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feed 500円スピーカー用バスレフ式エンクロージャを作ってみた (2015/4/5 22:33:55)
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以前ハードオフに行ったとき、新品のスピーカーが500円で売られていたので2つほど買ってきて裸のまま実験用に使っていました。アンプの製作や受信機の製作の際、ちょっと音を出したいときにすぐ繋ぐ事ができるのは便利なのですが、やはり裸のままだとシャカシャカした音で非常に耳障り(^^;) 安物だし口径も小さいので仕方ないよな~と諦めていたのですが、これをエンクロージャー(スピーカーボックス)に収めたらどのくらい音質が改善されるのか気になったので作ってみることにしました。

スピーカー単体だとコーン紙が振動する際、表面と裏面にそれぞれ逆移送の波(音)を発生させるため、それぞれが打ち消し合ってしまいます。回折作用が強い低音ほどこの打ち消し合いが強くなるので高音だけが残りシャカシャカした音になってしまうわけですね。箱(エンクロージャ)に収めることで背面から回り込んでくる音をブロックして本来の音をちゃんと聴こえるようにしようというのがエンクロージャの役割です。カーオーディオの世界でよく行われるデッドニングも、穴から回り込んでくる音を吸音材でブロックするわけですね。

エンクロージャーにも色々形式があります。よく見るのは密閉型、後面開放型、バスレフ型などかと思います。後面開放型はギターアンプで一般的です。どうせ作るなら低音が少しでも多く出てくれる方が嬉しいよね!というわけで今回はバスレフ式を作ってみます。本当は容積とかダクトの長さとかちゃんとした設計方法があるのですが、そもそもスピーカーの詳細な情報が何一つ分からないので寸法はまったくのテキトーで(^^;)

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ホームセンターに行き板を物色。MDF材を探したのですが見つからない。そこでOSB合板というものを購入してきました。カフェの壁なんかに使われていそうなおシャレなルックスが気に入りました。900×300mmで390円ほど。カットはホームセンターでやってもらったのですが ±3mmという素晴らしく緻密な公差 のため全然ツラが合わない(>_<) 結局何枚かは手動ノコで作り直し。穴あけもホールソーやジグソーがあればなんて事ないんでしょうけど、滅多に使う機会がないのでたくさんのドリル穴をつなぐ戦法です。

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なんとなくそれっぽい感じになったので仮接着の状態で鳴らしてみた。
エンクロージャ有無で音質が全く変わります。手で持ち上げたときにはだいぶシャカシャカした音になりますが、これでもスピーカー単体のときよりかなりマシになってます。後面開放型みたいなもんですからね。いい加減に作った割にはかなり豊かに低音が出てくれて満足(^^)むしろ出過ぎてこもり気味な音になってますが、こういう音は嫌いではないので良し。無線に使うとノイズが柔らかくなるので聴き疲れしなくていい感じです。※自作ということで プラシーボ効果バリバリ です、悪しからず。

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シャックへの収まりもなかなか。さて、何に繋ごうかな~?






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