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局発にFCZコイル追加 --受信機作り#9-- (2015/7/22 22:15:46)
今日もツール・ド・フランスを視ながら更新中。
久しぶりにブレボの第2局発をいじりました。どうしても 波形がひずんでしまうことを
報告しました。スプリアスの原因になるかもしれないので、ミヤギKI529局からFCZコイルをかまして出力するようアドバイスをもらいました。しかも、シミュレーション付で。
写真のブレッドボード上の左上に9MHz用FCZコイルを介して、第2局発からの10.24MHzを出力させることにしました。
FCZコイルが10MHz付近で共振するように約80pF(47pF+33pF)を二次側(1pin-3pin間)に接続し、一次側から出力させます。
で昨晩、RFプローブを使ってFCZコイルを調整してピークを出そうとするのですが、全然触れない。うんともすんとも言わない。
今日、会社で波形を見てみました。
FCZコイルの2次側1ピンの波形は、以前、報告した通りの波形になりました(当たり前か)。
横軸:25ns/div, 縦軸:500mV/div
で、一次側の波形はこちら↓
横軸:25ns/div, 縦軸:20mV/div
発振周波数はほぼ同じですが、±30mV(しかもオフセットかかっているし)で発振してる。電圧低すぎ!!
FCZコイルは二次側:一次側=3:1なので、±400mVくらいで正弦波が出てくれそうなもんなのに・・・。
どうもFCZが臭いので、ばらしてみることにしました。
キャパシタを直接つけたりするうちに熱がかかりすぎて切れたかな?(そんなことあるのかな?)
早速、FCZコイルを交換するとバッチリ動作してくれました。
RFプローブでピーク調整できました。明日、波形を確認してみます。
ところでいろいろ検索してたらブレッドボードで局発を作っている ブログ
がありました。波形のひずみが僕と結構似ている気がします。
自己バイアス用抵抗が原因じゃないかと推測しているので、私もFCZを外し、半固定抵抗か何かで調整しながら波形がきれいになるかについても確かめてみようと思います。
今日は、ここまで。さて、ツールを視るぞ。
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