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【LT spice】コントロールパネル設定「Hacks」 (2015/3/29 11:46:59)
■Hacks!
どうやら、spiceの開発中に使っていたものの名残らしいです。
ものの本を見ると、Defaultで・・となっています。
ここだけは!って所に注力したいと思います。
・supply a min. inductor damping if no Rpar is given
→「チェック有り」
コイルにダンピングレジスタンスを指定していない場合、そのままでは発散して
しまいます。
LT spiceではその部分について解析結果に影響せず発散しない程度の
大きな並列抵抗を勝手に入れて、「なんでだろ~」を防いでくれます。
・Always default inductors Rser=0
→「チェック無し」
これにチェックを入れると、すべてのコイルのRserがゼロになります。
コイルをシリーズレジスタンス無し(理想インダクタ)で使うのは
現実離れなので、外します。
・Use the clock to reseed the MC invocations
→「チェック無し」
ちょっとややこしいです。
モンテカルロは良く使いますが、その時の乱数生成にPCの内蔵時計を
使うか否かです。
(チェックあり)
実行解析毎にシードを変更するので、解析毎に異なった解析結果となる
ただし、LT SPICEを再起動するとDefaultのチェック無しに戻るので注意
(チェックなし)
乱数発生のシードは一回切りで、同じ解析を何回回しても同じ解析結果となる。
★enable beta circuit matrix optimization
→ベータ回路行列?
何でしょうね・・?使ったこと無いです。
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