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現場イロイロ (2015/4/6 13:58:01)
毎年恒例の高天ヶ原大回転スキー大会が昨日開催された。
シーズンの終わりを告げる催し物である。
そして本日、ひっそりとした雪山に戻った。
広いスキー場に、スキーヤーはポツンポツンと見えるのみ。
曇りから雨になると、さらに人は見えなくなる。
この時期になると、仕事の内容が若干変わる。
まずは家族オンリーの生活になる。
しかし、変わらず営業はしているので、1から10まで全部自分でやらねばならない。
この歳になると会社以外の役職も多く、所属団体の会議がスケジュール表の隙間を埋めていく。
さらに冬の間に増えた贅肉も落とさねばならない。
とにかく、忙しい。
さらには、この時期特有の、自然の猛威との戦いが始まっている。
雪解け水である。
それはある日突然やってくる。
気付かず放置すると、一晩で地下室がタイタニックだ。
作業現場は縁の下。
まずはクモの巣との格闘。
ピンク色のノースフェースのレインジャケットが…。(涙)
ここにマスを作って、引水し、強制排水している。
大型の自動ポンプに径60mmの塩ビパイプを繋げて導水。
これだけでは間に合わないので、もう一つポンプを入れてホースでも排水している。
それでもだめなら、別のマスから排水する。
この作動しはじめが肝心で、金づちでカンカン叩きながら、ポンプの様子を見る。
時々、ゴミや砂利が詰まったり、浮きが引っかかったりする。
なぜかこれは私の仕事になっているわけで。
そう簡単に出掛けられない理由はここにある。
雪解けはまだ始まったばかり、何が起こるか分からないのだ。
それでも春はウキウキする。
特別な季節なのだ。
どんなに大変でも、春というだけで、すべてがチャラになる。
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