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前回の灯台気象通報局の他にも小6の時にクーガ115の取扱説明書で知ったもう1つのもの「CB」。クーガ115の取扱説明書にはフイルム式目盛表示の「CB」は「市民ラジオ」だと書かれているだけで内容の説明は無かった。最初は市民ラジオってどんなラジオ放送かと思っていました(笑)。今ならググったり、Wikiったりすれば何でも分かる時代で、うちの小3娘ナラR83局も分からないコトバがあると辞書を引かずにググってます(笑)。1975年当時、親も含めて周りの大人達は無線の知識は全く無くて「市民ラジオ」や「CB」というコトバを知りませんで。無線と言えば警察無線かタクシー無線くらいなものでした。

1975年のラジオでよく聞いたのはバンバンの「いちご白書をもう一度」、甲斐バンド「裏切りの街角」、イルカの「なごり雪」が流行っていた頃でした。その冬にはオリビア・ニュートン=ジョンの「ジョリーン」、76年の「カントリーロード」やビリージョエルの「ストレンジャー」は76年に市民ラジオを始めた頃を思い出して今聞いても泣けてきます。

話を戻して、その初めて知った市民ラジオという放送をBCLしようとクーガ115で27MHz付近を聞くと「月光仮面」、「ハトポッポ」とニックネームで呼び合う人たちが楽しそうに交信していました。あれ?これどこかで聞いたことがある無線だ?玩トラでたまに聞こえてきた無線と同じもの、そう言えば玩トラの裏に27.125MHzって書かれてたと、玩トラとクーガ115で鳴き合わせ(笑)。。おおっ聞こえるではないか!!

BCLしようと買ってもらったクーガ115でしたが、それからはBCLではなくて「CBL」にハマってしまって27MHz帯ばかり聞いていました。海外短波放送を真剣にリスニングして受信報告書を書いていたのは短い期間でした(汗)。。

「市民ラジオ」ってラジオ放送じゃなくて交信するための無線だったと知ったわけですが。。ちなみに昔アメリカでの市民ラジオ制度黎明期にFCCが「Citizens radio」と呼んだために市民ラジオで「放送」を始めた人たちが居てFCCともめたらしい。FCCではその後しばらく「Citizens radio communication」と呼ぶようになったという。

余談が多いですが、これがワタシと市民ラジオの最初の出会い「ファーストコンタクト」でした。この1・2年前に玩トラ遊びをしていた頃に聞こえてきたのも市民ラジオでしたが、その頃は市民ラジオという認識はありませんでしたので。市民ラジオとの出会いとは言うものの、まだそれが合法なのか違法なのかも分かっていない頃の話です。

つづく

市民ラジオを始める時期の余談はまだまだあります。またその前のBCLを始めたきっかけもあります。


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