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feed <「6AQ5、確か持ってると思うんです」の発言も!!>NHK「ブラタモリ 函館編」でタモリが “無線愛” を炸裂 (2015/5/31 20:30:27)

NHKの人気番組「ブラタモリ」の2015年5月30日放送回で、アマチュア無線技士の資格を持つタモリの“無線愛”が炸裂するシーンが見られた。函館港に係留保存されている青函連絡船「摩周丸」を訪れ、無線通信室に案内されたタモリは、備え付けられている電鍵でコールサイン「JA6CSH」を打ったり、主送信機の内部にある真空管や水晶発振子に触れ「すごい」「おもしろい」を連発したのだ。

 

 

電鍵を使いコールサイン(JA6CSH)を打ったタモリ(NHK「ブラタモリ」の映像より)

電鍵を使いコールサイン(JA6CSH)を打ったタモリ(NHK「ブラタモリ」の映像より)

 


 この日の「ブラタモリ」は青森県から北海道函館市を目指し、本州と北海道を結ぶ鉄道の歴史を学ぶというテーマの回だった。番組後半、函館駅の近くにある函館第二岸壁に係留保存されている旧・青函連絡船「摩周丸」(函館市青函連絡船記念館摩周丸)を訪問したタモリ一行は、現役当時のまま残されている、同船の無線通信室に案内された。

 

 

青函連絡船で長年にわたり通信長を務めた野呂
功氏がタモリ一行を出迎え。電鍵操作を促した(NHK「ブラタモリ」の映像より)

青函連絡船で長年にわたり通信長を務めた野呂 功氏がタモリ一行を出迎え。電鍵操作を促した(NHK「ブラタモリ」の映像より)

 


 青函連絡船で長年にわたり通信長を務めた野呂 功氏の案内で、通信士の席に着いたタモリは、野呂氏が指導するよりも早く、備え付けの電鍵で「CQ CQ DE JA6…」と自分のコールサイン「JA6CSH」(※現在、同コールサインは失効中)を打ち始めた。

 

 

野呂氏の説明より早く、縦ぶれ電鍵で「CQ CQ JA6…」と打ち始めるタモリ(NHK「ブラタモリ」の映像より)

野呂氏の指導よりも早く、しっかりとした手つきで縦ぶれ電鍵を使い「CQ CQ JA6…」と打ち始めるタモリ(NHK「ブラタモリ」の映像より)

 


 相棒の桑子真帆アナウンサーから「タモリさん、今(モールス符号で)なんておっしゃったんですか?」と尋ねられたタモリは、「いや、自分のコールサインを、一応…」と照れ、野呂氏は「いやすごい、アマチュアをやられていたんですか」と感心するシーンがあった。

 

 

自分のコールサインを打ってみたと照れるタモリ。実際は「CQ CQ DE
JA6」以降、かなり手崩れを起こしてしまったのだが…(NHK「ブラタモリ」の映像より)

自分のコールサインを打ってみたと照れるタモリ。実際は「CQ CQ DE JA6」以降、かなり手崩れを起こしてしまったのだが…(NHK「ブラタモリ」の映像より)

 


 このやり取りで野呂氏はタモリが無線に興味を持っていることに気付いたのか、続いて通信室内にある主送信機(アンリツ製)のラックに案内。普段は外してある終段管を取り付けるところを披露したり、タモリに固定チャンネル用の水晶発振子を抜いてみることを許可した。

 

 

絶対にシロウトは使わない「終段管」という言葉がタモリから飛び出した(NHK「ブラタモリ」の映像より)

絶対にシロウトは使わない「終段管」という言葉がタモリから飛び出した(NHK「ブラタモリ」の映像より)

 

桑子アナもスタッフも置き去り。野呂氏とタモリによる無線のディープな会話が続いたため、「※しばらく無線好きの2人の時間をお楽しみください」というテロップが出た(NHK「ブラタモリ」の映像より)

桑子アナもスタッフも置き去り。野呂氏とタモリによる無線のディープな会話が続いたため、「※しばらく無線好きの2人の時間をお楽しみください」というテロップが出た(NHK「ブラタモリ」の映像より)

 


 タモリは「あ、(ここに入るのは)終段管ですね。これはすごいなあ」「(送信機前段の真空管は)6AQ5! 俺、確か持ってると思うんです、6AQ5。それでキャリア…搬送波を作っているんだ」「クリスタルでやってるんだ。水晶発振子、懐かしいですねえ~。一番安定度が…お、大きい大きい!」など、無線好きが伝わってくる言葉を連発した。

 

 

「俺、確か持ってると思うんです、6AQ5」という発言には見ていたアマチュア無線家たちもビックリ(NHK「ブラタモリ」の映像より)

「俺、確か持ってると思うんです、6AQ5」という発言には見ていたアマチュア無線家たちもビックリしたようだ(NHK「ブラタモリ」の映像より)

 


 さらに桑子アナウンサーに、水晶発振子について「これは、クリスタル発振子って言って、ある一定の電圧をかけると、これが振動して“電波の素”になるヤツを作るんです。本当に微弱なものなんです」と説明。最後にはトレードマークのサングラスをずらし、送信機のパネルを食い入るように眺めるシーンもあり、ナレーションの草彅剛から「ちょっとちょっとタモさん、今日のテーマから脱線してはいけませんよ!」とたしなめられる一幕があった。

 

 

目を凝らして送信機の内部を見るタモリ(NHK「ブラタモリ」の映像より)

目を凝らして送信機の内部を見るタモリ(NHK「ブラタモリ」の映像より)

 

最後にはトレードマークのサングラスをずらしてパネルを凝視(NHK「ブラタモリ」の映像より)

ついにはトレードマークのサングラスをずらしてパネルを凝視(NHK「ブラタモリ」の映像より)

 

 

 このシーンを見たアマチュア無線家は、TwitterやFacebookなどで「タモリ、やっぱり無線が好きなんだねえ~」「タモリから“終段管”なんて単語が出るとは!」「一通(第一級無線通信士)の通信長と対等に渡り合っている」など、タモリの無線に対する興味と知識に感心する書き込みが多く見られた。

 

 

送信管を手にしたタモリ(NHK「ブラタモリ」の映像より)

送信管を手にしたタモリと、野呂氏、桑子アナウンサー(NHK「ブラタモリ」の映像より)

 


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<人気深夜番組「タモリ倶楽部」>タモリが“縦ぶれ電鍵”でモールス通信の腕前を披露、「CQ CQ DE JA6CSH」とキーイング!!

 

 

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<見学ポイント>現役当時そのままの「無線通信室」でモールス体験ができる「函館市青函連絡船記念館 摩周丸」

 


●関連リンク:
・ブラタモリ(NHK)
・ブラタモリ 「タモリのブラブラ足跡マップ 函館」(NHK)
・函館市青函連絡船記念館 摩周丸
・函館市青函連絡船記念館 摩周丸 Facebookページ


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