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link 7K1BIB/AC1AMの業務日誌 7K1BIB/AC1AMの業務日誌 (2025/4/3 17:06:04)

feed 「西ハム」に初参加(北九州の旅) (2025/3/21 0:54:26)

2025年3月9日(日)に開催された第22回西日本ハムフェアに、初めて参加しました。

3月7日(金)

当日のTweetはこちら。
https://twilog.togetter.com/7K1BIB/date-250307?tweets_order=asc

新幹線の車内で仕事をしながら、門司港に向かいます。

途中、広島で下車。 広島駅南口広場再整備等 にともない、路線付け替えのため移設になる広島電鉄広島駅を訪問。

もうすぐ移設され無くなる広島電鉄広島駅 pic.twitter.com/K8Qdc8dD0Z

— 7K1BIB 山内貴博(JARL常務理事/総務担当) (@7K1BIB) March 7, 2025

夏に廃止される予定の広島駅・的場町駅間の乗り納め。

広島電鉄路面電車の廃止予定区間、広島駅から的場町までを堪能した。 pic.twitter.com/l8HSSApb9I

— 7K1BIB 山内貴博(JARL常務理事/総務担当) (@7K1BIB) March 7, 2025

広島から小倉に移動。モノレールのICカード「ものすごか」をゲット。

ずっと欲しかった『ものすごか』を手に入れた。これで北九州モノレールに乗ります。 pic.twitter.com/zAtzaCIIt0

— 7K1BIB 山内貴博(JARL常務理事/総務担当) (@7K1BIB) March 7, 2025

この日の宿泊地、門司港では #駅前QRV を敢行。下関の局とQSOできました。

九州鉄道発祥の駅
門司港駅前から #駅前QRV
145.04/FM
7K1BIB/6 北九州市門司区より pic.twitter.com/Hr0nRB6mKH

— 7K1BIB 山内貴博(JARL常務理事/総務担当) (@7K1BIB) March 7, 2025

国際VHFを聞きながら就寝しました。

ハムバンドは静かですが国際VHFは賑やかです。苅田ポートラジオとか北九州ポートラジオとか。 #門司港レトロあ pic.twitter.com/RGsrZ7wRHK

— 7K1BIB 山内貴博(JARL常務理事/総務担当) (@7K1BIB) March 7, 2025

3月8日(土)

当日のTweetはこちら。
https://twilog.togetter.com/7K1BIB/date-250308?tweets_order=asc

翌、3月8日(土)は #門司港レトロ 地区を散策。 門司電気通信レトロ館 では電信機もチェック。

電信の歴史展示もありました pic.twitter.com/pHispjqOfI

— 7K1BIB 山内貴博(JARL常務理事/総務担当) (@7K1BIB) March 8, 2025

九州鉄道博物館では、40年ぶりにキハ07に再会。

約40年ぶりの再会
豊後森にいたときに見ました。
重要文化財 キハ07 pic.twitter.com/CS3c96j4Wt

— 7K1BIB 山内貴博(JARL常務理事/総務担当) (@7K1BIB) March 8, 2025

門司港レトロ観光列車「潮騒号」に乗車。ここはもともと、門司港駅から延びていた貨物線です。

潮風号乗車
もと貨物線に乗れるのです。 #門司港レトロ pic.twitter.com/fGN3zLZaXt

— 7K1BIB 山内貴博(JARL常務理事/総務担当) (@7K1BIB) March 8, 2025

終点、「関門海峡めかり駅」のある和布刈公園は、JP-0023 瀬戸内海国立公園にあたります。CQ POTAするも、残念アクティベートできず。

145.04/FM
7K1BIB/6 JP-0023 瀬戸内海国立公園 #POTA pic.twitter.com/91aaxPDGTJ

— 7K1BIB 山内貴博(JARL常務理事/総務担当) (@7K1BIB) March 8, 2025

この近くでは、 上清滝公園 まで上がれば、JP-0147 北九州国定公園をアクティベートできるはず。JP-0023の福岡県エリアからのQRVは貴重とも聞きます。再チャレンジを誓いました。

門司港エリアを後に行橋に向かい、西ハム前夜祭に参加。

西日本ハムフェア前夜祭はじまり
森田会長ご挨拶 pic.twitter.com/k0C4eytR9A

— 7K1BIB 山内貴博(JARL常務理事/総務担当) (@7K1BIB) March 8, 2025

行橋は飲み屋が充実してますね。たこ焼き居酒屋(!)で二次会も楽しみました。

ホテルに戻ってCQを出したら、同じホテルの同じフロアの局からお声がけいただきました。これは楽しい(笑)

ホテルに戻ってひと風呂浴び、CQを出したら同じホテルの同じフロアの局からコールいただきました。あしたもまたよろしくお願いします。おやすみなさい。 #西日本ハムフェア pic.twitter.com/9XR77484MN

— 7K1BIB 山内貴博(JARL常務理事/総務担当) (@7K1BIB) March 8, 2025

3月9日(日)

当日のTweetはこちら。
https://twilog.togetter.com/7K1BIB/date-250309?tweets_order=asc

西ハム本番の日です。会場は、日産自動車九州株式会社体育館(福岡県京都郡苅田町)。日産さんに感謝です。

西ハムはじまり。 pic.twitter.com/pM6BPBAjOT

— 7K1BIB 山内貴博(JARL常務理事/総務担当) (@7K1BIB) March 8, 2025

たくさんの方とアイボールできました。

そしてウコンテナをげっと!

本場九州でかんてなさんからウコンテナげっと! #西ハム pic.twitter.com/STajjpA92n

— 7K1BIB 山内貴博(JARL常務理事/総務担当) (@7K1BIB) March 9, 2025

福岡大学の太郎丸先生のご講演は、アレーアンテナとノイズキャンセラの大変興味深いお話でした。ノイズキャンセラが無線機に組み込まれるといいなと思いました。

会場から徒歩15分で、POTA運用ができます。7MHz/FT8で、無事JP-0023 筑豊県立自然公園のアクティベートに成功。

JP-0023 筑豊県立自然公園
7K1BIB/P #西ハム 会場から徒歩15分
白石海岸
7041/FT8 行きます #POTA pic.twitter.com/l3tkVMjagP

— 7K1BIB 山内貴博(JARL常務理事/総務担当) (@7K1BIB) March 9, 2025

いったん会場に戻り、西ハムの「宴のあと」を確認。

会場を後にし、北九州空港にたどり着くのは苦労しましたが・・

バスこない。。問い合わせると、なんとバスルートが変更になったということで乗車失敗😆 😆
結局タクシーで空港に向かいます😆 😆 https://t.co/U44VoiN9d0 pic.twitter.com/dTKF35YwLd

— 7K1BIB 山内貴博(JARL常務理事/総務担当) (@7K1BIB) March 9, 2025

何とか空港にたどり着き、九州ラーメンを堪能して、東京への帰路に就きました。

のべ3日間の小旅行でしたが、西ハムを堪能し、POTA運用もでき、「鉄分」も補給できました。西ハム実行委員会の各位、お世話になったみなさまに感謝申し上げます。

(2025-03-21 記)


feed 年頭のご挨拶(2025年) (2025/1/2 18:08:54)

各局、あけましておめでとうございます。昨年も大変お世話になりました。

JARL関係

昨年は、6月までは「参与」として、6月以降は「常務理事」として、一般社団法人日本アマチュア無線連盟(JARL)の運営に心血を注ぐ日々を送りました。

4月のJARL選挙では、3856票ものご支援をいただき、おかげさまで1位で、 全国理事候補選挙に当選 させて頂きました。

一昨年の12月より、アマチュア無線の継続的発展に向けた具体的取り組みと協力体制について検討する「アマチュア無線継続的発展会議(SD会議)」に参加し、6月には、 検討の結果が「第1次報告書」として公表 されました。アマチュア無線界の主要団体であるJARL、JARD、JAIA、CQ出版がこのような共同提案を行なうことは、史上初めてのことでした。SD会議は10月に再開し、提言を実践に移すための検討が進められています。

6月のJARL社員総会では議長団を務め、社員総会後の理事会で常務理事を拝命しました。

常務理事としての6月以降の活動は、 職務執行報告書 に書いたとおりです。理事会の活性化や「地方本部長・支部長会議」の創設など、JARLの組織強靱化を目指した施策には、弁護士としての知識と経験を惜しみなく投入しました。

8月のハムフェアには、2日間とも参加しました。 「速報!YOTAサマーキャンプ」と題するプログラムで登壇し、チェコで行なわれたYOTA Summer Campに参加した大学生3人の貴重な経験を拝聴しました

関東地方本部、関西地方本部、中国地方本部の活動のお手伝いを通じて、アマチュア無線界の活性化のために日本各地で活躍されているたくさんの方々と知り合うことができました。11月にはIARU第3地域総会に出席し、各国の連盟の幹部の方々と知り合うことができました。

日本で世界で、ボランティアベースでアマチュア無線界のために多くの時間と労力を割いてくださっている皆さんには、心からの敬意と感謝しかありません。

無線活動

3月には、無線通信を愛好する法律家協会(JQ1ZOR)の仲間と 秩父の宝登山 に登り、SOTA/POTA運用を行ないました。

8月には家族旅行にかこつけて、アイルランド(EI4VX)、フィンランド(OH/AC1AM)、エストニア(ES1/AC1AM)で運用。 アイルランドでの運用と現地のハムとの出会いを書いた旅行記を、CQ誌2024年11月号に掲載 して頂きました。

9月7日には浜松を訪問。 あおぞらかがく先生と「さわやか」のハンバーグに舌鼓を打ち、レピータ施設を見学。浜名湖県立自然公園、浜名湖ガーデンパーク、静岡県立森林公園と3つのPOTA公園をアクティベート。遠州鉄道奥山線の廃線跡を堪能し「鉄分」も補給しました

9月22日には、仲間と 東急世田谷線の各駅から#駅前QRV 。各駅を結ぶ伝搬状況は、なかなか意外な結果でした。CQ誌2025年2月号に掲載予定の 7L4XQI 髙野さんの記事をお楽しみに。

10月24日の「体験運用の日」には、 杉並区アマチュア無線クラブ(JR1YNU)のメンバーとして、杉並区高円寺にある科学体験施設『IMAJINUS』で活動 しました。

11月17日には、 晩秋の真鶴半島にてのんびりと移動運用を楽しみました

自宅からの運用は釣竿とモビホ。DXCCは124でまだまだです。

今年の抱負

JARLの地方組織の強靱化・活性化は、「地方本部長・支部長会議」を舞台に、日本のすみずみで活動されている方々が推進して下さると信じています。私は次の仕事として、JARL本部(理事会、社員総会、委員会、事務局)の組織強靱化に取り組みたいと考えています。ハムフェアやコンテスト、バンド防衛・バンドプラン、諸外国のハムとの交流など、JARLの全国規模、世界規模の活動の活性化についても考えていきたいと思っています。

今年は、 日本で「放送」が始まってから100年 、また 国際アマチュア無線連合(IARU)の創立100周年 という記念すべき年です。来年(2026年)はJARL創立100周年、再来年(2027年)は日本でアマチュア無線(私設無線電信無線電話施設)が正式に免許されてから100周年と、無線趣味にとって節目の年が続きます。これらのチャンスを万全に生かしながら、アマチュア無線・無線趣味界の活性化に引き続き尽力して参ります。

本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

(2025-01-02 記)


feed 東急世田谷線 #駅前QRV 前編(CQ誌2025年1月号) (2024/12/20 0:06:17)

2024年9月22日、 東急世田谷線 の全駅をむすぶ #駅前QRV 交信実験に参加しました。駅前QRVの創始者、 7L4XQI 髙野さんご執筆の CQ誌最新号(2025年1月号) の記事「鉄分多めの駅前QRVコレクション 東急世田谷線前編」をぜひご覧下さい。

私の当日の様子はこちら。
https://twilog.togetter.com/7K1BIB/date-240922?tweets_order=asc

(2024-12-20 記)


feed JARL常務理事の職務執行報告書・2024年度上期 (2024/12/14 22:08:44)

一般社団法人の業務執行権を有する理事は、自分がどんな職務を行なったのか、その執行状況を理事会に定期的に報告することになっています( 法人法第91条第2項 、JARL定款第23条第5項)。私は、JARLの業務執行権を有する常務理事(総務担当)として、2024年11月の理事会に以下の職務執行報告書を提出しましたので、ここにも引用しておきます。

職務執行報告書(2024年度上期)

2024年度上期(6月23日の就任時から本報告書作成日まで)の当職の職務の執行状況は、概要以下のとおりですので、法人法第91条第2項及び定款第23条第5項により報告致します。

I. 理事会関係

  1. 第74回理事会(7月27・28日)
    (1) 第2号議題(理事会規定の一部改正)の議案作成
    (2) JARLが抱える重要課題についての初期的な報告
  2. 第75回理事会(8月31日)
    (1) 第2号議題(ボーイスカウト社団局への助成)の議案作成
    (2) 第3号議題(IARU第三地域HFバンドプラン委員会による40mバンドプラン案)について、案の検討、各委員会及び会員からの意見を踏まえた理事会意見のとりまとめ
  3. 第76回理事会(11月23・24日)
    (1) 第6号議題(「地方本部長・支部長連絡会議」の創設)の議案作成
    (2) 第9号議題(中国地方本部長について)の議案作成

II. 事業関連

  1. 総務省パブコメ(周波数再編アクションプラン)へのJARL意見案 へのコメント

III. 地方本部・支部の支援

  1. 関東地方本部
    (1) 関東総合通信局との連携強化の支援(関東総合通信局電波管理施設見学と意見交換会のアレンジ等)
  2. 関西地方本部
    (1) 関西アマチュア無線フェスティバル(関ハム)での登壇
  3. 中国地方本部
    (1) 中国地方本部長、会計監査、支部長、社員ほか関係者との意見交換
    (2) 鳥取県支部大会への参加と講演「JARLは今」(9月29日)

IV. 次世代支援

  1. IARU R1 YOTA Summer Camp(於チェコ)への参加者(大学生2名)への支援
  2. ハムフェア2024イベントコーナー「速報!YOTAサマーキャンプ」への出演

V. 組織強靱化・コンプライアンス委員会委員長としての活動

  1. 会議の主宰(8月26日、9月18日、10月24日)
  2. 地方組織強靱化策(「地方本部長・支部長連絡会議」の創設)に向けた意見とりまとめ
  3. 本部組織強靱化策(選挙制度改革等)の検討

VI. 国際問題検討委員会委員としての活動

  1. 会議への参加(10月8日)と理事会への報告
  2. IARU第三地域総会(於バンコク)への出席(11月3日~6日)

VII. アマチュア無線継続的発展会議(SD会議)委員としての活動

  1. 会議への参加(10月7日)、 第一次報告書 アンケートのとりまとめ

VIII. 公益財団法人日本無線協会 の理事としての活動

  1. 理事会への参加(7月23日、10月16日)

以上

感想

  • 常務理事(総務担当)を拝命して約半年が経ちました。就任前にやりたかったことにひとつひとつ着手できており、大変充実しています。これも、森田会長のもと、やりたい人がやりたいことをやれる組織にJARLが生まれ変わったからであり、大変ありがたく思っています。
  • ひととひとが繋がることで、組織に活力が生まれることを実感しています。巻き込んでしまった方、すみません(苦笑)。一緒にがんばりましょう。
  • JARLにはさまざまな問題がまだまだ山積みです。常務理事に就任してますますよく見えるようになりました。森田会長と、毎日ホントにいろんなことがおきますね、とよく話します。
  • 会合がある日は半日から1日、会合がなくても毎日2時間~3時間くらいは、JARLのために時間を費やしている感覚です。文書作成のために週末を費やすこともよくあります。電車の中、歩いているとき、風呂の中、組織をよくするにはどうしたらよいか、日々考えています。JARL関係の方々との電話やオンライン会議は、あれこれ意見交換をするので長電話になりがちです(笑)。
  • 残念ながら、無線をやる時間は減ったかもしれません。オークションで落札した無線機の増設手続きは滞り、修理したい無線機が溜まっていますが、我慢です。
  • 毎日決裁が上がり、毎週のようにJARL行事に出かけられる森田会長の大変さは、常務理事の比ではありません。殿が少しでもラクになれるように尽力するのが家臣の務めと思っています。
  • 1日は24時間しかなく、家族もあり本業もあります。なぜか私のところに案件が集まりがちなのですが、あまりいろいろなことに首を突っ込みすぎないように、私がボトルネックとなって物事が進まないことにならないように、気をつけたいと思います。
  • 常務理事には金銭報酬は支払われず、交通費は基本的に実費、宿泊費は一定額の補助を頂いていますが、少額の場合は請求しないことの方が多いです。日無協の理事も報酬はありません。特筆すべきことでもないです。ボランティア精神あふれる方々と、アマチュア無線界に尽くすことができている 充実感が報酬 だと、本気で思っています。

(2024-12-14 記)


feed 第19回IARU第3地域総会に参加(タイ・バンコク) (2024/11/8 23:59:00)

2024年11月3日(日)から8日(金)まで、タイの首都バンコクにて、第19回IARU(International Amateur Radio Union・国際アマチュア無線連合)第3地域(Region 3=アジア及び太平洋地域)総会が開催されました。

JARLからは、森田会長、国際問題検討委員会委員の福島さん、朝生さん、私が代表団として参加しました。また、IARU側の日本人として、IARU-R3の理事である山本さん(JARL国際課長)、事務局長の内山さんも参加されました。

出席することになった経緯

JARLには、理事を補佐する機関として「委員会」があります(定款第66条)。前会長(JG1KTC髙尾氏)の時代は、各委員会の活動状況は会員はおろか理事会にも十分に報告されないなど、理事会と各委員会の関係は希薄でした。委員会のひとつである国際問題検討委員会も、理事会(髙尾前会長)から関心を持たれていない、と感じていらしたようです。

昨年6月にJA5SUD森田会長に交代してからは、各委員会の年間活動報告書が作成・公表されるなど、理事会(会長)と各委員会の関係は徐々に緊密になってきています。そのような関係改善の中で、国際問題検討委員会から森田会長に対し、理事会から1名参加してほしい、との要請があったそうです。私は2024年6月からJARLの常務理事(総務担当)を務めていることもあり、国際問題検討委員会の委員も兼任することになりました。

国際問題検討委員会の重要な役割のひとつとして、IARU第3地域というアマチュア無線関係の国際組織での活動が挙げられます。今年は、3年に一度のIARU第3地域総会の開催年です。なんと偶然にも、IARU第3地域総会が開催される同じ週に、バンコクで本業の用件(所属法律事務所のバンコク支店の10周年記念パーティ)があり、JARLに旅費交通費の負担をそれほどかけずに(ホテル代のみで)IARU第3地域総会に参加できることがわかりました。森田会長にご相談し、私もJARL代表団の末席に加えて頂けることになったのです。

事前準備

2024年7月9日、WIA(Wireless Institute of Australia)のウェブサイトに、IARU第3地域バンドプラン委員会による40mバンドプランの統一に関する文書が掲載され、各国連盟から意見募集がなされるとの記事が掲載されました( https://www.wia.org.au/newsevents/news/2024/20240709-1/index.php )。私はこの情報をいち早くつかみ、7月27日のJARL理事会( https://www.jarl.com/Page/Login/Login.aspx?Url=rijikai/74rijikai.pdf )で、JARLとしての意見をとりまとめるために、理事会から国際問題検討委員会、周波数委員会、コンテスト委員会に諮問を行い、また一般から広く意見募集することを提案し、ご承認いただきました。各委員会の答申と一般アマチュア無線家からの意見を踏まえたJARLとしての意見は、8月31日のオンライン臨時理事会で承認され( https://www.jarl.com/Page/Login/Login.aspx?Url=rijikai/75rijikai.pdf )、締切りの9月6日までに、IARU第3地域バンドプラン委員会に提出されました。

10月4日には、IARU第3地域バンドプラン委員会による修正提案がWIAのウェブサイトに公表されました( https://www.wia.org.au/newsevents/news/2024/20241004-1/index.php )。これは、10月8日の国際問題検討委員会で検討され、概ね賛成できるとの意見でまとまったため、その他の論点についてのJARLとしての対応も含め、国際問題検討委員会の議論の結果を理事会に報告し、また事務局を通じて周波数委員会及びコンテスト委員会に報告し、追加の意見がないか確認を求めました。

これまでは、IARU第3地域総会におけるJARLの対応方針は、国際問題検討委員会の中で決定され、理事会の関与はなかったようです。私は、JARL常務理事(総務担当)として、ガバナンスとコンプライアンスの観点から、できるだけ理事会を含む関係者の意見を取り入れ、了承がえられるように尽力しました。

IARU第3地域総会関係資料

IARU第3地域総会の特設ウェブサイトが用意されており、
https://www.iarur3conf2024.net/home

会議資料はすべて公開されています。さながら、ITU等の国際会議のようです。
https://www.iarur3conf2024.net/document

各Documentsのリストの右上にマウスポインタを持っていくと右上向きの矢印のアイコンが現れるので、そこをクリックするとGoogle Driveが開き、ファイルを一度にダウンロードすることができます。

第0日目:11月3日(日)

深夜0時20分羽田発のタイ航空便でバンコク入りし、空港で森田会長と合流した後、ホテルに向かいました。森田会長と「超からい」タイ料理を食べた後、時間が空いたので、私は近くの電器関係のショッピングモールを見分しました。

夜19時から、各国連盟代表者による準備会合に同席しました。議長は、IARU第3地域事務局長のJH1NBN 内山さん(JARL国際問題検討委員会委員)でした。森田会長は、「The Credentials and Elections Committee(信任状および選挙管理委員会)」の委員としてJARLからJH6RTO福島さん(JARL国際問題検討委員会委員)を推薦すると発言されました。

日本のアマチュア無線家の方々に少しでも総会の雰囲気をお伝えできるように、期間中、現地からのX(旧Twitter)への投稿をできるだけマメに行なうようにしました。

第0日目の様子は、下記のTwitterへの投稿まとめをご覧下さい。
https://twilog.togetter.com/7K1BIB/date-241103?order=allasc

第1日目:11月4日(月)

午前中は、VIPを迎えての開会式でした。

ご来賓として、Asia-Pacific Telecommunity(APT・アジア・太平洋電気通信共同体) のSecretary(事務局長)である近藤勝則氏( https://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/press7_000217.html )がいらしており、ご挨拶することができました。国際的に活躍されている日本人がここにもいらっしゃることを誇りに思いました。

お昼休みに、総会開催を記念する記念局「HS19IARU」のリモート運用室を訪問し、運用させていただきました。コンディションはあまり良くなかったのですが、JAの1局とQSOできました。

午後はPlenary Session(全体会合)が行なわれ、IARU-R3のConstitution(第3地域憲章)の改正が審議されました。改正案は、①第1地域及び第2地域と同じようにPresidentとVice Presidentを置くこととし、各国連盟の直接選挙により選ぶこと、②Secretary(事務局長)の役割からTreasurer(会計)を分離すること、③SecretaryとTreasurerも、理事会の投票権あるメンバーとすること、④各国連盟は2名以上の理事会メンバーを出せないとの制限を設けること、を内容とするものでした。

改正の目玉である①はJARLにとって大きな問題はありませんが、②③④が問題です。というのは、JARLからは伝統的に、理事1名と事務局長の2名がIARU第3地域の運営に参加してきたのですが、もし改正案がそのまま通ってしまうと、IARU-R3の銀行口座が日本にあることから、JARLとしてはTreasurer(会計)しか出すことができなくなり、第3地域最大の連盟であるにもかかわらず、プレゼンスが極めて小さくなってしまうことになりかねないからです。そこで、JARLとしては②③④に反対する論陣を張ることになり、私が会議でそのように発言する重役を担うことになっていました。

初参加の会合で、しかも英語で・・と緊張しましたが、予定通り意見を述べたところ、IARUにおけるJARLの役割・立ち位置はとても高く評価されているのでしょう、JARLの修正提案は、ありがたいことにすんなり採択されました。これで、従来通り、JARLから事務局長と1名の理事を出す権益を確保することができたことになります。私も役目を果たすことができました。

夜のディナーのスポンサーは、ICOMタイランドでした。ありがたいことです。

第1日目のTwitter投稿まとめ
https://twilog.togetter.com/7K1BIB/date-241104?order=allasc

第2日目:11月5日(火)

分科会会合が行われ、WG1ではR3の全体方針に関する事項が、WG2では運用および技術に関する事項が審議されました。私は、WG2に参加しました。WG2の議長は、JA1BJI朝生さんが務められました。

議論の中心は、40mバンドプランの改正についてでした。バンドプラン委員会委員長がリモート参加だったこともあり審議に時間がかかりました。バンドプラン委員会委員長からは、意見を出した連盟は少なく、もっと意見が欲しかったとの苦言もありました。

JARLとしての意見は事前に用意していたのですが、昼休みに、意見は口頭ではなく文書で提出した方が良いということになり、私が急いで意見書案を作り、JARL代表団のご了承を得て、IARU第3地域事務局に提出しました。

午後になり議論が再開すると、バンドプラン委員会委員長から、今総会では基本的な事項を決議するに留め、具体的な検討事項は今後6ヶ月の間に各連盟において継続審議する、との修正提案が提出されました。私は、修正提案についてその場で口頭で意見を述べるとともに、原案に対してもJARLの立場を説明しました。議論はなかなか白熱し、第3日目に継続審議となりました。

なお、WG1では、IARU会長のTim Ellam氏から、IARUの組織変更プランに関するプレゼンがあったものの、プレゼンのみで具体案が審議されたわけではなく、1日で審議を終了したと聞きました。

夜は、JARL主催の夕食会がホテル近くの海鮮レストランで行われ、森田会長の英語での挨拶と乾杯で始まりました。50名以上の参加者は大いに満足してくれた様子で、帰りには皆さん森田会長と挨拶を交わされていました。

第2日目のTwitter投稿まとめ
https://twilog.togetter.com/7K1BIB/date-241105?order=allasc

第3日目:11月6日(水)

前日の大役を果たされた森田会長は帰国されました。朝9時から行なわれた全体会合で、WG1の報告の確認と、WG2の中間報告が行われました。

その後、部屋を移してWG2の審議が継続して行なわれました。議長と秘書が作成されたReportの案文がプロジェクターに映し出され、1行1行確認していきました。

私はJARLの代表として、また個人的に、複数回意見を述べ、適切なReportの作成に貢献しました。私から、日本の総務省が、1.2GHz帯がGNSS(「みちびき」などの全地球航法衛星システム)に影響を与えないよう新たな規制に向け動き始めたこと( 周波数再編アクションプラン(令和6年度版)(案)に対する意見募集 )を報告すると、各国連盟から強い関心を呼びました。IARU第1地域では、役所に提出する解説文書を作成中とのことで、解説文書の案文を頂くことができました。

15時半から、過去3年分の決算と今後の予算を審議する財務委員会が開催されましたが、私はこれは欠席して外出し、本業での用事を済ませました。

第3日目のTwitter投稿まとめ
https://twilog.togetter.com/7K1BIB/date-241106?order=allasc

第4日目:11月7日(木)

アユタヤ遺跡の見学ツアーが行なわれました。和やかな雰囲気の中、参加者は、親睦を深め、また各所で意見交換が行なわれていました。単なる遊びではない、意義深い行事でした。

私は、この日いち日、スマホアプリ(APRSdroid)を使ってAPRSの位置情報を流していました。同じことをしていた参加者が他にもおり、やっぱり無線家の考えることは同じだなと笑ってしまいました。

7K1BIB-5
APRSDroidでAPRSビーコン発射中 https://t.co/DM7o1jo5x7

同じこと考えてる局が他にも😆 #IARUr3Conference pic.twitter.com/TTUkW7Je12

— 7K1BIB 山内貴博(JARL常務理事/総務担当) (@7K1BIB) November 7, 2024

残念ながら、私は翌日東京で仕事があり、この日の深夜便で帰らないといけなかったため、バンコク市内に戻ってきたタイミングでツアーを離脱し、ホテルに戻って荷物をピックアップしてから、空港に向かいました。

この日の、「7K1BIB-5」のAPRS位置情報の軌跡はこちら。右に延びる線が左側の縦長の輪に接触しているあたりが出発点のホテル、上端(北端)がアユタヤ遺跡(行きはSmart Beaconの設定がうまくいってなかったため軌跡が飛び飛びになっています)、左下(南西)が戻ってきた商業施設(アイコンサイアム)、ここからホテルに戻って右(東)に向かい、右下が空港です。
https://aprs.fi/#!z=11&call=a%2F7K1BIB-5&timerange=86400&tail=86400

第4日目のTwitter投稿まとめ
https://twilog.togetter.com/7K1BIB/date-241107?order=allasc

第5日目:11月8日(金)

私は早朝に羽田に降り立ち、空港でシャワーを浴びた後、直接職場に向かい執務に戻ったのですが、バンコクで行なわれている全体会合と役員選挙が気になって仕方ありませんでした(笑)。現地に残るJARL代表団から、山本さんが事務局長に、朝生さんが理事に無事当選されたとの速報をいただき、ホッとしました。その他、日本人としては、監事(Auditor)に7N2HJY武藤さんが新たに選任され、ARDF委員会委員長にJF1RPZ出田さんが重任されました。

3年後の第20回総会は、インドネシアの連盟(ORARI:ORGANISASI AMATIR RADIO INDONESIA)がホストとなり、バリで開催されるようです。

こうして、第19回総会は無事閉幕しました。

第5日目のTwitter投稿まとめ
https://twilog.togetter.com/7K1BIB/date-241108?order=allasc

感想

  • 日本国内にいると、なんとなく日本は元気がなくなってきているように感じますが、世界に目を向けると、多くの日本人による世界的な活躍のおかげで、日本は信用されており、アマチュア無線の世界でも、JARLのプレゼンスはまだまだ高いことを実感しました。
  • JARL出身者がIARUで大いに活躍されているにもかかわらず、ここ数年、JARL理事会がIARUの活動にあまり関心を持っていなかったことは、大いに反省すべき点だと思います。私は、JARL理事会に身を置く者として、JARL出身者のIARUでの活動を理事会につなぎ、JARLの国際的な活動をもっと積極的に支援する必要性(具体的には、外交担当理事を置く必要性)をひしひしと感じました。
  • IARUの活動とJARLの活動をつなぐと言っても、JARLがIARUに隷属するわけでは決してありません。1.2GHz問題についてR1から情報を頂けたことなど、JARLにとってもメリットがあることだと思います。また、IARUの活動に対し、積極的に関わっている連盟とそうでもない連盟の間に温度差があることは否めませんが、JARLは、今まで以上に積極的・主導的に、IARUの活動をリードしていくことができるのではないかとも思いました。
  • そのためには、現状、国際的な活動に関わってくださる人が少なすぎると思います。っですが、JARLには、国際的に活躍されていた(されている)会員がたくさんいらっしゃるはずです。そのような方々にJARLの活動に参加していただくための仕組み(手がかりとして「国際交流ボランティアグループ」のような枠組み)を作ったらどうか、と考えています。

(2024-11-10 記)


feed アイルランド無線紀行(CQ誌2024年11月号) (2024/10/19 0:00:00)

CQ ham radio誌2024年11月号に、『アイルランド無線紀行』という記事を載せていただきました(116頁)。今年の夏の旅行中に、アマチュア無線を通じて得た出会いについて書かせていただいたものです。目に留めていただけましたらうれしいです。

https://ham.cqpub.co.jp/2024/10/18/cq-ham-radio-2024-11/

(2024-10-20 記)


feed 座談会「アマチュア無線の継続的な発展のために」に参加(JARL News 2024年夏号) (2024/7/1 0:00:00)

JARL、JARD、JAIA、CQ出版の4者で構成される「アマチュア無線継続的発展会議(SD会議)」は、 2023年12月に発足 し、 2024年6月に第1次報告書を公表 しました。

2024年4月、JARL Newsの記事のために、SD会議のメンバーがJARL本部に集い、「特別座談会」が開催されました。私も光栄なことに、メンバーのひとりとしてこの座談会に参加致しました。事前の予想通り制限時間を大幅に超過し、盛り上がりました。

座談会の様子は、JARL News 2024年夏号に掲載されています。ぜひお読みくださいませ。

座談会に先立ち、各自「お宝」を持参することになりました。皆さん大変貴重な品物を持参される中で、私が持参しましたのは「開局直後から愛用のハンディ機用アンテナ」でありました。記事には型番までは書いてありませんが、第一電波工業さんのRH770です。今でも#駅前QRVやPOTAで大活躍の1本です。

(2024-07-21 記)


feed JARL第13回定時社員総会/常務理事を拝命 (2024/6/24 23:59:00)

2024年6月23日(日)、JARLの第13回定時社員総会が開催されました。

事前の情報開示

今回の社員総会では、社員総会招集通知のほか、 事前に「追加資料」と「社員からの準備書面に対する回答書」が公開 されました。一昨年前までは、当日に専務理事が回答をダラダラと読み上げて、時間を浪費していました。事前の書面による開示は、JA5SUD森田会長の基本方針「情報の提供」「組織運営の透明化」に沿うもので、多くの方に歓迎されたようです。

決算承認の件・定款改正の件

社員総会当日、第1号議題(決算)と第4号議題(定款改正の件)では、JH4PHW坂井社員が議長を務められ、私は副議長を務めました。両議案とも承認されました。

JG1KTC髙尾義則氏除名の件

第2号議題・第5号議題(JG1KTC髙尾義則氏除名の件)では、私は、本業の職業倫理に従い適正かつ公平に審理を務めたいと宣言した上で、議長を務めました。

提案者である理事会・社員の趣旨説明の後、髙尾氏が「弁明」を開始しましたが、10分経っても終わる様子が感じられなかったので、議長として、あと何分かとお尋ねすると、髙尾氏は20分と答えられました。そこで、適宜合図を入れながら、30分という十分な時間で弁明を終えていただきました。タイムキーパーとしての議長の役割を果たしました。

次の社員からの質問(10人の希望者がいました)では、トップバッターのJA1STY鈴木社員が暴力事件について質問を始めると、髙尾氏は突然、法律には「弁明」としか書いていない等とおっしゃって回答を拒否し、憮然としたご様子で議場を去られてしまいました。

ご自身が言いたいことだけを言い放って帰ってしまわれた形です。髙尾氏からのご説明を十分に伺って、充実した審議を進めたかったのに、なんとも後味の悪いご対応でした。

採決の結果は、総社員134名の3分の2(90名)以上が可決要件であったところ、賛成81名、反対40名、保留9名で、否決となりました。坂井社員と私は議長を務めましたので、議決権を行使しておりませんが、その他に議決権を一切行使していない社員が2名いたようです。

役員選任の件

第3号議題(役員選任の件)では、17名の理事候補、2名の監事候補のうち、髙尾氏を含む2名の理事候補が否認されました。私は、129名中111名の賛成をいただき、理事にご承認いただきました。社員のみなさま、ご承認ありがとうございました。いつか、反対された18人の社員各位にも良い評価をいただけるよう、誠実に役割を果たして参りたいと思います。

なお、役員は社員に選んでいただくのですから、どんな役員候補者なのか、そのプロフィールが事前に社員に配布されるのは当然のことだと思います。ところがJARLでは、候補者の経歴は社員総会当日に配布されその場で回収されるという、他の団体にはない特異なことが行われています。今年は、役員候補者は全員事前にプロフィールを提出していたのですが、5月の理事会で、なぜか一部理事の強い反対により、プロフィールの招集通知への同封は取り止めになってしまいました。私が提出した「略歴その他」をここに掲げておきます(なお、「最終学歴」の欄は要らないのでは、と思いました。)。

社員総会後の理事会

社員総会後の第73回理事会では、森田会長の続投が満場一致で決まり、私は、「常務理事(総務担当)」の役職をいただきました。 新執行部の陣容 は以下のとおりです。

会 長  JA5SUD  森田 耕司
副会長  JA2HDE  木村 時政
副会長  JA8DKJ  三井  武
常務理事 7K1BIB  山内 貴博 (総務担当)
常務理事 JH4PHW  坂井 志郎 (IT・技術担当)

本業との関係でJARLでフルタイムで働くことはできませんし、報酬にも関心はございませんので、「専務理事」ではない「常務理事」という役職を新設して下さったことをとてもありがたく存じます。

常務理事としての初仕事

翌6月24日(月)には、常務理事の初仕事として、JARL本部に伺い、森田会長と事務局の打合せに同席申し上げました。夜には、坂井常務理事(IT・技術担当)とZoomで意見交換をしました。JARLが抱える諸問題の解決に少しでも貢献できるよう、微力を尽くして参ります。

(2024-06-25 記)

(↓2024-07-21 追記)

IARU第3地域のウェブサイトにも記事と写真が掲載されていました。身が引き締まる思いです。

JARL had its 2024 Annual General Meeting


feed 2024年JARL選挙の振り返り (2024/5/12 17:19:19)

大型連休前に、JARL全国理事候補選につき、当選証書を頂きました。改めて、その重みを噛みしめております。

2024年のJARL選挙の結果が告示されてから3週間。連休中も、その意味について思いを巡らせておりました。

1.私は、3856票、有効投票の20.3%という最多得票を頂き、トップ当選することができました。全国理事候補選に初挑戦の私が、前会長・JG1KTC髙尾義則氏に勝つことができました。連戦連勝だった髙尾氏の得票数は2884票で、前々回の選挙から激減。お陰様で、私と髙尾氏の得票数には1000票近い差が付きました。

これは、ひとえに、会員の皆さまの勝利であったと確信しています。

私は、 JA5SUD森田耕司会長の「積極的な活動と情報発信」「組織運営の透明化」を2本の柱とし、クリーンな事業運営を行うというご方針を全面的に支持すると宣言 し、森田執行部の代理戦のつもりで選挙戦を戦いました。そして、選挙ハガキや個別メールは一切使わず、お金もかけず、ブログとTwitter(現X)とZoomを使ったネット選挙を行いました。多くの方が、私の考えを口コミで伝えてくださいました。

したがって、私に投票してくださった方々は、森田執行部を支持され、かつ、私の所信をお読みになり、 特に1番目に挙げた「組織運営の透明化・活性化」「不祥事が二度と起こらない体制作り」に貢献したい との点を支持して、投票してくださったのだろうと思っています。 今回の選 挙で示されたJARL会員の民意は、 「もうあの時代に戻してはならない」ということであると受け止めています。

2.では、前会長の2884票に託された「民意」は何であると考えればよいのでしょうか。

髙尾氏が有権者に直接、相当なお金をかけて送った選挙ハガキには、太く赤字で「JARLの1丁目1番地はQSLカードの転送です」と書かれていました。髙尾氏に投票された多くの方々は、QSLビューロー遅延問題を早期に解決してほしいと考えていらっしゃると考えました。

私は、ビューロー遅延問題の解決を望む皆さまの声を、誠実に受け止めたいと思います。

ビューローに500万枚ものカードが滞留してしまったのは髙尾前会長の無策が原因であり、選挙ハガキの物言いはとても無責任だと思いますが、それはさておき、滞留分の処理には莫大なお金がかかり、会員の皆さまからお預かりした大切な資金を無計画に投入するわけにはいきません。ですが、森田執行部のもと、 昨年11月の「QSLカード転送遅延の解消のための『「発行枚数見直し』のお願い」により、ビューローへの到着枚数は着実に減っており 、ある程度お金をかけても、滞留分の処理に取り組む下地が整ってきたと思います。そもそも、今の業者は、ビューロー業務をもうやめたいと言っているという話もあります。

QSLビューローをどうやって適正規模で存続させるか。私が理事に就任することができましたら、真っ先に取り組まなけえればいけない課題のひとつと考えています。

3.では、髙尾氏に投票された2884人の方々は、 「前会長・髙尾執行部に関する報告書」が指摘した髙尾氏に関する数々の問題点 を「許した」と考えて良いのでしょうか。

髙尾氏の選挙ハガキには、当然、自分に不利なことは書かれていません。報告書の存在に気づかず、選挙ハガキだけをご覧になって投票された方も、多かったのではないでしょうか。

中には、報告書の指摘は全くあたらないと信じている方々もいらっしゃるかもしれませんが、私は、JARLがそのような方々が多数派を占める組織であってほしいとは思えないのです。

多数の使途不明の飲食費、割り勘金問題、独断による組織運営。髙尾氏は、未だにこれらを自己正当化し、現執行部の批判に終始し、反省も後悔も返金もされていません。そして、これまでの支持者も、続々と髙尾氏から離れておられます。

髙尾氏が2位で当選されたことで、髙尾氏の「禊ぎ(みぞぎ)」は済んだと考えてよいのか、慎重な検討が必要であると考えています。

(2024-05-12 記)


feed 「二陸特」を取得しました (2024/5/2 0:13:43)

プロ用の無線従事者免許である「第二級陸上特殊無線技士」の資格を取得しました。JARLのガイダンス局を運用できる資格を取っておいた方がよかろうと思った次第です。

日本無線協会が実施している試験のうち、CBT(コンピューターベースでの試験)で実施されており頻繁に受験の機会があるものの中から「二陸特」を選びました。

2024年
2月2日  CQ出版社「第2級陸上特殊無線技士国試要点マスター」 を注文(1,980円)
2月3日 日本無線協会に試験申込み(5,908円)
2月27日 試験本番

試験結果はその日のうちにわかります。1問間違ってしまいました。

3月4日 正式結果の告知メール受信
3月中旬 従事者免許申請書送付(1,750円+往信定形外140円+返信レターパック370円)
5月2日 免許証受領

申請書提出から免許証受領まで、ひと月半待ちました。締めて10,148円。

1アマ以来の無線関係の受験でした。アマチュアの免許をお持ちの方ならそれほど難しくはないと思いますが、送信機の構成といった無線工学についてはよい復習になりました。

(2024-05-02 記)