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<柳澤秀夫NHK解説委員(JA7JJN)も評議員に>JARD、評議員会・理事会を開催し新体制が発足 (2015/6/19 9:30:04)
一般財団法人 日本アマチュア無線振興協会(JARD)は6月18日、東京都内で第5回定時評議員会と第14回理事会を開催し、新たな評議員と役員を選任した。朝のテレビ番組「あさイチ!」へのレギュラー出演で知られる柳澤秀夫NHK解説委員(JA7JJN)も新たに評議員に選ばれた。評議員会・理事会では、この1年間の養成課程講習会の実績や7月から始まる「2アマ養成課程講習会」の申し込み状況なども報告された。
この日のJARDの発表によると、平成27年4月1日から5月31日の2か月間における養成課程講習会の実施状況は、第4級標準コースが47回開催され2,050名が受講(対前年同期比292名増)、第3級短縮コースは16回開催され572名が受講(対前年同期比14名減)、合計で対前年同期比278名増(約12%増)となっている。
また7月から開始されるeラーニング方式による第2級アマチュア無線技士養成課程は、平成27年5月25日から30日まで受講申し込みの受付を行ったところ、定員50名に対し6倍以上の307名から応募があったことを明らかにした。なお受講者は抽選で決定し、今回の抽選に漏れた受講希望者は10月以降に開催される養成課程講習会で優先的に申し込みができるという。
さらに平成26年11月から再参入した「アマチュア局の保証業務」は、平成26年度の取扱件数が265件、平成27年4月1日~5月31日で175件と徐々に取り扱い件数が増加している。これはイベントなどでの周知強化や4月からJARL販売の申請用紙の保証関連書類がJARD専用のものに切り替わったことによるものと分析している。
なおJARDは平成34年(2022年)12月1日以降使用できなくなる旧スプリアス機器の取り扱いについて「現在、総務省において検討が進められています。この一方策として、現行のアマチュア局保証制度の活用も検討されており、JARDとして協力していくこととしています」と発表した。
6月18日の評議員会、理事会で決定したJARDの新体制は次のとおり。なお専務理事は常勤だが、その他の役員および評議員はすべて非常勤となる。
一般財団法人 日本アマチュア無線振興協会(JARD)役員と評議員 (2015年6月18日現在)
●会長(代表理事): 有坂芳雄
●専務理事(業務執行理事): 坂本純一(新任、事務局長兼任)
●理事:
秋山 健
伊藤康典(新任)
小室圭五
高尾義則(新任)
竹内俊春
田中謙治
玉眞博義(新任)
安田 聖
矢橋 隆
山﨑青志
●監事:
吉岡 司(新任)
吉井周一
●名誉会長: 原 昌三
●評議員:
井上徳造
鬼頭達男
黒沢 隆
後藤尚久
竹田義行
種村一郎(新任)
田中征治
鳥井敏雄
丹羽一夫
三木哲也
柳澤一雄(新任)
柳澤秀夫(新任)
山之内俊彦(新任)
吉野武彦
●関連リンク:
・JARDホームページ
・JARD情報公開資料