無線ブログ集
メイン | 簡易ヘッドライン |
アナライザは標準発振器に使えるか? (2015/5/13 19:31:06)
アンテナアナライザ(AA-1000)には、特性測定用の発振器が入っていますが、これがリグの調整などに使える高精度発振器となり得るのか?簡易的に確認してみました。
覚書程度に残しておきます。
測定方法は、アナライザをスペアナに接続し、ピーク点の周波数を確認。
周波数カウンタでは無いのは、ブレや周辺特性も確認したいからです。
なお、アナライザの発振周波数は、校正無し(デフォルト)では誤差が大きいので、一番誤差が小さくなる様に、周波数校正済です。
■10MHz(センター10MHz 20Hz/div)
ピーク10,000,001Hz
-40dB幅20Hz
→-10dBなので、出力0.1mWかな。
そんなもんで、imp測定しているんですね。
■51MHz(センター51MHz 20Hz/div)
ピーク50,999,996Hz
-40dB幅20Hz
■145MHz(センター145MHz 20Hz/div)
ピーク144,999,718Hz
-40dBまでの幅20Hz
■433MHz(センター433MHz 20Hz/div)
ピークは1分位経つとどんどん下がって100Hz程度変化しました。
■ついでに27.144MHz(センター27.144MHz 20Hz/div)
ピーク27,144,010Hz
幅20Hz
■ついでに351MHz
ピーク350,999,928Hz
ここも430と同じでだんだん下がって行きました。
■その他
気づいた事として、脇に子供達が
居ます。更に出たり消えたり。
十分アッテネーションすれば問題無いと思いますが、出たり消えたりは何ででしょうか?
アナライザも凄いなと思ってましたが、改めて見るとホント凄いと思います。
アマチュア無線レベルであれば十分過ぎる性能かと思います。
(昔作った自作PLLでも、ここまで安定度と精度は出せてない自信が有りますし…)
このアナライザをアナライザとしてだけ使うのは、やっぱりもったいないので回路同調調整など、他の用途にも使ってはいますが、まだまだ他にもあると思います。
アマチュアならではの工夫を、今後も続けたいですし、 こんな使い方もあるよ って言うウラ技を教えて頂けると凄くうれしいです。
execution time : 0.018 sec