無線ブログ集
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電池の内部抵抗値を測る (2015/7/14 21:26:47)
■今日の思いつき
Esシーズンも後半戦。
残り少ないEs戦に、コンマ1でも良い条件を稼ぐ為、電池にこだわる事にしました。
ホンのちょっとでも、パンチのある変調にする為には、瞬発力のある電源が必要です。
電源にはニッケル水素電池を使ってますが、その中でも内部抵抗値が低い子を選びたいと思います。(意外と選別好きなんですね)
■選抜試験
測定は、直流電圧降下法だと面倒なので、簡単な治具を作りLCRメーターで測定します。
ここで注意するのは電池ボックス。写真のスプリングタイプは、接触抵抗のバラつきが非常に大きく、数10mΩから100mΩあります。因って、何を測定しているかわからなくなるので、使用出来ません。
また、電池の特性測定周波数は1kHzです。10kHzを超えると、位相とともに内部抵抗は急激に変化し始めるので、この位が良いと思います。
(とは言うものの、私のモノでは思ったほど変わりませんでした)
■無心に測る
無線用のニッケル水素電池40本近い数を集め、一旦フル充電。十分に時間をおいたら、後はひたすら計測すること、20分…。
上位10本、「多国籍の侍ジュポン(10本)」が集まりました。
■準備完了!
後は、太陽光発電で押し込み充電すれば準備完了。
週末はコレで出動です。
(そもそも、無線できるのかな…?)
■結果
ブラシボー効果はバッチリです。
実際には…測定しようがないので分かりませんね。
■測定器無しでの電池寿命判定方法
寿命は
・容量低下
・内部抵抗値上昇
・放電維持電圧低下
で判別します。
が、これらは測定器が無いと厳しいです。
測定器無しで判別するなら、最近の充電器に付いている、劣化するとピコピコ光る判別機能を活用すれば良いことになります。
あの機能は、簡易的ですがよく出来てると思います。
「いや、急速充電では無く0.1C充電すれば」とか、「10C位を瞬間的に加えると復活するよ」などもありますが、そう言う話では無いのでご了承を。
参考文献 トランジスタ技術2014年1月号
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