無線ブログ集
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ミラー効果がよくわからん (2015/4/23 0:53:21)
無線の回路のお勉強してると、トランジスタならベース-コレクタ間、
MOSFETならゲート-ドレイン間に存在する帰還容量が
どうも周波数特性に悪さするらしい。
正直、どういう悪さなのかがピンとこない・・・。
パワエレ系だとブリッジを組んだ時に帰還容量の影響で、
上下短絡を起こしてパワーデバイスを破壊することがある。
それを避けるためゲートドライブ回路の基板設計時、
配線距離をなるべく短くするなど配慮せないけまへん。
トランジスタの場合、出力の位相が反転するからなのか帰還容量が
大きくなるらしい(これをミラー効果というらしいけど)。
論理が反転するのは理解できるけど、
帰還容量の増加につながる理屈がわからん。
確かにミラー効果の式では、大きくなっているように説明しているけど、
現象が直感的に理解できん・・・。
パワエレ系(特にMOSFETやIGBT)だと、
ゲートがオンしてドレイン-ソース間電圧が下がりきって、
帰還容量の極性が逆転するまでかなり大きな容量を持っているように見える。
もしかしたら、この大きな容量とゲート抵抗で、
すげー長い時定数のフィルタを構成してしまって
波形がなまりまくって周波数特性が悪くなる って
理解でいいのかしら?
トランジスタだと入力抵抗と帰還容量でフィルタを構成してしまう感じ?
だからデュアルゲート構造のMOSFETがいいってことかな?
なんか誤謬があるかもしれんけど、この程度しか思いつかん。
無線回路というか半導体の動きは、奥がふかいのぉ。
(半導体というより寄生容量と電圧の関係??)
坊主の時と同じくらい悶々とするぜ。
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