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link 7L4WVU 自作アマチュア無線局 7L4WVU 自作アマチュア無線局 (2025/1/22 2:35:28)

feed 韓国 済州島旅行(無線運用はありません) (2025/1/17 11:07:50)
久しぶりにパスポートを取得して、1/12~1/15まで韓国の南にある済州島(Jeju island)に旅行しました。韓国は、仕事で何度も訪問したことがありますが、済州島は初めてです。

<旅行の概要>
到着が初日の夜、出発が最終日の朝ということで実質2日間で島の各ポイントをツアーバスでまわりました。最初、ホテルと移動手段のみの自由旅行と思っていたのですが、現地ではガイドさん付。日本語も上手で説明が分かりやすく、島の歴史や生活など大変勉強になりました。

為替1KRW=0.11JPY、ウォンもドルに比べると安くなっていますが、ドル円はもっと安くなっているので5年位でウォンに比べても約20%程度円は安くなっています。物価は、ガソリンがレギュラー190円/L、最低賃金は1200円ということなので日本より少し高い感じです。スーパーの商品の値段も日本と殆ど同じ位で最近高値になっているキャベツも400円くらいでした。

面積は大阪府と同じ、人口は80万人ということでした。POTAの公園は40か所以上あるようでホテルの近くとかにもあり散歩しましたがどこも綺麗に整備されておりゴミもあまり落ちていません。また、日出が遅いので暗い中、運動している方も結構おられました。ただ、公園回りの移動手段は車しかなく、運転が多く、運転が荒いのとハングルが読めないのでレンタカーで自分で運転するのは私には難しそうに思いました。


<見学したところ>
以下のところをまわりました。
まとめ1


①正房瀑布:海に直接落ちる珍しい滝です
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②大浦海岸:日本の東尋坊のような柱状節理の海岸です
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③ロッテホテル:昔NHKでやっていたオールインというイビョンホン主演のドラマの舞台だそうです。ドラマはみていたのですがこの風車のところは記憶になかったです。
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⑦城山日出峰(POTA KR-0045):世界遺産。青ヶ島のような火山でできたカルデラ地形です。高さ180mで山頂まで登ってみました。
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近くにラジオ送信所がありました
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⑧城邑民俗村:ドラマ、チャングムの誓いで島流しにあった場面で撮影に使われた場所です。元寇のころのモンゴルから伝わった藁ぶき屋根、済州島の殆どの場所に転がっている溶岩の石の壁が特徴です
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その他
●道路は広く、整備されています。交差点は信号のないサークル形式のところもかなりあります
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●ハルラ山:島の真ん中にある韓国で一番高い山。世界遺産 1970m
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●ロッテホテルの風車:ドラマ「オールイン」のロケ地
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●空港近くの三多三無公園:運動器具は日本のものより種類も多いし立派なものが多い。
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公園にあったSL:日本製で韓国で組み立てられたもの。釜山あたりで運行されていたものを展示
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feed Ali express 不具合と返品について (2025/1/16 13:30:52)
アリで「Choice」とか書かれている製品を購入して不良品などがある場合は、無料で返品できるようなプロセスが昨年から追加されています。おそらく返品が多いので送料を高額にしてこういう不良品対策をとったものと思いますが、何度か利用して引き取りに来てくれるので結構便利です。

本日も2件不良品の返品を行いました。1件目は、アンテナアナライザーに使用しているAD8307。以前から10%程度の割合で不良品が混じっていたのですが、最近不良が多くなってきました。これらは動作品も全て偽物で、チップのラベルは同じように印刷されていて区別がつかないので苦労しています。

今回は別のセラーに注文してみたのですが、これも偽物でしたが、とても酷いものでした。半田付けのあともあって不具合返品をそのまま送ってきたような感じなので、そのまま返品しました。
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次にWVU-604Fで使っている終段TRのRQA0009。これが入手できないので最近頒布ができなくなりました。これまで偽物を送ってこられてクレームしても返金がされずに泣き寝入りだったのですが、本返品システムがあるので久しぶりに違うセラーに発注しました。しかし、やはり偽物。もうかなりのセラーのものを購入しましたが、昨年以来、全滅です。偽物は電源用のFETに印刷だけ似たようにされたものでピン配置がそもそも違うため、そのまま使うと電源がショートしてしまいます(笑)
参考までに偽物は丸印がありません
hikaku

これまでは、半導体の返金は証明するのが非常に難しかったのですが、返品が無料でできるものはトライできそうです。しかし、よくみると月に5回まで、また初回のみ無料とかありますので気を付ける必要があります。いずれにしても頒布品の製作モチベーションが下がるので偽物問題は、何とかしてもらいたいです

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feed FM無電源ラジオの実験②の動画をアップしました (2025/1/11 9:47:44)
昨年の秋ごろに製作、実験をしたFM無電源ラジオの実験動画を作成しました。
よろしければご覧ください




feed 真空管ラジオ できました (2025/1/5 15:58:01)
先に作った基板で、中波のバーアンテナのプラグインコイルも作成しました。予想よりよく聴こえます。

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外部アンテナなしで聞えるとなると電源も電池で充電式でやってみたくなりますね。リチウム電池と昇圧基板で8V程度にしたものを製作してみました。昇圧基板は12Vくらいまで電圧を上げられますが、出力波形が歪むのとノイズが大きいため8V程度で使っています。ノイズ対策は結構大変でしたがフェライトとパスコンで。。。

フル充電して2時間少し聴くことができます。もう少し長くしたいところですが
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最後にパイロット用LEDを追加して完成です。
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youtube動画も作成しましたのでよろしければご覧ください











feed 謹賀新年。自作はじめは真空管ラジオ (2025/1/2 7:13:51)
新年あけましておめでとうございます。本年も宜しくお願い致します。
プレゼンテーション1


元旦は、家族で近所の温泉にいってビールを飲んで帰宅後、昨年末から遊んでいる真空管ラジオを触っていました。時代はDSPやSDR+パソコン受信ですが、個人的にはやはり真空管が楽しいですね。

昨年は短波受信のみでしたがAGCがないので聴きにくいこともあり、中波用コイルを作ってみました。プラグインコイルを作るにあたってボビンは3Dプリンターで作ることとして差し込み部はどうしようかと悩みましたが、今回は写真のようなピンヘッダを使ってみました。ブレッドボードにも差し込むことができます。これは頒布品で使っているマイコンに添付されているものですが、使わないので数百個余っており少しは活用できそうです(笑)

コイルは左から中波、3.5-10MHz、10-30MHz用となります
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ラジオは、昨年DC12Vのヘッドフォンアンプで思った以上に増幅してくれた12AU7を使った再生式です。中波と短波のローバンドはよく聴こえるので楽しめます。回路は、以下を参考にしました。 https://www.marutsu.co.jp/contents/shop/marutsu/mame/172.html

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使用感は以下のとおりです。
①再生コイルの巻き方が悪いのかバリコンが少し入ると再生のかかり具合がよくないです。そのため分離度も悪いので強い局が近くにあると混信します

②感度が低いので外部アンテナは必要です。中波と短波ローバンドはアマチュア無線の7メガアンテナで十分聴こえますがハイバンドは殆ど聴こえません。

③DC12Vを直接ヒーターに加えるので突入電流でスイッチオンでヒーターが明るく点灯するので切れる可能性があります。とりあえず47Ωの抵抗をヒーターに直列にいれてます(ヒーター電圧は低くなりますが受信にはそんなに影響しません)

④AGCがないので短波のフェージングがある電波は効きづらい。中波のローカルはよく聴こえます




feed 2024年のまとめ③「POTA Activation」 (2024/12/29 12:58:58)
今年は、POTA移動を楽しんだ一年でした。個人的には無線交信は飽きてしまって興味がなくなった状態でしたが、公園移動はカード交換をすることなく数多くのアワードハントができる画期的なプログラム、QRPでも結構呼ばれるシステムのおかげで楽しめ、さらに自作と旅行を加えることで飽きることなく1年続けることができました。私の弱い信号を追っかけて交信して頂いた皆様に感謝申し上げます。

公園ACTに関しては、今年の初めはどちらかというと公園からQRPで10局交信できる小型軽量の無線機やアンテナの開発をするための移動でしたが、2月ころにPOTAサイトのTop Activatorの2024年に自分のコールサインが世界の20位くらいにあることがわかり、ユニークの500公園からアクチベートするという年間目標を立てました。そのために週2回のウォーキングの移動で10公園のマイルストーンを決めたのですが、酷暑の影響でペースダウンしたのが残念でした。しかし、秋以降にレンタカーで早回りをしたこともあり、今年だけで500ACTはクリアでき、満足しています。

来年は地方や離島がメインとなりますのでペースダウンして、旅行を楽しみながら移動を続けたいと思いますので引き続きよろしくお願いします。


●各エリアからの運用したhQSL。来年は都道府県コンプリートが目標です
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●ACT,ハント数
本日のデータから。移動に専念するため自宅からのオンエアは殆どしなかったのでACTの方が多くなってしまいました。
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500ACTアワード、おそらく日本では最初?
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●Top Activator 2024
今年のユニークACT数は512で世界14000局参加中2位でした。QSO数は7000局弱でした。使用した無線機は全てWVU604F (3割が0.5~1Wで大半が5W。少しだけ10W運用)、アンテナは、殆どPOTANT7を使用。自作機でも十分遊べました。
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●関東、関西のACT状況
まだ、結構残っているので春になったらバイクでロングツーリングなどやってみたいですね。
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feed 2024年のまとめ②「イベント出展」 (2024/12/28 7:08:17)
続いて、2024年のイベント出展のまとめです。一年を通して毎月のように出展しました。ブースに来て頂いた皆様、ありがとうございました。各地でアイボールなどできて楽しかったです。

頒布品はほぼ毎回売り切れるので製作に追われ大変でしたので、来年は新機種の開発にも力をいれたいこともあり半分位の出展になる予定です。

●2月 ちばハムの集い(千葉県四街道市)
●3月 西日本ハムフェア(福岡県京都郡)
●3月 電波文化祭「サイクル2」(埼玉県狭山市)
●6月 いばらきハムの集い(茨城県土浦市)
●7月 関西アマチュア無線フェスティバル(大阪府池田市)
●8月 ハムフェア2024(東京都江東区)
●9月 東海ハムの祭典(愛知県名古屋市)
●11月 電波文化祭「サイクル3」(埼玉県狭山市)
●11月 コンテスト講習会(東京都立川市) 

2024イベント


feed 2024年のまとめ①「自作品」 (2024/12/27 9:09:48)
2024年も残り数日となりました。毎年恒例の今年作ったもののまとめです。

今年は、POTA移動にはまったので外出が多く大型製作はあまりなく、移動関連の小物の製作が多かったようです。頒布品も目新しさがなくなってきたので来年は頑張りたいと思っています。

写真左上から
①WVU-604F3 1W、長時間運用モデル
②POTANT7 公園移動アンテナ
③FM鉱石ラジオ
④WVU604Fh 有料庭園用ハンディ機
⑤還暦ラジオ
⑥KH1用パドル
⑦短縮ロッドアンテナ
⑧送信5Wアンプ
⑨真空管ヘッドフォンアンプ

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feed 移動用マルチバンドロッドアンテナに80mバンドを追加 (2024/12/24 6:27:53)
先の記事のアンテナに簡単に追加して80mの運用ができる延長コイルを製作してみました。日中のPOTAでは使うことはないのですが、来年は離島もまわる予定なので夜間帯の運用もある程度できればと考えました。しかし、たった2mのロッド+5W運用で使い物になるかは疑問です(笑)。とにかくどのくらい交信できるのか試してみました。

ボトムローディングでロッド2m長程度で計算するとインダクタンスが130μH程度必要となります。7~50MHz用のコイルのインダクタンスが30μH程度なので100μH追加すればよさそう。これを0.5φのエナメル線を直径50mmで巻くことで計算すると25mm幅で50回巻となりました。構造はロッドアンテナに使用時のみ差し込めるように考えて3Dプリンターでボビンを製作しました。
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この状態で庭に置いてラジアル10m長でVSWRをみると3MHzとかなり低いところでマッチングが取れていたのでそこから巻き数を減らして調整したところ9回くらい減らしたところで3.5MHzで最小となりました。
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このアンテナを夜間運用するために2階のベランダに紐で固定して2時間程度運用。ラジアル線は10mで下に垂らしたままだったので不足するかと思いましたがVSWRは簡単に1.5以下に調整できました。
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18時ころ殆ど信号の入感がなかったので0.5WでCQを出してみました。当然のことながら全く応答はありません。それでもPSKRをみると9エリアで受信されていたので驚きました。19時くらいになり少しコンディションが上がってきたようなので5Wで運用、CQを出しても殆ど応答はありませんでしたが、呼びに回ったりして3エリア2局、9エリア1局を含む6局と交信できました。40mバンドと飛びは全く異なりこんなアンテナと5Wでは難しいバンドと実感。最後にPSKRをみると500km程度までは飛んでおり当初の予想よりは使えそうな感じがします。
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feed 移動用マルチバンドロッドアンテナの製作 (2024/12/24 10:19:01)
先にモービル用マルチバンドアンテナの試作ということで記事を書き、今月には宮崎や都内数か所で試験運用を行いました。性能としては、車の上でも移動でのベンチや地面置きでも十分に飛んでくれるアンテナということが分かりましたので、来年の頒布モデルを設計して組み立ててみました。

試作品のコイルは自在ブッシュを使用したコイルでしたが製作が面倒なのとコイルピッチが狭いためワニグチクリップでショートするために少し間隔をあけてコイル径を大きくし、3Dプリンターで製作することにして完成度を高めています。製作した部品はこんな感じです
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これらを組み立てるとなかなか恰好のよいボビンができました。
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線は溝に入れるだけなので簡単に巻けます。
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合わせて軽量のマグネット基台も製作しました。従来のマグネット基台はケーブル込で650gでリュックに入れると結構重かったのですが今回のものは僅か150g、ケーブルと下のステンレス皿を含めても360gとなりました。軽くなった分、安定度が心配になりますが、ステンレス皿にモバイルバッテリーや無線機を乗せると不安定なベンチや地面においても十分風に耐えられそうです。
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ロッド2m長で地面において軽くタップ調整した結果です。10MHz以下はラジアル線3m程度追加しています。中心周波数がずれているところは調整点が裏側付近にありワニグチのリード線が届かなかったところです(笑)

結果としてタップだけで6~40mバンドまで簡単に調整できたのでATUは不要です。また、144MHzもうまくやればできそうでしたが今回はSWR2以下にはならなかったので含んでいません。
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日曜の朝10時前に実際に5W出力で10~40mバンドでCQを数回出してみました。庭は住宅に四方囲まれているので地面に置いた状態では殆ど交信不能と思っていましたが、30~40mでは数局呼ばれたので使えそうな感じです。12mで北米、10mでVKまで飛んでいました。
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30m(緑),40m(紫)もPOTA運用には十分な飛びですね
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