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link JO7TCX アマチュア無線局 JO7TCX アマチュア無線局 (2018/10/16 13:07:28)

現在データベースには 144 件のデータが登録されています。

feed テスラ2次コイル 2段重ね (2018/10/13 14:26:16)
外径4.8cmの塩ビパイプに巻いた2次コイルは、期待したほどではありませんでした。そこで、今回は同じものをもう一つ作り、二つをつなぎ合わせ、2段重ねにしてみました。外径4.8cm、長さ10cmのボビンに3.2mm銅線を300回巻き。巻き方向も前回と同じ向き。巻き終わったら両方の端をハンダ付けで連結。ボビン同士はホットボンドで接着し完成。長さ20cm。実際、重ねてみると実験ボードに不釣り合いなほど長いです。合計600回巻き。インダクタンスも単体の倍の2800μHとなりました。 さっそく24Vを投入。単体に比べ放電の力強さが増し、アークの長さは2倍くらい、バチバチ音も強くなりました。これまでのコイルの中ではもっとも大きな放電で、実感としては単体の時の2倍以上。やはり太い線で大きく、たくさん巻く、ということが放電を大きくするコイルの条件のようです。ただ、モジュール自体が非力なので、これ以上大きなコイルを作ってもどうかな、との感触もあります。自分は数十センチから1メートル以上もある巨大な放電を作りたいなどということはなく、小さな放電現象をどのようなコイルで作るのがベターなのか、とか、もっと簡素な回路で作れないか、などということに興味があります。ボビンを長くしないで、直径の方を大きくし、細い線を多巻きするなども試してみたいと思います。 さて、テスラコイルに興味をもって1ヵ月ほど。実験ボードに取り付けた最初の基板は損傷し、別の基板に取り換えました。こちらもキットで作ったもので、回路、デバイスはほぼ同じです。この2代目の基板も損傷し、新たな部品に付け替えて使っています。いづれもパワートランジスタBD243Cの損傷。 破裂したBD243C 付け替え後 1回目は、入力電圧を上げ過ぎ、28Vで3分ほど放電させていたところ、BD243C周辺からシューッという音と共に基盤の焼ける匂いと煙が立ち上りました。2度目は、1次コイルの巻き数を海外サイトでよくみかける8回巻きにして試している最中、BD243Cが大きな音と共に破裂し飛び散ってしまいました(24V以下)。これには驚きました。デバイスの硬いプラスチックを吹き飛ばすだけのエネルギーが集中的、瞬間的に生み出されたということでしょうか。1次コイルの巻き数、2次コイルとの位置が関係していると思うのですが、怖くて再実験できません。ケガなく済んだものの、ホント怖かったです。このコイル、やはりただならぬものを感じます。


 外径4.8cmの塩ビパイプに巻いた2次コイルは、期待したほどではありませんでした。そこで、今回は同じものをもう一つ作り、二つをつなぎ合わせ、2段重ねにしてみました。外径4.8cm、長さ10cmのボビンに3.2mm銅線を300回巻き。巻き方向も前回と同じ向き。巻き終わったら両方の端をハンダ付けで連結。ボビン同士はホットボンドで接着し完成。長さ20cm。実際、重ねてみると実験ボードに不釣り合いなほど長いです。合計600回巻き。インダクタンスも単体の倍の2800μHとなりました。









 さっそく24Vを投入。単体に比べ放電の力強さが増し、アークの長さは2倍くらい、バチバチ音も強くなりました。これまでのコイルの中ではもっとも大きな放電で、実感としては単体の時の2倍以上。やはり太い線で大きく、たくさん巻く、ということが放電を大きくするコイルの条件のようです。ただ、モジュール自体が非力なので、これ以上大きなコイルを作ってもどうかな、との感触もあります。自分は数十センチから1メートル以上もある巨大な放電を作りたいなどということはなく、小さな放電現象をどのようなコイルで作るのがベターなのか、とか、もっと簡素な回路で作れないか、などということに興味があります。ボビンを長くしないで、直径の方を大きくし、細い線を多巻きするなども試してみたいと思います。





 さて、テスラコイルに興味をもって1ヵ月ほど。実験ボードに取り付けた最初の基板は損傷し、別の基板に取り換えました。こちらもキットで作ったもので、回路、デバイスはほぼ同じです。この2代目の基板も損傷し、新たな部品に付け替えて使っています。いづれもパワートランジスタBD243Cの損傷。


破裂したBD243C

付け替え後

 1回目は、入力電圧を上げ過ぎ、28Vで3分ほど放電させていたところ、BD243C周辺からシューッという音と共に基盤の焼ける匂いと煙が立ち上りました。2度目は、1次コイルの巻き数を海外サイトでよくみかける8回巻きにして試している最中、BD243Cが大きな音と共に破裂し飛び散ってしまいました(24V以下)。これには驚きました。デバイスの硬いプラスチックを吹き飛ばすだけのエネルギーが集中的、瞬間的に生み出されたということでしょうか。1次コイルの巻き数、2次コイルとの位置が関係していると思うのですが、怖くて再実験できません。ケガなく済んだものの、ホント怖かったです。このコイル、やはりただならぬものを感じます。






feed テスラ 2次コイル (2018/10/8 17:50:55)
2次コイルを2種類作ってみました。 外径3.8cm長さ10cmの塩ビパイプに自在ブッシュを貼り、0.12mm銅線をブッシュの溝に巻いていきます。1つの溝に30回巻いたら隣の溝に移り30回巻く。溝の数は30なので、合計900回巻き。簡単なようですが、一つのコイルに900回も巻いたのは初めてで、思いのほか大変な作業でした。0.12mmという極細線なのでそもそも巻きにくいです。つい隣の溝に巻いてしまったりします。戻して巻き直し。3分の一くらい巻いたところで、手に力が入ってしまい、プツンと切れてしまいました。頭の中真っ白。なんとかハンダで接続して再開するも、終盤はとりわけ集中力が続かず、もうろう状態。1溝30回も怪しくなり、巻き数がどうとか、美しく巻こうとか、そんなことはどうでもよくなり、ただ、線が切れずに巻き終わることを祈るのみでした。何という巻き方なのか名称があるのかわかりません。一応、変則スペース巻きとしておきます。普通に密巻きにしたのではボビンが長くなってしまうこと、溝があれば900回でも巻きやすいのではと考え、思いついた巻き方です。インダクタンス1470μH前後。 外径4.8cm長さ10cmの塩ビパイプに0.32mm銅線を密巻きにしました。変則スペース巻きに比べると、こちらは天国です。0.32mm銅線は十分手ごたえがあり巻きやすいです。巻いていて切れるとうこともなし。我ながらきれいに巻き上がりました。300回巻き。インダクタンスは意外に大きく1360μH前後。 外径4.8cm(左) 3.8cm(中) さっそく実験ボードにつないでみました。結果は、難儀して巻いた変則スペース巻きも口径を大きくしたコイルの方も、期待したほど大きな放電ではありませんでした。華々しく火花が出るには出ますが、前回の0.2mm銅線を多巻きしたコイルに比べ、力強さで及ばない感じ。巻き方に問題があるのか、あるいは巻き過ぎてしまったのか、または足らないのか、検討の余地あり。一種のLC回路と考えれば、むやみにインダクタンスを上げてもどうかと。気力に余裕があれば、また巻いてみます。 ドライバーを近づけるとコイル本体から放電することはわかっていたのですが、塩ビ製のボビンからも放電が起こることに気づきました。金属間でのみ放電が起こると考えていたのですが、違ったようです。空気の絶縁抵抗を破って放電するくらいのなので、塩ビなどなんのその、ということでしょうか。当然ながら人体も・・・。このコイルの周辺はただならぬことが起こっているのでは?そんな気がしてきました。


 2次コイルを2種類作ってみました。


 <変則スペース巻き>
 外径3.8cm長さ10cmの塩ビパイプに自在ブッシュを貼り、0.12mm銅線をブッシュの溝に巻いていきます。1つの溝に30回巻いたら隣の溝に移り30回巻く。溝の数は30なので、合計900回巻き。簡単なようですが、一つのコイルに900回も巻いたのは初めてで、思いのほか大変な作業でした。0.12mmという極細線なのでそもそも巻きにくいです。つい隣の溝に巻いてしまったりします。戻して巻き直し。3分の一くらい巻いたところで、手に力が入ってしまい、プツンと切れてしまいました。頭の中真っ白。なんとかハンダで接続して再開するも、終盤はとりわけ集中力が続かず、もうろう状態。1溝30回も怪しくなり、巻き数がどうとか、美しく巻こうとか、そんなことはどうでもよくなり、ただ、線が切れずに巻き終わることを祈るのみでした。何という巻き方なのか名称があるのかわかりません。一応、変則スペース巻きとしておきます。普通に密巻きにしたのではボビンが長くなってしまうこと、溝があれば900回でも巻きやすいのではと考え、思いついた巻き方です。インダクタンス1470μH前後。







 <口径を大きくしたコイル>
 外径4.8cm長さ10cmの塩ビパイプに0.32mm銅線を密巻きにしました。変則スペース巻きに比べると、こちらは天国です。0.32mm銅線は十分手ごたえがあり巻きやすいです。巻いていて切れるとうこともなし。我ながらきれいに巻き上がりました。300回巻き。インダクタンスは意外に大きく1360μH前後。


外径4.8cm(左) 3.8cm(中)





 さっそく実験ボードにつないでみました。結果は、難儀して巻いた変則スペース巻きも口径を大きくしたコイルの方も、期待したほど大きな放電ではありませんでした。華々しく火花が出るには出ますが、前回の0.2mm銅線を多巻きしたコイルに比べ、力強さで及ばない感じ。巻き方に問題があるのか、あるいは巻き過ぎてしまったのか、または足らないのか、検討の余地あり。一種のLC回路と考えれば、むやみにインダクタンスを上げてもどうかと。気力に余裕があれば、また巻いてみます。




 ドライバーを近づけるとコイル本体から放電することはわかっていたのですが、塩ビ製のボビンからも放電が起こることに気づきました。金属間でのみ放電が起こると考えていたのですが、違ったようです。空気の絶縁抵抗を破って放電するくらいのなので、塩ビなどなんのその、ということでしょうか。当然ながら人体も・・・。このコイルの周辺はただならぬことが起こっているのでは?そんな気がしてきました。






feed テスラコイル実験用電圧可変コンバータ (2018/10/7 19:15:56)
テスラコイルは1次コイル側に高い電流を必要とします。キットの定格も15V~24V、2A以上となっており、特にアンペア側が気にかかるところです。もともと移動運用目的に購入したモバイルバッテリーは3.5A仕様となっており、思わぬところで便利に使ってはいます。ただ、移動でもないのにいちいち充電するのも煩わしく、電圧もマックス21Vどまり。できれば連続的に電圧を変え、24Vまで上げて放電の変化を見てみたい、ということで何かないかと探していたら、aitendoにちょうど良いDC-DCコンバータキットがあり、試してみました。 出力可変昇圧キット(型番AKIT-6009)。入力電源5~21V、出力電圧5~26Vと幅が広く、ボリュームで連続可変できるようになっています。大電流レギュレータ搭載ということで4Aまで対応。テスラコイルにも使えるのでは? キット自体は部品数点のみですが、レギュレータICの取り付けピッチが狭いです。今回もペーストハンダのお世話になりました。ICの足につまようじで少量塗り、位置決めしてセロテープで固定。コテを押し付け融着。そんな手順でなんとか取付けました。30分ほどで基板完成。 手持ちのもので最もパワーのある13V 10A仕様のACアダプターをつないでみました。コンバータキットのLEDが無事点灯。出力電圧を計ってみたところ、最少は入力電圧と同じ13V。ボリュームを回すとぐんぐん上がり、マックス29.5Vとなりました。仕様では26Vですが、実際は30V近くまで上がるようです。 さっそくテスラコイルに接続。テスラコイル側からの強力なノイズがレギュレータを壊しかねないと思い、パッチンコア数個をかませておきました(意味ないかも?ですが、念のため)。 13Vでは糸状のわずかな放電。電圧を上げると糸状からローソク状となり、21Vあたりからは火花状態に。なおも上げ、24Vでは電極の下あたりからも放電。さらに28VVまで慎重に上げてみたところ、いったん太いローソク状となり、その後、長さ2cm前後の激しい放電に。もちろんモジュールは熱々です。すぐに20V以下まで戻しました。やはり放電は投入電圧しだいということは予想した通りですが、放電の形、様子もけっこう変わるものです。 ところで、意外な箇所が急に熱くなる現象は今回も見られました。コンバーター の一部の金属が熱を持ち、ヤケドしそうになりました。どうしてこんなところが? 考えてみるとIH調理器の原理そのものなので、あちこち熱くなってしまうのかもしれません。ホント、要注意。 挙動がわからず不明なところは多々あり、試してみたいことが次々出てきます。 ✙


 テスラコイルは1次コイル側に高い電流を必要とします。キットの定格も15V~24V、2A以上となっており、特にアンペア側が気にかかるところです。もともと移動運用目的に購入したモバイルバッテリーは3.5A仕様となっており、思わぬところで便利に使ってはいます。ただ、移動でもないのにいちいち充電するのも煩わしく、電圧もマックス21Vどまり。できれば連続的に電圧を変え、24Vまで上げて放電の変化を見てみたい、ということで何かないかと探していたら、aitendoにちょうど良いDC-DCコンバータキットがあり、試してみました。

 出力可変昇圧キット(型番AKIT-6009)。入力電源5~21V、出力電圧5~26Vと幅が広く、ボリュームで連続可変できるようになっています。大電流レギュレータ搭載ということで4Aまで対応。テスラコイルにも使えるのでは?


 キット自体は部品数点のみですが、レギュレータICの取り付けピッチが狭いです。今回もペーストハンダのお世話になりました。ICの足につまようじで少量塗り、位置決めしてセロテープで固定。コテを押し付け融着。そんな手順でなんとか取付けました。30分ほどで基板完成。






 手持ちのもので最もパワーのある13V 10A仕様のACアダプターをつないでみました。コンバータキットのLEDが無事点灯。出力電圧を計ってみたところ、最少は入力電圧と同じ13V。ボリュームを回すとぐんぐん上がり、マックス29.5Vとなりました。仕様では26Vですが、実際は30V近くまで上がるようです。




 さっそくテスラコイルに接続。テスラコイル側からの強力なノイズがレギュレータを壊しかねないと思い、パッチンコア数個をかませておきました(意味ないかも?ですが、念のため)。





 13Vでは糸状のわずかな放電。電圧を上げると糸状からローソク状となり、21Vあたりからは火花状態に。なおも上げ、24Vでは電極の下あたりからも放電。さらに28VVまで慎重に上げてみたところ、いったん太いローソク状となり、その後、長さ2cm前後の激しい放電に。もちろんモジュールは熱々です。すぐに20V以下まで戻しました。やはり放電は投入電圧しだいということは予想した通りですが、放電の形、様子もけっこう変わるものです。

 ところで、意外な箇所が急に熱くなる現象は今回も見られました。コンバーター
の一部の金属が熱を持ち、ヤケドしそうになりました。どうしてこんなところが? 考えてみるとIH調理器の原理そのものなので、あちこち熱くなってしまうのかもしれません。ホント、要注意。

 挙動がわからず不明なところは多々あり、試してみたいことが次々出てきます。









feed テスラコイル その2 (2018/10/6 18:18:40)
キット付属のコイルでも5~10mmほどの放電現象が見られます。無音でローソク状の時もあれば、線香花火のようにバチバチ音を立てにぎやかな火花をみせてくれる時もあります。一様でなく、飽きず眺めてしまいます。こんな簡単なキット(回路)でも容易にテスラコイル放電が再現できるのは、自分的にはちょっとした驚きです。モジュール自体は非力ではあるものの、1次コイル、2次コイルを変えたら少しは放電も大きくなるのでは?ということで、試してみました。 外径3.8cm、長さ10cmの塩ビパイプに0.2mm銅線を巻きました。ゲルマラジオ用コイルの場合は太い巻き線を使うので巻きやすいのですが、細くて巻きにくいです。テスラコイルの周波数は低く、たくさん巻く必要があります。太い線で巻くと長くなってしまうのでとりあえず細い線にしました。密巻きで450回。インダクタンス1250μH前後。 2mm銅パイプ、1.8mm銅線、2mmアルミ線、1.2mmスズメッキ線を使い、巻き数を変えて試してみました。 モバイルバッテリーから21Vを投入したところ、15mmほどの放電が見られました。付属コイルに比べ放電に力強さが感じられ、オゾン臭も強いです。ローソク状にはならず、激しく火花が飛び散り、煙も上がります。といってもわずか15mmほどなので小さく、かわいらしい電光花火といったところです。前回も書きましたが、思いもかけない箇所(金属部)が熱くなっていたります。それも瞬間的に高温になるようで、高周波によるものなのか、挙動がよくわかりません。要注意。 1次コイルも取り換えながら変化をみました。材質的には違いは感じられません。1回巻きより2~3回巻き、密巻きよりスペースを開けて巻いた方が放電は大きくなりました。また2次コイルに密着させるのでなく、間隔を1cmほど取った方が良いようです。 今回はスタンダードに巻いてみました。インダクタンスを上げるだけなら2段巻きなども考えられます。その場合、1段目と2段目で線間放電が起こってしまわないか、などの懸念もあります。また、巻き数を増やすと抵抗成分が大きくなってどうなんだろう、などと考えています。海外のサイトでは1次コイルの巻き数がもっと多い例も散見されます。わからないことばかりですが、さらに試してみたいと思います。 なお、このキットには音声入力端子があります。プラズマの空気振動によりスピーカーとしての働きをするのだとか。実際、CDプレーヤーをつないでみたところ、コイル上部あたりから音楽が流れてきました。小さな音量。乾いた感じの澄んだ音色です。でも、バチバチ音の中で、音楽といっても・・・。ラジオをつないでみたところ、ノイズによりまったく音声になりませんでした。



 キット付属のコイルでも5~10mmほどの放電現象が見られます。無音でローソク状の時もあれば、線香花火のようにバチバチ音を立てにぎやかな火花をみせてくれる時もあります。一様でなく、飽きず眺めてしまいます。こんな簡単なキット(回路)でも容易にテスラコイル放電が再現できるのは、自分的にはちょっとした驚きです。モジュール自体は非力ではあるものの、1次コイル、2次コイルを変えたら少しは放電も大きくなるのでは?ということで、試してみました。


<2次コイル>
 外径3.8cm、長さ10cmの塩ビパイプに0.2mm銅線を巻きました。ゲルマラジオ用コイルの場合は太い巻き線を使うので巻きやすいのですが、細くて巻きにくいです。テスラコイルの周波数は低く、たくさん巻く必要があります。太い線で巻くと長くなってしまうのでとりあえず細い線にしました。密巻きで450回。インダクタンス1250μH前後。



<1次コイル>
 2mm銅パイプ、1.8mm銅線、2mmアルミ線、1.2mmスズメッキ線を使い、巻き数を変えて試してみました。






 モバイルバッテリーから21Vを投入したところ、15mmほどの放電が見られました。付属コイルに比べ放電に力強さが感じられ、オゾン臭も強いです。ローソク状にはならず、激しく火花が飛び散り、煙も上がります。といってもわずか15mmほどなので小さく、かわいらしい電光花火といったところです。前回も書きましたが、思いもかけない箇所(金属部)が熱くなっていたります。それも瞬間的に高温になるようで、高周波によるものなのか、挙動がよくわかりません。要注意。






 1次コイルも取り換えながら変化をみました。材質的には違いは感じられません。1回巻きより2~3回巻き、密巻きよりスペースを開けて巻いた方が放電は大きくなりました。また2次コイルに密着させるのでなく、間隔を1cmほど取った方が良いようです。




 今回はスタンダードに巻いてみました。インダクタンスを上げるだけなら2段巻きなども考えられます。その場合、1段目と2段目で線間放電が起こってしまわないか、などの懸念もあります。また、巻き数を増やすと抵抗成分が大きくなってどうなんだろう、などと考えています。海外のサイトでは1次コイルの巻き数がもっと多い例も散見されます。わからないことばかりですが、さらに試してみたいと思います。

 なお、このキットには音声入力端子があります。プラズマの空気振動によりスピーカーとしての働きをするのだとか。実際、CDプレーヤーをつないでみたところ、コイル上部あたりから音楽が流れてきました。小さな音量。乾いた感じの澄んだ音色です。でも、バチバチ音の中で、音楽といっても・・・。ラジオをつないでみたところ、ノイズによりまったく音声になりませんでした。






feed テスラコイル実験ボード (2018/9/30 16:44:28)
コイルと名のつくものには何にでも興味が湧いてしまう困った性分です。コイル趣味。テスラコイルと言えば、雷のような電光が飛び交う部屋で平然と読書に勤しむニコラ・テスラの白黒写真が印象にあります。そのような巨大な装置とは比べようもありませんが、同じ原理で小さな放電現象を発生させるキットがaitendoやアマゾンで何種類か市販されています。試しに作ってみました。 テスラコイルはモジュール部、多巻きの2次コイル、数回巻きの1次コイルで構成され、1次コイルに通電することで、2次コイルに磁界誘導が起こり、高電圧を発生させる仕組み。本来は基板上にコイルを取り付けるようになっているのですが、いろいろと実験もしてみたいと考え、コイル交換式の実験ボードにしました。といっても、アルミプレートに基板(モジュール部)とターミナル端子を取り付けただけのものです。 キット付属の回路図 モジュール部 実験ボード(裏面に配線) とりあえずキット付属のコイルをつないでみました。2次コイルの直径2cm、長さ6cm弱。インダクタンス470μH。1次コイルは2次コイルの下部に空間を開けて1回巻きとしました。2次コイルと巻き方向を同じにします。逆にすると誘導が起こりません。 1次コイル接続 さっそく、モバイル電源を12Vに設定し入力してみたところ、無事2つのLEDランプが点灯し、2次コイル先端から青白いアーク放電が現れました。長さ5mm程のかわいらいしいロウソク状。二つの電極間に発生するわけではなく、何もない空間に揺らぎながら放出される高電圧の炎。それも一瞬ではなく、そのまま放電を保ち続ける・・・。不思議な感覚を覚え、しばし見とれてしまいました。ドライバーを近づけると、尺取り虫みたいにアークが吸い付いてきます。 ドライバーを2次コイル上部に近づけると、今度はコイル本体から放電。上部ならどこでもよく、近づけた箇所に放電が起ってしまいます。小さな雷現象。電圧設定を16V、19V、21Vと上げていき、放電の様子を観察しました。19Vでアークの長さが1.5倍くらいに大きくなり、21Vに上げてもさほどの変化はありませんでした。モジュール部の発熱は半端ではありません。触ったらヤケドしてしまいそうです。また、不用意にモジュールに触ると思わぬ箇所で感電し、チクリと痛みが走ります。作動中はオゾン臭も。取扱い要注意、危険な代物ではあります。 ワイヤレス給電の原理にもなっているということで、ネオンランプの実験もしてみました。10cmくらい近づけると明るく点灯します。アマチュア無線的に言えば、いわばインターフェア発生器と言えます。高周波なので制御が難しく、電子器機に誤作動を起こしたりもするようです。実際、ラジオには盛大なノイズが入ります。 放電アークを大きくする条件とかコイルの直径、巻き数、巻き方とか、いろいろ試して、工夫のしどころを考えてみたいと思います。このコイルを作ったから何ができるというものでもありませんが、非日常的なアークの炎を見ているだけで、なにか惹き付けられるものがあります。



 コイルと名のつくものには何にでも興味が湧いてしまう困った性分です。コイル趣味。テスラコイルと言えば、雷のような電光が飛び交う部屋で平然と読書に勤しむニコラ・テスラの白黒写真が印象にあります。そのような巨大な装置とは比べようもありませんが、同じ原理で小さな放電現象を発生させるキットがaitendoやアマゾンで何種類か市販されています。試しに作ってみました。

 テスラコイルはモジュール部、多巻きの2次コイル、数回巻きの1次コイルで構成され、1次コイルに通電することで、2次コイルに磁界誘導が起こり、高電圧を発生させる仕組み。本来は基板上にコイルを取り付けるようになっているのですが、いろいろと実験もしてみたいと考え、コイル交換式の実験ボードにしました。といっても、アルミプレートに基板(モジュール部)とターミナル端子を取り付けただけのものです。



キット付属の回路図

モジュール部

実験ボード(裏面に配線)


 とりあえずキット付属のコイルをつないでみました。2次コイルの直径2cm、長さ6cm弱。インダクタンス470μH。1次コイルは2次コイルの下部に空間を開けて1回巻きとしました。2次コイルと巻き方向を同じにします。逆にすると誘導が起こりません。


1次コイル接続





 さっそく、モバイル電源を12Vに設定し入力してみたところ、無事2つのLEDランプが点灯し、2次コイル先端から青白いアーク放電が現れました。長さ5mm程のかわいらいしいロウソク状。二つの電極間に発生するわけではなく、何もない空間に揺らぎながら放出される高電圧の炎。それも一瞬ではなく、そのまま放電を保ち続ける・・・。不思議な感覚を覚え、しばし見とれてしまいました。ドライバーを近づけると、尺取り虫みたいにアークが吸い付いてきます。



 ドライバーを2次コイル上部に近づけると、今度はコイル本体から放電。上部ならどこでもよく、近づけた箇所に放電が起ってしまいます。小さな雷現象。電圧設定を16V、19V、21Vと上げていき、放電の様子を観察しました。19Vでアークの長さが1.5倍くらいに大きくなり、21Vに上げてもさほどの変化はありませんでした。モジュール部の発熱は半端ではありません。触ったらヤケドしてしまいそうです。また、不用意にモジュールに触ると思わぬ箇所で感電し、チクリと痛みが走ります。作動中はオゾン臭も。取扱い要注意、危険な代物ではあります。
 

 ワイヤレス給電の原理にもなっているということで、ネオンランプの実験もしてみました。10cmくらい近づけると明るく点灯します。アマチュア無線的に言えば、いわばインターフェア発生器と言えます。高周波なので制御が難しく、電子器機に誤作動を起こしたりもするようです。実際、ラジオには盛大なノイズが入ります。



 放電アークを大きくする条件とかコイルの直径、巻き数、巻き方とか、いろいろ試して、工夫のしどころを考えてみたいと思います。このコイルを作ったから何ができるというものでもありませんが、非日常的なアークの炎を見ているだけで、なにか惹き付けられるものがあります。








feed DSPラジオキット AKIT-9612 (2018/9/24 18:55:59)
DSPラジオIC「C9612」とアンプIC「TDA2822」を使ったAM、FMキットです。2Vで動作します。aitendoとしては難易度中クラスといったところでしょうか。自分的には部品点数が多い上に、特にC9612の取り付けが難しそうでハードルは高いです。 いつものごとく、基板、部品類がビニール袋にざっくりと入っているのみです。基板がK-6952MBに比べ二回りほど大きいのは良いとして、印字が不鮮明なところあります。いつもは基板の印字で部品をサクサク取り付けていくのですが、それができません。ホームページから部品取付け配置図をダウンロードし、確認しながら作業を進めました。 まずは難関、C9612のハンダ付け。はじめに、ランド部にペーストハンダをつまようじを使って慎重に盛る。ハンダの盛り過ぎが失敗のもとのようなので、ほんの少量。次に接点を合わせ、セロテープで固定。その状態でフラックスを塗っておきました。あとは一本ずつ慎重にコテを当て、融着。なにしろ1.27mm間隔なので手が震えてしまいます。片方がおわったら、再度テープを貼りなおして、もう片方。なんとかブリッジも発生せず、取り付けることができました。思っていたよりは要領よくできたように思います。でも、このくらいが限界ですね。0.65mmピッチのICなどというのもあるそうですが、自分が手を出すべき領域ではなさそうです。 抵抗も種類が多く、カラーコードが不鮮明なものもあるので油断なりません。マルチメーターで一つ一つ確認し、ハンダ付け。マルチメーターが手元になかったらもっと時間を要したかもしれません。スイッチ類は上下の表示がないので、勘で取り付けました。結果、パワースイッチがオンオフ表示逆になってしまいましたが、動作に影響ないので良しとします。バーアンテナは中間タップなしのわかりすいものが付属しています。ただ固定具が付属せず、プラスティック板に乗せて固定してみました。全体的には、ラジオICの取り付けさえクリアすれば、部品は多いものの、考えていたほど難しいところはありませんでした。 マルチメーター 重宝で手放せません 半日を要し、完成。エネループ2本(2.4V)をつなぎ、さっそく電源オン。赤色LEDが点灯してくれました。とりあえず一安心。この瞬間はいつも緊張します。この機種もDSP独特のボリュームチューニングです。イヤフォンに集中しながら、慎重に回していきます。まずはAM。NHK第一、第二、東北放送が強力に入感するも、なぜかイヤフォンが片耳しか聞こえません。チェックしてみると、イヤフォン端子の基板配線がおかしいような?接点をつなぎ直し無事両耳からの音声となりました。また、てっきりチューニングランプと思っていた緑色LEDが点灯しないのです。よく見るとこれはステレオランプの勘違いでした。続いてFM。3バンドに分かれおり、スライドスイッチで切り替えます。といっても周波数がダブっているのであまり意味はありません。 FM2(76~108MHz)で十分かと。こちらも地元3局がメリット5で入感(アンテナなし)、ステレオランプも点灯してくれました。 AM、FMとも、聞いてみてすぐに感じたのは音の良さです。高音がささらず、落ち着いた音声、それでいてパワフルでもあります。FMのステレオ放送はもちろんすばらしいですが、AM放送もこんなに音質良かったかなと思ってしまいました。アンプIC、なかなかのものです。C9612にはAFC、AGCはもちろん、デジタルノイズキャンセル機能も搭載とか。しかも低電圧動作かつ省エネ。技術の進歩にはほんと驚いてしまいます。秋の夜長、K-6952MBとの聞き比べでもしてみたいと思います。



 DSPラジオIC「C9612」とアンプIC「TDA2822」を使ったAM、FMキットです。2Vで動作します。aitendoとしては難易度中クラスといったところでしょうか。自分的には部品点数が多い上に、特にC9612の取り付けが難しそうでハードルは高いです。

 いつものごとく、基板、部品類がビニール袋にざっくりと入っているのみです。基板がK-6952MBに比べ二回りほど大きいのは良いとして、印字が不鮮明なところあります。いつもは基板の印字で部品をサクサク取り付けていくのですが、それができません。ホームページから部品取付け配置図をダウンロードし、確認しながら作業を進めました。




 まずは難関、C9612のハンダ付け。はじめに、ランド部にペーストハンダをつまようじを使って慎重に盛る。ハンダの盛り過ぎが失敗のもとのようなので、ほんの少量。次に接点を合わせ、セロテープで固定。その状態でフラックスを塗っておきました。あとは一本ずつ慎重にコテを当て、融着。なにしろ1.27mm間隔なので手が震えてしまいます。片方がおわったら、再度テープを貼りなおして、もう片方。なんとかブリッジも発生せず、取り付けることができました。思っていたよりは要領よくできたように思います。でも、このくらいが限界ですね。0.65mmピッチのICなどというのもあるそうですが、自分が手を出すべき領域ではなさそうです。




 抵抗も種類が多く、カラーコードが不鮮明なものもあるので油断なりません。マルチメーターで一つ一つ確認し、ハンダ付け。マルチメーターが手元になかったらもっと時間を要したかもしれません。スイッチ類は上下の表示がないので、勘で取り付けました。結果、パワースイッチがオンオフ表示逆になってしまいましたが、動作に影響ないので良しとします。バーアンテナは中間タップなしのわかりすいものが付属しています。ただ固定具が付属せず、プラスティック板に乗せて固定してみました。全体的には、ラジオICの取り付けさえクリアすれば、部品は多いものの、考えていたほど難しいところはありませんでした。


マルチメーター 重宝で手放せません





 半日を要し、完成。エネループ2本(2.4V)をつなぎ、さっそく電源オン。赤色LEDが点灯してくれました。とりあえず一安心。この瞬間はいつも緊張します。この機種もDSP独特のボリュームチューニングです。イヤフォンに集中しながら、慎重に回していきます。まずはAM。NHK第一、第二、東北放送が強力に入感するも、なぜかイヤフォンが片耳しか聞こえません。チェックしてみると、イヤフォン端子の基板配線がおかしいような?接点をつなぎ直し無事両耳からの音声となりました。また、てっきりチューニングランプと思っていた緑色LEDが点灯しないのです。よく見るとこれはステレオランプの勘違いでした。続いてFM。3バンドに分かれおり、スライドスイッチで切り替えます。といっても周波数がダブっているのであまり意味はありません。 FM2(76~108MHz)で十分かと。こちらも地元3局がメリット5で入感(アンテナなし)、ステレオランプも点灯してくれました。





 AM、FMとも、聞いてみてすぐに感じたのは音の良さです。高音がささらず、落ち着いた音声、それでいてパワフルでもあります。FMのステレオ放送はもちろんすばらしいですが、AM放送もこんなに音質良かったかなと思ってしまいました。アンプIC、なかなかのものです。C9612にはAFC、AGCはもちろん、デジタルノイズキャンセル機能も搭載とか。しかも低電圧動作かつ省エネ。技術の進歩にはほんと驚いてしまいます。秋の夜長、K-6952MBとの聞き比べでもしてみたいと思います。







feed ピアノ線コイル (2018/9/22 20:22:41)
ボビン(枠)なしで適度な大きさの空芯コイルを作れないか、ということでピアノ線でのコイル作りを試行錯誤しています。以前書いたとおりピアノ線は巻き直しがきかず、巻いた状態で売っているコイルはそのまま使うことになります。ネットの写真だけでは直径何センチに巻いてあるのかわからず、どれも同じに見えてしまいます。また、留め具を外すと内部応力で大きくなってしまうこともあり、手にするまで、何センチのコイルが作れるのかわからないところがあります。前回は期せずして大きな輪になってしまいました。今回は別のメーカーのもので試してみました。 太さ1.2mm、長さ4m。袋に入った状態で直径11cm。取り出してみると、内部応力なし。そのままの直径を保ちバネ状に伸びてくれました。これはいいです。ただ長さが4mしかないので、3巻きを連結。銅パイプでつなぎハンダ付け、長さ12mのバネにしました。 次に自在ブッシュの溝に一本ずつはめ込んでいきます。数本はめ込みホットボンドで接着を繰り返し、4カ所をブッシュで固定しました。線材が極めて硬いので、これで形が崩れることはありません。直径11cm。36回巻き。インダクタンスは127μHとなりました。少なめですが、これ以上巻き数を増やすと横に長くなり過ぎるので、これで良いことにし、あとはフェライトコアでインダクタンスを調整することにします。 コアを入れると202μH さっそくゲルマラジオにつないでみました。このコイル単体でも、NHK第一が小さな音量ながらメリット5で聞こえてきました。第二放送は41程度で厳しく、東北放送はまったく聞こえません。長さ18cmのフェライトバーをコイル中央に入れたところ、数倍の音量となり、第二放送もメリット5。東北放送はやはり聞こえず。といったところでした。この大きさの空芯コイルとしては、悪くないと思います。ONE ICラジオの隣に置いて同調をとったところ、音量がぐんと上がり、感度アップが実感できます。ミニループアンテナとしても使えそうです。 この線材は気に入りました。直径もちょうど良く、ほぼスケッチ通りのコイルに仕上げることができました。それなりのコツが必要ですが、巻き作業不要、ボビンなしで丈夫な空芯コイルができます。難しく感じたのは、線材をつなぐ際の半田付け部分が自然な円形とならず全形が歪みやすいこと、自在ブッシュへのはめ込み作業が考えていたほど簡単ではなかったこと、です。完成したピアノ線コイル。ゲルマラジオにするか、ミニループアンテナにするか、ラジオのコイルとして使うか、考え中です。


 ボビン(枠)なしで適度な大きさの空芯コイルを作れないか、ということでピアノ線でのコイル作りを試行錯誤しています。以前書いたとおりピアノ線は巻き直しがきかず、巻いた状態で売っているコイルはそのまま使うことになります。ネットの写真だけでは直径何センチに巻いてあるのかわからず、どれも同じに見えてしまいます。また、留め具を外すと内部応力で大きくなってしまうこともあり、手にするまで、何センチのコイルが作れるのかわからないところがあります。前回は期せずして大きな輪になってしまいました。今回は別のメーカーのもので試してみました。




 太さ1.2mm、長さ4m。袋に入った状態で直径11cm。取り出してみると、内部応力なし。そのままの直径を保ちバネ状に伸びてくれました。これはいいです。ただ長さが4mしかないので、3巻きを連結。銅パイプでつなぎハンダ付け、長さ12mのバネにしました。
 
 次に自在ブッシュの溝に一本ずつはめ込んでいきます。数本はめ込みホットボンドで接着を繰り返し、4カ所をブッシュで固定しました。線材が極めて硬いので、これで形が崩れることはありません。直径11cm。36回巻き。インダクタンスは127μHとなりました。少なめですが、これ以上巻き数を増やすと横に長くなり過ぎるので、これで良いことにし、あとはフェライトコアでインダクタンスを調整することにします。




コアを入れると202μH
 

 さっそくゲルマラジオにつないでみました。このコイル単体でも、NHK第一が小さな音量ながらメリット5で聞こえてきました。第二放送は41程度で厳しく、東北放送はまったく聞こえません。長さ18cmのフェライトバーをコイル中央に入れたところ、数倍の音量となり、第二放送もメリット5。東北放送はやはり聞こえず。といったところでした。この大きさの空芯コイルとしては、悪くないと思います。ONE ICラジオの隣に置いて同調をとったところ、音量がぐんと上がり、感度アップが実感できます。ミニループアンテナとしても使えそうです。






 この線材は気に入りました。直径もちょうど良く、ほぼスケッチ通りのコイルに仕上げることができました。それなりのコツが必要ですが、巻き作業不要、ボビンなしで丈夫な空芯コイルができます。難しく感じたのは、線材をつなぐ際の半田付け部分が自然な円形とならず全形が歪みやすいこと、自在ブッシュへのはめ込み作業が考えていたほど簡単ではなかったこと、です。完成したピアノ線コイル。ゲルマラジオにするか、ミニループアンテナにするか、ラジオのコイルとして使うか、考え中です。




feed 平面コイル ONE ICラジオ (2018/9/17 15:53:51)
aitendoのONE ICラジオキット、型番K-SRDO7642。前回製作のK-SRDO7642-444との違いはバリコンのみです。今回のは266pF。回路も基板の配列もまったく同じ。3端子ICの定番TA7642を1個使い、1.5Vで動作するこれ以上ないくらいシンプルな回路。キット自体は15分ほどで完成。こんな回路でも、小さなトランスをつなげばオーディオイヤフォンを鳴らすには十分で、落ち着いた、聴き疲れしない音を出してくれます。欠点は分離の悪さで、特に我が家の環境では、NHK第一、第二、東北放送が比較的近い周波数のため、NHK第一がかぶってしまいます。送信所の位置が異なるのが救いで、コイルの指向性によりいくらか回避できます。前作では変形バーアンテナを使いました。今回はaitendoで扱っている平面状のコイルを複数つないで使ってみることにしました。 正式には非接触電力伝送コイルと言い、これから普及が見込まれるワイヤレス給電のためのコイルのようです。平面にポリウレタン線が50回巻いてあります。自分でも作れないことはないかもしれませんが、形状を保つのは難しそうです。袋に50μHと表示されおり、実際計ってみると65μHほどありました。作り終えたラジオ基板に試しに2~3個を直列にしてつないでみたところ、2個でも3個でもNHK仙台第一放送がまずまずの音量で聞こえてきました。横に平たく並べるよりも、隙間を開けて重ねるように並べた方が感度良く入ります。ちょうど3エレループアンテナのような形状。その場合、コイル同士の間隔を大きくとるとインダクタンスは下がり、小さくすると上がります。間隔2cmで203μH。この状態で使うことにしました。 あとは前回同様、木台に基板、トランス、イヤフォン端子、コイルを取り付け、配線して完成です。銅パイプでコイル3個を固定し、裏面配線。直列とし、コイルの向きを同じ方向に取りつけます。これを間違えると何も聞こえません。トランスは手持ちのものを使いました(型番不明10K:8Ω)。これでオーディオイヤフォンを鳴らします。 電池を入れて聞いてみると、予想通りNHK第一が盛大に入感し、他の放送にかぶってきます。コイルの向きを調整すると、かぶりがスーっとなくなるところがあり、東北放送も混信なく聞くことができました。3エレ効果でもないでしょうが、指向性はバーアンテナより強いような印象があります。 ちなみにコイル中央部分に長さ5cmのフェライトバーを入れてみたら、音量が倍くらいにアップしました。また、前作のK-SRDO7642-444を真横に並べると、磁界誘導が起こり、一方はミニループアンテナとして機能します。双方でチューニングを取ることでさらに感度アップ。混信軽減も。ゲルマラジオ関連の海外サイトではこのような作例をよく見かけます。なかなかの効果を実感しました。


 aitendoのONE ICラジオキット、型番K-SRDO7642。前回製作のK-SRDO7642-444との違いはバリコンのみです。今回のは266pF。回路も基板の配列もまったく同じ。3端子ICの定番TA7642を1個使い、1.5Vで動作するこれ以上ないくらいシンプルな回路。キット自体は15分ほどで完成。こんな回路でも、小さなトランスをつなげばオーディオイヤフォンを鳴らすには十分で、落ち着いた、聴き疲れしない音を出してくれます。欠点は分離の悪さで、特に我が家の環境では、NHK第一、第二、東北放送が比較的近い周波数のため、NHK第一がかぶってしまいます。送信所の位置が異なるのが救いで、コイルの指向性によりいくらか回避できます。前作では変形バーアンテナを使いました。今回はaitendoで扱っている平面状のコイルを複数つないで使ってみることにしました。




 正式には非接触電力伝送コイルと言い、これから普及が見込まれるワイヤレス給電のためのコイルのようです。平面にポリウレタン線が50回巻いてあります。自分でも作れないことはないかもしれませんが、形状を保つのは難しそうです。袋に50μHと表示されおり、実際計ってみると65μHほどありました。作り終えたラジオ基板に試しに2~3個を直列にしてつないでみたところ、2個でも3個でもNHK仙台第一放送がまずまずの音量で聞こえてきました。横に平たく並べるよりも、隙間を開けて重ねるように並べた方が感度良く入ります。ちょうど3エレループアンテナのような形状。その場合、コイル同士の間隔を大きくとるとインダクタンスは下がり、小さくすると上がります。間隔2cmで203μH。この状態で使うことにしました。






 あとは前回同様、木台に基板、トランス、イヤフォン端子、コイルを取り付け、配線して完成です。銅パイプでコイル3個を固定し、裏面配線。直列とし、コイルの向きを同じ方向に取りつけます。これを間違えると何も聞こえません。トランスは手持ちのものを使いました(型番不明10K:8Ω)。これでオーディオイヤフォンを鳴らします。






 電池を入れて聞いてみると、予想通りNHK第一が盛大に入感し、他の放送にかぶってきます。コイルの向きを調整すると、かぶりがスーっとなくなるところがあり、東北放送も混信なく聞くことができました。3エレ効果でもないでしょうが、指向性はバーアンテナより強いような印象があります。



 ちなみにコイル中央部分に長さ5cmのフェライトバーを入れてみたら、音量が倍くらいにアップしました。また、前作のK-SRDO7642-444を真横に並べると、磁界誘導が起こり、一方はミニループアンテナとして機能します。双方でチューニングを取ることでさらに感度アップ。混信軽減も。ゲルマラジオ関連の海外サイトではこのような作例をよく見かけます。なかなかの効果を実感しました。







feed ピアノ線ループアンテナ(中波) (2018/9/11 17:02:52)
ピアノ線というのは言葉としては馴染みがあるものの、普段お目にかかる機会はほとんどありません。「鉄に炭素(カーボン)を混ぜた高炭素線材に特殊な焼入れをおこなって伸線したもの。強度と靭性にきわめて富む」とされています。主に工業分野で広く使われているようです。その名称から金属でないようなイメージがあったのですが、れっきとした金属です。もちろん導電します。ならば、コイルにもなるだろうと、今回これを使って作ってみることにしました。 ピアノ線は並外れた硬さなので、ループ状に売られているものはそのままループとして使うしかありません。直線で使いたい場合は、直線状のものをはじめから求める必要があります。ループ状のものを、後から直線にすることは素人には不可能です。今回はコイル作りが目的なので、巻いてあるものを使いました。この場合、そのままでコイル(バネ)状になっているわけです。エスコというメーカーの太さ1.5mmx 10mピアノ線。2個購入。直径20cmくらいに丸められて袋に入っており、取り出したところ、一気に伸びて倍以上の輪に広がってしまいました。これは想定外。内部応力の解放された状態なのでこのまま使うしかありません。当初、ゲルマラジオ用のコイルを考えていたのですが、大きさを考慮し、ループアンテナに急遽、変更した次第です。 〈製作〉 中波用ということで線材の長さを20mとします。そのため2つのピアノ線を銅パイプで連結しハンダ付け。ステンレス用のハンダとフラックスで接着してくれました。なお、この線材は錆びます。フラックス使用後は要注意です。 さて、既にコイル状になっているものの、裸線なので、線同士が接触しないようにする必要があります。ユニバーサルブッシュを使い、溝に一本ずつはめ込みホットボンドで接着する作業を繰り返し、10カ所を固定。張力が強いので、作業しにくく歪みが出てしまいましたが、なんとかループコイルに仕上げることができました。直径48cm。16回巻き。インダクタンスを計ってみると295μH。これでコイル部完成。 コイルが出来上がれば、あとは木台に固定し、バリコンを取り付けるのみ。炭素鋼で軽く、かつコイル自体が硬いので、自重で変形することはありません。なので、下から持ち上げるように固定しました。接続は一方は半田付け、もう一方は接点を変えられるようミノムシクリップとし、あまり使いませんが外部端子もつけました。 設置部の作製 完成 ミノムシクリップで自由にタップ(接点)可 〈使用感〉 外部端子からゲルマラジオに接続してみました。アンテナ側のバリコンを回すと・・・、なにも聞こえず。次にラジオ側のバリコンを回してみたところ・・・やはり何も聞こえず・・・??? 不安に思いながらも、ミノムシクリップでつなぐ位置を変えたりしていたところ、突如、聞こえてきました。どうもインダクタンスが大きすぎ、放送周波数からはみ出てしまっていたようです。指向性もかなり強く、方向を合わせるとこれまでにない大音量での入感となりました。NHK仙台第一と第二放送はボリューム調整したくなるほど。東北放送はかすかに入感、メリット4。過去にも中型ループアンテナを製作していますが、それとの比較で明らかに音量は大きく、リッツ線を使ったタワー型ループと同等な印象です。 小さなバーアンテナを使ったゲルマラジオでも試してみました。バーアンテナのみでは何も聞こえません。ループアンテナの前に直角に置いたり、ループの中に入れると外部端子接続と変わらない感じで聞こえました。K-6952MBの感度アップにも使ってみました。やはり直接接続はせず、ループアンテナの前に置くだけ。アンテナ側のバリコンで合わせると、弱い放送も明瞭に聞こえるようになります。51の信号が55くらいまで上がる感じ。先鋭感もまずまずです。片方をミノムシクリップにしているので、タップは自由に取れます。放送によって接続点を変えた方が良く聞こえます。 外部端子接続 ループに入れただけ 何度か書いている通り、太い線を使う、大きく巻く、スペース巻き、これがQを高める3条件です。付け加えるなら線材金属の違いというのもあるのかもしれません。ピアノ線に関しては、性能的な問題はなさそうです。 この線材を使ってみての良し悪しをまとめてみます。良い点は、巻いてあるそのままの状態でコイルになる、つまりコイル巻き作業が不要。枠(ボビン)も不要。タップが自由に取れる。ハンダ付けできる。軽い。コイルとしての性能が良好。悪い点は、硬く張力が強いので加工や作業がしにくい。巻き直し、形状の変更ができない。密巻き不可。ケガをしやすい。といったところです。小さく巻いた線材があれば、もっと小型のコイルを作ってみたいと思います。


 ピアノ線というのは言葉としては馴染みがあるものの、普段お目にかかる機会はほとんどありません。「鉄に炭素(カーボン)を混ぜた高炭素線材に特殊な焼入れをおこなって伸線したもの。強度と靭性にきわめて富む」とされています。主に工業分野で広く使われているようです。その名称から金属でないようなイメージがあったのですが、れっきとした金属です。もちろん導電します。ならば、コイルにもなるだろうと、今回これを使って作ってみることにしました。




 ピアノ線は並外れた硬さなので、ループ状に売られているものはそのままループとして使うしかありません。直線で使いたい場合は、直線状のものをはじめから求める必要があります。ループ状のものを、後から直線にすることは素人には不可能です。今回はコイル作りが目的なので、巻いてあるものを使いました。この場合、そのままでコイル(バネ)状になっているわけです。エスコというメーカーの太さ1.5mmx 10mピアノ線。2個購入。直径20cmくらいに丸められて袋に入っており、取り出したところ、一気に伸びて倍以上の輪に広がってしまいました。これは想定外。内部応力の解放された状態なのでこのまま使うしかありません。当初、ゲルマラジオ用のコイルを考えていたのですが、大きさを考慮し、ループアンテナに急遽、変更した次第です。

 〈製作〉 
 中波用ということで線材の長さを20mとします。そのため2つのピアノ線を銅パイプで連結しハンダ付け。ステンレス用のハンダとフラックスで接着してくれました。なお、この線材は錆びます。フラックス使用後は要注意です。

 さて、既にコイル状になっているものの、裸線なので、線同士が接触しないようにする必要があります。ユニバーサルブッシュを使い、溝に一本ずつはめ込みホットボンドで接着する作業を繰り返し、10カ所を固定。張力が強いので、作業しにくく歪みが出てしまいましたが、なんとかループコイルに仕上げることができました。直径48cm。16回巻き。インダクタンスを計ってみると295μH。これでコイル部完成。





 コイルが出来上がれば、あとは木台に固定し、バリコンを取り付けるのみ。炭素鋼で軽く、かつコイル自体が硬いので、自重で変形することはありません。なので、下から持ち上げるように固定しました。接続は一方は半田付け、もう一方は接点を変えられるようミノムシクリップとし、あまり使いませんが外部端子もつけました。
 

設置部の作製



完成

ミノムシクリップで自由にタップ(接点)可



 〈使用感〉

 外部端子からゲルマラジオに接続してみました。アンテナ側のバリコンを回すと・・・、なにも聞こえず。次にラジオ側のバリコンを回してみたところ・・・やはり何も聞こえず・・・??? 不安に思いながらも、ミノムシクリップでつなぐ位置を変えたりしていたところ、突如、聞こえてきました。どうもインダクタンスが大きすぎ、放送周波数からはみ出てしまっていたようです。指向性もかなり強く、方向を合わせるとこれまでにない大音量での入感となりました。NHK仙台第一と第二放送はボリューム調整したくなるほど。東北放送はかすかに入感、メリット4。過去にも中型ループアンテナを製作していますが、それとの比較で明らかに音量は大きく、リッツ線を使ったタワー型ループと同等な印象です。

 小さなバーアンテナを使ったゲルマラジオでも試してみました。バーアンテナのみでは何も聞こえません。ループアンテナの前に直角に置いたり、ループの中に入れると外部端子接続と変わらない感じで聞こえました。K-6952MBの感度アップにも使ってみました。やはり直接接続はせず、ループアンテナの前に置くだけ。アンテナ側のバリコンで合わせると、弱い放送も明瞭に聞こえるようになります。51の信号が55くらいまで上がる感じ。先鋭感もまずまずです。片方をミノムシクリップにしているので、タップは自由に取れます。放送によって接続点を変えた方が良く聞こえます。


外部端子接続

ループに入れただけ

 何度か書いている通り、太い線を使う、大きく巻く、スペース巻き、これがQを高める3条件です。付け加えるなら線材金属の違いというのもあるのかもしれません。ピアノ線に関しては、性能的な問題はなさそうです。

 この線材を使ってみての良し悪しをまとめてみます。良い点は、巻いてあるそのままの状態でコイルになる、つまりコイル巻き作業が不要。枠(ボビン)も不要。タップが自由に取れる。ハンダ付けできる。軽い。コイルとしての性能が良好。悪い点は、硬く張力が強いので加工や作業がしにくい。巻き直し、形状の変更ができない。密巻き不可。ケガをしやすい。といったところです。小さく巻いた線材があれば、もっと小型のコイルを作ってみたいと思います。









feed DSPラジオキットK-6952MB (2018/9/2 16:03:24)
DSPラジオは基本、自動選局なので多くはボタンスイッチで選局します。このキットはあえて手動にこだわり、ボリュームを使った選局方式を採用しています。ボリューム選局とはどんな感じなのか、興味が湧いて作ってみました。aitendoのK-6952MBという型番。 完成済みのAM、FM用モジュールM6952に部品数点を基板に半田付けするのみです。電池ケース、バーアンテナを含むすべてが一枚の基板に乗るオールインワンタイプ。部品点数が少ないので数十分で組み立てられるかと思ったのですが、はんだ付けの箇所が意外に多く、かつ間隔も狭く、2時間ほど要しました。悩んだところは、2種類のスイッチの向きが不明で、電源スイッチはオフ状態、バンド切替えスイッチはAMがデフォルトで、あてずっぽうで取り付けましたが、結果オーライでした。DSPなのでバリコンがあるわけでもなく、コイルのインダクタンスがどの程度必要なのか見当つきません。付属バーアンテナは左端と中間(黒線)を接続しました。 部品一式 マルチファンクションテスター 抵抗の選別に便利 基板完成 組みあがって、電源オン。キットといえども、この瞬間はいつも緊張します。とりあえずLEDとモジュールの一ヵ所が点灯しました。イヤフォンを差し込むと、AMなのにFMのようなザーッというバックノイズが聞こえてきます。ゆっくりチューニングボリュームを回したつもりですが、音声らしきもの何も聞こえてきません。さらに慎重に回すと一瞬、音声が聞こえ、少し戻すとチューニングLEDが点灯し今度は明瞭かつクリアな放送が耳に飛び込んできました。きわめてクリチカルで先鋭な選局。このようなチューニングは初体験です。音質はクリア系で少し聴き疲れするかもしれません。感度良好、東北放送が室内のどこでも59から52程で受信できました。ただ、バックに発振のような妙なノイズが絡んできます。強い放送では気にならないものの、弱いと気になります。とりあえず、バーアンテナを電池から少し離したところ、一応収束しました。以前、si4735モジュールを使ったキットではもっと盛大な発振音を経験したことがあり、部品の配置、間隔が狭すぎなのでは?と思ったりもします(特にバーアンテナ周辺)。 FMについてはステレオ受信となり、発振やノイズもみられず、AM以上にクリアな音質でなかなかの性能と思いました。アンテナなしで仙台の地元3局が59で受信できました。 スピーカー端子がついているので、試しにゲルマラジオ用のスピーカーボードにつないでみましたが、スピーカー単体を鳴らすほどのパワーはありません(ゲルマラジオと変わらず?)。アンプの電源を入れると、普通に聞ける程度の音量で鳴ってくれました。この端子はおまけ程度。イヤフォン出力が基本のようです。 以前製作したDSPラジオ(左)大きさほぼ同じ。性能は今回のK-6952MBが好印象。 このキット、思ったより作り甲斐があり楽しめました。DSPのボリュームチューニングは面白いです。多くの放送が聞こえる夜間ならどんな感じになるのか、今晩にでも試してみます。


 DSPラジオは基本、自動選局なので多くはボタンスイッチで選局します。このキットはあえて手動にこだわり、ボリュームを使った選局方式を採用しています。ボリューム選局とはどんな感じなのか、興味が湧いて作ってみました。aitendoのK-6952MBという型番。

 完成済みのAM、FM用モジュールM6952に部品数点を基板に半田付けするのみです。電池ケース、バーアンテナを含むすべてが一枚の基板に乗るオールインワンタイプ。部品点数が少ないので数十分で組み立てられるかと思ったのですが、はんだ付けの箇所が意外に多く、かつ間隔も狭く、2時間ほど要しました。悩んだところは、2種類のスイッチの向きが不明で、電源スイッチはオフ状態、バンド切替えスイッチはAMがデフォルトで、あてずっぽうで取り付けましたが、結果オーライでした。DSPなのでバリコンがあるわけでもなく、コイルのインダクタンスがどの程度必要なのか見当つきません。付属バーアンテナは左端と中間(黒線)を接続しました。


部品一式

マルチファンクションテスター 抵抗の選別に便利

基板完成

 
 組みあがって、電源オン。キットといえども、この瞬間はいつも緊張します。とりあえずLEDとモジュールの一ヵ所が点灯しました。イヤフォンを差し込むと、AMなのにFMのようなザーッというバックノイズが聞こえてきます。ゆっくりチューニングボリュームを回したつもりですが、音声らしきもの何も聞こえてきません。さらに慎重に回すと一瞬、音声が聞こえ、少し戻すとチューニングLEDが点灯し今度は明瞭かつクリアな放送が耳に飛び込んできました。きわめてクリチカルで先鋭な選局。このようなチューニングは初体験です。音質はクリア系で少し聴き疲れするかもしれません。感度良好、東北放送が室内のどこでも59から52程で受信できました。ただ、バックに発振のような妙なノイズが絡んできます。強い放送では気にならないものの、弱いと気になります。とりあえず、バーアンテナを電池から少し離したところ、一応収束しました。以前、si4735モジュールを使ったキットではもっと盛大な発振音を経験したことがあり、部品の配置、間隔が狭すぎなのでは?と思ったりもします(特にバーアンテナ周辺)。






 FMについてはステレオ受信となり、発振やノイズもみられず、AM以上にクリアな音質でなかなかの性能と思いました。アンテナなしで仙台の地元3局が59で受信できました。



 スピーカー端子がついているので、試しにゲルマラジオ用のスピーカーボードにつないでみましたが、スピーカー単体を鳴らすほどのパワーはありません(ゲルマラジオと変わらず?)。アンプの電源を入れると、普通に聞ける程度の音量で鳴ってくれました。この端子はおまけ程度。イヤフォン出力が基本のようです。


以前製作したDSPラジオ(左)大きさほぼ同じ。性能は今回のK-6952MBが好印象。




 このキット、思ったより作り甲斐があり楽しめました。DSPのボリュームチューニングは面白いです。多くの放送が聞こえる夜間ならどんな感じになるのか、今晩にでも試してみます。










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