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link イシカリAA930のブログ イシカリAA930のブログ (2019/12/16 10:35:45)

feed 7/26 SV2015 移動運用(もどき) (2015/7/26 20:07:19)
今年のSV2015に参加された皆様お疲れ様でした。
私はあえて参加はしませんでした。なぜならCNDなのかリグなのか、出ても出ても戦果が得られずにボウズになるのが分かっているから。それでも先日のJR北海道の室蘭本線小幌駅の廃止表明をうけて、フリラは二の次と開き直って終了の1時間程前にいつもとは違う場所に行った。そこは・・・、

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JR函館本線仁山駅だ。場所は亀田郡七飯町で普通列車しか停車しない無人駅。
周囲には人家が点在して、駅の正面にはニヤマ高原スキー場があり、今の時期は温泉が営業している。

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ホームから駅を見たところ。山小屋の様な古い建物です。改札口右側の部分は駅員詰所の様で、中をのぞくと駅構内図や保線の方が詰める様な事務所になっていました。もちろんここも無人です。

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待合室にはベンチしかなくて、時刻表と近郊駅までの運賃表が貼られている。
この写真を撮った後に何やらリグから声が聴こえてホームに出た。

CB 14:02 ハコダテHD299局/函館市 52/53 8Ch 1StQSO(^o^)

函館の新局さんだ!と思っていたら、あとから掲示板を見ると札幌市民であるとの書き込みで、夏休みで遊びに来ていたのかな?(^_^;) 本日はGWのこの1局のみ。

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その後に列車接近警報機が鳴り、函館行きのキハ281系スーパー北斗が通過する。
因みに現在はこの函館行きの「スーパー北斗」「北斗」と、JR貨物の貨物列車は上り線しか通らない。なぜか?

札幌行きの下り列車はJR七飯駅を過ぎると通称「藤代線」と呼ばれるこの線の東側にある線路を通る。こちらは勾配が緩い為に特急や重量級の貨物列車は全てこちらを通る。普通列車の場合は七飯を出ると渡島大野駅(新函館北斗駅)と、仁山駅を経由しないで大沼駅まで行ってしまうので、渡島大野駅や仁山駅で降りる場合は藤代線経由の列車に乗ると降りられない。

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右が函館方向(上り)で、左が札幌方向(下り)の線路です。
お分かりだろうか? 上り線は特急や貨物列車の高速で走る列車のために高速化対応された、枕木がPCコンクリート製の枕木を使用している。
対して下り線はスピードの出さない普通列車のみの運行の為、線路規格が低くても構わないので木製の枕木のままだ。

しかし来年3月の北海道新幹線開業時には現在の渡島大野駅が新函館北斗駅となり、新幹線を降りた乗客が札幌行きの特急に乗るので、この路線の下り線を特急列車が走る事になり線路規格の高速化対応の工事が行われます。写真の線路と線路の間には沢山のレールが置かれていますが、これは乗り心地を向上させるべくロングレール化用のレールと思われます。レールや枕木の他には信号機の更新が行われる様です。

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この駅にはもう一つの特徴がある。それは国鉄のSL時代のスイッチバックがあること!しかも線路がまだ残っている場所は全国を探しても殆んど無いはず。これは仁山駅から函館方向に戻って来たところ。右側が現在のJR線です。

スイッチバックとは勾配を直接登って行くためには馬力が足りない為に、一度進行方向の反対側にバックをして助走をつけて坂を登り切らせるというための設備。
雪国の人ならこう説明をするとお分かりと思う。車が雪でスタックして車体を押して脱出させるために、車が後ろに戻った反動を利用して押し出すと脱出し易くなるでしょう? これと同じ原理です。

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これはスイッチバックの後端部分の線路。草に覆われた線路はどこまで延びているのかは確認出来ませんでした。しかしここまで線路が現存しているのはとても貴重です。

イメージ 8
帰りは仁山駅から車で10分程の渡島大野駅に寄った。といっても最後にここに来たのは10年くらい前でログハウスの様な小さな駅舎だったものが、いまは営業前であるもののこんな立派な新函館北斗駅となっています。
しかしこの写真の反対側(私の背中側ね)は、道路は整備されていても建物が全く無い更地のまま。元は畑ばかりだった場所で、今後駅前の賑やかさなんて全然想像も出来ません(-.-)

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