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波形測定 --受信機つくり進捗#5-- (2015/6/20 0:20:40)
暇を見つけては会社で水晶発振器の波形を眺めてますが、
『使い慣れないオシロ』
『大丈夫かこのパッシブプローブ』
『ブレッドボードと部品間の接触が心配』
などなど課題がいっぱい状態で測定しています。
波形そのものは取れているかもしれませんが、電圧値などいまいち不安です。
まあ、そんなことばかりも言ってられませんので、傾向を把握するために引き続き波形を測定。
ついでにLT spiceも復活。今回の回路を描いてみました。
水晶の所は強引に等価回路を作ってみました。とりあえず10MHzで発振する以外は根拠はありません。それ以外の部品は、今回作った回路と同じ定数になっています。
それでは波形です。きっちり10.240MHzで発振しています!
R2=300kΩ、C7=300pF
R2=300kΩ、C7=0pF
(ジッタは安定してます、たぶん)
R2=430kΩ、C7=300pF
R2=430kΩ、C7=0pF
今回、いろいろ定数を変えてわかったこと。
①水晶にシリーズに接続したキャパシタC7は有無に関わらず発信する。
②C7は、無い方が振幅が大きくなる。
③R3は430kΩの方が300kΩに比べて振幅は小さくなる
④R3が430kΩより300kΩの方が、サイン波の上下の対称性は良くなるようだ
⑤相変わらず上側は歪む(;_;)
2SC1815のV-I特性の影響とかあるんでしょうか・・・?
トランジスタの設計方法(特にエミッタ接地)は、ネットに簡単に探せますが、クラップみたいにコレクタ共通型はよくわかりません。
抵抗の位置がコレクタ側にあるか、エミッタ側にあるかの違いかもしれませんが、試しにそれでやってみるとよくわからなくなりました。ははは。
ちなみにLT spiceでは、上側の歪は現れませんでした(信用はできませんけどね)。
それからBE間電圧も同時に計測してみましたが、出力波形と位相がずれてます。
spiceではずれないんですけどね。
果たしてこの回路は、こんなものなのか。いやいやだめなのかまだ判断つきません。
もし製品レベルにするなら、この辺の波形の歪はきっちり原因を突き詰めて、綺麗な正弦波にするところなんでしょうけどね~。
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