無線ブログ集
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本日の運用 大年寺山 (2015/4/29 18:13:59)
本日も散歩を兼ねて徒歩20分ほどの大年寺山(太白区)からお気軽運用。天気も良く、数時間の運用ができそうなので、いつものDCR、特小、ID51に加えて、しばらくぶりに1200MHzもやりたくなってG7と10エレループ、三脚を持参。散歩にしてはそれなりの重さになってしまいました。
展望のよい北側公園ベンチに陣取って、気になっていた青麻山特小レピーターにアクセスしてみました。リンク音は返ってくるものの、それが青麻山レピーターなのかどうか判然としません。何度か「ワッチ局いませんか?」と呼びかけてみましたが、応答なし。以前に新幹線からアクセスした時とリンク音も違うような・・・。仙台市内の業務レピーターかもしれません。
続いて1200MHz。アンテナを北に向けCQを出してみると、タイミングよく七ヶ浜のOM局に拾っていただきました。でも後が続かず、1局のみ。まあ1200MHzはそんなものです。
DCRではミヤギOS147局よりQSPいただき、ヤマガタSA88局(寒河江市固定)が最近上げたばかりの12エレを宮城方向に向けていただけるとのと。しばらくメイン待機していると、ヤマガタTA960局のCQが何度か聞こえてきました。こちらが2mで交信中だったため、すぐに応答できず、間をおいてお呼びしたところ、応答なし。チャンネルを回すとミヤギAZ17局と交信中でした。終了を待ってお呼びし、メリット5で交信成立。天童市の農道から運用とのこと。双方5W、アンテナも同じAZ350Rでした。復調ポイントはかなりシビアではありましたが、大年寺山から天童市とは初QSOとなりました。
さらにチャンネルを回すと、ヤマガタSA88局と交信しているらしいミヤギOS147局の変調が聞こえてきました。ヤマガタSA88局の信号はまったく復調しません。あちこち動き回って、一瞬ケロケロで復調するポイントがありました。さらに探したところ、かろうじて完全復調。OS147局との交信終了を待ってお呼びすると、M5で交信成立。12エレを回していただいたところ、アンテナマーク1本点滅。蔵王反射のようです。SA88局とはこの場所で何度かつながっておりますが、これまでのGPと違い、フワフワ感のない、安定交信となりました。
大年寺山ー寒河江市付近
寒河江市にしても天童市にしても距離は50数kmですが、標高千数百mの奥羽山脈をはさんでいるため、直接波で交信できるようなロケではありません。カシミールでは、面白山と大東岳の間、ちょうど関山トンネルの上あたりを抜けて届くように見えます。実際は、いくつものピークを縫い、斜面を反射しつつ、かろうじて復調してくれるだけの電磁波エネルギーが双方に届いているということでしょう。自分的には5Wというのは十分高出力で、QRPでもなんでもありませんが、こうやって山越えした信号を聞いていると、いつものことながら、電波伝搬というのはつくづく不思議だな、と思ってしまいます。
本日も交信いただきました各局様、ありがとうございました。DCRのみログ載せておきます。
DCR
ミヤギNE410局 多賀城市 M 5-5
ミヤギOS147局 大衡村 大衡城跡 M 5-5
ミヤギAZ17局 大崎市 蕪栗沼 M 5-5
ヤマガタTA960局 天童市農道 M 5-5
ヤマガタSA88局 寒河江市固定 M 5-5
ミヤギBK30局(DCRワッチのみ 泉ヶ岳 M5)
フクシマJM700局(DCRワッチのみ 泉区 M5)430DVで交信5-5
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