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<ecoモードで長時間運用が可能>JVCケンウッド、特定小電力トランシーバー「UBZ-LP20」「UBZ-LP27R」を新発売 (2015/5/13 6:30:52)
株式会社JVCケンウッドは5月12日、特定小電力トランシーバーの新製品「UBZ-LP20」と「UBZ-LP27R」を5月下旬から発売することを発表した。UBZ-LP20は4色展開のカラフルなモデルで交互通信の20chに対応、「UBZ-LP27R」はブラックボディで中継器アクセスモードの27chも搭載。いずれもecoモード搭載でバッテリーの持続時間を長くしたのが特徴。価格はオープン。
JVCケンウッドが発表した「UBZ-LP20」「UBZ-LP27R」は、サイズが55.5W×103.9H×26.0Dmm(突起部含まず)で、質量約180g(アルカリ乾電池含む・ベルトフックなし)というサイズ。単3アルカリ乾電池を使用し、ecoモードを「H」に設定し別売のイヤホンマイクを使用すると、最大で100時間の通信が可能になるという省エネ設計だ。
では、同社のプレスリリースから紹介しよう。
●企画背景と製品の概要
特定小電力トランシーバーは、免許・資格・申請も不要で、通話料や電波利用料も掛からないため、さまざまな業務に対応する無線連絡ツールとして幅広い用途で使用されています。
当社は、1991年に特定小電力トランシーバーの初号機となる「UBZ-7」の発売を開始し、スキー場等のレジャー需要を中心に普及を拡大。その後、業務用途でも市場を広げ、25年の長きにわたり世界各国で好評をいただき、2014年には「UBZシリーズ」販売台数累計450万台(世界36か国)を達成しました。
今回発売する“DEMITOSS”シリーズの新モデル「UBZ-LP20」「UBZ-LP27R」は、これまで培ってきた基本性能と通話品質を備えるとともに、新たに「ecoモード」を搭載し、最長100時間のさらなる長時間運用を実現しました。また、本体にはIP54相当の防塵・防水機能を備え、屋内・屋外問わず使用が可能です。
当社は本機を、特定小電力トランシーバーとしての手軽さはもちろん、省電力設計で安心して使用できる実用性の高いモデルとしてさまざまな用途に提案します。
●「UBZ-LP20」「UBZ-LP27R」の主な特長
1.「ecoモード」を搭載し、最長100時間の運用が可能
2.「電波メーター」を搭載し、受信状況の確認が可能
3.IP54相当の防塵・防水機能を搭載
4.利用シーンに合わせて選べる4色のカラーバリエーションを採用(「UBZ-LP27R」はブラックのみ)
5.低消費電力の高性能BTLアンプを搭載し、屋外でも聞きとりやすい大出力を実現
6.ハンズフリー運用を可能にする「VOX機能」「PTTホールド機能」を搭載
7.シンプレックス20チャンネルに対応し、従来の“DEMITOSS”シリーズとも交信可能
8.特定小電力中継器※5(別売)の使用で、全47チャンネルに対応(UBZ-LP27Rのみ)
●「UBZ-LP20」「UBZ-LP27R」のその他の主な特長
1.暗がりなどで手探りでも操作できる「回転ボリューム&シンプル操作キー」を装備
2.グループモードと合わせて、第三者による通話の聴き取りを防ぐ「ボイススクランブルモード」を搭載
3.残りの通話量をひと目で確認できるバッテリー表示機能
4.約180g(単3乾電池3本含む)の軽量・コンパクト設計
●関連リンク:
・特定小電力トランシーバー“DEMITOSS”「UBZ-LP20」「UBZ-LP27R」を新発売(JVCケンウッド プレスリリース)
・UBZ-LP20/UBZ-LP27R(JVCケンウッド)