無線ブログ集
メイン | 簡易ヘッドライン |
アマチュア無線デビューの方法 (2015/6/30 20:07:29)
この記事も各局さんのブログ等やハウツー本に記載されていることが多いので
こちらで書くことはあまりありませんが、記事にしてみたいと思います。
本記事は"第4級アマチュア無線技士"の従事者免許取得 & "開局申請"を行い
コールサインが付与され、短波~430MHzがQRVできる方を対象とします。
(一昔前のデビュー方法だった、"144/430MHz" FMハンディ機から
始める方法はあまりオススメしません。理由は後述します。)
1) 何はさておき、各バンド(特に短波帯)をワッチしてみる。
これをしなければ、各アマチュア無線バンドの傾向・特徴が把握できません。
耳にタコが出来るほど積極的に各バンドをワッチし、
SSB独特の音質にも慣れるために(正確にゼロインするため)練習は必要です。
ワッチするためには"リグ"もそうですが、"アンテナ"が重要です。
当局の記事にもよく出てきますが、約1,000円程度で作れる"フルサイズ・モノバンド
ダイポールアンテナ"は製作が簡単な上、飛びも良いのでビギナー向けの良いアンテナです。
ここで先述の"144/430MHz FM"ハンディ機から入る方法がオススメできない理由として
現在、この2バンドは利用者が目に見えて激減しており、またアマチュア無線以外の
Illegal局が少なからず存在しています。また、V/UHF帯のため
"基本的"に見通し距離以外へは電波が届かず、"ハンディ機 & 付属ホイップアンテナ"程度では
高い山でも登らない限り、近所のアマチュア無線家との交信に限られてしまいます。
EchoLink等を始めとするインターネットを用いた、"VoIP"無線を使えば
ある意味"世界中"と交信できますが…。(一応断りとして書いておきますが、
私は"VoIP"無線に否定的ではなく、肯定派ですがどちらかと言えば
主に短波で相手局と電離層反射で"直接"交信する方が好きです。)
2) 欧文通話表、和文通話表、Q符号等、無線用語に慣れる。
"QTH"、"QRA"等、頻出する"Q 符号"は頭の中に完全に入れておいて、
"欧文通話表"、"和文通話表"は電波法関連法令で規定されているものを
しっかりと理解しておきましょう。
また、国内だけで通じる"無線用語("良い"FBの反対、"悪い"という意味のBF等)"、
"Illegal CB局から派生した用語"は出来るだけ使わないように。
3) RSレポートが送れるようになること。
よくアマチュア無線をデビューされた方が悩むのがこの"RS"レポート。
前の記事にも少し記載しましたが、"よく聞こえます"等の表現は、避けるべきです。
4) アマチュア無線での"目標・目的"を見つける。
従事者免許は終身ですし、無線局免許状は5年間有効で更新すれば更に5年と伸びます。
せっかくなので、世界にたった一つだけ付与された"自分のコールサイン"を生涯
使い続けましょう。そのために"国内の全市町村"と交信する、"世界中"と交信する等
何かしら目的・目標を自分で決めてみませんか。
あと、"4級"だけではなく、"3級"等、上位資格も目指してみませんか。
3級になれば、空中線電力は"50 W"に、"18MHz"もQRV出来る上、
何より"モールスによる交信"が出来るようになりますよ。
5) 積極的に"CQ"を出してみる。
空中線電力 "10W" & "フルサイズ・モノバンドダイポールアンテナ"でも
CONDX次第では十分海外まで電波が飛んでいきます。怖がらずに、ドンドンCQを出してみませんか。
以上簡単ではありますが、当局がオススメする"アマチュア無線 デビュー"方法でした。
これから、楽しいアマチュア無線ライフを始める方の参考になれば幸いです。
こちらで書くことはあまりありませんが、記事にしてみたいと思います。
本記事は"第4級アマチュア無線技士"の従事者免許取得 & "開局申請"を行い
コールサインが付与され、短波~430MHzがQRVできる方を対象とします。
(一昔前のデビュー方法だった、"144/430MHz" FMハンディ機から
始める方法はあまりオススメしません。理由は後述します。)
1) 何はさておき、各バンド(特に短波帯)をワッチしてみる。
これをしなければ、各アマチュア無線バンドの傾向・特徴が把握できません。
耳にタコが出来るほど積極的に各バンドをワッチし、
SSB独特の音質にも慣れるために(正確にゼロインするため)練習は必要です。
ワッチするためには"リグ"もそうですが、"アンテナ"が重要です。
当局の記事にもよく出てきますが、約1,000円程度で作れる"フルサイズ・モノバンド
ダイポールアンテナ"は製作が簡単な上、飛びも良いのでビギナー向けの良いアンテナです。
ここで先述の"144/430MHz FM"ハンディ機から入る方法がオススメできない理由として
現在、この2バンドは利用者が目に見えて激減しており、またアマチュア無線以外の
Illegal局が少なからず存在しています。また、V/UHF帯のため
"基本的"に見通し距離以外へは電波が届かず、"ハンディ機 & 付属ホイップアンテナ"程度では
高い山でも登らない限り、近所のアマチュア無線家との交信に限られてしまいます。
EchoLink等を始めとするインターネットを用いた、"VoIP"無線を使えば
ある意味"世界中"と交信できますが…。(一応断りとして書いておきますが、
私は"VoIP"無線に否定的ではなく、肯定派ですがどちらかと言えば
主に短波で相手局と電離層反射で"直接"交信する方が好きです。)
2) 欧文通話表、和文通話表、Q符号等、無線用語に慣れる。
"QTH"、"QRA"等、頻出する"Q 符号"は頭の中に完全に入れておいて、
"欧文通話表"、"和文通話表"は電波法関連法令で規定されているものを
しっかりと理解しておきましょう。
また、国内だけで通じる"無線用語("良い"FBの反対、"悪い"という意味のBF等)"、
"Illegal CB局から派生した用語"は出来るだけ使わないように。
3) RSレポートが送れるようになること。
よくアマチュア無線をデビューされた方が悩むのがこの"RS"レポート。
前の記事にも少し記載しましたが、"よく聞こえます"等の表現は、避けるべきです。
4) アマチュア無線での"目標・目的"を見つける。
従事者免許は終身ですし、無線局免許状は5年間有効で更新すれば更に5年と伸びます。
せっかくなので、世界にたった一つだけ付与された"自分のコールサイン"を生涯
使い続けましょう。そのために"国内の全市町村"と交信する、"世界中"と交信する等
何かしら目的・目標を自分で決めてみませんか。
あと、"4級"だけではなく、"3級"等、上位資格も目指してみませんか。
3級になれば、空中線電力は"50 W"に、"18MHz"もQRV出来る上、
何より"モールスによる交信"が出来るようになりますよ。
5) 積極的に"CQ"を出してみる。
空中線電力 "10W" & "フルサイズ・モノバンドダイポールアンテナ"でも
CONDX次第では十分海外まで電波が飛んでいきます。怖がらずに、ドンドンCQを出してみませんか。
以上簡単ではありますが、当局がオススメする"アマチュア無線 デビュー"方法でした。
これから、楽しいアマチュア無線ライフを始める方の参考になれば幸いです。
execution time : 0.016 sec