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link 7L4WVU 自作アマチュア無線局 7L4WVU 自作アマチュア無線局 (2024/11/23 18:05:33)

feed 自作機POTA: 久しぶりのQRPハイバンド (2024/11/16 7:12:57)
今週は大阪におります。最近6mのコンディションも爆発しているようですが、1982年頃に6mの自作機と10エレ八木で北米から59プラスでパイルになったことを思い出します。

昨日は午前中に時間が取れたので近くの淀川まで足を運んで久しぶりにHFハイバンドのコンディションチェックをしてみました。

POTAのアクチベーションはWVU604F単体0.3-0.5W出力で40mのみ5Wアンプを繋いでます。アンテナは、ロッド2m長のPOTANT-7です。

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最初、40mと30m、国内のコンディションもよくずっと呼ばれ続けました。
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次に20m。国際バンドということもあるので私はPOTAでは普段は出ないのですが0.5Wでも国内からも結構呼ばれるので驚きました。ローバンドがダメな時はでてみるのも良いかも知れません。
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次にこのアンテナのハイバンド側ではコイルの巻き数比から効率がよく、一番海外交信しやすいバンドでもある17mと15m。0.5Wでも北米まで届いてますね。中国、ロシアから数局呼ばれました。
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このアンテナは、ハイバンドの12mや10mはコイルの巻き数比から効率が下がるのですが近場には届いているようでした。10Wくらい出せば呼んでくると思います。
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久しぶりに50局、内海外8局と交信できました。普段は早周りなので、ハイバンドに出る余裕がないのですが、なかなか楽しめることが分かりました

feed 電波文化祭 サイクル3に出展しました (2024/11/16 4:41:05)
狭山市の電波文化祭に出展しました。今回は3回めの出展。今回は頒布はしないで過去に製作したもの展示のみとしたこともあり、来場のみなさまとゆっくりお話しができました。主催者の方々におかれましては会場設営含めて大変だったと思います。今回も大変お世話になりありがとうございました。

来場者数は不明ですが、1回目、2回目に比べて開場時から明らかに少なかったようでした。イベント前に違和感を感じたので一部の関係者の方にはお伝えしていたのですが少し残念でもあります。

以下、私が個人的に感じたことを記載しておきます。反省会のときにLessons Learnedの項目に加えて頂ければ幸いです。

<よかったこと>
①ハンズオン、体験運用などアマ無線やモノづくりを若者にも広げる活動ができていた。

②スタッフの皆様が準備などしっかりして頂き、事故などもなく円滑にイベントが開催された。

③イベントの開催概要がWebで前回よりわかるようにまとめられていた。


<見直せばよいと思ったこと>
①電波文化祭というタイトルなのに他のものづくりの展示や学生展示などが増えてテーマが拡散、ミニNTのようなイベントになった。結果、来場者はメインのアマ無線系が大幅に減ったが、一方、期待のNT系来場者は増えなかったようにみえた。そのため来場者で若い人が増えた感じもなく、自分のブースにきた人を振り返れば過去の電波文化祭の方が学生や女性の来訪者もいたが今回は学生さんがブースに誰もきてくれなかったのが残念。

②前回多くの方が聴講され満席だったLTは、やりたい方がする方式になり発表プログラムがなかったので集客に結びつかなかった。LTや講演の聴講目的で来られる方がいなかったので席もガラガラで残念でした。アマ無線の方は勉強好きの方が多く、講義や発表を聴講するのが大好きで集客にもつながるので発表者の事前募集とプログラムの事前公開は必要でしょう。真ん中のスペースはLT聴講者用としてハンズオンは別室の方が落ち着いて製作できてよいのではないだろうか

③ジャンク販売禁止にこだわりがあるようですが、モノづくりとジャンク漁りは関連しています。元自作派はジャンクをばらして直したり改造する楽しみの方は多く、今でもジャンク交換会はどこでも盛況。電波文化祭はブース数に制限があるのでジャンク販売だけというのはこれまで通り禁止とするがモノづくりの出展者がジャンクを販売するのはokとして売上の一部をドネーションしてもらうようにするというのは如何でしょうか。

④終わった後に出展者に残ってもらって軽い打ち上げや反省会をした方が出展者間の交流ができて良いと思います。1人で出店していると他のブースの方とお話する時間がないので



最後に私の展示は下の動画の通りです。開場前から最後まで途切れることなく多くの方に見ていただけ、お話もできたので自分としては満足しています。次回は頒布中心に戻る予定です。

解説もない1分動画ですがよろしければご覧ください
 

feed 11/10(日)電波文化祭 頒布品の予約について (2024/11/8 19:48:59)
11月10日(日) 10:30~15:30埼玉県狭山市 で開催される 電波文化祭 に7L4WVU個人で 参加します。

今回は、これまで製作した自作品の一部の展示を行います。展示内容は→ こちらを参照願います


また、頒布品も少し準備しておりますが、当日の混雑を避けるために全てメールによる事前予約とさせて頂きます。

★メールの件名は、「電波文化祭 頒布品の予約希望」として、私のコール@jarl.comへ

★メール本文には以下を記載願います。
 1)希望頒布品名
   パドルの場合は、色と右打ちか左打ちかも記入お願いします
 2)コールサイン、氏名
  
★メール受付先着順で 結果は11/9までに全て返信します。 頒布可能な場合は予約番号、先着順で残念ながら今回予約できなかった方についても メール返信致します。


★郵送での頒布は受け付けておりません。
★予約されていて今回引き取りに来られない場合は自動的にキャンセルとなります。
★おつりが要らないようにご準備お願いします


★当日は、ブースにて 予約の品名とメールでお伝えした予約番号をお申し出ください。また、釣銭が要らないようご準備頂くと助かります

★ブースは、以下の緑枠の部分です
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頒布品


●WVU式 POTAロッドアンテナ(POTANT 7) 頒布価格 11k  →残り1台

取扱説明書 
GVporLjW4AENLAr


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公共交通機関を使ったウォーキングで公園移動がきるコンパクトなアンテナを探していたときに簡単にバンド変更ができるGAWANTをもう少し飛ぶようにならないかと試行錯誤を繰り返して考案したアンテナです。10Wでも使用でき、内蔵のレベル計でチューニングができますのでSWR計なしで簡単にQSYができます。300か所以上の公園で実験運用を行い、コンディション次第ですが0.5W (主に7MHz FT8)でも80回以上のPOTAアクチベーション(一か所で10局と交信)に成功しています。

主な特徴
 ー周波数: 7~28MHz
 ー送信10W仕様(真空管ラジオ用のエアーバリコン使用)
 ー簡単にチューニングできるレベル計内蔵(メーターは四角タイプは少し感度が悪く,10Wで半分程度
  の振れになります)

 ーロッドアンテナは2m長
 ー三脚に固定可能。
 ーコネクタはBNC-J
  ★ラジアル線(1/4波長)、同軸ケーブル、パッチンコアなどはご準備頂く必要があります。
  ★飛びは普通の短縮ロッドと同程度と思います
  ★送信中はロッドアンテナ、バンド切り替えSWなど金属部分に絶対に触らないようにしてください(感電します)



●Ashi Paddle 45 (2022バージョン)  完成品 4k   →赤5台、青5台
最近は、北米のPOTA,SOTA愛好家の間で人気になっているモデルです。光造形の3Dプリンターで製作しています。
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●中波用バリコン 新品 アルプス製     1k   →3個

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300pFと150pF(おそらく)のバリコンです。真空管ラジオやアンテナカプラーなどの自作にどうぞ!
















feed TE-2101アンテナアナライザー頒布のお知らせ (2024/11/2 9:57:05)
今年のイベント出展もほぼ終わりましたので ハムフェアや各イベントに来れなかった方でご希望の方に追加製作を行い郵送にて頒布致します。ご希望の方は申し込みお願いします。(部品発注から行いますので1~3か月お待たせすることになりますがよろしくお願いします)


●件名に 「TE-2101アンテナアナライザー頒布希望」 と記載して  私のコールサイン(小文字)@jarl.com 宛にメールでお願いします。
本文に お名前(フルネーム)、 コールサイン(お持ちの場合)を ご記入ください。
お申込み頂いた後にこちらから受付メールを返送致します (メールを送った後3日たっても受付メールが届かない場合は、迷惑ホルダーをご確認ください。返信がない場合は再送お願いします)

その後、製作ができ次第、振込関連の情報をこちらからメールで連絡致します(待ちきれずに他の製品を購入頂いた方などはそのときにキャンセル頂いても構いません)。また、基板や部品調達ができなくなった場合が来たときは頒布を終了させて頂きます。


どうぞよろしくお願いします。


1.装置の概要
 ●0.2-200MHzまで対応した片手に納まるほど小型軽量のアンテナアナライザーです。 インピーダンス測定などの機能は省略、VSWR表示に限定して簡略化しています。

<説明動画>



2.頒布品の詳細
詳細は、取扱説明書(TE-2101C)をご覧ください。
https://qdzlab.seesaa.net/article/483920724.html
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3.頒布価格について
 ●本体12,000円 (送料別)
 ●送料 200円 (クリックポスト)


4.注意事項(取説から主要部分を抜粋)
①趣味の製作品のため外観には加工の傷、ズレ等があります。また、性能も測定器のようなものではありません。神経質な方は、申し込みをしないで市販品を探してください。

②マイクロUSB充電コネクタは大半の市販品で使用できると思いますが、大きなものは刺さらない可能性があります。(サイズ詳細は取説をご参照ください)

③リチウムポリマー電池を使用していますので扱いには注意してください。充電する際は、発火事故のリスクを避けるために、人が監視 できる状態で充電を行ってください。

④車内など高温になる場所に放置しないでください。50度程度でも 変形、故障の原因になることがあります。

⑤万一の取扱や保管中での事故や損失が生じた場合でも、当方は一切責任を負いません。

⑥故障、不具合時はメールでお問い合わせください。 ベストエフォートで対応します。

⑦信号には目的周波数以外に高調波成分を含むため、屋外のアンテナ測定などに使用する場合は、周囲の無線設備等に妨害を与えないよう十分配慮してください。

⑧本頒布品の転売、ソフトウェアの再頒布ならびに逆コンパイルは固く禁じます。

⑨本機は改良のため予告なく仕様変更を行うことがあります。 ハードウェア、ソフトウェア共にアップグレードの対応は行っておりません。

⑩本機は個々に調整していますが、電圧と半導体のばらつきによるレベル誤差が あります。 安定化電源回路を搭載し、ある程度ソフトウェアで補正しておりますが、 測定器のような精度はありません。

⑪温度特性については、考慮していません。極端な低温、高温下の動作は不明です。 校正時と使用時の周囲温度に差があると誤差が大きくなることがあります。

⑫本器はリアクタンス成分を計測していません。 リアクタンス成分を含む負荷の場合は精度が悪くなることがあります。

5.紹介動画やSNSなどから
★VUJ Labさんでの使用レポート


★ももちゃんねるでの紹介動画(開始後6分くらいから)


★Twitterでの書き込み(一部のみご紹介)

7L4WVUさん JE3QDZさんコラボの
TE2101で測定小さくてめっちゃ使いやすい😃 pic.twitter.com/KgiAVpsACH

— JJ3JHP/シガMB106 (@ohmiya599) August 14, 2021


今更ながらの…リュック整理〜🎒💦

ハムフェアでは、各局様EBありがとうございました(〃ω〃)

7L4WVU局のアンテナアナライザーは、買って大正解!使いやすくて最高です〜🤗

ホテルで貰ったアパ社長カレーは、会場内そして仙台まで…ずっと背負ってました🤣🍛 pic.twitter.com/dHqYsjIuKJ

— JG7UWW(みやぎSA33) (@jg7uww) August 25, 2022



アマチュア無線、アンテナアナライザー。TE-2101
アマチュア無線家のおふたりの力作です。精度も素晴らしい。移動運用時に重宝しそうです。

測定範囲 : 200KHz〜200MHz
大きさ : 55mm x 60mm(突起物含まず)
重量 : 約90g

2枚目の写真は16mhのダイヤモンドHV7CXモービルアンテナの測定結果です。 pic.twitter.com/6BVaoIQPPf

— マッキンポップ (@macinpop) February 23, 2022


アンテナアナライザー到着。
早速試してみました。
扱いも簡単で良いですね👍
7L4WVU局さん、JE3QDZ局さんに感謝🙇 pic.twitter.com/5bjRCoqCHC

— しずおかMM316/JP2UFN (@sizuokaMM316) July 26, 2021





それでは、宜しくお願いします。


feed FM鉱石ラジオの実験⑦ FM鉱石ラジオ3号機の製作 (2024/10/28 9:01:20)
FM2号機が落ち着いたのですが、さすがに移動受信には大きいためもう少し小さくできないかと思うようになりました。空き缶も大きなものだと入手に難があるかも知れません。ビールなどのアルミ缶は半田付けが難しいのでスチールの缶コーヒーに目が留まりました。これならば、道端にも落ちていますので入手は簡単、早速実験してみました。

まず、最近ではすっかり使うことがなくなった缶切りで上部をカット。これは簡単にできました。切り口は怪我しないようにラジオペンチなどで整形しておきます。

同調回路は、銅パイプは使えないので直径1mmのエナメル線とFM用のポリバリコンを使いました。これではQは低くなりそうです。実際、簡単に測定したところ2号機はQ=180、今回は130程度でした。これで2号機と同じ回路で実験しましたが、さすがに感度が非常に悪く+5dBmがやっと聴こえる位でした。
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キャビティの共振周波数は、頒布しているTE2101アンテナアナライザーにリンクコイルを接続することで見ることができます。おおよそのQもグラフからみることができるので便利です。
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その後、コイルの直径が小さくなったために検波回路のレベルも下がったようで1回だった検波コイルを5回巻きにしてみたところ、大幅に感度があがりました。SGから弱い信号をいれてイヤフォンで聴きながらコイルの間隔などを調整したところ最終的には2号機と同レベルの-30dBmくらいまで聴こえるうようになりました。

早速、近所にあるいつもの受信ポイントに行って聴いてみたところ、前と同じくらい聴こえました。Qが低いので混信とか心配ですが。。。

十分使えそうなので、ラジオの円板ダイアルをバーニアに変更して選局しやすいようにしましたが、円板ダイアルでも十分選局可能ですので簡単に自作できると思います。

受信状況は以下のとおりです


また、スカイツリーから52km離れた高尾山に登って受信したものは以下となります






feed FM鉱石ラジオの実験⑥ FM鉱石ラジオ2号機の特性まとめ (2024/10/22 12:09:35)
検波回路をその後も弄ってみましたがあまり改善はありませんでした。レシオ検波も歪が少なくてよかったのですが最終的に出力が大きいフォスターシーレー検波回路(下図。D1D2は1S1926P3、L3は27uH、C3,C4は0.047uF、R1,R2は15kΩ)として2号機の実験は終りとします。最後にまとめです



1.最終回路図
R



2.特性のまとめ

①検波特性 1kHz 75kHz変調 at Fc=88MHz
オシロスコープで検波出力の電圧をみながらSGで変調波の周波数を変えてレベルをプロットしました。Qもそれなりに取れているようで
綺麗なカーブが観測できました。
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②入力レベル vs 歪、S/N
SGから88MHzで1kHz 75kHz変調で入力してSGレベルを変化させたときの歪率THDとS/Nです。ダイオード出力ではレベルが低すぎて読めないためLM358 AF Amp.を通した値です。レベルが高いときにアンプで歪んでいるようなところもありますがこんなものかと。


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3.外観と実験中の内部写真 (最終形ではありません)
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実験中の内部
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キャビティ特性
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4.本機の実用性について
本機の性能は、クリスタルイヤフォンで聴くとアンプなしで85dBμ程度、LM358ヘッドフォンアンプを使うと65dBμ程度まで聴こえます。屋外の移動受信でダイポールアンテナを使って電界強度を測定しながら数ポイントで実験してみたところ障害物や騒音がなければ半径25km距離内で無電源でクリスタルイヤフォンで聴くことができます。また、音声アンプを使えば40km以上でも聴こえるでしょう。これらを地図にプロットすると下図のようになります(内側25km、外側40km)。自宅で八木アンテナで受信すればさらに良好に受信可能です。

海外のFM鉱石ラジオでタワーの上の八木アンテナを使って多くのDX受信をされている方がどのくらいの性能の受信機を使われているのか分からなかったのですが、受信局の出力と距離から計算してみたところ本機とあまり変わらない性能とわかったのでよかったです。

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最後に受信テストの写真など貼っておきます。また受信機を来月11/10の電波文化祭で展示しますのでご覧頂ければ嬉しいです

新木場公園(距離8km。TFM,JFM,文化放送を受信)
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狭山公園(距離34km。TFM,JFM,NHK,Nack5を受信)
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野山北、六道公園(距離40km。JFM,NHKを受信)
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所沢市城山神社 (距離27km。JFMを受信)
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feed FM鉱石ラジオの実験④ 検波ダイオードの特性を比較する(その2) (2024/10/28 6:13:43)
前回の記事 で現在手持ちのダイオードの特性を比較してみました。その記事に書いた秋月で購入できるBAT43とXで教えてもらった1SS106を昨日BBQが終わり、次の飲み会への移動の途中で購入しました。

早速特性をみて先のグラフに追加してみました。

BAT43はデーターシートからもっと悪いと思っていましたが、実際はなかなかよいものでした。今使っている1S1926P3より低レベルは感度が悪いのですが立ち上がりが鋭いです。

また、1SS106は低電圧の感度が高いということだったのですが実際は1N60系のものより感度が悪い感じがしました。今使っているものよりも特性はよくなさそうなので、復調実験とかはしないでこれでおしまいとします。

あとは、海外勢が使っているD301を入手して特性を比較してみたいです

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feed 自作機POTA:北陸新幹線で富山ウォーキング (2024/10/19 5:21:55)
先月のことですが、北陸新幹線で富山へ寄ってウォーキングでPOTA移動しました。富山、石川はPOTAの公共交通機関でまわれる対象公園が多くあり、出張や旅行のついでに多くのPOTAアクチベーションをすることが可能ですので参考になれば嬉しいです。

1.今回のルート
早朝の北陸新幹線で大宮から富山に移動して2日間で10か所のACTを行いました。関東、近畿で電車移動で一日に5か所回れるところは殆どACT完了したので久しぶりにウォーキングでPOTA早回りを楽しめました。

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2.初日 ①~④

①JP-1380 富岩運河環水公園
0653大宮から北陸新幹線「はくたか」で富山駅へ0908到着。到着して徒歩10分程度で行ける綺麗な公園です。あいにくの雨でしたが屋根付きのベンチがあったのでそこから運用。0932-0952

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②JP-1377 富山県岩瀬スポーツ公園
牛島新町駅から富山地方鉄道富山港線で蓮町下車して徒歩15分。トラムと呼ばれるかっこいい連結型の市電が1時間に4本運行されているので時間を気にせず移動ができます。ネットで検索したらSUICAが使えないということで小銭を準備していたのですが、9月末から使えるようになり便利です。

ここも屋根付きのベンチがありましたのでPOTANTにビニール袋を被せて運用しました。しかし、途中で雨風が強くなり嵐に。ベンチの中にも雨が吹き込んできたり、アンテナが倒れたりで大変な状態になりました。徒歩移動も難しかったので嵐が収まるまで待機となりました。運用1055-1217

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③JP-1376 富山県五福公園
トラムに乗って蓮町から富山大学前へ移動。大学の隣にある公園です。ここも屋根付きベンチがあり雨の中助かりました。富山は雪が多いからでしょうか殆どの公園に屋根付きベンチがありFBです。運用1340-1408

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④JP-2062 県庁前公園
富山大学前からトラムで移動できます。ここは、駐車場がないためOJMさんも富山でここだけは移動されていないという珍POTAでリクエストが多いところだったのでがんばって運用しました。市内にはレトロな市電車両も沢山走っており楽しめます。1441-1517 22局交信

富山→高岡→新高岡駅に鉄道で移動して宿泊。ここで高岡~新高岡間のJRは1時間に1本しかなく移動に不便で駅前にも店は殆どなかったので翌日も富山をまわるのであれば高岡で宿泊すればよかったです。

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3.2日目 ⑤~⑩
⑤JP-2063 富山新港臨海野鳥園
ホテルを7時過ぎに出てJRで高岡に戻り万葉線で海王丸駅まで移動。ここもトラムで快適に移動できます。車両は藤子不二雄の故郷ということでドラえもん列車でした。乗っていても楽しい電車です。万葉線は、 『万葉集』の代表的歌人である大伴家持が国守として赴任してきたということから名づけられたそうです。野鳥園は、朝9時から開園なので開園と同時に入って観察小屋脇で運用しました。
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⑥JP-2076 海王丸パーク

野鳥園の隣にある公園です。航海練習船である帆船の海王丸が展示されています。0933-0955まで無線運用
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⑦JP-2067 富山新港元気の森公園
新湊大橋の東側にありGoogleマップでみると徒歩で1時間以上かかる表示だったので行く予定はなかったのですが新湊大橋のところに歩行者が使えるエレベーターがあり徒歩で渡れることが分かり、急遽予定追加。ただ、橋から公園までは徒歩20分位で結構歩きます。運用1043-1101

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橋からみた景色
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⑧JP-2066 開港記念碑緑地広場
橋を徒歩で戻り少し歩くと到着します。運用1134-1149、越ノ潟からトラムで中新湊駅まで移動
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⑨JP-1381 県民公園新港の森
中新湊駅から徒歩15分。雨上がりでものすごい蚊の攻撃にありましたので短時間で撤収。1226-1237

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⑩JP-2065 第一貯木場緑地広場
先の公園から徒歩で15分位で行けます。運用1252-1305 IMG_3210


3.最後に
2日間で10か所と久しぶりに公共交通機関を使って効率よく回れました。あいにくのお天気でしたが富山は市内の移動がとても便利で公園も屋根付きベンチがあるので何とかなりました。次回はお天気の良いときに立山連峰がみにいってみたいです。
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今回のhQSL
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feed FM鉱石ラジオの実験④ 検波ダイオードの特性を比較する (2024/10/21 20:22:50)
海外の鉱石ラジオマニアのネット記事をみていると改善ポイントとして、①検波ダイオード、②同調回路のQ、③高インピーダンスヘッドフォンなどがあり、みなさん苦労されていることが分かります。

海外の記事には各種のダイオード特性の比較などもあったので自分が使っているダイオードも同様に測定して改善の余地があるか調べてみました。

まず、今FM無電源ラジオで使っているダイオードは、JRC製の1S1926P3というもので20年位前にハムフェアで入手したものです。Vfが低いので頒布品ではQRPパワーメーターに使用しています。データーは簡単なものは、 こちら でみることができます。Vfは、0.45Vで10mAとなかなかのものです。(参考までにAM検波などによく使われている1N60は10mAのときのVfは、0.8V程度です。データは こちら

海外の愛好家が使われていて特性がすぐ入れているのは、D310,D311,D312AなどでD310はなんと0.24Vで10mAとなっているので、自分のラジオもまだ改善の余地がありそうです。

今回、使っている1S1926P3と1N60同等品の1K60, 0A90、それに先日デジットで購入した低VfのPMEG3020ERについて測定してみました。測定は安物テスターなので誤差はそれなりにあると思いますが、同じ環境での測定なので比較データーとしては使えると思います。

測定結果を下図に示します。左から2番目が1S1926P3です。これをみるとデーターシートの値よりかなりよく0.3Vで10mAと海外勢が使っているD311などの低Vfダイオードと比較しても良い勝負です。実際に1N60とラジオで比較しても感度が全然違って10dB以上はよいと思います

ここで、デジットで購入したPMEG3020ERですが、恐ろしいほどの低Vf特性でびっくりしました。これが使えたらどんなにすごいことか。しかし、残念ながらキャパシタンスが170pFと大きすぎでFM受信機には使えません。試しに使ってみましたが予想通り感度は恐ろしく低く使い物にはなりません。次回、中波ラジオで再チャレンジしてみたいと思います

参考までに秋月電子で入手可能な中で使えそうなのがBAT43です。これは手持ちにないのですが、データーシートの値をプロットしてみました。1N60よりかなり良さそうです。

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feed FM鉱石ラジオの実験③ FM放送を使ったアンテナ比較 (2024/10/21 20:23:09)
前回、FM無電源ラジオで受信に成功したときに手持ちの各アンテナを持って行き受信電界強度測定を行いました。GAWANTモドキ、磁界ループ、そしてダイポールによる各放送局のレベルをみるとアンテナ利得の比較になります。値をみるとこれまでアマ無線で実験していた時の想定利得と同じでした。

まず、各アンテナの受信電界強度測定時の写真です。

GAWANTモドキ
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磁界ループ
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ダイポール
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強く受信できる局のみ測定しました。各アンテナの偏波面が異なるので局によって磁界ループよりGAWANTモドキの方が強い場合もあったりしますが、平均レベルからダイポールを基準にすると磁界ループの利得 -12dB、GAWANTモドキの利得 -17dBとなりました。ローカルFM放送局の信号は変化しないのでアンテナ実験で性能を求めるときに便利です。
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また、今回受信に成功したのはJ-waveのみですが、受信電界強度83dBμVは(0dBm=107dBμVとすると)83-107=-24dBmとなり製作した受信限界値であったことが分かります。これらの値をよく頭に入れておくと電測で受信できる局が分かったり、受信できる場所探しに使えます

参考までにJ-waveはスカイツリーから7kW送信 ERP15kW、距離が27kmあり、受信電界強度を 計算で求める と以下のようになり計算値とほぼ一致するので、どこで受信可能かあらかじめ計算しておくこともできます。

また、製作した受信機は-10dBm程度の入力があれば静かな部屋で快適に聴こえるので、このグラフからスカイツリーが見える5km以内のところであれば楽しめるのではないかと思えます

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