無線ブログ集
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バタワース風フィルタ (2015/4/1 17:43:39)
F2層QSOがこんなに盛んになるとは、開局当時は思ってもいませんでした。
お陰で冬でもGWもついでに稼いでみようと、移動運用に励んでおりますが、ロケの良い所に行くと、空電ノイズがやたらに気になります。
それに対しては、アマチュア無線機のDSPは実に効果絶大。非常に楽に聞くことが出来ます。デジタル処理はすごいな、、。
DSPに勝てる気はしませんが、CBでも何とかならないかな?と云うことで、アナログな実験をします。
音声周波数以外はバサッと切りたいので、狙うは5次のチェビシェフLPF特性。
手持の定数で何とかいい組合せを算出していきますが、やっている内にいつの間にか、バタワース特性に(笑)。
カットオフは1.6KHz位、男性の声の周波数の3倍近くを狙いましたが、恐らくこの位が聞ける限界かなと思います。
算出した結果から、基板を作ります。
超簡単なので15分ほどで完成です。
そして組み上がったフィルタを、外部SPへインストール。
。
早速試しにリビングのインバータ蛍光灯ノイズを受信し、効果を見てみます。
■マイク含めた暗ノイズ
18kHz辺りになんかいます(笑)
■フィルタ無し
6k位までは延びてます。
■フィルタあり
?っ!
3kHz位からバコっと落ちました。
ロールオフは完璧ですが、カットオフがズレたぞ。
何故でしょうね?コイルのQが実はやたらに高い?
再び謎りました(-.-;)
ラジオでの復調音声も聞いた感じは悪くはないですが、実際の放電のいずあに対して効果あるのか無いのか?判断微妙(??―???)
まっ、深く考えずフィールドテストだな(笑)。
(後記)
それにしても、フィルタの計算なんて何年振りでしょう?
真面目にやるとノート4ページとかなります。ですので、大学の時には泣きながら計算させられ「大変だった」思い出しかありません(ToT)
結局、身になってないんですね。
execution time : 0.016 sec