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feed ケロるケロると言うけども (2015/7/3 20:23:18)
■デジタル無線
ガチガチのアナログ人間に、デジタルの世界を与えられて、早3年目。351MHzと言う面白い周波数と、ユーザーが多い事に助けられ、非常に楽しめています。


■デジタル復調エラー
ところが開局直後から、今までは体験しなかった「復調できるかできないかの両極端」な世界に苦しんできました。

いわゆる「ケロる」(海外だと「R2D2」らしい)ってヤツです。

さすがに慣れてはきましたが、この復調エラーの状態は、電波伝播等を確認する上で、非常に私の頭に過負荷をかけるものです。こちらも、いわゆる「手に負えない」ってヤツです(泣)


■ケロる理由は簡単じゃない
そもそも何故デジタルは断続復調になるのか、色々と調べてようやくほんの少しわかってきました。
デジタルですので、基本的にはビットを落す同期外れ。FMなんかは基準感度を切ると急激にSNが悪くなりますが、それと同じで、デジタルも急激にエラーレートが上がります。一定以上に続いてしまうと補正し切れず無音になってしまいます。
また、干渉も苦手な項目な様です。固定同士であっても、電波自体はありとあらゆるモノにも反射し伝播してくるマルチパスです。すると、それぞれが干渉、位相がずれることで、どっちがどっちの波か分からず復調出来なくなります。

ここに書いたのが、何となくわかった極一部。見る領域や、統計的見方、分布etcこれらにより実に多岐に渡る用語が沢山あり、悲しいかな、未だに頭に入っていないのです。


■正しく言うと
という事で、通常「メリット2-4」、総じてケロるですが、その状態は実は非常に難解です。
アナログと異なり、復調難が何に因って引き起こされているのかは、実は明確なQRM以外は何故起こっているか分からないのです。

ですので、「ケロってますね~」は「時間領域に於いてシンボル間干渉、若しくは周波数領域ではフラットフェージングにより、符号に波形歪みが発生しビットエラーが出ています」とでもなるのでしょうか?


それにしても、このデジタルの世界、ありとあらゆる事柄がキチンと数学的に示されており、また、理解を進めていく中で、エラー訂正方式も凄く、実は良く飛ぶ理由はここに有るのかも?って思う様になってきました。

とは言うものの、この先、デジタル開発者が何気無くやっている内容すら、私に理解出来る日が来るとも思えないのでした。

まっ、楽しめれば良いかっ!(^^)!

(参考文献)
ARIB STD43
デジタル簡易無線のデータ伝送における周波数の有効利用に資するための調査検討会





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