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SV2015 横津岳ふたたび (2015/7/26 22:26:09)
毎年の恒例行事である、フリラ愛好家最大のイベントSV2015がやってきた。
いつものことであるが、移動場所の選定にとても迷う。いつもの運用場所にいってお気軽にやるのもいいのだが、せっかくの年に1度のお祭りなので、自分としても特別な場所に行きたい。しかし、今年のSVはどうも天気がやばそうだ。本州も局地的に大雨があったりで大変そうだが、北海道も前線が停滞していて、雨の日が長く続いている。SV当日も全道的に雨模様だ。数年前に七飯町にある横津岳に登った際、やはり前日までは土砂降りの雨だったが、予報に反して当日は晴れた記憶がある。今年もあわよくば晴れるかもと単純発想で4年ぶりに横津岳移動を敢行した。
前回はフクオカTK112局と一緒に登ったため前日から函館に入り、真っ暗なうちから上り始めたのだが、今回は1人で登ることになる。暗闇の山は気持ちのいいものではないため、今回は札幌を早朝にでて、6時ごろ現地に着くようにした。道中はずっと小雨と濃い霧に覆われており、嫌な感じがする。それでも霧だけで雨にさえあたらなければそれで良しとしたい。
予定通り、6時前に七飯町に到着し、横津岳登山道に向かうと・・・おやあ?なんだこれは!通行止めだと!!でも通行止めにしては、このゲート ちゃんと車が通れる隙間を残して置かれている。よく読むと、道路の補修がとか タイヤがパンクの恐れが・・とか書いてある。そっかあ、いまや横津岳はゴルフ場もスキー場もすべて破綻してなくなってしまい、現在は一般の車が上がることは無くなった。それでアスファルトの補修もできなくなったのだろう。でも山頂には大切な国土交通省の航空レーダーが上がっているし、保守の職員も来るまで往来している。だから、穴ぽこだらけでバンクしたらあんたの責任ということなのだろう。ということで、ゆっくりと進むことにする。確かに、前回来たときより荒れている。あと数年したら砂利道に戻るんじゃないの?と思った。
ゆっくりと高度を上げて進むが、急に視界が悪くなった。どうやら雲の中らしい。どんどん濃くなり10m前すら見えなくなってしまった。
いつもだと、SVと同じ日程で430伝播実験をやっている方が横津岳のスキー場ロッジ跡地に陣取っているのだが、今日はいない。寂しさを感じながら、車はばんだい号墜落現場付近の駐車場に到着。車で登れるのはここまでで、ここから3km弱を歩くのだが、重量級の無線機2台に三脚やら予備電池を持っていったので、リュックの重さは30kgを越える。前回登ったときよりメタボ化がすすんだことを実感することができた。
(以下かきこ中)