無線ブログ集
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非情に残念な事 (2015/6/14 10:13:45)
当局と付き合いの長い方であればご存じかとは思いますが・・・
ハイソニックテクニカル社とはCB無線を復活した2002年からお世話になっております。
ヤフオクで修理して完全動作品としてCB無線機を出品されていた会社が意外にも自宅の
近所に有るので冷やかしで完全ジャンクと化していたICB-R5を持ちこんんで直せるなら
直してみてよ!と依頼したのがそもそもの始まり。
まぁ絶対無理と思っていたら一週間後に直ったよ、とメールが来てホンマかいな?と訝りつつ
受取に行って実際に六甲山で使ってみるとあれ?使えるじゃん、と。そこから我々の使い方
特に受信に関して色々と追い込んでみたりしてR5は改修を重ね現在に至っていますが今でも
故障なく13年間、メインリグとして活躍しています。
この13年間、もう本当に色々な事が有りました。嫌な話ではバッシングも沢山受けましたし
そりゃもうココにはあえて書きませんが大変だったのは事実ですしハイソニックさんはよく
我慢されたと思っています。
過去には結構無茶な修理も受けてもらいました。時期によっては金属パーツ削りだし加工で
作成とかも有りました。思い入れの有るモノでどうしても直してほしいという依頼者に答えようと
同じ型のモノをヤフオクで部品どりの為に落札して修理、どう考えても請求内容と修理明細が
釣り合わない状況も有りましたがそれはそれで意地でも直してみせるという気概で。
ただ最近のヤフオクのCB無線機相場が異様に高くなってしまい中古パーツ調達も難しく
前ほど簡単に修理を受けられなくなっています。そもそも部品どりに使えそうな無線機出品も
無くなっていますよね。有ったとしても2~3万とか考えられない価格、これに修理代を上乗せし
請求する位なら程度の良い完動品を5万程で買うとか、ラジックスさんの製品を申し込む方が
費用対効果でユーザー側には良いのでは?という判断ですね。
沢山CB機持ち込みましたがコレは修理や調整不要、このまま使えますよ!という事も多々
有りましたが商売を考えたら点検料ぐらい請求したら良いのに?と思ったり。
今でこそ修理を請け負う方が増えてきましたが昔はイイカゲンな修理業者が多数居てそれの
後始末なんて事も良くある話。パワー出し過ぎて異常発振しているモノとか笑えましたが。
実際に店舗に行った方であればご存知かと思いますが一台一台丁寧に修理していますし
完成後のフィールド運用テストも行っており概ね依頼者の満足を得ているハズかと思います。
もちろん中には不満足な方も居られてクレームになり実際の山岳運用を依頼されて行った事も。
大抵は過剰な要求だったりするのですが。ベランダで運用したらエアコンやパソコンから出る
雑音を拾うので無線機として使えない、修理調整したのに何故だ?とか。ええ~!マジ?と。
とにかく新技術適合機が世に出てきている中でハイソニックさんで修理というのは長い目で
見れば減少していくのは仕方ないのかな?と思いますが当局は日本人として受けた恩は
忘れたくないので何時までも感謝したいと思っています。まぁ最近はメリットだけ享受して
デメリットは他人に任せる日本人も増えていますが・・・・。
過去の流れを知っている方であれば当局が何を言いたいのか分かっていただけると思います。
ただ知らない方が増えてきたのが非常に残念と思ってこの記事に思いを書きました。
さぁ今日も元気にハイソニックテクニカル社で修理調整したリグでオンエアしに行こう!
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