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<デジタルモード、無線機コントロール対応>待望の完成! USBポート接続型アマ無線用インタフェース「USBIF4CW Gen.3」の頒布を開始 (2015/5/12 13:09:08)
中茂睦裕さん・JG5CBRがねてより開発していた、USBポート接続型アマチュア無線用インタフェースの最新モデル「USBIF4CW Gen.3」が完成し、このほど頒布を開始した。「USBIF4CW Gen.3」は、デジタルモード/電話/電信などに対応するオールモードインタフェースとして、これまでの「USBIF4CW」の機能に加え、要望の多かった「デジタルモード対応」「無線機コントロール対応」を実現するため、本体に音声の入出力機能やシリアル通信機能を実装した優れものだ。外部電源は不要でパソコンとUSBケーブル1本で接続できる。
昨年のハムフェア会場で行った試験頒布では反響が大きく、それから時間を見て開発を続けたという中茂睦裕さん。ついに、USBポートを利用したCWインタフェース「USBIF4CW」の最新モデルとなる、USBポート接続型アマチュア無線用インタフェース「USBIF4CW Gen.3」がこのほど完成し、頒布を開始した。
海外製品はいろいろなタイプが存在していた「アマチュア無線用インタフェース」だが、価格も高く個人輸入などする必要があるため、簡単に入手することは難しかったので、今回のリリースは待望のニュースと言えるだろう。
「USBIF4CW
Gen.3」は、マイクを接続して無線機または、パソコンへ音声を取り込むことができるほか、コンテスト時の利用を視野に、ボイスメモリー再生時にはマイク入力をミュートし、パソコンのWAVファイルによるオーディオ出力へ自動的に切り替わる。外形サイズはW108×D83×H26mm(突起物は除く)。
各部の名称と働きなどは、中茂さんのWebサイトで確認できる。また下記の情報を随時追加していく予定だとしている。
・内部ブロック構成の説明
・ドライバのインストール
・無線機、PCとの接続方法
・対応ソフトウェアでの使用方法(zLog、MMTTYなど)
●「USBIF4CW Gen.3完成品」頒布内容
・頒布価格は18,000円です。
・CW-Key接続ケーブル1本とUSBケーブル1本が付属します。
・CW-Key接続ケーブルは50cm~3mの範囲でご指定いただけます。標準長は1mです。USBIF4CWの動作確認はケーブル長1mでおこなっています。ケーブルの長さを変更した場合には、お使いの環境によって回り込み対策をおこなってください。USBIF4CWのKey-outと無線機のKEY端子を接続して使用します。無線機側のKEY端子に接続するコネクタ形状は、Φ6.3mm標準ステレオプラグかΦ3.5mmミニステレオプラグのいずれかをご指定ください。
・USBケーブルの長さは、2.0m、1.8m、1.0m、60cm、50cmからご指定いただけます。標準長は1.8mです。
・追加でデジタルモード用のケーブルは製作可能です。当面、そのほかのシリアル通信用接続ケーブル(無線機のCAT端子、CI-V端子など)や、ボイスメモリー用の接続ケーブル(無線機のMIC端子)などはご自身でご準備いただけますようお願いします。これらのケーブル製作の準備が整いましたら、Webページでお知らせします。
なお、「部品の増減、変更、加工などについてはご相談ください」と案内している。詳しくは下記の関連リンクから確認してほしい。
●関連リンク:
・USBIF4CW Gen.3について
・USBIF4CW Gen.3の頒布開始
・注文フォーム