無線ブログ集
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先日、(柳井港→松山港・八幡浜港→臼杵港へ)移動する船の上からCBでのEスポ交信をしました。
実は、昨年も(徳
山港→大分県竹田津港へ)移動する船の上からEスポ交信をしました。
そのときに感じたコツなどをまとめてみようと思います。

(1)ハンディ機がお勧めです。
(運用場所をこまめに移動できるので)

(1)平日なら、各局が運用する時間帯(早朝・お昼時・夕刻)に航行する船を選びましょう。
(もし選択の余地があればですが・・・)
(2)土・日・祝日なら深夜便以外がいいと思います。

(1)
迷わず最上階の屋根のない甲板へ行きましょう。( フェリーなら甲板があると思います)
(2)甲板上でノイズの少ないところを探しましょう。
(出港直後は、陸からのノイズもありますので、陸から少し離れた頃がいいと思います)
(3)ノイズが少ないところの中でも、交信する相手がいる方向に開けた場所を選びましょう。
(交信相手の方角を向いた時、背中に壁などあると電波が反射して集まりやすいと思います)
(4)船が移動すると、運用に最適な場所も変わります。こまめに探しましょう。
(5)風切音も考慮に入れて・・・
(移動する船の上では、常に風が吹いています。風の音が小さくなる工夫も必要です)
(6)波しぶきがかからない所を・・・
(甲板が海面から近い場合や、強風時は波しぶきも飛んできました)

(1)出港後すぐでもいいんですが、ある程度
陸から離れたころがお勧めです。
(陸の近くでは何聞こえなくても、沖に出ると聞えだすことがありました)
(2)到着間近になるとノイズも増えてきます。

(1)なるべく短時間で交信を終えるようにしましょう。
(動いてるので、送受信のコンディション変化も早かったです)
(2)”待ち”のほうがいいかもしれません。
(自分からCQを出してもいいんですが、地上以上に受信に苦労することが多いです)
(3)RS41くらいで聞こえた場合でもコールしてみましょう。
(船への電波は弱くても、船からの電波は
よく飛ぶことが多かったです)
(もっと上がってきてからにしようと待ってると、聞こえなくなることも多かったです)
(4)QRM(混信)にも気を付けましょう。
(気づかないうちに、近辺の地上で運用する局に混信を与えることがありそうです)
これまでの船上運用で 当局の経験したことを元に書いてみました。
お気づきの点があればお知らせください。


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