CQ出版社は“別冊CQ ham radioシリーズ”として年4回刊行している「別冊CQ ham radio QEX Japan」の最新号、No.15を5月19日に発売することを同社のWebショップで告知した。今号の特集は「新スプリアス規定 徹底解説」。価格は1,944円（税込み）。

「別冊CQ ham radio QEX Japan No.15」表紙

「QEX Japan」は2011年11月創刊、従来同社から刊行されてきた「別冊CQ ham radio」シリーズの誌面を刷新して登場した季刊誌（毎年2、5、8、11月に刊行）。「世界からのアマチュア無線情報・技術の国内への紹介」と「日本から世界に向けて、アマチュア無線技術情報の発信」をテーマにした誌面構成が特徴だ。

　同社Webショップは、今号を『アマチュア無線の技術を取り上げる雑誌として定着しつつあるQEX Japan。No.15は保存版特集として「新スプリアス規定 徹底解説」を取り上げます。また、夏場に楽しむ記事のミニ特集「ライセンスフリー・ラジオ」や基礎講座「アンテナを考察する」などもお楽しみください。その他、製作記事、解説記事など、読者の皆さんが楽しめる記事を揃えました』と、下記のように紹介している。

＜保存版特集＞
古い無線機は使えるのか？
新スプリアス規定 徹底解説

1 法令、規則の解説
　 1-1　すでに最終段階！
　 1-2　改正点は主に三つ
　 1-3　帯域外領域とスプリアス領域
　 1-4　モードごとの規制値について
　 1-5　スプリアス領域について，周波数ごとに考える
　 1-6　技術基準適合証明などにおける測定方法

2 旧スプリアス規定のHF機を使用する方法
　 2-1　基本的には変更申請
　 2-2　まだ、取り扱いが決まっていない部分
　 2-3　HF機の場合～5パターンを検証～
　 2-4　200Wを超える局、そしてリニア・アンプについて
　 2-5　V/UHF機の場合
　 2-6　真空管機用LPFの例
　 2-7　リグの一部機能を活かして保証認定を取り直す場合

3 最後に

＜QEX Japan 基礎講座＞
アンテナを考察する
第2回 八木・宇田アンテナ/GPアンテナとアンテナ製作材料の研究
　八木・宇田アンテナ
　GP（グラウンドプレーン）アンテナ
　アンテナ製作材料の研究

＜継続企画＞
始めよう7MHz AM通信

　811A プッシュプル変調機の設計と製作

全国・電波ホットスポット探検隊

　1　無電源LED(LD)検波・中波帯ラジオ
　2　バスケット・コイルを使ったゲルマニウム・ラジオの製作[第1回]

＜ミニ特集＞

2015年 夏場に楽しむ ライセンスフリー・ラジオ

　 27MHz帯 市民ラジオ01 市民ラジオを運用してみよう
　 27MHz帯 市民ラジオ02 CB-ONE Jr．誕生までの道すじ
　 422MHz 特定小電力無線 特小トランシーバで遊んでみよう
　 351MHz デジタル簡易無線 デジ簡を徹底的に使いこなそう ！

＜製作＞
音声デジピータの製作と運用
430MHz 90度コーナーリフレクタ付きヘンテナ

＜解説＞
アルインコ DX-SR9でSDR運用に親しもう
475kHz帯の臨局検査合格までの準備例
迫りくるハイテク・ノイズの現状　後編 対策事例

＜コラム＞
アマチュア無線な風景～2015年夏～
ライセンスフリー・ラジオの世界 2015年も27/351/422MHzが熱い!!
OMの暇つぶし工作　金鋸CWパドル

なお購入は下記のAmazonリンクで可能だ。また同誌の詳細は下記関連リンクのCQ出版WebShopで確認できる。

●関連リンク： 別冊CQ ham radio QEX Japan No.15（CQ出版WebShop）