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feed IC-7100で"準天頂衛星みちびき"は受信出来るのか? (2017/12/7 21:02:33)
実際にやってみた。
↑icomに問い合わせればいいじゃんって、それまでなんですけどね。

結論は、リグが対応しておらず出来なかった(^_^;)です。


■触発
ID-51のGPSを見ていたら面白くなってしまいました。
衛星についてJAXA等々の資料を見始めると…止まらなくなります(笑)

そんな訳で、IC-7100用のGPSアンテナを急遽作ってみることにしました。
それも、どうせなら今話題の準天頂衛星みちびきを受信してみたい。
(誤差数cm以内で測位出来るかは、別の問題です)

■仕様
使ったのは、秋月電子で売られている"みちびき対応GPSモジュール"。
IC-7100側のNMEAフォーマットに対応した物(NMEA0183 V3.01)です。

電源は、シンプルにかつ利便性良くする為に、リグのACC(miniDIN)から取出し、リグの電源連動仕様としました。
ケースは、GPSモジュールサイズ30*30mmに合わせ、ギリサイズにしたかったのですが、手持ちに無く50*50mmを採用。

■意外と面倒くさい
このモジュールは、秋月電子の中ではちょっとだけ廉価。
それは良いのですが、リグ側のDATA1がRS-232Cに対し、モジュールIOはシリアル(UART)…面倒くさいが、レベルシフトが必要です。
(電流制限抵抗手法でも、リグ側のドライバIC MaximMAX2321のしきい値はギリギリですが超えます)

ちなみに、自作されている方は、皆さん232C I/Fのアンテナモジュールを使われています。
そちらの方が、簡単シンプルに出来ますので、そちらを真似されると良いと思います。


■いざ車載
とにかく「無線車感」を出さない様に、アンテナはダッシュボードの下に実装。
トラッキング感度も-164dBmと高感度なので実用上問題無し。
ただ、一応 他のGPS(ナビやレーダー)やETCアンテナからは離れた場所に載せました。
※助手席エアバッグの動作に支障が無いダッシュボード裏にくっついてます。

その他、リグの設定は必要です。


■使用感
登山に使っているGPSロガーに比べ、測位はめちゃくちゃに早くて10秒程度で測位しますし、ID-51と比べても早いです。
感度も高め。
辛い場所の割に、なかなか感動的です。


■で、肝心なみちびきは…?
早速探してみます。

※上と下の写真は、時間軸が異なります。

みちびきの衛星番号は
初号機193
2号機194
3号機199(運用はまだっぽい)
4号機195(運用はまだっぽい)
ですが、見当たりませんね。

はい、 IC-7100側が対応していない 様です(笑)

リグ自体に受信回路がある訳では無いくデータを受け取っているだけなので、ファームアップデートによる対応はぜひやってもらいたいところです。
(icomに問い合わせましたが、対応アップデートの予定は無いそうです)

今回は残念ながらみちびきを捕捉する事が出来ませんでしたが、7100でも座標データが使える様になったのはメリットです。


■もったいないから活用しましょう!
みちびきに対してもっと言うと、衛星は打ち上げた後も維持に多額の費用が掛ります。
勿体無いので、対応機種を買って、もっと身近にガンガン利用しましょう(^^♪

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