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安全器ってなんですの (2015/4/11 19:19:33)
おばんです。
唐突ですが・・・ 生きてます (爆
前回の更新は3月下旬で、それから早2週間以上経ちそうな勢いですが・・・
18時帰宅→21時半就寝の6時過ぎ出勤という生活に早くも適応しましたw
先日、現場でとある設備を解体し、出た廃材を捨てに行った際・・・また「ゴミ集め」の悪い癖発動(爆
200アンペア(!)の電流計は解体設備からの引き上げ品。
先輩数人と廃棄部品を集積場まで持って行ったのだが、まぁ私にとっては宝の山・・・
因みに、ある先輩も私と同じ「気」があるらしく、捨ててあるモノを見るなりポツリと「勿体ね」
別の某先輩が一言「
勿体ねけど勿体ねばっか言ってれば溜まってしゃーねやんだわ。しょーがねんだ。 」
・・・正論です(爆
因みに、今回捨てたブツは安川の3相200Vインバータ1台にリレー・マグネットの類。
インバータは20年位前の物で、 瞬間湯沸かし器
位のクソ重い+デカいヤツだが、メンテされているのでピカピカの新品同様。
やっぱり勿体ない。 (別に持ってきても良かったんだけど使い道ないしw
と、そんな所に別の先輩が ニヤニヤしながら 私に今回のブツを渡してきたw
電工2種の教科書でお馴染み(?)の「カットアウトスイッチ」・・・一般的には「 安全器 」
世の中から退いて久しく、ウィキペ先生にも画像が無いw
あとで貼っておこう
電気屋さん以外でコレがなんだか解る方は「オッサン」どころか「団塊の世代」以上でしょうかw(失礼)
でも、今回の奴は何気に画像を見ると「PSE」表記が。となるとそんなに古くもないのか・・・?w
いわゆるブレーカーが主流になる以前に広く使われてたブツ。
ブレーカーが「落ちる」ことを「飛んだ」という人が居るのはこの頃の名残。
例の先輩の足元に落ちてたらしく、思わず拾い上げたらしい。
で、珍しいので私に見せてくれたっぽいが、
まさか持ち帰るとは思わなかったようだ www(大笑いしてた)
一応構造を説明しておくと、箱側の電極が一次側となり、蓋が二次側。蓋の方にヒューズが2本付き、蓋を閉めると回路がつながる仕組み。
過電流になると蓋のヒューズが飛んで事故を防ぐ。
今でいう「 ブレーカーが落ちる 」動作が「 ヒューズが飛ぶ
」動作なのだ。
今ならブレーカーが落ちたらスイッチを上げればとりあえずおk
コイツは仮にヒューズが飛んでも 予備部品が無ければ、買って来るまで家は停電。
夕飯時、同一回路で炊飯器と電子レンジを同時使用・・・なんて芸当を繰り返したら毎日ヒューズを買いに行かなきゃない。
で、めんどくさかって針金なんかで接続したお宅は 電気火災の発生
という流れ。
昔は結構この案件での電気火災も有ったらしい。
まだプラスチックの絶縁性能がビミョーな頃から有ったシロモノなので、当然筐体は 陶器 。
ここが 萌えポイント高い (爆
家の納屋にも動力電源で使ってた 陶器製のコンセント
がありますが、なんか凄い存在感・・・というか、無骨なはずの電設資材が「貴賓」に溢れてるんですよねww
壺やら茶碗やらを収集しているコレクターの方のお気持ちが解ります。
先輩からは「 部屋のスイッチにでもせぇww
」なんて言われましたが・・・どうしましょうかwww
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