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link イシカリAA930のブログ イシカリAA930のブログ (2019/12/16 10:35:45)

feed ローカル駅の廃止案 (2015/7/19 22:50:01)
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何らかの情報でこの記事をご存じと思う。JR北海道は利用者が少ない駅の駅員を引き揚げて無人駅化したり、利用者が殆んど居ない駅を廃止しようと計画しているとの事である。過去のキハ283系スーパーおおぞら炎上事故に始まった安全対策に原資を充てるべく経費削減の一環である。既に利用実績の少ない道内路線の数か所が実路線名を挙げて廃止対象にされており、今後数年で一気に計画が実行に移される可能性が高い。

写真は秘境駅といわれる室蘭本線の小幌(こぼろ)駅だ。虻田郡豊浦町にある駅で、トンネルとトンネルの間の短い区間にあり周りは山で囲まれていて、船で海側から来てそこから登ってくるしか方法が無く、直接車で来る事は出来ない駅だ。ただ常識的ではないが山側から来る事も可能である。この駅の山側上部には国道37号線の礼文華トンネルがあり、トンネルの長万部側入り口の数百メートル真下がこの駅にあたる。過去に冬季にトンネル入り口からこの駅まで山下りの如くロープ伝いに降りて来た人が居た様だが、これは登山の知識に詳しい人が行ったもので、絶対に真似はしないでいただきたい。

1日に普通列車が数本停まるだけで、普通の人は特急キハ281系スーパー北斗に乗っていると殆んど気が付かないと思う。この区間はトンネルが多くてじっくり見ているとトンネルが切れてほんの1秒位の時間で駅名標識を見る事が出来て、アッという間にまたトンネルに入ってしまう。

駅という扱いになると、たとえ利用客が居なくても駅を維持するために列車接近警報機の電気代や、北海道の場合は冬季に積雪があるので除雪の作業も必要となる。この費用も削減して安全対策に費用を廻すというワケだ。数年前までこの駅の2駅長万部側に「旭浜」というホームだけの駅があった。国道を挟んだ海側に廃業したドライブインがあるだけで(大体車が停まっているので人は住んでいる様だ)、他に周りに人家は1軒も無い。
この駅も当時発表の記事では利用人数は0,1人/日で、鉄道マニアだけの利用だったもの。廃止直後にホームも撤去されてしまい小さな小屋だけが残り、マニア以外にそこにホームだけとはいえ駅が有ったとは気が付かないだろう。この駅も利用実績が少ないという理由で廃止されたものです。

連続して発生したJR北海道の列車事故。民間会社である以上、利益を確保するのは当然であり事故を回避すべくもう待ったなしの状況は確かで、これからなりふり構わずにコストカットの手段が講じられるようだ。しかしこの様な駅は沢山あるわけで、廃止されてしまうと考えるとマニアの私としては残念なことではある(-.-)

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