こちらのブログ、サービスの終了が迫り、引っ越しが促されていましたが、とうとうそれを実施しました。
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https://jo1kvs.hatenablog.com/
よろしくお願いいたします。
Turbo HAMLOG 皆さんお使いですね。
私も使っています。
ほんと開発者の方ありがとうございます。
開発者御本人と交信するとびっくりしますが・・・(笑)
当局のハムログの設定、特徴的な部分としては
入力ウィンドウ表示 A~Fありますが、それぞれ開くためのショートカットキーを割り当てています。
A Ctrl+1
B Ctrl+2
C Ctrl+3
といった具合に、6つ、比較的早く開けるようにしています。
それぞれのウィンドウにリグコントロールを分散して設定しています。時折変えますが・・・例えば
Aは何もなし
BはFTX-1
CもFTX-1
DはFTX-1のサブ
EもIC-9700
Fは何もなし
Fウインドウは、移動で紙に書いてきたログを入力しやすいように、日付は今ではなく前回のものを引き継ぎ、備考1も前回のものをそのまま表示、みたいにして、コールサインと時間とレポートだけをサクサク入力できるように設定しています。
Aを何もリグと接続しないのは理由があります。
普段の交信でもこの窓は使いますが、FT8の運用時には絶対この窓で運用します。
WSJT-Xから来た周波数(実周波数)と、リグから来た周波数(VFOの周波数)は異なり、これがブッキングするとWSJT-Xのリグ制御周波数もおかしくなって、アレアレ?状態になってしまうのです。それを回避するためです。
ちなみに、VSPE(バーチャルシリアルポートエミュレーター)というソフト(有料)のスプリッターという機能を使い、1つのリグコントロールポートを複数のソフトで利用できるようにしています。これ入れて作動させておくと、一つのリグといろんなソフトでコントロール出来るようになるんです。(最近のリグは2ポート持つようにもなってきていますが・・・)
こういうことをしていない方はブッキング騒ぎは無いです。
あとは、左手デバイスって知ってますか。TourBoxとかそういうやつ。
それをハムログの入力画面に近い配置のボタンに項目を割り当てていく(全項目にショートカットキーが割り当てられているのでそれを登録する)と、コールサインの次にJCCコードの窓にマウスを使わずにすぐに飛べたりしますし、今の時刻を入力する(Time窓で↓キー)もマクロ登録しておくことが出来ますので、え~っと、という時間を減らせます。
印刷関係では、常置(固定)運用の時と移動運用の時を備考1の情報から、自動的にデザインの異なるカードを印刷出来るようにしています。エリアごとにそのページに表示される自分のコールサインも異なるように仕掛けています。
ちなみにレポート面に自分のコールサイン書いてない方たまにみかけますが、いくら裏のデザイン面に書いてあってもレポート面に無いと不完全なので必ず載せてくださいね。
FTX-1でのFT8、なんとかWSJT-Xのリグライブラリの動作もまあまあのところまで来て、良い感じにはなってますが、
Fake Split
動作はまだイマイチです。リグの送信周波数をシフトする周波数での送信だと2~5秒くらい送信が始まらないことが頻発します。この時間、あまり規則性が無いです。ぴったり始まることもあればなかなか始まらないこともあります。パソコン操作全くしない状態で連続CQ見ていても始まるタイミングがいろいろです。
Fake Split 使わなければ起きない現象なので、うちのパソコンのせいではないと思います。
FT4の運用は致命傷になります。正味2秒も送信しないで終わっちゃうこと多々。これでは交信成立しようがありません。Fake
Split やめるしか方法が無い。改善待ちです。
完全に独立してバッテリー駆動しているノートパソコンでも試してみました。
こっちでも症状出ます・・・。こちらはまだソフト関係の成熟を待ちます。
メインパソコンのほうのFT8のソフトはJT-Linkerで交信ごとにハムログに転送し、JTAlertで交信ごとにe-QSL.c.cにアップ出来るように整えました。以前やってあったのがそのまま使えましたが、最近のバージョンにアップしておきました。
ただ、メインのパソコンからのFT8の音になんかビーッという音が混ざっているように聞こえる。
これは駄目だなぁ。こういう電波は出してはいけない。
ノートパソコンではこれはほぼ起きない。
メインパソコンはFT8に向いてないな・・・。ノートパソコンでFT8やることにしようか。
そうするとメインパソコンのハムログデータに反映させるために、ノートパソコンからあとでいただく作業が必要になるのでそれが面倒・・・
メインパソコンが、いろんな機材つながりまくってますから、FT8に適していないのだと思います。
FTX-1広帯域受信性も備えています。
IC-9700はこれがバッサリ切られていたのでうちの一番いいアンテナ類では広帯域受信が楽しめないのですが、FTX-1を使われる方はこれが楽しめます。
IC-705は出来ますね(一部要改造のようですが私は改造やっていません)。
VHFの航空無線はすでにバンドメニューの中に入っています。AIRというバンド。これ、珍しいですよね。
非常に良い音で聞こえます。ハンディ機タイプの広帯域受信機とは格段に違います。
こういう音で聴きたかったんだよ、という感じでしょうか。航空無線マニアにはよい無線機だと思います。
ただ、AMモードのステップがFMモードのような大きな間隔に出来ないのが辛いところです。AMのダイヤルステップと言うメニューがありません。CHステップというのがありますがこれがどこで効くのかわからないのですが、それも一番大きくて5kHzです。VHFのエアバンドなら12.5kHzとか25kHzステップが欲しいですよね。
聴きたい周波数にすぐ飛べないので受信したい周波数はメモリーを駆使したほうが良さそうです。
300MHz台の業務無線は聞けませんので、某空港から走るバスの通信は聞くことが出来ません。
面白いのは、長波の30kHzから173.99MHzまで、ずっとシームレスで聞けちゃうところ。
ロングワイヤーつなげれば時刻合わせの電波も聞こえるかも知れませんね。
中波放送、短波放送はもちろん、8MHz台の漁業無線も聞こえました。
他の受信機ではなかなか聞けない50MHzバンドの上下も聞くことが出来ます。
昔の周波数帳には電電公社孤立防止用、みたいな割当がびっしりあったのを思い出しました。
東京消防庁の消防放送も聞けそうです。
古い防災放送も聞けたらいいなと夕方5時にその辺りの周波数を聞いたのですが・・・もうデジタル移行しちゃったようで受信できませんでした。もっと昔にこういう無線機欲しかった・・・。
特小も消防の署活も良好に受信できるのですが、ステップをオートにすれば自動で切り替わりますね。
ステップ変更のメニューがかなり奥にあって簡単に出来ないのが減点。
バンドスコープで見られるのは嬉しい。
船舶無線とかいろいろ聞いてみたい。
船舶無線のすぐ近くの基幹系警察無線の電波は凄い。スコープで見るともう巨大な壁。
FTX-1なかなか奥が深いですよ。
ハムフェア会場内、各ブースに、撮影OK表示が採用されて、「黙って撮っても良い」か解りやすくなったようだ。
逆に、お断り、を見逃すと厄介かもしれない。
面倒くさくなって、一枚も撮らずに過ごしてみた。これならトラブルも一切ない。
そもそも公開が目的の展示会なのだから撮影自由でよいだろう。
公開したくて展示しているのだし。
来場者もどこでどう映ろうが、公開されようが構わない覚悟で、のほうがもっと楽で良いと思うなぁ。
嫌ならマスクして、とか。
有名な方とご挨拶したときも何も求めず、お会い出来てお話し出来たことを純粋に喜んで来ました。
(あれ、一緒に写らなくて良いんですか?、みたいな空気は感じました(笑) )
FTX-1でFT8をやる時、WSJT-Xというソフトを使用しています。
新しいリグなので最初はリグの選択が見つからないのですが、リグライブラリを更新するとFTX-1が指定できるようになります。
ところが、当初は送信中に落ちるし、Fake Split はおかしいはで、全然駄目でした。
日々改良が進んで新しいリグライブラリが更新されていくのですが、送信中に落ちる、はなかなか解消しませんでした。
暫くは送信中に落ちることのないFT991を選んで使用していました。
でもこれだとFake Split
が使えません、というか、リグの周波数は読み取れるのですが、リグの周波数を動かすことが出来ません。なので7MHzの2つの周波数の行き来はリグのダイヤルを回すしか方法がありませんでした。
バンドチェンジも手動です。
暫く放っておけばきっとちゃんとしたバージョンが出るだろう、と思って放置していました。
Fake Split
が使えないので、選択する周波数は1500~2000Hzを選んでいました。(なぜそうするかは後述)
本日久々にリグライブラリの更新を行ってみました。
再起動して、リグを選択。実際に交信してみたところ、送信が落ちることは無くなりました。
Fake Split
をやってみました。
ちゃんと動きます。
これでやっと普通の動作になりました。
Fake Split
(疑似スプリット)を使いたい理由は、万が一でも歪んだ電波による、お二階、三階を出さないため、なんです。
ひずみ成分は倍音を含みますから、400Hzの信号が歪むと、800Hz、1200Hz、1600Hz、2000Hz、2400Hz、2800Hz、3200Hz、3600Hz、4000Hzと倍の関係の信号が発生してしまう可能性があります。
そのうち3000Hz
を超える信号は、無線機のフィルターがカットしてくれるから良いのですが、それ以下は無線機はカットしませんから、電波に乗って飛んでいってしまいます。
最近はあまり見かけませんが、以前は子や孫を連れた電波を出す人が多く居ました。歪みが原因です。
歪みを発生させるのは、パソコンの中の音声処理、リグの入力などでどこか適正なボリュームで動させていないと起こります。エレキギターはわざと歪ませてあの音を出しています。歪ませないとフォークギターのようなきれいな音色になってしまいます。汚い音にしないとエレキギターの魅力が出ませんね。FT8でそれをやってしまうとみんなに迷惑かけるし電波型式を逸脱しますから駄目なんです。
で、1500Hz以上の周波数を使う理由は、倍音ですら無線機のフィルターが効くから、歪んでも迷惑をかけにくい、というわけです。
7.041MHzで1500Hzの音を出すと、7.042500MHzの電波が出る。
同様に 500Hz
の音を出すと、7.041500MHzの電波が出る(リスクあり)。
同様に 2500Hz
の音を出すと、7.043500MHzの電波が出ます(損失の可能性あり)。
2500Hzはフィルターのスカートにかかるかな、という音なのでパワーが乗らない可能性がありますから、300Hzより下、2700Hzより上とかはあまり使わないほうが良いでしょうし、パソコンや無線機の得意な音域というのもあるので端のほうは出力の差も大きくなる可能性があります。
では、7.041MHzで受信している局に、500Hzの音を届けたいとしたら、
パソコンで500Hzの音を作って流せばよいのですが、先程説明した通り、500Hzの信号は、倍、倍の倍、などの歪みを送信してしまうリスクがあります。
そこで、ソフト側は素晴らしい対策をしてくれました。
どの周波数で送るにしてもパソコン側は1500Hzから2000Hzの音しか出さないようにして、
その代わり、その分無線機の送信周波数をずらす、
という工夫です。
500Hzの音を届けたいとしたら、7.041500MHzの電波を出せばよい。
パソコンは1500Hzの音を作り、無線機は7.040MHzで送信すれば、はい、7.041500MHzになりますね。
同様に2800Hzの音を届けたいとしたら、7.043800MHzの電波を出したいわけで、
パソコンは1800Hzの音を作り、無線機は7.042MHzで送信すれば良い。
どちらもパソコンが作る音は1500~2000Hzで収まっています。
それがFake Split (疑似スプリット)機能です。
そういう機能を常に使っていたいから、それが実現する日を待っていたわけです。
FT8をやっている方は、皆さん、Fake Split 使ってくださいね。
あ、まだ少し変だなぁ。送信が遅く始まる・・・。もう少し良くなるのを待とう。