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船上からEスポ交信するには (2015/6/24 2:17:19)
先日、(柳井港→松山港・八幡浜港→臼杵港へ)移動する船の上からCBでのEスポ交信をしました。
実は、昨年も(徳
山港→大分県竹田津港へ)移動する船の上からEスポ交信をしました。
そのときに感じたコツなどをまとめてみようと思います。
リグ は?
(1)ハンディ機がお勧めです。
(運用場所をこまめに移動できるので)
何時頃の船 がいい?
(1)平日なら、各局が運用する時間帯(早朝・お昼時・夕刻)に航行する船を選びましょう。
(もし選択の余地があればですが・・・)
(2)土・日・祝日なら深夜便以外がいいと思います。
運用 場所
は何処がいい?
(1)
迷わず最上階の屋根のない甲板へ行きましょう。( フェリーなら甲板があると思います)
(2)甲板上でノイズの少ないところを探しましょう。
(出港直後は、陸からのノイズもありますので、陸から少し離れた頃がいいと思います)
(3)ノイズが少ないところの中でも、交信する相手がいる方向に開けた場所を選びましょう。
(交信相手の方角を向いた時、背中に壁などあると電波が反射して集まりやすいと思います)
(4)船が移動すると、運用に最適な場所も変わります。こまめに探しましょう。
(5)風切音も考慮に入れて・・・
(移動する船の上では、常に風が吹いています。風の音が小さくなる工夫も必要です)
(6)波しぶきがかからない所を・・・
(甲板が海面から近い場合や、強風時は波しぶきも飛んできました)
運用の タイミング は?
(1)出港後すぐでもいいんですが、ある程度
陸から離れたころがお勧めです。
(陸の近くでは何聞こえなくても、沖に出ると聞えだすことがありました)
(2)到着間近になるとノイズも増えてきます。
運用の コツ は?
(1)なるべく短時間で交信を終えるようにしましょう。
(動いてるので、送受信のコンディション変化も早かったです)
(2)”待ち”のほうがいいかもしれません。
(自分からCQを出してもいいんですが、地上以上に受信に苦労することが多いです)
(3)RS41くらいで聞こえた場合でもコールしてみましょう。
(船への電波は弱くても、船からの電波は
よく飛ぶことが多かったです)
(もっと上がってきてからにしようと待ってると、聞こえなくなることも多かったです)
(4)QRM(混信)にも気を付けましょう。
(気づかないうちに、近辺の地上で運用する局に混信を与えることがありそうです)
これまでの船上運用で 当局の経験したことを元に書いてみました。
お気づきの点があればお知らせください。
皆さんも
機会があれば船上からのEスポ交信を体験してみてください
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