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<現地速報!写真リポート>6月26日~28日、ドイツでヨーロッパ最大級のハムの祭典「Ham Radio2015」が開催 (2015/6/28 7:00:54)
今年で40回目を迎える、ヨーロッパ最大のアマチュア無線のイベント「Ham Radio2015」が、現地時間の6月26日(金)~28日(日)の3日間、ドイツ南部のフリードリヒスハーフェン・メッセで開催されている。東欧諸国からの参加者も多く、37か国から527団体が出展しフリーマーケットも賑わうなど、まさにヨーロッパ最大の名にふさわしい内容だ。現地からhamlife.jp宛に写真リポートが届いたので紹介しよう。
ヨーロッパ最大級のハムの祭典「Ham Radio 2015」が、現地時間の6月26日(金)~28日(日)の3日間、ドイツ南部のフリードリヒスハーフェン・メッセで開催された。これは初日である6月26日(金)朝9時の様子
ドイツで開催されている「Ham Radio」は、アメリカの「Dayton Hamvention(デイトン・ハムベンション)」、そして日本の東京ビッグサイトで開催される「ハムフェア(アマチュア無線フェスティバル)」と共に、世界3大アマチュア無線イベントの1つに数えられる有名なものだ。
現地からのリポートによると、日本メーカーはアイコム、JVCケンウッド、八重洲無線の無線機器メーカーを中心に、アンテナメーカーも出展。ルソーが巨大タワーを展示するなど、精力的にプロモーションを行っている。
ルソーのブースでは、この季節らしくスタッフが浴衣でのオモテナシ。左はお馴染み巨大クランクアップタワーを基部側から見た様子
八重洲無線ブースでは「FT-991」を2台展示。FTDXの各シリーズに人だかりが…。「DR-1XE」はC4FM対応の欧州向けデジタルレピータ装置
白を基調としたひと際目立つアイコムのブース。「ID-51E PLUS」の「PLUS」とは、日本でいうところの「新機能プラスモデル」ということ。特長は「DV Fastモード」に新規対応。希望小売価格は524ユーロ
JVCケンウッドのブース。「TS-990S」を2台を展示。右は446MHz帯を使用するヨーロッパ版の特定小電力無線機(Personal Mobile Radio)「PMR446」
とくにアイコムブースでは「IC-718」という、聞き慣れないHF帯のコンパクトなトランシーバを発見! IC-7200よりも下位のエントリーモデルで日本では未発売。希望小売価格は680.39ユーロだった。
また日本ではなかなかお目にかかれないヨーロッパ勢のメーカー展示も多く、いま話題の「SDR=Software-defined radio(ソフトウェア無線)」の機器展示が充実。アンテナ類では、住宅事情!?の関係だろうか、「ミニループ系」が目立ったということである。
続いて次ページは… フレアマーケット(フリーマーケット)と団体ブースへ
国内では手に入らない、見る機会も少ないジャンクの数々が並ぶなど、盛況を博している。