WSJT開発グループは日本時間で2025年9月16日、FT8をはじめとするデジタルモードの通信用ソフトウェア「WSJT-X」のリリース候補版(RC版=Release Candidate)の最新バージョンとして「WSJT-X 3.0.0-rc1」の公開を開始した。無線機設定に八重洲無線のFTX-1が追加されている。使用期限は2026年4月30日まで。
WSJT-Xには「正式版(GA版=general availability version)」と、開発途中のリリース候補版という位置づけの「RC版(Release Candidate)」がある。正式版は2025年2月19日に公開された「WSJT-X 2.7.0」が最新だが、このほどRC版として「WSJT-X 3.0.0-rc1」が登場。多数の改良が施されているようだ。
一般的にRC版には短めの “使用期限” が設定されている。今回の「WSJT-X 3.0.0-rc1」は2026年4月30日で使用できなくなる。それまでにはさらにrc1のバグを修正した改良版(3.0.0-rc2など)が順次リリースされ、やがて正式版(GA版)「WSJT-X 3.0.0」が登場すると考えられる。
新たにリリースされたWSJT-X 3.0.0-rc1の使用期限は2026年4月30日まで
公式サイトで公開された「WSJT-X 3.0.0-rc1」のリリースノート(英文)は下記の通り。なおリリースノートには記載がないが、同ソフトウェアの無線機設定の項目を見ると、八重洲無線の新製品「FTX-1シリーズ」に対応したようだ。これまでFT-991などの設定を流用していた(が、うまくいかなかった)FTX-1ユーザーにとっては待望の追加と言えるだろう。動作にバグがないことを願いたい。
無線機設定の機種リストに「Yaesu FTX-1」が追加されている
WSJT-X 3.0.0-rc1のリリースノート
(参考:上記リリースノートの日本語機械翻訳)
★以下の機能は、WSJT-X Improved 2.8.0 i+ エディションのいずれかを使用しているユーザーにはすでにお馴染みですが、WSJT-X 2.7.0 およびそれ以前のバージョンを使用しているユーザーには新規です。
・シングルクリックバンドボタンは、「表示」メニューから有効化できます。
・フィルターを使用して、デコードされたメッセージの、さまざまなカテゴリの表示を抑制できます。
・「待機して応答(Wait and Reply)」、「待機して呼び出し(Wait and Call)」、「待機して急襲(Wait and Pounce)」の各オプションは、送信QRMを最小限に抑えながら、困難な伝搬状況下でQSOを行うのに役立ちます。これらの機能、フィルター、および自動シーケンスは、すべてのWSJT-Xモードで利用できるようになりました。
・オプションの音声アラート機能により、指定内容のメッセージ受信時に警告音を再生できます。
・フルデュプレックスモードでは、WSJT-Xは送信と受信を同時に行うことができます。
・無線機制御インターフェース(TCI)をサポートし、無線機の制御と音声入出力を実現します。
・SuperHoundオペレーターは、SuperFoxがまだデコードされていない場合でも、SuperFoxのコールサインに対して待機呼び出し機能を起動できます。Foxオペレーターは、同じ周波数に別のFoxが存在する場合、警告メッセージを受信します。
・送信電力とSWRをステータスバーに表示可能(無線機からの報告値)。SWRが2.5を超過した場合、送信を自動停止可能。これらの機能はHamlibまたはFLRig経由で制御される大半の最新の無線機で動作します。
・FT8、FT4、MSK144用のバンドホッピングのチェックボックスを有効にすると、メインサブバンドまたは最大8つの指定ダイヤル周波数で順次受信間隔を設定できます。
・保存済みの音声ファイルは30日後に自動削除されるよう設定可能です。
・地上局用またはEME用のCALL3.TXTファイルは、「ファイル」→「設定」→「カラー」タブのボタンをクリックしてダウンロード可能。
・ログ機能は衛星通信のフィールドタイプに対応し、コンテストモード以外では「自動ログ記録」オプションが利用可能。「ファイル」→「設定」→「レポート」タブの新規チェックボックスで特定コンテストに対応。
・OpenSSLライブラリがWSJT-Xに自動インストールされるようになりました。
・高解像度モニターに対応し、フォントやウィジェットサイズのスケーリングが改善されました。
・新しいEME機能として、EMEサブバンド内でのダイヤル周波数選択の簡素化、受信周波数から送信周波数をMHz単位で整数オフセットする機能が追加されました。エコーモードと6つの主要Q65サブモードへのクイックアクセス用新ボタンを追加。
・QMAPバージョン0.5およびMAP65バージョン3.1でCQLiveスポット機能とその他の改良を提供。
★以下の機能は全ユーザー向けの新機能です:
・FT8デコード機能には、同時実行スレッドでの並列処理オプションや、パフォーマンス向上のためのその他の変更が含まれています。
・エコーモードでは、自身のコールサイン(または任意の6文字グループ)を「月」に向けて送信し、そのエコーを復号できます。
・クイックフィルターカテゴリーでは、特定の地域からのデコード済み送信をハイライト表示できます。
・バンドホッピングボタンを右クリックすると、次に指定されたバンドホッピング周波数へ移動できます。
・MSK144運用時:MyCall宛ての「73」メッセージが右ペインにも表示されるようになりました。異なるTR周期の復号結果間にはバンクラインが挿入されます。
・VHF帯でのQ65運用:デコードメニューに新オプションを追加。ALTキーを押さない限りウォーターフォール上のマウスクリックを無効化します。
・「ファイル」→「設定」→「色」タブの「オレンジにハイライト」および「青くハイライト」機能で、方向性のあるコールサイン(DX、SOTA、POTA、YOTAなど)を強調表示できるようになりました。
・QMAPおよびMAP65:Q65モードにおける長い複合メッセージの処理を改善。グリッドを含まないCQメッセージ受信時にクラッシュする可能性のある不具合を修正。
・その他、さまざまなマイナーな改善と不具合修正を実施。
詳細は下記関連リンク参照のこと。
●関連リンク:
・WSJT-Xホームページ
・WSJT-X 3.0.0-rc1 リリースノート
・WSJT-X 新旧各バージョンのファイル
・wsjt-x_improved(WSJT-X開発メンバーの一人、DG2YCBが製作公開)
The post <八重洲無線FTX-1に対応、使用期限は2026年4月30日まで>通信用ソフトウェア「WSJT-X」のRC版 “WSJT-X 3.0.0-rc1” が公開に first appeared on hamlife.jp .
一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)熊本県支部主催による「ハムの集い」が、2025年9月23日(火・祝)に熊本市北区のフードパル熊本 熊本市食品交流会館 多目的ホールで開催される。詳細は同支部のWebサイトで以下のように発表されている。
JARL熊本県支部の「くまもとハムの集い2025」PRポスター
★JARL熊本県支部「くまもとハムの集い2025」
◆日時: 2025年9月23日(火・祝)10:00~15:00
◆場所: 「フードパル熊本(熊本市食品交流会館)」多目的ホール
861-5535 熊本県熊本市北区貢町581-2 カーナビ設定用電話番号:096-245-5630
◆アクセス:
・車の場合 熊本城から15分、九州自動車道植木インターより25分
・JRの場合 鹿児島本線上熊本駅から車で10分、鹿児島本線西里駅から徒歩15分
・バスの場合 桜町バスターミナル20番のりば(和泉、北区役所前経由植木行)荒神入口(フードパル熊本前)下車
フードパル熊本 アクセスマップ
フードパル熊本 園内マップ
(園内ではなく、階段のある駐車場が多目的ホールに一番近い駐車場です)
◆内容:
・渡部まいこさんコンサート
・メーカーによる無線機展示
・クラブ展示・ジャンク品販売
・講演など
◆ステージプログラム:
10:00 開会~主催者挨拶(JG6TXW 清田熊本県支部長)
10:05 出展ブース紹介
10:10 JARL現状報告(JA6HUG 中村九州地方本部長)
10:30 人吉球磨アマチュア無線災害ネットワーク活動報告
11:00 無線局電子申請インストール・Liteからの移行説明(九州総合通信局)
12:00 渡部まいこミニコンサート♪(JJ0SDQ 渡部まいこ)
12:30 フリータイム(アイボールQSO、出展ブース見学他)
14:00 お楽しみ抽選会
15:00 閉会
◆公開・体験運用:
10:00~ JARL局 JH6ZRL 公開&体験運用
◆出展者:
・総務省九州総合通信局/電子申請・無線局免許状電子化資料配布
・アイコム/無線機展示、IC-7300Mk2パンフレット配布
・八重洲無線/無線機展示
・ハムセンター長崎/無線関係・販売・展示
・熊本県無線赤十字奉仕団/活動紹介・ドローン
・鴨池ハムクラブ/活動紹介・製作物の展示・販売
・人吉球磨アマチュア無線災害通信NW/資料展示
・玉名ハムクラブ/ジャンク・陶芸品販売
・JJ0SDQ 渡部まいこ様/CD・グッズ販売
・JE6LEN 比良様/似顔絵コーナー
・JH6BZB 小島様/アンテナ・ジャンク販売
・JF6YME Group TRY Ham club/コンテストログ、設備、移動運用など情報交換の場
・JE6CKL 北御門様/カンテナの紹介・販売
・熊本県電波適正利用推進員協議会/周知資料配布
・祐徳電子/電子パーツ、アンテナ、ジャンク販売
・Night Fox club/リチウムバッテリー、自動アンテナ切替器ほかジャンク販売
・JARL熊本県支部/入会案内・資料配布
◆その他:
・アマチュア無線の資格有無を問わず、どなたでもご来場いただけます
・先着100名までお弁当を配布いたします(出展者も含む)。受付時に引換券をお渡ししますのでご来場時は必ず受付をお願いします
・当日はアマチュア無線局体験運用も同時開催、アマチュア無線の資格がない方でも実際の交信体験が可能です。
体験運用に参加された方には記念カードを差し上げます
詳細、問い合わせ先などは下記関連リンク参照。
●関連リンク:
・くまもとハムの集い 2025(JARL熊本県支部)
・JARL熊本県支部
The post <先着100名に弁当を配布(出展者含む)>JARL熊本県支部、「くまもとハムの集い2025」を9月23日(火・祝)に熊本市北区で開催 first appeared on hamlife.jp .
2025年9月23日(火・祝)15時から18時までの3時間にわたり、No.5ハムクラブ(元JF1YOZ)主催による「第34回 ふるさとコンテスト」が、1.9MHz~10GHz帯の各アマチュアバンド(3.8/10/18/24MHz帯を除く)の電信、電話で行われる。なお、2023年から「郵送による書類受付の廃止、ログ受付期間の短縮」と案内しているほか、2021年から規約の文言を「都府県支庁」と記載されていた部分を「都府県地域」に変更している。
「ふるさとコンテスト」は、異なる町、村(地方自治体としての町村)、および都府県地域の数がマルチになるため、固定局が存在せず、アクティビティが低い珍しいポイントからオンエアーする参加局が多いことでも有名なコンテストだ。
交信対象は日本国内の全アマチュア局。ナンバー交換は町村部の局が、「RS(T)による相手局のシグナルレポート」+「都府県地域ナンバー」+「町名、村名」。同一都道府県内に同一名称の町村が存在する場合に限り郡名も送る。それ以外の局(東京23区、および市の局)は、「RS(T)による相手局のシグナルレポート」+「都府県地域ナンバー」となる。
なお、町村部の局との交信を都府県地域マルチとすることはできないほか、個人局のゲストオペレーターによる運用は認められない。
2023年からログ提出は「JARL形式のものを電子メールのみで受け付ける」としている(添付ファイルは不可)。締め切りは10月7日(火)まで。詳しくは、下記の関連リンクから「第34回 ふるさとコンテスト規約」で確認してほしい。
●関連リンク:
・第34回 ふるさとコンテスト規約(PDF形式)
・No.5ハムクラブ
The post <2年前から郵送による書類受付の廃止&ログ受付期間を短縮>No.5ハムクラブ、9月23日(火・祝)15時から3時間「第34回 ふるさとコンテスト」開催 first appeared on hamlife.jp .
2025年9月22日(月)21時から24時までと、9月23日(火・祝)6時から12時までの2回に分割して(23日の0時から6時まではお休み)、JARL東海地方本部主催「第20回 愛・地球博記念コンテスト」が、1.9/3.5/7/14/21/28/50/144/430MHz帯および1200MHz帯以上の各アマチュアバンドの電話と電信で行われる。愛知万博の開催から20周年の節目を迎える今年(2025年)は、「愛知万博20周年タイアップあり! 今回だけの特別規約の設定があります!」と案内している。なお、2025年9月15日(月・祝)に行われた「XPO記念コンテスト」とのタイアップ企画は継続して実施される。
本コンテストは、2005年3月25日から9月25日までの185日間にわたり「2005年日本国際博覧会(愛・地球博)」が愛知県名古屋東部丘陵で開催され、全国から訪れた参加者や多くのボランティアの心の中に「愛・地球博」の記憶をいつまでもとどめておくためにJARL東海地方本部が毎年行っているもので、今年(2025年)は開幕した年から20周年の節目を迎えることから、愛知万博20周年記念応援事業による応援イベント(JARL愛知県支部共催)として特別規約が設定されている。
●前回からの主な変更点は以下のとおり。
・書類の提出期限を「10月6日(消印有効)」に設定しています。
・愛知万博20周年を記念して、今回に限りJARL愛知県支部共催として次の特別規約を設定します。
>コンテスト期間中の愛知万博20周年特別局「8J20AI」との交(受)信の得点は5倍(5点)とします。
>参加証は愛知万博20周年記念カードを使用して発行します。
>参加証を希望した方のうち、コンテスト期間中に愛知万博20周年特別局「8J20AI」と交信した方のQSLカードは参加証に同封して送付します。
※参考:愛知県内(愛知県支部管内)で運用する合計20局と交信した局は、同時に「愛・地球博20周年記念アワード」も申請いただけます。
●その他の注意事項は以下のとおり。
・「電話」種目への参加は送信出力20W(10W)以下に限ります。つまり、20W(10W)を超える局は「電信電話」、または「電信」の各種目に限り参加できます。
・ログ記載の送信出力の記載によっては、失格となることがあるため注意してください。
・JARL関西地方本部とJARL東海地方本部では、今年度も「特別ルール」を加えることになりました。ぜひ、両コンテストに参加して書類を提出してください(2025年度は東海地方本部が担当します)。
・XPO記念コンテストの規約もごらんください。
・JARL東海地方本部は、2025年度もモリゾー&キッコロ種目参加局に抽選で記念品を贈る特別企画を実施します。
日本国内の陸上で運用するアマチュア局およびSWLが対象で、呼び出し方法は電話の場合「CQ AIコンテスト」または「CQ 愛コンテスト」。電信の場合は「CQ AI TEST」。ナンバー交換は「RS(T)符号による相手局のシグナルレポート」+「自局の運用場所を示す都府県支庁ナンバー」となる。
種目の中には、20歳以下の子と、その父母または祖父母の2名で、子のコールサインを使って参加するマルチオペの「モリゾー&キッコロ」が設けられている。継続の特別企画として「モリゾー&キッコロ」の種目参加局には抽選で記念品が贈られる。
なお、9月15日(月・祝)に開催したJARL関西地方本部主催「第55回 XPO記念コンテスト」との共同企画で、両方に参加し(SWL種目を除く)それぞれに書類を提出することで特別ルールが適用されるほか、サマリーシートなどを提出する際に110円切手(郵便料金が変更になったときはその金額の切手)を貼った返信用封筒を同封すると、参加賞を発行(電子メールで書類を提出した場合には別途封筒を送付すること)。
今回は愛知万博20周年記念カードを使用して発行。また、参加証を希望した方のうち、コンテスト期間中に愛知万博20周年特別局「8J20AI」と交信した方宛てのQSLカードは参加証に同封して送付するとしている。
専用Webサイトによる電子ログ提出は下記のQRコードから。専用Webサイトから書類を提出すると簡易的なログチェックや即時受理通知も受けられる。
ログ提出の締め切りは、郵送または電子ログWeb提出で10月6日(月)まで(当日消印有効)。2024年10月1日からの郵便料金値上げにともなって「郵送料金不足の場合は、返送または書類が受領されないことがあるので注意してください」と案内している。詳しくは「第20回 愛・地球博記念コンテスト規約」で確認してほしい。
●関連リンク:
・第20回 愛・地球博記念コンテスト規約
・JARL東海地方本部主催コンテストホームページ
・JARL東海地方本部主催コンテストログ提出用Webサイト
・愛知万博20周年記念事業公式ホームページ
・JARL東海地方本部
・愛・地球博(愛知万博)森の精「モリゾー」と「キッコロ」
The post <愛知万博20周年タイアップあり! 今回だけの特別規約を設定>9月22日(月)21~24時と23日(火・祝)6~12時に「第20回 愛・地球博記念コンテスト」開催 first appeared on hamlife.jp .
2025年9月30日(火)から10月5日(日)までの6日間、愛知県内の1200MHz帯D-STARレピータ4局が「1次業務である放送事業用無線局(FPU)との運用調整」のため一時的に停波する。さらに同一時間帯において名古屋市および 尾張・西三河地区に設置された一部のアナログレピータの1200MHz帯も停波する見込みだ。利用者は注意が必要だ。
9月17日付けのJARL D-STAR NEWSによると、一時停波するD-STARレピータと時間帯は次のとおり。
★該当レピータ局と停波する周波数:
(1)JP2YGE(愛知県豊明市沓掛町) DV 1291.69MHz、DD 1290.125MHz
(2)JP2YGG(愛知県名古屋市昭和区妙見町) DV 1291.67MHz、DD 1290.375MHz
(3)JP2YGI(愛知県名古屋市千種区不老町) DV 1291.63MHz、DD 1270.125MHz
(4)JP2YGK(愛知県春日井市鳥居松町) DV 1291.65MHz、DD 1290.625MHz
★一時停波の日時(4局共通):
2025年9月30日(火) から10月5日(日)の各日、午前7時から午後4時の間(停止要請時間)
★注意事項:
・停波時間は各レピータにより前後することがあります
・同一時間帯において名古屋市および尾張・西三河の一部のアナログレピータの1200MHz帯も停波します
★理由: 1次業務である放送事業用無線局(FPU)との運用調整による
今回、愛知県内の1200MHz帯レピータが停波するのは、愛知県みよし市にある三好カントリー倶楽部で10月2日~5日に開催される「バンテリン東海クラシック 2025」の関係と推測されている。同大会は東海テレビ放送の制作で、予選1日目の10月2日(14:45~16:50)、予選2日目の10月3日(14:45~16:50)、予選3日目の10月4日(13:00~15:00)に東海テレビで生放送。さらに決勝の10月5日は14:30~15:00に東海テレビ、16:05~17:35に東海テレビ・フジテレビ系で全国に生放送が予定されている。
●関連リンク:
・2エリアネットワークの1200MHz帯一時停波のお知らせ(JARL
D-STAR NEWS)
・バンテリン東海クラシック2025(東海テレビ)
The post <1次業務である放送事業用無線局(FPU)との運用調整>2025年9月30日~10月5日、愛知県内の1200MHz帯D-STARレピータなどが一時停波 first appeared on hamlife.jp .
東京都西東京市にあるコミュニティFM放送局「FM西東京(JOZZ3AU-FM、84.2MHz 出力20W)」は、2011年4月7日からアマチュア無線に特化した情報番組「QRL」をスタートし、毎週木曜日の23:30から30分間オンエアーしている(開始当初は隔週放送で翌週は再放送。番組は2017年6月にリニューアルが図られた)。放送内容は後日ポッドキャストとしてWebサイトで公開されており、このほど2025年9月11日夜に放送した第694回がアップされた。
2025年9月11日の第694回放送の特集は「ハムフェア2025会場巡り その3」。前回までに引き続き、8月23日(土)と24日(日)に行われた「ハムフェア2025」の会場で収録。MCの鈴木氏(JK1MIG)と番組キャラクター “VK帰りのルーシー”(JJ1PEP)が会場内でインタビューを行った(前半:来場者、後半:JVCケンウッド、アイコム)。
番組の聴取は下記関連リンクから。Web上またはダウンロード(MP3形式)で利用できる。
●関連リンク:
・QRL For Amateur Radio Station 第694回放送
・QRL Facebookページ
The post <「ハムフェア2025」の会場巡り その3>アマチュア無線番組「QRL」、第694回放送をポッドキャストで公開 first appeared on hamlife.jp .
世界中の放送局(送信所や周波数など)の最新情報を網羅した貴重な年鑑として世界中のBCL(Broadcasting Listening/Listeners)ファンに愛読されているガイドブックの最新版「WRTH(World Radio TV Handbook)2026」が2025年12月末に刊行される。世界中の放送局(送信所や周波数など)を網羅するBCL向け年鑑ガイドとして有名な1冊だが、読者宛てのメールによると、第80巻となる今回の2026年版をもって製本版の発行を終了し、以後はWebアプリと年2回発行の電子書籍に移行するとしている。製本版(800ページ超え)は9月24日~10月31日の予約受け付けのみで、送料別で59.90ユーロ(約10,400円)。
「WRTH(World Radio TV Handbook)」は1945年に「1946年版」として創刊され、今回で第80版を数える。昨今の紙媒体離れもあり、2022年版をもって発刊が終了するというアナウンスがあったが、新しいオーナーが見つかり権利が移管( 2022年9月12日記事 )され、紙媒体のほかにWebアプリでのデータ提供が行われることになった。
発行元は「魅力的な放送の世界へのパスポートです! 世界中の放送愛好家のための重要なリソースとしての伝統を引き継いでいます」「 WRTH2024は文字サイズが大きくなり、細部まで見やすくなりました」「ホットで有用な情報とデータで満たされた合計816ページを提供します!」と紹介している。
以下、読者宛てに届いた「WRTHコミュニティの皆様へ重要なお知らせ」の一部を機械抄訳で紹介しよう。
WRTHの友人の皆様へ
「World Radio TV Handbook」(WRTH 2026)第80版の刊行を目前に控え、私たちは祝賀と変革の瞬間に立っています。80年にわたり、WRTHは世界中のラジオリスナー、放送関係者、愛好家の皆様にとって変わらぬ良き友であり続けてきました。毎年届く印刷版(製本版)を大切にされている方も多いと思います。
以下の知らせは、慎重に検討を重ねた上でお伝えするものです。
●最終印刷版について
WRTH
2026が印刷版としての最後の刊行となります。この記念すべき80版を最後に、WRTHは完全にデジタル形式へ移行します。具体的には、定期的に更新されるWebアプリと、年2回発行の電子書籍(冬季版と夏季版)となります。この決断は安易に下したものではありません。印刷版WRTHは、当コミュニティのアイデンティティの一部であり、その終焉が意味するものを深く理解しております。
●変更の必要性
ここ数年、印刷版WRTHの制作コストは急激に上昇しています。印刷費、用紙代、関税、輸送費、物流費は全て高騰し、管理が困難な状況です。これらの負担を吸収すべく最善を尽くしてきましたが、年次での印刷版発行はもはや持続不可能です。WRTHを出版物として存続させ、世界的な放送コミュニティへの貢献を続けるためには、適応せねばなりません。
●予約限定:コレクターズエディション
WRTH
2026印刷版は、コレクターズ・エディションとして限定販売されます。予約注文のみで入手可能で、お届けは2025年12月を予定しています。発売時の在庫や再版はありません。予約注文の受付が終了した場合、再販はありません。そのため、WRTH
2026は真のコレクターズエディションであり、世界で最も包括的かつ最新の放送ガイドである80周年への最後の記念となる印刷版です。
予約受付開始は2025年9月24日(水)から、2025年10月31日(金)までとなります。公式発表については、公式サイトをご確認ください。また最新情報を常に入手するには、ニュースレターにご登録ください:https://wrth.info/newsletter/
↓この記事もチェック!(2021年12月13日掲載)
<世界中の放送局(送信所や周波数など)を網羅>BCL向け専門年鑑「WRTH(World Radio TV Handbook)」が76年の歴史に幕を閉じる
●関連リンク:
・WRTH
・Buy the WRTH
・World Radio TV Handbook(ウィキペディア)
The post <本号で製本発行を終了、以後はアプリと電子版へ移行>世界中の放送局(送信所や周波数など)を網羅、BCL向け年鑑ガイド「WRTH(World Radio TV Handbook)2026」を発刊 first appeared on hamlife.jp .
一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)北海道地方本部の主催による「第8回 北海道ハムフェア」が、2025年9月20日(土)の13~17時と、9月21日(日)の9~16時に札幌市東区のデ・アウネ・さっぽろ(札幌総合卸センター)1F・2Fフロアで2年ぶりに開催される。21日は12時20分から恒例のオークション、13時30分から森田JARL会長(JA5SUD)による講演も予定されている。
JARL北海道地方本部主催の「北海道ハムフェア」は2年に一度、秋に開催されている。前回(2023年)は2日間でのべ1,300人が来場した、8エリア最大のアマチュア無線イベントだ。
会場はJR札幌駅から徒歩約10分のところにある民間コンベンション施設「デ・アウネ・さっぽろ」で、1階が各種ブース展示、2階で講演などのイベントを予定している(特別記念局8J8HAMの運用など一部は11階の会議室を使用)。
ここでは北海道ハムフェアの公式サイトから抜粋した概略を紹介する。詳細は下記関連リンクから公式サイトで確認してほしい。
●「第8回 北海道ハムフェア」(北海道アマチュア無線フェスティバル2025)
~アマチュア無線、世代をこえてつなごう電波の輪~
◆日時: 2025年9月20日(土)13:00~17:00、21日(日)09:00~16:00
◆場所: デ・アウネ・さっぽろ(札幌総合卸センター)1F・2F フロア
(北海道札幌市東区北6条東4丁目1-7 カーナビ設定用電話番号:011-721-1101)
JR札幌駅北口より東方向へ徒歩約10分、札幌中央郵便局の東側200m
アクセスマップ→ https://www.sp-oroshi.jp/union/#access
◆駐車場について:
会場内の駐車場(118台・有料)がありますが、当日は大変混雑が予想されます。駐車場待ちのために長時間お待ちいただくと近隣への迷惑ともなりますので、お控えいただきますようよろしくお願いいたします。
ご不便をおかけしまして申し訳ございませんが、駐車場をご利用の際は
近隣のコインパーキング をご利用くださいますようお願い申し上げます。
◆入場料: 無料
◆ブース配置:
各種展示・販売(全51ブース)
・ブース出展者リストは
ここをクリック
・ブース紹介は ここをクリック
「第8回北海道ハムフェア」の1階ブース配置図
◆講演・イベントなどのタイムスケジュール:
各講演の案内はここをクリック→ 1日目(9月20日) 2日目(9月21日)
◆講演・相談会:
①20日(土)13:50~14:50「WAKAMONO パネルディスカッション
~アマチュア無線の楽しさを若い世代につなげるためには~」
パネリスト
WAKAMONO/澤田陵祐氏(JM8PDT)
WAKAMONO/茂木遥平氏(JM8UYD)
保護者/相内 要氏(JJ8LNX)
教職員/相蘇孝哉氏(JL8ELK)
アドバイザ/森田耕司氏(JA5SUD)
モデレータ/岡田壮弘氏(JK8CFM)
アシスタントモデレータ/横濱敦史氏(JL8JFX)
②20日(土)15:10~16:10「電波利用電子申請・アマチュア無線の制度について」北海道総合通信局
・演題「電波利用電子申請について」
講師/総務省 北海道総合通信局 無線通信部電波利用企画課 企画監理官 今泉貴嗣氏
・演題「アマチュア無線の制度について」
講師/総務省 北海道総合通信局 無線通信部陸上課 電波検査官 加納夕貴氏
③21日(日)9:30~10:10「新製品の紹介」アイコム株式会社
プレゼンター/アイコム株式会社 宣伝広告部 主事 稲葉浩之氏(JS3CTQ)
④21日(日)10:30~12:00「POTAの紹介と最近のものづくり事情」
講師/アマチュアキットクリエイターズ(AKC)原口 忠氏(7L4WVU)
⑤21日(日)13:30~14:30「変わり始めたJARL その先へ ~「100周年」を、未来へ踏み出すきっかけに~」
講師/一般社団法人 日本アマチュア無線連盟 会長 森田耕司氏(JA5SUD)
⑥21日(日) 14:50~15:30「弊社Vtuber社員 波澄りおも登場!先進のデュアルバンダー TH-D75、TM-D750
のご紹介」株式会社JVCケンウッド
プレゼンター/株式会社JVCケンウッド
相談会「ハムログ相談」
Turbo
HAMLOGの作者である浜田 博氏(JG1MOU)が第8回北海道ハムフェアにお越しになられます。浜田氏のご厚意で特別にハムログの使い方について、次の日時に相談を受けていただけることになりました。
・日時:21日(日)10:00~12:00
・場所:DXCCフィールドチェックブースと共設(当日配布のガイドブックで確認のこと)
◆その他・情報:
・講演会場とオークション会場は、205AB(2階)を予定しています。
※ 特別記念局公開運用は、株式会社近藤商會様(11階)会議室を予定しています。
※ ジュニアハムの集いは、株式会社近藤商會様(11階)会議室を予定しています。
※「ハンディ機で遊ぼう」は、9 /20(土)開会式後から、9/21(日)15:00(ログシートの受付は16:00まで)
・ご来場いただく皆様へのお願い→ ここをクリック
●関連リンク:
・第8回北海道ハムフェア公式サイト
・JARL北海道地方本部
The post <北海道最大のアマチュア無線イベント、51ブースが出展>9月20日(土)~21日(日)、札幌市東区で「第8回 北海道ハムフェア」開催 first appeared on hamlife.jp .
JARL岡山県支部主催の「第38回 オール岡山コンテスト」が、2025年9月21日(日)9時から21時までの12時間にわたり、国内のアマチュア局とSWLを対象に1.9/3.5/7/14/21/28/50/144/430/1200/2400MHz帯の電話、電信、RTTYで行われる。本コンテストは、今まで9月第一週の週末に開催されてきたが、今年はデジタルモード限定コンテスト「オール岡山FT8/FT4コンテスト2025」が9月7日(日)に初開催されたため、2週間遅れとなった。また、昨年(2024年)まではバンドごとに開催時間帯が2つに分かれていたが、今回は12時間通しで全バンドで実施。そのほか、1.9MHz帯が新たに加わったり、電波型式は「デジタル」がなくなって「RTTY」に変更されているなど変更点があるので注意しよう。
交信対象は、県内局が「日本国内で運用するすべてのアマチュア局」、県外局が「岡山県内で運用するすべてのアマチュア局」となる。岡山県内に移動して運用する場合は、県内局に扱われる。
呼び出し方法は、電信・RTTYの県内局は「CQ OY TEST」、県外局は「CQ OYX TEST」で、電話は県内・県外局ともに「CQ 岡山コンテスト」。ただし、岡山県内局は県内局であることをアナウンスすること。
ナンバー交換は、県内局が「RS(T)符号による相手局のシグナルレポート」+「市区郡ナンバー」、県外局は「RS(T)符号による相手局のシグナルレポート」+「都府県および地域等ナンバー」となる。
岡山県内から運用した局およびニューカマー局(開局3年以内であることをサマリーシートに自己申告が必要)には記念品が贈られるほか、得点が10点以上の参加局の中から抽選で、県内局・県外局各1局に「岡山ふるさと賞」として岡山県の名産品を進呈。
書類は電子ログまたは紙ログで提出の締め切りは10月1日(水)必着。詳しくは「第38回 オール岡山コンテスト規約」で確認してほしい。
●関連リンク:
・第38回 オール岡山コンテスト規約
・オール岡山コンテスト規約FAQ
・JARL岡山県支部
The post <1.9~2400MHz帯まで(WARCバンドを除く)の電話/電信/RTTY>JARL岡山県支部、9月21日(日)9時から12時間「第38回 オール岡山コンテスト」を開催 first appeared on hamlife.jp .
「地元・茨城のOM3人がお送りする新番組です。無線歴50年以上、平均年齢なんと69歳! アマチュア無線から地元のネタまで、楽しい話題で盛り上がります」というアマチュア無線番組「OMのラウンドQSO」が2016年6月5日から茨城県水戸市のコミュニティFM局「FMぱるるん」で放送されている。2019年1月の番組改変で30分番組に昇格し、毎週日曜日の21:30~の放送となった。2023年4月にレギュラー陣の1人だったJA1JRK 谷田部氏がサイレントキーとなり、2024年末でJH1DLJ 田中氏が番組を卒業。現在はJA1NFQ 中島氏とMCの演歌歌手 水田かおり(JI1BTL)、FMぱるるんの “局長” ことJA1VMP 海老澤氏の3名で進行している。
新たに音声ファイルが公開されたのは2025年9月14日(日)21時30分からの第483回放送。前半は電話で沖縄県宮古島市のFMみやこアマチュア無線クラブの仲里氏が登場、宮古島市の市制施行20年記念局「8J6MY」が9月1日から11月まで運用していることを伝えた。昼間はHF帯のハイバンド、朝と夕方は7MHz帯での運用が多いという。
後半のJARDコーナーはボーイスカウト日本連盟のJO1PGG 吉田氏が登場。10月17~19日に世界スカウト機構が主催する「JOTA-JOTI」のイベントが開かれることを案内。期間中は全世界のスカウトがアマチュア無線でオンエアーするという。また10月18~19日はCQ出版社の「体験運用の日」にもなっていて、スカウトたちの体験運用も盛んに行われるという。
番組音源は下記関連リンクにある放送済み音源公開ページで聞きたい放送日のものを選ぶと、mp3形式の音声ファイルで聴取できる。放送終了後一定期間が経過したファイルから削除されるので早めのワッチをオススメする。
●関連リンク:
・OMのラウンドQSO 放送済み音源公開ページ
・palulun.net
The post <沖縄県宮古島市の記念局「8J6MY」について>OMのラウンドQSO、第483回放送分の音声ファイルをWebサイトで公開 first appeared on hamlife.jp .