ株式会社ではこの度、UHF・351MHz帯デジタル簡易無線登録局(3R/3T、送受信82ch/上空用15ch受信対応)の5W出力モービル・トランシーバー「DR-DPM80」を新発売いたします。
アルインコの第三世代デジ簡モービルはDR-DPM60と比較して約45%のスリム化とIP54の防塵防水を達成しました。標準の防水型スピーカーマイクのほかにリアパネルのジャックに別売防水型スピーカーマイクを接続して、好評のツインマイク運用も可能、5mタイプのEMS-100を選べば本体をキャビンや運転席に設置、マイクだけ外に出しての運用も自在です。
標準の防水型スピーカーマイクのほかにリアパネルのジャックに別売防水型スピーカーマイクを接続して、好評のツインマイク運用も可能
また新機能として市販のホーン(トランペット)スピーカーをリアパネルに接続、PTT押下で拡声、または拡声と送信ができる「拡声器」機能を採用、小型船舶や消防団車両などでの連絡に一層便利にお使いいただけます。秘話コードはもちろんアルインコのDCR-PROシリーズ共通の強化秘話付き、設定内容を知らせる音声ガイダンス、送受通話録音、周りの騒音がマイクに入るのを減少させるノイズ抑制処理(DSP)など定番機能も満載しました。液晶はドットマトリックスでライトは7色から選択可能、見やすい漢字の表示で操作性を高めているほか、ホビーユーザーに人気のSメーターや周波数表示も採用しています。
DR-DPM80の操作部
DCケーブルは使いやすいT型ソケットで既存の物がそのまま使えます。ブラケットは脱着が簡単なスライド式、フロントパネルはセパレートが可能、分離しなくても内蔵スピーカーの向きが設置場所に合わせて変えられるので便利です。操作系はDCR-PROシリーズを踏襲して機種変更しても使い勝手は同じ、コンパクトで設置しやすいDR-DPM80の優れた特長をご理解いただき、販売促進にご協力の程宜しくお願い申し上げます。
<DR-DPM80の優れた特長>
★金属製の頑丈なボディはフロントセパレーション方式。オプションのEDS-48を接続すれば本体とフロントを5m分離可能(セパレート時は防水にはなりません)。
★市販のホーン(トランペット)スピーカーを背面のSPジャックに接続、マイクの音声を拡声できるほか、そのまま送信も可能な「拡声器」機能。
市販のトランペットスピーカーで音声拡声/拡声と送信が可能
★付属の防水型スピーカーマイクEMS-97はPTT・アップダウン・サブPTT以外に、機能・戻るボタンを設置。本体に触ることなく各種設定が可能。
★オプションの防水型スピーカーマイク (EMS-100ストレートコード5m)と付属の防水型スピーカーマイクでツイン運用が可能。
左:標準付属のEMS-97防水スピーカーマイク(フロントパネルに接続)、右:別売のEMS-100防水スピーカーマイク/5mストレートケーブル(背面防水ジャックにねじ込み)
★出力はパワフルな5W、意外に良く飛ぶ2W、電波障害が出にくい1Wの切り替え式。
★従来の秘話コード32,767通りに加えてアルインコ独自の秘話キーを追加、DCR-PROシリーズだけでしか通話できない高セキュリティ秘話(従来コード32,767×強化キー15=491,505通り)
★12V/24V環境にそのまま対応、ACC入力を感知して自動でオンオフの便利な電源仕様。
★受信音均一化(AGC)、低音・高音域抑制、秘話設定時でも秘話無し信号を受信させる対象外信号選択、受信信号強度低下通知、受信音量固定など、受信にもこだわりのカスタマイズが可能。
★Ch番号、受信音レベルのほか「キーロック中です」「緊急、緊急」等の案内もできる多彩な和文音声ガイダンス。
★バックライトが7色から選択できる、見やすいドットマトリックスの日本語液晶表示。
★約35分の通信録音機能は、個別通信なら特定局の音声だけを録音させるような細かい設定が可能。
★プリセットされた4種類のテキストを送信できるショートメッセージは、専用ソフトを使えば全角32文字まで自由に編集可能 (ソフトは弊社ホームページのダウンロードコーナーから無償で配布、パソコン接続用ケーブルERW-7は別売)。
★車両横転、車内温度等、各種アラームに応用できるショックセンサーと温度センサー (設定範囲-20~60度)
★大音量3W(EMS-97/100は800mW)のオーディオ出力、一般と拡張の2段階セットモード、親子通信(子機間通話禁止)、200名の個別呼び出しと10個のグループ呼び出し、PTTホールド、上空用15ch受信、スキャン機能、Sメーター、デュアルオペレーション、警報音と警報動作の詳細設定など便利な機能を満載
<DR-DPM80の主な定格>
・送受信周波数:
351.200000~351.631250MHz(CH1~CH70) /
351.031250~351.100000MHz(CH71~CH82)
・受信専用周波数:
351.106250~351.193750MHz(上空用S6~S15、S1~S5)
・変調方式: 4値FSK(電波型式F1E/F1D) / コーデック AMBE+2
・通信方式: 単信(プレストーク)
・送信出力: 送信出力 5W/2W/1W(偏差:+20%、-50%)
・アンテナインピーダンス: 50Ω
・アンテナコネクター: MP型
・受信感度: -3dBuVemf以下(BER1×10-2)
・受信方式: ダブルスーパーヘテロダイン
・低周波出力:
スピーカーマイク接続時 最大0.8W以上
本体・外部スピーカー接続時 最大3W以上
・定格電圧: 13.8V±10%または26.4V±10%
・消費電流:
送信5W時最大1.7A以下
受信時 800mA以下
待ち受け時 500mA以下
オフ時の待機電流 15mA以下(ACCでオフ時は5mA以下)
・使用温度範囲: -20℃~+60℃
・外形寸法: 125.0W×30.0H×120.0Dmm(突起物除く)
・質量: 約770g(EMS-97装着時/ブラケットは含まず)
詳細は下記関連リンク参照のこと。
●関連リンク:
・351MHz帯簡易無線増波対応モービルトランシーバーDR-DPM80(アルインコ)
・DR-DPM80 オプション(アルインコ)
・DR-DPM80 定格(アルインコ)
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日本国内の各アマチュア局について、許可されている電波の型式、周波数、空中線電力といった免許情報について、コールサインなどから検索できる総務省のデータベース「無線局等情報検索」によると、2024年12月2日時点で、アマチュア局は「348,894局」の免許情報が登録されている。前回紹介した2024年11月25日の登録数「349,126局」から、1週間で232局ほど減少した。なお、いわゆる「アマチュア無線の制度改革」により、電波法施行規則等の一部を改正する省令や関係告示などで2023年9月25日から施行されたルールに則り、免許状に記載される周波数等(電波の型式、周波数及び空中線電力)は、アマチュア無線技士の資格別に対応した「一括表示記号」が導入された( 2023年3月22日記事 )。
総務省が提供する「無線局等情報検索」では、アマチュア局以外に、パーソナル無線、簡易無線、放送局など、さまざまな無線局の免許データが検索できる。2019年1月7日から同サービスのWebデザインを含めて仕様変更が行われ、ほぼリアルタイムで無線局データが確認できるようになった。
その後、2020年3月16日夜の更新を最後に4月15日まで、1か月間にわたるメンテナンス作業が行われた。電波法施行規則の一部改正に合わせて“免許状記載事項等が不公表となっている公共業務用無線局等(警察、消防ほか)”の一部データを反映するための改修だったようだ( 2020年4月15日記事 )。
今回、2024年12月2日時点で、同じコールサインでも「移動しない局」「移動する局」など、それぞれ無線局免許が分かれている場合を含め、アマチュア局として「348,894局」の免許状情報が登録されていた。前回、2024年11月25日時点のアマチュア局の登録数は「349,126局」だったので、1週間で登録数が232局ほど減少した。
2023年9月25日から施行されたルールに則り、免許状に記載される周波数等(電波の型式、周波数及び空中線電力)は、アマチュア無線技士の資格別に対応した「一括表示記号」が導入され、例えば一般社団法人 日本アマチュア無線の中央局「JA1RL」で検索すると、「移動しない局」の「電波の型式、周波数及び空中線電力」は一括表示記号の「1AF」に(左)、移動する局の「電波の型式、周波数及び空中線電力」は「1AM」となった(赤枠はhamlife.jpが記入)
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< “即日施行” と “9月25日施行” に分かれる>総務省「アマチュア無線の制度改革」、3月22日の官報号外で公布される
<官報号外で公布、4月15日から施行>電波法施行規則を一部改正、公共業務用無線局等(警察や消防などの一部)の“公表制度の見直し”を反映
<hamlife.jpスタッフの雑記>「令和」の無線局免許状を総合通信局で受け取ってきた
●関連リンク:
・総務省電波利用ホームページ 無線局等情報検索
・総務省 周波数等の一括表示記号
・全局の、周波数等の一括表示記号(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
・総務省
許認可等の有効期間の延長等が認められる場合があります
・総務省 特定非常災害特別措置法の概要(PDF形式)
The post <総務省の最新データベース>無線局等情報検索(12月2日時点)、アマチュア局は1週間で232局(約33局/日)減少して「348,894局」 first appeared on hamlife.jp .
「アマチュア無線に関する最新情報を提供し、アマチュア無線のおもしろさを伝える電子マガジンで、スポンサーメーカーだけではなく、JAIA会員各メーカーの製品情報も掲載しています」という電子Webマガジン「月刊FBニュース」。通常は “毎月1日” と “毎月15日” に記事の更新を行っているが、きょう2024年12月2日にはニュース2本のほか、お馴染みの「日本全国・移動運用記」「おきらくゴク楽自己くんれん」「My project」「今更聞けない無線と回路設計の話」「アマチュア無線の今と昔」など9本の連載が更新している。
12月1日号で掲載されたニュースは「電子申請Lite登録者は12月10日までに確認を」「JARL、2025年のQSOパーティ規約を発表」の2本。その他記事ではお馴染みの「日本全国・移動運用記」「おきらくゴク楽自己くんれん」「My project」「今更聞けない無線と回路設計の話」「アマチュア無線の今と昔」などが更新。さらに今号からJR1UJX 松永浩史氏による「コンテストインフォメーション」と、JH3HWL 箭野佳照氏による「HW Lab(ハウラボ)」という2本の新連載がスタートした。
月刊FBニュース2024年12月1日号へは下記関連リンクより。次回は12月16日(月)の記事更新を予定している。
●関連リンク: 月刊FBニュース2024年12月1日号
The post <新連載「コンテストインフォメーション」「HW Lab」がスタート>「月刊FBニュース」2024年12月1日号きょう公開 first appeared on hamlife.jp .
「毎週、アマチュア無線を肴に、おかしく楽しく、そして深く、時には涙を、 時には役立つ話題をお送りしたいと思います。多彩なゲストをお迎えし、楽しく語って行きたいと思います。乞うご期待!」というハムのラジオ。2013年1月6日からインターネットでコンテンツの公開を行い、同年10月から2018年12月末までは茨城県水戸市の「FMぱるるん」で放送。2019年1月からは再びインターネット配信に戻っていたが、同年6月から毎週日曜日21時に千葉県成田市の「ラジオ成田」で地上波放送が再開、2020年4月からは再放送も始まった(現在は毎週水曜日の24時から再放送中)。また2023年10月からは兵庫県丹波市の「805たんば」で毎週日曜日の20時から1週前の番組が放送されるようになった。
2024年12月1日(第622回)の放送の特集は、リスナーに英語に親しんでもらう企画「ハムハムイングリッシュ」の12月号。今回はARRL LetterとAmateur Radio Dailyからピックアップした5つの話題を英語で紹介している。
公開されたポッドキャスト音声は約49分。聴取は下記関連リンクから。Web上のほかiTunesかSticherのリンクからも聴くことができる。
●関連リンク: ハムのラジオ第622回の配信です
The post <ハムハムイングリッシュ>ハムのラジオ、第622回放送をポッドキャストで公開 first appeared on hamlife.jp .