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<状態良好な創刊号から100号まで>上級者向けアマ無線雑誌「HAM Journal」誌の100冊分一式がヤフオクに出品 (2015/4/6 17:11:18)
アマチュア無線全盛の1970年代に登場した、上級者向け製作記事や技術解説がメインのアマチュア無線雑誌「HAM Journal」(CQ出版社)をご存じだろうか。当時は同社の月刊誌「CQ ham radio」に劣らない人気を誇り、誌面を隅から隅まで愛読したという無線家も多かった。今回、創刊号から100号まで貴重な100冊分をコンプリートしたという「HAM Journal」誌がヤフオクに出品された。
1974年の暮れ、月刊誌「CQ ham radio」の別冊として製作記事や技術解説をメインとした上級者向けの「HAM Journal」がCQ出版社から登場した。当時は八重洲無線のFT-101などたくさんのアマチュア無線機が世に送り出された時代だ。アマチュア無線家人口も爆発的に増えていた。
当初、1987年7月の50号までは季刊ペースで年4回だったが、誌面の充実などにより51号からは2か月ごとの年6回刊行となり、発刊から21年目の1995年には記念すべき100号を刊行。だが、2002年2月には年4回の季刊に戻り、「2005年春号(113号)」で定期刊行は終了し現在に至る。
今回その「HAM Journal」の創刊号から100冊をまとめた形でヤフオクに登場した。
出品者のコメントには「CQ出版社 CQ ham radio別冊として1974年11月から1995年12月にかけて発行された1号から100号までの超貴重品です。今後、欠号なしは簡単には手に入らないでしょう。約20年間の貴重な技術などが網羅されております。保存状態もかなり良い方だと思います。重いので2~3箱の梱包になると思います」との記載がある。
また「HAM Journalは100号を発行して休刊となりました。100号に、これまでの総目次?が記録された3.5インチFDが付録でついていましたが、紛失していますのでご了承ください。その他、付録等があったとしても付いていないと思ってください。その後も不定期に10数号まで発刊されています。5冊くらいは探せばあると思いますのでおまけ予定です」と、補足説明もある。
「今後、欠号なしは簡単には手に入らない」とコメントにあるように、貴重な資料となることは間違いないだろう。スタート価格は4万円、2015年4月6日(月)1600現在、入札数はゼロである。
●関連リンク:
・ハムジャーナル 1号から100号 100冊一式(ヤフオク)
・HAM Journal No.100以前のバックナンバー(CQ出版社)