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【LT spice】コントロールパネル設定「operation」 (2015/3/30 18:39:52)
これで完済です(笑)
■Operetion
全体的な設定項目です。
解析に1時間とかかかる大きめ解析まで至れば、こだわった方が良い項目も
あると思います。
・default window tile pattern
→「Horz」
回路図windowと解析波形windowを上下に並べるか?横に並べるか?の
設定です。
横に並べるニーズってあるのかな?
・Marching waveforms
→「チェック有り」
マーチングとは、解析中に波形を随時表示することを意味します。
私の場合は表示することで、期待した結果と明らかに違う傾向にあれば、
すぐに解析中止が出来るように表示しています。
これを外すと、解析完了するまで波形は表示されません。
解析時間を数秒でも短くしたいのであれば、このチェックを外すことで、
表示につかっているCPU占有率を演算に回すことが出来ます。
・Generate expanded listing
→「チェック無し」
SPICE error logにサブサーキットを展開したネットリストを入れるかの
設定です。特にニーズ無しかな。
・Save all open files on start of simulation
→「NO」
回路図を作成した後に解析実行となりますが、その解析を実行する前に
回路図の保存をするか否かの設定です。
PCの安定度によっては、まれに解析中に吹っ飛ぶことがあります。
そんな時にYESにしておけば、せっかく回路図書いたのに・・は
無くなります。
・Automatically Delete .raw files
→「YES」
ここの設定は少し迷います。
これは、解析波形のデータファイルです。これが残っていれば、再び解析を
回さなくとも波形が確認出来ます。
ただし、これを残しておくと結構HDDの容量を圧迫してしまいます。
私は、解析数が多くHDDを激しく圧迫してしまった経験があるので、自動削除に
しています。
なお、解析にさほど時間がかからない簡単な回路解析を中心にやる場合は、
LTspiceの終了時に自動削除となる本項目をチェックするのが良いと思います。
・Automatically Delete .net files
→「YES」
回路図のネットリストファイルを終了時に自動削除するかの設定です。
・Automatically Delete .log files
→「YES」
ログデータを終了時に自動削除するかの設定です。
・Automatically Delete .fft files
→「YES」
FFT解析結果を終了時に自動削除するかの設定です。
FFTは比較的高速に再描写できるので、自動削除で良いと思います。
・RAM for fast access connversion
→「60%」
Defaultは40%ですが、物理メモリに余力があるので少し増やしています。
.optionsでfastaccessを指定した時に高速アクセス出来るファイルへの変換
に使用するRAMの割り当て比率をしています。
*高速アクセスファイルフォーマットに変換すると、新たな描写時の描写
時間が極端に短くなります。
・Directory for temporary files
→「Default」
spiceが使用するTemporaryデータの場所です。
特にこだわる必要も無いと思います。
execution time : 0.018 sec