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<QRP局だから電信メイン?&発見が困難!?>QRPデー特別記念局「8J1VLP」「8J4VLP」「8J6VLP」「8J8VLP」「8J9VLP」が運用! (2015/5/2 10:30:51)
毎年この時期に開設される「QRPデー」のJARL特別記念局だが、今年も4月25日(土)から(「8J9VLP」は5月18日から)6月30日(火)まで、「8J1VLP」「8J4VLP」「8J6VLP」「8J8VLP」「8J9VLP」の5局が各エリアからサービスを行う。サフィックスの「VLP」とは、「Very Low Power」の略。数ある8Jで始まる記念局の中でも、“QRP運用”で出力が小さいため発見するのが難しく、交信もままならない。電信が中心!?で、パイルアップにかき消される”“そもそもご本尊が聞こえない”といった難易度が高い記念局といえるだろう。
運用スケジュールなどは個々のWebサイトで確認できる
小さな送信電力で大きな感動が得られるとして、QRP(小出力)運用の愛好者は多い。「JARL特別記念局」とは、一般社団法人
日本アマチュア無線連盟(JARL)が開設するアマチュア局のうち、国際的、または国家的に重要な行事として認定した記念局をそう呼ぶ。
毎年6月17日に設定されている「QRPデー」の前後に、QRP運用の楽しさ、有効性を広く知ってもらうために開局するQRPデー記念局だが、今年も確認が取れている範囲で「8J1VLP」「8J4VLP」「8J6VLP」「8J8VLP」「8J9VLP」の5局がサービスを行う。いずれも最大空中線電力は“5W”なので、条件が揃わないときは受信も難しいかもしれない。
8Jや8Nで始まる記念局を追いかけるファンにとって、すべてのVLP局と交信するのは大変で「毎年、憂鬱なシーズンだ」と言うハムもいるほどだ。QRP運用という性格上、基本的に電信での運用がメインとなってしまう。
7MHz帯では混信にかき消され、V・UHF帯ではそもそも相手の電波が届かない。自局の信号は了解度5で相手に届いても、肝心のコールバックに気がつかないというケースもある。
なお、1・4・6・8・9エリア以外の「VLP」局に関する、2015年度の運用情報があれば、ぜひhamlife.jpまで提供していただきたい。
●関連リンク:
・8J1VLP
・8J4VLP
・8J6VLP
・8J8VLP
・8J9VLP
・特別局及び特別記念局の開設基準(JARL/PDF形式)
・The JARL QRP Club