「アマチュア無線家の皆様がいま知りたい話題などを、いろいろな方にお電話をつなぎ、詳しい情報をお聞きしたいと思います」という、茨城県水戸市のコミュニティFM局「FMぱるるん」の独自制作によるアマチュア無線番組「ビームアンテナ」が2023年7月2日にスタートした。番組は毎週日曜日の21時~21時30分に放送、MCは徳間ジャパン所属の演歌歌手で第2級アマチュア無線技士のJI1BTL 水田かおりが担当している。
新たな音声ファイルが公開されたのは2025年1月19日(日)21時からの第81回放送。前半は八重洲無線の池田氏が電話で登場し、新製品の144/430MHz帯FMモービル機「FTM-150ASP」の特徴を紹介した。
番組後半ではアマチュア無線ニュースサイト hamlife.jpのスタッフが、最新のアマチュア無線界の話題と番組収録前(今回は1/11~1/17)に同サイトに掲載された記事の中で、特に注目されたものをピックアップして紹介、水田かおりとあれこれ語りあった。
●関連リンク:
・ビームアンテナ 放送済み音源公開ページ
・FMぱるるん
・palulun.net
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「アマチュア無線初心者の2人がお送りする一般の方・無線初心者向けの番組です。もちろんベテランの方も聞いてください。そして2人の珍質問に笑ってください」という、女性だけのアマチュア無線番組、CQ ham for girls。2014年8月3日から毎週日曜日の15時~15時30分に茨城県水戸市のコミュニティFM局「FMぱるるん」で放送が行われている。また千葉県木更津市のコミュニティ局「かずさFM」でも毎週日曜日の15時30分~16時に同内容を放送。さらに2023年4月からは栃木県の県域局「CRT栃木放送」でも毎週日曜日の10時から同内容の放送がスタートした。
新たに音声ファイルが公開されたのは2025年1月19日(日)15時からの第548回放送。今回もアマチュア無線の月刊誌「CQ ham radio」編集長の吉澤氏が出演し、1月18日に発売された同誌2025年2月号の内容から、表紙写真と八重洲無線の新製品「FTM-150ASP」の紹介を行った。
番組は下記関連リンクの「CQ ham for girls」の音源公開ページから。聞きたい放送日のものを選ぶと、mp3形式の音声ファイルで聴取できる。 なお放送後1か月が経過したファイルから削除されているので早めのワッチをオススメする。
●関連リンク:
・CQ ham for girls 放送済み音源公開ページ
・CQ ham for girls Facebookページ
・palulun.net
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日本国内の各アマチュア局について、許可されている電波の型式、周波数、空中線電力といった免許情報について、コールサインなどから検索できる総務省のデータベース「無線局等情報検索」によると、2025年1月20日時点で、アマチュア局は「347,228局」の免許情報が登録されていた。前回紹介した2025年1月13日の登録数「347,575局」から、1週間で347局ほど減少している。なお、アマチュア局に関しては、いわゆる「アマチュア無線の制度改革」により、電波法施行規則等の一部を改正する省令や関係告示などで2023年9月25日から施行されたルールに則り、免許状に記載される周波数等(電波の型式、周波数及び空中線電力)は、アマチュア無線技士の資格別に対応した「一括表示記号」が導入されている( 2023年3月22日記事 )。
総務省が提供する「無線局等情報検索」では、アマチュア局以外に、パーソナル無線、簡易無線、放送局など、さまざまな無線局の免許データが検索できる。2019年1月7日から同サービスのWebデザインを含めて仕様変更が行われ、ほぼリアルタイムで無線局データが確認できるようになった。
その後、2020年3月16日夜の更新を最後に4月15日まで、1か月間にわたるメンテナンス作業が行われた。電波法施行規則の一部改正に合わせて“免許状記載事項等が不公表となっている公共業務用無線局等(警察、消防ほか)”の一部データを反映するための改修だったようだ( 2020年4月15日記事 )。
さらに、2024年12月28日から2025年1月6日まで、年末年始に行われたサイトリニューアル(システム停止)で、メニューなどのデザインが大きく変わった。
今回、2025年1月20日時点で、同じコールサインでも「移動しない局」「移動する局」など、それぞれ無線局免許が分かれている場合を含め、アマチュア局として「347,228局」の免許状情報が登録されていた。前回、2025年1月13日時点のアマチュア局の登録数は「347,575局」だったので、1週間で登録数が347局ほど減少した。
「種類で探す」→「アマチュア局」をクリックすると、ご覧のメニューが表示され、日本国内のアマチュア局について、コールサインなどから許可されている電波の型式、周波数、空中線電力といった免許情報が検索できる
2023年9月25日から施行されたルールに則り、免許状に記載される周波数等(電波の型式、周波数及び空中線電力)は、アマチュア無線技士の資格別に対応した「一括表示記号」が導入され、例えば一般社団法人 日本アマチュア無線の中央局「JA1RL」で検索すると、「移動しない局」の「電波の型式、周波数及び空中線電力」は一括表示記号の「1AF」に(左)、移動する局の「電波の型式、周波数及び空中線電力」は「1AM」となった(赤枠はhamlife.jpが記入)
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< “即日施行” と “9月25日施行” に分かれる>総務省「アマチュア無線の制度改革」、3月22日の官報号外で公布される
<官報号外で公布、4月15日から施行>電波法施行規則を一部改正、公共業務用無線局等(警察や消防などの一部)の“公表制度の見直し”を反映
<hamlife.jpスタッフの雑記>「令和」の無線局免許状を総合通信局で受け取ってきた
●関連リンク:
・総務省電波利用ホームページ 無線局等情報検索
・総務省 周波数等の一括表示記号
・全局の、周波数等の一括表示記号(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
・総務省
許認可等の有効期間の延長等が認められる場合があります
・総務省 特定非常災害特別措置法の概要(PDF形式)
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東海総合通信局は、同局のYouTube公式チャンネルで「アマチュア無線は仕事で使えません!」と題するイラスト動画を公開した。これは、営利目的によるアマチュア無線を使った無資格での業務連絡はもちろん、例えアマチュア無線技士の資格を持つ無線従事者で、アマチュア局を開局していたとしても、仕事(営利法人などの営利活動)での使用は“電波法違反”になると注意喚起を促すものだ。今回新たに作成・公開された動画は、立ち絵や挿絵などのイラストを動画処理し、AI(人工知能)の声で「ルールを守って楽しみましょう」と呼び掛けている。
アマチュア無線は仕事に使えません!
アマチュア無線は、仕事(企業等の営利法人等の営利活動)に使用することはできません。アマチュア無線を仕事に使用すると、無線従事者免許や無線局免許を持っていても、電波法違反となります。
アマチュア無線は、ルールを守って楽しみましょう。
動画作成:
ゆっくりMovieMaker4 lite
立ち絵など:
東北ずん子・ずんだもんプロジェクト SSS合同会社
坂本アヒル:ずんだもん
daipanfactory:男性
総務省:デンパ君
挿絵イラスト、写真:
みんちりえ
いらすとや
音声:
VOICEVOX:ずんだもん
VOICEVOX Nemo
BGM:
DOVA-SYNDROME:とある日常 written by KK
●アマチュア無線は仕事で使えません!(総務省東海総合通信局電波監理部電波利用環境課YouTubeチャンネル)
※画面の「YouTubeで見る」をクリックすると動画が見られます。
東海総合通信局は昨年10月、こんな啓発活動も↓
【速報】<密着取材>名古屋駅前のシンボル「ナナちゃん人形」が、不法電波をやっつける「デンパ君」に変身した!
<写真で見る>総務省 東海総合通信局、10月23日(水)に名古屋駅の「ナナちゃん人形のデンパ君」前で電波適正利用推進活動を実施
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<「免許をもっていても電波法違反です」と明記>総務省、「アマチュア無線は仕事に使えません!」ページ開設&リーフレット作成
<取り締まり対象者を明確化>総務省がアマチュア局の免許人(約35万通)に注意喚起ハガキ「-重要- アマチュア無線は仕事に使えません!」を送付
●【電波法80条報告書ひな形付き】総合通信局へ“違法運用”を通報するための「報告書」の書き方から提出先まで
●関連リンク:
・アマチュア無線は仕事で使えません!(総務省東海総合通信局電波監理部電波利用環境課YouTubeチャンネル)
・総務省 東海総合通信局/@tokai_bt(X/旧Twitter)
・総務省東海総合通信局
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「毎週、アマチュア無線を肴に、おかしく楽しく、そして深く、時には涙を、 時には役立つ話題をお送りしたいと思います。多彩なゲストをお迎えし、楽しく語って行きたいと思います。乞うご期待!」というハムのラジオ。2013年1月6日からインターネットでコンテンツの公開を行い、同年10月から2018年12月末までは茨城県水戸市の「FMぱるるん」で放送。2019年1月からは再びインターネット配信に戻っていたが、同年6月から毎週日曜日21時に千葉県成田市の「ラジオ成田」で地上波放送が再開、2020年4月からは再放送も始まった(現在は毎週水曜日の24時から再放送中)。また2023年10月からは兵庫県丹波市の「805たんば」で毎週日曜日の20時から1週前の番組が放送されるようになった。
2025年1月19日(第629回)の特集は「電子申請システムのリニューアル」。今年1月6日に総務省の電波利用関係各種システムの統合・リニューアルが行われ、新たに「電波利用電子申請」サイトが開設。番組メンバーがさっそく新サイトにアクセスした模様を報告した。
公開されたポッドキャスト音声は約50分。聴取は下記関連リンクから。Web上のほかiTunesかSticherのリンクからも聴くことができる。
●関連リンク: ハムのラジオ第629回の配信です
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先週のアクセスランキング1位は、東海総合通信局が海上保安庁第三管区海上保安本部御前崎海上保安署とともに、静岡県御前崎港で船舶の不法無線局の取り締まりを実施した結果、所有する船舶に免許を受けずに船舶用無線機を設置し、不法に無線局を開設していた埼玉県春日部市在住の男(49歳)を電波法違反容疑で摘発したというニュースだ。4位と8位にも同様の記事がランクインしている状況で、相変わらず電波法違反による当局の摘発や行政処分に関心が集まっている。
●【電波法80条報告書ひな形付き】総合通信局へ“違法運用”を通報するための「報告書」の書き方から提出先まで
続く2位は、八重洲無線株式会社が2025年1月10日に、日本国内向けの公式サイトを完全リニューアルした話題。同社公式サイトのリニューアルは2014年6月10日以来で、実に10年7か月ぶり。大きく「個人」「法人」「船舶無線」の3ジャンルに統合されてURLアドレスも変更されている。新サイトには、これまで未掲載だった144/430MHz帯FMモービル機の「FTM-150ASP」や、特許技術“YAESUコネクト” 搭載のデジタル簡易無線(登録局)のハンディ機「SRD790」「SRD790-BT」「SRD795」「SRD795-BT」も収録されている。
3位は「<特集「遠隔操作、レストア…愛機活用のヒント、HF機の機能拡張に挑戦」>電波社、『HAM world(ハムワールド)』2025年3月号を1月18日(土)に刊行」、そして5位には「<特集は『アマチュア無線 オペレーションガイド2025』>CQ出版社が月刊誌『CQ ham radio』2025年2月号を刊行」と、それぞれ2025年1月18日(土)に発売されたアマチュア無線関連雑誌の事前情報を伝える記事だ。
※タイトルをクリックすると該当記事にジャンプします。
1)<所有する船舶に無線機を不法設置>東海総合通信局、免許を受けずに無線局を開設した埼玉県春日部市在住の男(49歳)を摘発
2)<「個人」「法人」「船舶無線」の3ジャンルに統合>八重洲無線が公式サイトを完全リニューアル、URLアドレスも変更
3)<特集「遠隔操作、レストア…愛機活用のヒント、HF機の機能拡張に挑戦」>電波社、「HAM world(ハムワールド)」2025年3月号を1月18日(土)に刊行
4)<免許を受けずにアマチュア無線局を開設>近畿総合通信局、兵庫県姫路市在住の第四級アマチュア無線技士(63歳)に対して43日間の行政処分
5)<特集は「アマチュア無線 オペレーションガイド2025」>CQ出版社が月刊誌「CQ ham radio」2025年2月号を刊行
6)<ショップ名は同じなのに、異なるURLや運営会社情報が多数存在!?>現行機種のアマチュア無線機器が定価の半値以下など、ありえない安さで誘う詐欺サイトが新たに見つかる
7)<スイッチングノイズを抑制するDCラインフィルターの製作>「月刊FBニュース」、記事7本とニュース2本をきょう公開
8)<兵庫県加西警察署と共同で取り締まり>近畿総合通信局、免許を受けずにアマチュア無線機を設置して不法無線局を開設していた運転手(63歳)を摘発
10)<必要な支援や避難所におけるサポートなど…ARRL NEWSが伝える>米国・カリフォルニア州ロサンゼルスの大規模な山火事で活躍するアマチュア無線家たち
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一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)は2025 年1月8 日(水)に連盟会議室とWeb会議で第78回理事会を開催、その報告をJARL Webの会員専用ページで公開した。なお第77回理事会は2024年12月12日に文書で開催されている。理事会報告の閲覧はJARL会員のみでコールサインと登録したパスワードが必要となる。
JARL Webの会員専用ページに掲載された第78回理事会報告によると、今回は次の3議題が審議された。
<議題>
第1号議題 アマチュア無線フェスティバル ハムフェア2025について
第2号議題 「特定資産」の取り扱いについて
第3号議題 国際アマチュア無線連合(IARU)創立100周年記念ランチョンへの参加について
今回開催された第78回理事会の第1号議題では、2025年8月23日(土)~24日(日)に有明GYM-EXで開催される「ハムフェア2025」に関連し、山内常務理事の提案で下記について審議した。
◆1.2026年以降に開催されるハムフェアについては、ハムフェア実行委員会により作成された開催要項案(概要)と予算を理事会において審議し、承認することを提案する。
◆2.ハムフェア2025については、重要な以下の点に絞って、改めて理事会として審議し決議することを提案する。
①
入場料の値上げについて(非会員の入場料を2,000円から3,000円(税込)に値上げすることにより、約150万円の増収が計画されていることの是非)
② 出展者分担金について(出展者分担金を5%値上げすることにより、約120万円の増収が計画されていることの是非)
③ 値上げを避けるための原資について(「連盟分担金」の最小化を目指すことの是非)
④ その他
審議の結果、「①2026年以降に開催されるハムフェアについては、ハムフェア実行委員会により作成された開催要項案(概要)と予算を理事会において審議し承認する」「② 2025年の入場料、出展者負担金は値上げせず2024年と同様とし 、事業計画をハムフェア実行委員会において改めて作成の上、本部からの事業費として必要な金額を明確にし、2月の理事会において予算決定する」という2点が出席理事15名全員の賛成で承認された。
これにより、すでに公式サイトや機関誌で告知されていた「ハムフェア2025」の一般(=JARL非会員)入場料の50%値上げ(2,000円→3,000円)と、出展者分担金(ブース出展料)の約5%値上げは、JARL本部の事業費拠出によって回避され、ハムフェア2024と同額になることが確定した。
◇
なお第77回理事会は文書開催となり、リビアアマチュア通信協会(LCAS)のIARU加盟について、JARLとして賛成票を投ずるかを審議するもので、2024年11月27日に森田会長が理事と監事に対し賛成票を投じたい旨の提案書を発し、12月12日に全員から同意の意思表示があったという。
第78回および第77回理事会報告の内容は、下記関連リンクのJARL会員専用ページ(要ID、パスワード)からPDF形式で閲覧できる。
●関連リンク:
・第76回理事会報告(JARL Web 会員専用ページ
※要・登録パスワード)
・第77回理事会(文書による)報告(JARL Web 会員専用ページ
※要・登録パスワード)
・「ハムフェア2025」開催概要
※1月18日現在、一般入場料は修正されていない(JARL Web)
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日本における、2025年1月18日時点の「アマチュア無線局のコールサイン発給状況」をまとめた。1エリア(関東管内)の関東総合通信局、8エリア(北海道管内)の北海道総合通信局、9エリア(北陸管内)の北陸総合通信局のそれぞれから更新発表があった。
各総合通信局および沖縄総合通信事務所が公表している、コールサインの発給状況は下表の通り。
ところでアマチュア局のプリフィックスの割当ての順番に触れておこう。まず1エリア(関東管内)を例に取ってみると、最初はJA1 → JH1 → JR1 → JE1 → JF1 → JG1 → JI1 → JJ1 → JK1 → JL1 → JM1 → JN1 → JO1 → JP1 → JQ1 → JS1と一度目の発給が行われた。
その後JE1からプリフィックスのアルファベット順での空きコールサインの再割り当てが行われ、JE1 → JF1 → JG1 → JH1 → JI1 → JJ1 → JK1 → JL1 → JM1 → JN1 → JO1 → JP1 → JQ1 → JR1 → JS1と進んだ。
さらにその後、数字の7で始まる7K1 → 7L1 → 7M1 → 7N1 → 7K2 → 7L2 → 7M2 → 7N2 → 7K3 → 7L3 → 7M3 → 7N3 → 7K4 → 7L4 → 7M4 → 7N4の発給が行われ、その後にJA1 → JE1 → JF1 → JG1 → JH1 →JI1 → JJ1 → JK1と2度目の再割り当てが進行している。
また2エリア(東海管内)と3エリア(近畿管内)も、関東の1回目の再割り当てと同様に「JS2(JS3)終了後に、JE2(JE3)からプリフィックスのアルファベット順」で再割り当てが進行している。
しかし6エリア(九州管内)は、JQ6までの発給が終了後(JS6は沖縄に割り当て)、JA6から、プリフィックスのアルファベット順での再割り当てが行われている。
このあたりの経緯と詳細は、日本におけるコールサイン研究の第一人者、JJ1WTL・本林氏のWebサイトが詳しい。
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【追記:三巡目の「JL1AAA」発給】<「令和6(2024)年3月21日付」の発給から>1エリア(関東管内)、「JK」のプリフィックスが終了し「JL1AAY(三巡目)」からの割り当て開始が判明
<総務省のデータベース「無線局等情報検索」で判明>7エリア(東北管内)、令和3(2021)年1月28日付で「JQ7AAA」を発給
<令和3(2021)年1月20日発給分から>6エリア(九州管内)、「JE6」のプリフィックスが終了し「JF6AAA(二巡目)」からの割り当て開始
●関連リンク:
・総務省電波利用ホームページ 無線局等情報検索
・JL1の再々割り当てに突入(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
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2025年1月26日(日)、大阪市内をコースに「第44回大阪国際女子マラソン」が開催される。関西テレビ放送(カンテレ)が行う同マラソンの生中継では、例年1200MHz帯を一次業務とするFPU(放送事業用無線局)を使用している。このため今回は大阪府と兵庫県、奈良県内の1200MHz帯D-STARレピータ7局12波などが1月24日(金)から26日(日)の日中に停波を行う。JARL D-STAR NEWSが利用者に注意を呼びかけている。
「第44回大阪国際女子マラソン」開催を告知する関西テレビ放送のWebサイトより
テレビ局の生中継などで使用する放送事業用無線局(FPU=Field Pickup)が、一次業務として1200MHz帯を使用するケースが増えている。今年も1月26日(日)12時15分から大阪市内をコースに開催される「第44回大阪国際女子マラソン」の生中継のため、干渉の可能性がある1200MHz帯アマチュア無線D-STARレピータ7局などに対し、中継リハーサル期間を含めてのべ3日間にわたる運用調整(停波)の要請があった。
JARL D-STAR NEWSで発表された、停止するレピータと停波要請の時間帯を整理して紹介しよう。なおレピータ局によっては管理上の都合などから、要請のあった時間帯よりも長く停波することもありえる。またD-STAR以外の1200MHz帯アナログFMレピータ(同様区域と京都府)で同時間帯に停波する局があるので注意が必要だ。
<停止対象の1200MHz帯D-STARレピータ局>
(1)JP3YHF(大阪府大阪市住之江区南港北)
DV 1291.65MHz、DD 1290.625MHz
(2)JP3YHH(大阪府大阪市平野区加美鞍作)
DV 1291.63MHz、DD 1290.125MHz
(3)JP3YHJ(大阪府東大阪市山手町)
DV 1291.67MHz、DD 1290.375MHz
(4)JP3YID(大阪府大阪市浪速区日本橋)
DV 1291.61MHz、DD 1270.375MHz
(5)JP3YDH(大阪府池田市畑)
DV 1291.57MHz
(6)JR3VK(兵庫県神戸市神戸市灘区六甲山町南六甲)
DV 1291.03MHz
(7)JP3YHL(奈良県奈良市左京)
DV 1291.69MHz、DD 1290.125MHz
<停波要請時間帯>
2025年1月24日(金)から1月26日(日)の3日間
各日とも午前10時から午後6時の間
※実際の停波時間は各レピータにより前後することがある
※同一時間帯において同様区域および京都府のアナログレピータの1200MHz帯も停波
詳細は下記関連リンクのJARL D-STAR NEWS参照のこと。
●関連リンク:
・大阪府・兵庫県・奈良県のD-STARレピータの1200MHz帯一時停波のお知らせ(JARL D-STAR NEWS)
・第44回大阪国際女子マラソン
・大阪国際女子マラソン コースマップ
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1995年1月17日午前5時46分に発生した「阪神・淡路大震災」から30年を迎えた。この大震災では、関西を中心とした多数のアマチュア無線家が、非常通信による連絡や災害状況の確認、物資輸送などの復興支援といったボランティア活動を精力的に行った。それらをまとめた「阪神・淡路大震災 アマチュア無線運用とHAMボランティアの活動(実状記録と反省そして更なる無線運用の構築に向けて)」をはじめ、当時の活動を記録した資料の一部が神戸大学附属図書館のデジタルアーカイブ「震災文庫」で公開されている。
阪神・淡路大震災で倒壊した建物。神戸市中央区の生田新道付近(写真:クリエイティブ・コモンズ 撮影/松岡明芳)
神戸大学附属図書館は1995年1月17日に発生した「阪神・淡路大震災」の被害・救援・復興などに関するさまざまな資料・文献(2022年現在約56,000点)を収集した「震災文庫」を開設している。その資料の一部(2022年現在で約12,600件)はデジタルアーカイブ化し、インターネットで誰でも閲覧できるようになっている(個人情報掲載部分を除く)。
収集資料の中には、アマチュア無線家が非常通信による連絡や災害状況の確認、物資輸送などの復興支援といったボランティア活動を精力的に行った記録「阪神・淡路大震災 アマチュア無線運用とHAMボランティアの活動(実状記録と反省そして更なる無線運用の構築に向けて)」(編者:阪神・淡路大震災で活動したアマチュア無線家有志)などアマチュア無線関連のものもあり、デジタルアーカイブで公開されているものだけで総ページ数は500ページを超えている。
以下に公開されているアマチュア無線関連の所蔵資料の目次を示す。阪神・淡路大震災から30年を迎えたのを機に、一度これらの資料を閲覧し、当時のアマチュア無線家の活動に思いを馳せてみてはいかがだろうか。
神戸大学附属図書館「震災文庫」のデジタルアーカイブ目次より
●関連リンク:
・阪神・淡路大震災
アマチュア無線運用とHAMボランティアの活動(実状記録と反省そして更なる無線運用の構築に向けて)(震災文庫/神戸大学附属図書館デジタルアーカイブ)
・震災文庫利用案内(神戸大学附属図書館)
・アマチュア局の非常通信マニュアル(JARL Web)
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