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feed 20150414 1.6MHz帯受信 (2015/4/14 17:58:32)
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昔からよくワッチしていた1.6MHz帯、ワッチするのはD層が消滅してE層反射で伝搬する夜。 ご存知の灯台の船舶気象通報1670.5kHzや東京マーチス1665kHz、大阪ハーバーレーダー1651kHz、廃局してしまった釧路ハーバーレーダー、来島海峡の潮流放送1665kHz等である。 夜になると ラジオブイや謎の信号など色んな信号がひしめき合って聞こえる1.6MHz。1620kHzの路側帯放送も深夜に思わぬ遠方から飛来したりと面白いバンドです。

海上保安庁による灯台の船舶気象通報局の存在は小6の時に買ってもらったナショナルのBCLラジオ・クーガ115の取説で知った。クーガ115のフイルム式目盛の「SW1」の1.6と1.8の間と2.0の右横に表示されている、信号機を縦にしたような長方形の中に丸が3つの記号が灯台船舶気象通報の記号です。以前は1.6MHz帯と近畿周辺では2MHz帯が使われていました。ちなみに破線はアマチュアバンド。

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1時間で全国一周する灯台気象通報の放送時間等は1976年頃の「ラジオの製作」に灯台船舶気象通報の紹介記事が載っていたのでそれを参考に受信しました。当時BCL用に10mほどのロングワイヤーアンテナを張っていましたが、周波数直読出来ないクーガ115で弱い灯台放送を受信するのは至難の業でした。ある時、自宅横の電柱の架空地線(電柱の一番上に張ってある単線の避雷用の線)を接地するため電柱に沿って地面まで下ろされているアース線に、リード線を巻き付けてクーガ115の外部アンテナ端子に繋ぐと強力に受信出来驚いたことがあります。架空地線が延々と長いロングワイヤーアンテナみたいになっていたのでしょう。

その後、ヤエスFRG-7で受信するようになってからは灯台全局制覇、ベリカードも何枚か頂戴しました。よく聞いていた30数年前は合成音声の局も数局ありましたが、ほとんどは灯台職員さんの肉声による生放送で大変味のあるものでした。最近では全て合成音声になり「ディファレンシャルGPS局」などという小洒落た名前に変わってしまって、昔のような趣はなくなってしまった灯台の船舶気象通報ですが、今も元気に放送中でたまに聞いています。

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