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feed CQ (2015/4/16 12:50:13)
無線を始めると誰でも必ずと言っていいほど耳にする。
そしていずれ自分でも言うことになる「CQ」という言葉。
アマチュア無線雑誌や、無線屋さんの店舗名など、無線がらみではよく使われ、またよく聞くけれど、それ以外ではまず聞かない。

無線を初めて間がない局長さんは、「CQ」って何??と思うこともあろうかと、初っ端に取り上げてみました。

「CQ」とは、wikipediaにおいて、以下のように記載されています。
    「無線通信において、通信可能の範囲内にある全ての無線局を一括して呼び出す、あるいは
    それらに対する通報を同時に送信しようとするときに用いられる略符号」

一言で言うと
    「不特定呼び出し」
簡単に言うと、
    「誰か聞いてますか~?誰でもいいので応答してください~」
という感じでしょうか?
この場合、誰でも応答していいのです。

ちょっと応用して、ある一定の地域に居る無線局のみに応答してほしい時などは、
   「CQ 静岡県」(静岡県にいる無線局に対する一斉呼び出し)
   「CQ 7エリア」(7エリアにいる無線局に対する一斉呼び出し)
   「CQ DX」(長距離に居る無線局に対する一斉呼び出し、通常は海外)
   「CQ JAPAN」(オーストラリアの局長(アマチュア?)さんがCB帯で、たまにこうやって日本を呼んでいる)
等と派生した呼び出し方で、呼び出す局を限定することができます。

 アマチュア無線独特の略称かと思ってましたが、プロの無線界でも使われることがたまにあるようです。
 例として、
  OSO OSO OSO CQ CQ CQ This is Titnic(等の自分のコールサイン)
  (非常事態 各局どちらか聞いていますか? こちらは タイタニック
・・・といったかどうかはわからない(フツーCWか?)が、まぁこんな感じでしょうか?   

--------------------------------------------------------------------------------------------
【CQって何の略?】
諸説あり
 ・seek you(貴方を探す)が転じたもの
 ・Call or Quarters(四方に呼びかける)
 ・Come Quick(早く来て)

【法律などでは決まっているの?】
総務省令無線局運用規則第127条
 免許状に記載された通信の相手方を一括して呼び出そうとするときは、下記事項を順次送信するものとする。
   CQ・・・3回
   こちらは・・・1回
   自分のコールサイン・・・3回以下
   どうぞ・・・1回

【実際にはどのように使われているの?】
 フリラ各局は、それぞれの言い方をしていますが、「CQ」という言葉は、必ずと言っていいほど出てきます。
 しかし、上に書いた規則通り3回言っている局は少ないかもしれません。
 3回以下で終わらせている局長さんがほとんどかも。
 例) CQ 特小 こちらは・・・・
    CQ DCR こちらは・・・・
    CQ 11m こちらは・・・・
--------------------------------------------------------------------------------------------

 このように、「CQ」の後に、「自分がどこのバンドでCQを出しているのか」という意味で、フリーライセンスを運用されている各局も、CQのあとに
     「DCR」(デジタル簡易無線)
     「特小」(特定小電力無線)
     「11m」(市民ラジオ)
等を入れている人が多いです。

 そもそもこれは、アマチュア無線における古くからの慣習のようなものだそうです。
 何故そうなったか・・・・・昔のアマチュア無線機は、今の無線機のように発射する電波の精度が良くなく、別のバンドに自分の声が乗ってしまったことがあり、
       CQに応答しても、実は違うバンドだった・・・
ということがよくあったそうです。
 そのため、「CQ」を出している人が実際にどこのバンドで電波を出しているかを明らかにするためにつけるようになったらしいです(体験談ではなく、全部見聞きした話です・・・)。

 その名残で、今でもアマチュア無線では、
  「CQ 2m」「CQ 430」
等と、「CQ」の後にバンドの略称を言っている方が多く、フリラ界においても自然とアマチュア無線と同様の運用がされています。

最近は、アマチュア無線でも無線機の発する電波も安定し、他のバンドで聞こえる、ということもなくなったらしく、
    「「CQ CQ CQ」だけでいきましょう!」
というようになったと、どこぞのアマチュア関係の雑誌で見た記憶がありますが、正確なソースは忘れてしまいました。
 実際に、城山湖に集まるOMさんでも、「ハローCQ CQ CQ」だけを言っている方もいらっしゃいます。


 では、フリーライセンスラジオの場合はどうか?
 例えば特小でCQ出した声がDCRや市民ラジオにかぶったりすることはまずあり得ないので、ただ単純に
     「ハロー CQ CQ CQ」
といえばいいのですが、なんだかちょっと寂しいし、付けた方がそれなりにカッチョ良く聞こえる(・・・と思ってるのは当局だけ・・・??)ので、当局はしばらくそのままでいこうと思っています。

 まぁ、間違いではないので、「トリビアの泉」程度に基本を知っていればいい話であり、結局は
       聞きとる相手局が理解できるようにするのであれば、自分のリズム
     に合わせてどのような 言い 回しでもよい
と思います。
 フリーライセンスですし・・・・
 フリラ各局の中には「CQ」という言葉は、業務無線としても使っているフリラの電波上では極力使わない・・・という方もいらっしゃいます。
 特小であれば例えば、
      「レジャー3チャンネルお聞きのフリーライセンス各局、居りましたらコンタクトをお願いします。こち
       らは・・・・・(自分のコールサイン)」
などと、「CQ」という言葉を使わずに、自分独自の言い回しをされている局長さんもいらっしゃいます。



いざ自分からCQを出す、というと最初は緊張します。
先輩各局のいろいろなCQの出し方を聞いてみるのもいいかもしれませんね。

・・・間違いがあったらやさしくご指導ください・・・

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